ゆっくりとだけど投稿開始。
航が、スカリエッティの所から帰ってきて数日経ったある日のこと。
時刻は深夜……とは言わないがそれなりの時刻にPCゲームに華を咲かせていた。
「はぁ、はぁ、マナちゃんハスハス」
そんな中ケータイから鳴り響く電子音……。
「あー、あー、聞こえなーい」」
ゲームの方が楽しいからケータイを無視することを決め込んだ。
未だ、鳴り続ける電子音、電子音、電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音電子音。
「あぁ、もう、ウルセェッ!!」
航はケータイを手に取り「ピッ」という音と共に……切った。
するとデバイスの方の連絡機能が働いた。
『マスター連絡だよ、相手は……あれっ!?、誰だかわからない』
「なに、本当か?」
発信元が判らないとなると自然と相手は誰だか限られてくる。
俺はケータイを手に取り『ピッ』っという電子音と共に耳に当てる。
『おー出た出た。いやぁ久しぶり』
「……何の用だ?」
航は通話相手が上位種だと知り、表情が露骨に変わり、声色も変わる。
『いやぁ、君も解っている通り。僕がこうして君に電話するということは僕達上位種にとってよろしくない事が起っているんだよ』
「……用件を言え」
『ああ、実は三匹ほどその世界にコッチのある生き物が逃げ出してねぇ……排除して欲しいんだよ』
「……わかった」
航と上位種のこう言ったやり取りは今回が初めてではない。今までに稀だが何度かあった。
その依頼を完遂するごとに上位種はしっかりと報酬を払っていた。
『その生物の現在地とこれから行くであろう予測地点を送るよ』
「……わかった。そいつはコッチで処理していいんだな」
『ああ。悪いね、報酬には色を付けて払っておくから』
航は急いで装備の準備を始めた。
まず腕に鍵爪状の装置、『リストブレイド』を取り付ける、そして肩には『ショルダー・プラズマキャノン』を取り付ける、その他にも色々な装備を腰などに取り付け、最後にマスクを取り付ける。
その姿はそう皆ご存知プレデターだ。そして最後にカナカを腰にさす。
自宅を出て民家を飛び乗りながら、航は例の生き物が居るとされるところに向かった。
私の名前は月村すずか。隣に居るのは私の友達のアリサちゃん、同じ学校の友達です。
私達は今倉庫のような所に連れて来られています。友達のアリサちゃんと一緒に学校から帰るときに突然襲われてここに連れて来られました。
私達を誘拐した男の人たちは家から身代金を取ろうとしているみたいです。
私はどうなってもいいから、お姉ちゃんッ、早くアリサちゃんを助けて!!
「アンタ達、こんな事をしてタダで済むと思ってんの」
「あ?ウルセェよ、クソガキ」
男の人たちの一人がアリサちゃんを睨みながら言いました。アリサちゃんも負けずに睨み返しながら言い返します。
「アンタ達この日本で誘拐をして逃げ切れると思ってんの、そんな事出来る訳無いじゃない。馬鹿じゃないの!!」
するとその口調が癪に障ったのか、アリサちゃんを睨みながら恐ろしい事を言いました。
「なぁ、このガキ共殺してもいいよな」
――「なぁ、このガキ共殺してもいいよな」
すると隣に居た男が答える。
「まぁ、身代金を取ったら殺すし大丈夫だろ」
その言葉を聞き、男は口を歪めて笑う。
「オーケー、じゃあ俺はこのクソムカつく金髪のガキを殺すわ」
男は拳銃をアリサの頭に突きつける。
「じゃあ俺はコッチの紫の髪のガキを仕留める」
「そうだ。最初にその紫髪のガキを殺してやろうぜ、――このガキの目の前で」
「……え?何言ってんのよ!!や、やめてよ!!お願いッ!!!。やめてっ!!」
アリサは必死に懇願した。その瞳には涙を溜ながら。
「お前のせいでこの友達は死ぬんだよクソガキ」
男はアリサの顔に唾を吐きつける。生暖かい唾液が頬をひピチャリと水っぽい音を立てながら付着する。今まで顔に唾を吐き付けられた事など無かった、そんな彼女の心に少しずつ恐怖が生まれてくる。自分の失態で大切な友人を失う、という現実がその恐怖をますます肥大させた。
「謝ったら考えてやよ」
「す、すみませんでしたッ!!許して下さいっ!!」
一瞬の躊躇いもなく謝る。
震えながら謝る。しかし男は
「あ?聞こえねえよ。ほら、ちゃんと『調子に乗ってスミマセンでした。これからは二度と調
子に乗りません。どうかこの愚図な私を許して下さい』だろ」
男は軽くアリサの頬をはたく。アリサの頬にうっすらと赤みがこもる。じんわりとした痛みが現実感をアリサに現実感を突きつける。
「ちょ、調子に乗って、す、スミマセン、で、でした。」
言われた事を復唱する。
「ほら、まだ続きがあんだろ、早く言えよ」
「こ、これからは二度と調子に乗りません、ど、どうかこの愚図な私を許して下さい」
ついに涙をながしてしまう。そんなアリサを見ながら男達は嗤う。その顔を見て男は満足したのかうっすらと笑みを浮かべる。
「……しょうが無えなぁ」
その言葉にアリサはほっと胸を撫で下ろすが次の瞬間その期待は崩れ落ちる
男はすずかの額に拳銃を突きつけた。
「――ッ!!なんで?ちゃんと謝ったのにっ!!」
アリサは叫ぶように言う。
「嘘に決まってんだろ、ばぁーか」
そう言いながら男はアリサに更に平手打ちをする。その行為に男達は笑う。
「――ッツ!!」
アリサの赤みを帯びた頬は更に赤くなる。その頬から先程よりも更に強いと痛みが伝わってくる。
「じゃあな、ガキ」
そう言い放ちすずかの頭に拳銃を突きつける。
すずかは目を瞑る。アリサも次に起るであろう凄惨な結末に目を瞑る
そして
銃口から
パァンと
音が鳴り響く
アリサは、おそるおそる目を開けるとそこには無傷なすずかが居た。
良く見るとすずかも何が起ったか解らないようだ。しかし、逆に男共はうろたえていた。
「何があったっ!!返事をしろ!!」
しかし無線機から聞こえてくるのは悲鳴だった。その無線越しの声を聞き男達は混乱する。
「うろたえるな、コッチには20人居るんだぞ、各自5人ずつで小隊をつくれ。お前達、2チームは何あったか確認しに行け」
リーダー格の男は部下に命令を下す。
しかし確実に人数が減っていった。
無線にの向こうから鳴り響く銃声と悲鳴、気が付くと送り込まれた小隊は全滅していた。
「ぜ、全員一箇所に固まれっ」
『ガッ、ガッ』
何かが倉庫の扉にぶつかる音、男達はそちらに一斉に銃を向ける
『ガッ、ガッ』
そして、ついにバキンと扉の鍵が壊れる音がする。
扉がゆっくりと『ギィィィ』という金属が軋むような音を立てながらゆっくりと開く。
リーダー格の男が大きな声を上げる。出てくる前に仕留めようと扉に銃をを向けさせる。
「う、全員う、て―――がっ、ふ」
リーダー格男の胸から黒い槍のようなものが映えていた。
数分程前
俺は例の予測地点である倉庫の屋根の下にある鉄骨部分に来ている。下を見るとソコにはこの間誘拐した月村がいた……誘拐され過ぎだろ、警備どうなってんだよ……しばらくすると、銃声が響いた、俺はマスクの機能をサーモグラフィーモードから別のモードに切り替えると、そこには……
「おいおい、マジかよ」
思わず声に出してしまった。まさか狙ってやったんじゃあ無いだろうな?
ソコには……
黒く
長い頭を持ち
槍のような尾を持った
エイリアンがいた。
「う、全員う、て―――がっ、ふ」
全員がその胸から生えた槍のような尾を凝視していたそして……。
「シャァァァァ」
エイリアンの雄叫びを聞きようやく男達はわれに返る。
そして全員が銃を撃ち始める、しかしそれを嘲笑うかのようにエイリアンは弾丸を容易く避ける。
すると、壁が思いっきり吹き飛ぶ、するとソコには、もう2体のエイリアンがいる。
「な、何なんだよっ、この化物たちはぁぁぁ」
そう叫びながら絶命していく男達やがて最後の一人になる、男達を殺し終わるとエイリアンは
殺した男達の肉を貪り始める。倉庫の中で、男達の絶叫と銃声は響いた。
銃声が響く倉庫の天井を支えるためにある鉄骨、そこに航は居た。
もう、ソロソロだな肉を食わして安心させた所を仕留める……3,2,1、今だっ――。
俺は一番近くにいるエイリアンにスピアを投げつけるすると頭に命中して絶命した。
ほかの2体も異常に気づいたが少し遅かったネットランチャーを射出して1体の動きを封じ、同時にもう1体をプラズマキャノンで仕留める。
そして動きを封じられたエイリアンにどんどん食い込んでいってる、俺は腰から刃が六枚付いている収納式のブーメラン「シュリケン」を残りのエイリアンに向かって投擲する、すると頭を縦に裂きエイリアンを絶命させる
俺は腕に装着してある「コンピューター・ガントレット」と呼ばれるあらゆる装置の制御システムを使い光学迷彩を解いた。
そして俺はエイリアンの死体に溶解液をかけるするとエイリアンの身体が解けていく。
そして、もう一体のほうにもかける、残りの一体は研究のために持ち帰るために残しておく。
当然の出来事にアリサは驚きを隠せない。
(えっ、何が起こったの。アタシ達は誘拐されてそれからすずかを殺されそうになって、そしたら黒い化物が出てきて誘拐した人たちを殺していってそしたらまた変な化物が化物を殺していって……何コレ訳が分かんないわよっ!!
すずかの方を見ると同じような顔していたし、するとすずかがいきなり大きな声で『あぶないっ!!』って叫んだ)
――危ないッ!!
その言葉が俺を反射的に動かした。すると一瞬遅れて俺の居た位置を黒いナニカが通過した。
あ、あぶねぇ!!確か3体って言ってたよなアイツ。
何だよあのエイリアン他の奴より明らかにでかい二周りくらいでかいぞ……
しかも他のより賢いみたいだ、サイズからみてアイツがリーダーだろう。手下に戦わせて様子を見ていたって所な。最悪だ、勘弁してくれ……
俺はスピアを腰から取り出しエイリアンに近づき頭を狙うがかわされる。
すると尻尾の先端部分で此方を刺そうとするがその尻尾を掴み振り回し投げつけるすると、それなりに効いたのか『ギィィ』と苦しそうな声を出す。すかさず俺はプラズマキャノンで追撃をすると辺りに煙が立ち込める。
俺はマスクの視覚モードを切り替え仕留めたか確認するがソコには居なかった。
周りを確認すると何処にも居ない……一瞬逃げたかと思ったが天井から『シャァァァ』と声とも咆哮ともとれる音を上げながら飛びついて来るがそれを寸前でかわかわしたが、プラズマキャノンが破壊される。
俺はエイリアンにスピアを投擲するが躱される。しかしそれでいい、俺はすぐに近づき腕のリストブレイドを出しエイリアンの頭を貫く、するとまだ即死させられなかったのかインナーマウスを出して攻撃しようとするがその抵抗もあえなく絶命する。
俺はさっきと同じように溶解剤で片方のエイリアンを溶かしデカイエイリアンを持ち帰るための準備をする、ココに連れて来られたガキを殺そうか迷ったが助けてもらった礼もあるし見逃すことにした。
倒れたエイリアンを担ぎ、俺はこの場所から立ち去った。
数分後
「「「「アリサちゃん、すずかちゃん大丈夫かいっ?」」」」
高町家と月村家が急いで救出に来たがソコには無残に殺された男性の死体と震える二人の少女がいた。
俺は屋根と屋根を飛び移りながら帰る……のもダルイから普通に道路を歩いてかえる、すると……
「なんだコレ?」
『猫だねマスター』
そう、猫だ。しかもかなり衰弱して死に掛かっている。
「そんなの見りゃあ判るんだよ……」
ネコか……そういえば、まだ……
「よし、コレもって帰るか」
『もって帰ってどうするの?』
「食べる」
『ええっ!!た、食べるのっ!?』
「おう。猫はまだ食ったことないし、美味いって聞くからな」
『はぁ……』
機械がため息をつくなよ……
俺は死に掛けている猫を持ち自宅に帰った。
しかし俺は気付かけなかった、俺がこの時重大なミスをおかしていることに……エイリアンの血液が一滴一滴がゆっくりと滴り落ちていることに――
俺は自宅に無事に着きエイリアンの死体を腐らないように保存液に居れたあと、猫を台所に置いて来て上位種のアイツに文句を言い終わり部屋でゲームをしていると異変を感じた、変な気配が屋敷の敷地に入り込んでいた。
俺はすぐに武器のカナカを腰に挿し、部屋に置いてあった大太刀も脇にさして侵入者の気配のする方へ向かった。
「はい、ストップだ少年、いやこの場合は青年か」
「――なっ!!」
俺が行き成り現れたのに驚いたのか青年は驚愕していた。
「ここから先はっつーかここは私有地だぞ」
「…………」
俺が言った内容は理解しているらしく、コイツは無言を決め込む。
「つー訳でさっさと出て行け」
「それは出来ない」
即答された。……ヤバイなんか苛々してきた。
「あ?君さぁいい加減にしないとお兄さん怒るよ」
それでも帰ろうとしない。はいはいはい、普段温厚な俺でもカチンと来ちゃったわー。
「おいクソガキ出てけ、さもないと殺すぞ」
「何だと」
目の前の青年は俺の物言いに腹が立ったらしく、眉をつり上げる。
俺は脇に挿した大太刀を抜くとガキも刀を抜いてきた。
ほぉ……サイズは脇差よりは長くて一般的な刀よりは短い小太刀……恐らくは速度と手数重視の戦い方だろう。
俺はガキを殺すために踏み「少し待ってくれないか」―――ん?
そこに居たのは士郎だった。
「よお、久しぶりだな。ちょっと待ってな、このガキを殺してからでいいか?」
「コイツは私の息子なんだよ、勘弁してくれないか」
「と、父さんっ!!」
「マジで?コイツがお前の息子なのか。プッ、ククク、プアッハハ。冗談だろ」
「いや本当だよ」
「恭也っ!!」
奥から女性が出てきた……どこかで見たことがある様な……誰だっけ?女性が俺に気付くと急に怯え出した……あぁ、月村の当主だ。
「恭也、士郎さん逃げてっ!!」
「どうしたんだ忍?!」
「どうしたんだい忍ちゃん」
「いやぁ、嫌われたねぇ」
やばい、面倒な事になった。
「貴様っ忍になにをしたっ!!」
「いやなに、少し前に色々有りまして」
説明中
「そんな訳でいまに至るんすよ」←俺
「はぁ、判ったその事に付いては不問にしよう」
俺が言ったことを渋々ながら理解してくれた。だけどその二人は違うみたいだ。先程から俺に熱い視線を送って来るヤツがいる。
「父さんっ!!」
「それは良いとして、すずかちゃんやアリサちゃんが見た化物というのどういう事なんだ」
あそこに居たガキか……
「ある筋の依頼で捕縛、または殺害を頼まれた」
そろそろこっちが聴きたい事も聴くか……
「逆にこっちが質問して良いか?」
士郎が頷く。
「……何故この家だとわかった?」
「血液みたいな跡を追ってきたらココについた」
はあ、これは自分のミスだわ……
「まぁ、私の場合は恭也に聞いてココに来たんだが」
「判った。アレはある筋の依頼で殺害または捕獲という事で向かったんだが……」
説明中
「と、言うわけであの人型の化物は俺だから気にすんな」
「わかったよ。それじゃあ今晩はもう遅いから帰らせてもらうよ。行くぞ恭也、忍ちゃん」
「おう、んじゃあな」
そう言って士郎達は帰っていった。
「ふぅ……」
ようやく終わった、さてと家に入りますか……晩飯はダルイしカップ麺でいいか……
そんな思考をしながら航は自室に入っていった。
ついに、ついに!!来ましたよ!!!!
ええ、そうです、このネコは!!はい!!あの方です。とても聡明で可愛らしいみんなのアイドル的存在のあの人です。
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