シミ一つ無い真っ白な部屋、部屋を吹き抜ける風は青い空が見える窓から入って来て部屋を一周してまた窓を通って抜けていく。その風にのってツンと鼻につく薬品の香り。
「……ん、此処は?私はたしか――」
たしかミスをして怪我を……と言おうとすると……。起き上がろうと身体に力を入れようとすると横から声をかけられた。
「よっ、久しぶり。そろそろ目覚める頃だと思ったよ」
そこにはあの時一緒に飲み合った彼がいた。
「いやぁ~このまま起きなかったら俺が目覚めのキスをしてやる所だったぜ」
そんな事をしようとしていたのか……
「それは危なかった……」
「まぁ……それは良いとして、どうしたんだあの傷……一歩ミスったら死んでたぞ。あんまし人の仕事に口出す気は無いが、引き時だろ、今の仕事を辞めたほうがいい」
それ位あの傷はやばかった、手術したのが俺じゃなくても助かりはしていただろう……だが確率の問題だ、そして後遺症など問題だこの世界の技術では助かる確率は良くて二割だった、まぁ助かったから良いんだけど
「まぁお互い命あってのモノダネだからな、特にお前は結婚しているんだからなあんまり無茶すんなよ」
「ああ、これを期に引退するよ」
「そうかい、じゃこれやるよお見舞いと引退祝いをこめて」
俺は花を渡した
「…………………」
「ん?どうした」
「いや……この花……根があるのだけど」
「そうだけどそれがどうしたのか?」
「一応教えておくけど「知っていてやった」……そうか」
なんか疲れた顔してるな
「ほれ、家族に電話してやれよ」
俺はケータイを士郎にわたす
「……ここは病院なんだが……」
「当たり前だろ、ここがキャバクラに見えるのか?」
「いや、そういう事を言っているんじゃなくて……」
「良いから電話しろよ」
そう言って俺はケータイを押し付ける、ようやく観念したのか電話をかけ始めた
数分後
「ありがとう、もう少ししたら妻が来るってさ、御礼をさせてくれないかい?」
「いや、気持ちだけ貰っておくよ。んじゃあ俺はこれで」
そう言って俺は病室を出た。
「よし、仕事も終わったし家に帰るか」
俺は家に向かって歩き出した。
中身短い……まあいいや←良くない
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