※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode75 破滅を呼び込む魔王

-トーブ中枢司令部 ボス部屋-

 

 

ガルッチside

 

 

破滅魔王ガルベル、此奴がsplatoonの世界を破壊しようとする元凶か………。しかもあのお方?一体誰なんだ?というか…………其奴が言う『あのお方』だけの世界って…………。

 

 

ガルッチ「……………気のせいかな?似たようなものを聞いたの、これで3度目のような気がする。」

 

ガルベル「………………何故そう言い切れる?」

 

ガルッチ「いやだってな、最初は僕と未来の前世。次はゼロノス。んで、君が言う『あのお方』。」

 

全王神「あ…………、確かに。」

 

 

まぁ人のことは言えないとはいえ、何で世界を自分の物にしようとするのかなぁ?いや他にも居るだろうけどさ…………。

 

 

ガルベル「確かに、そのものもまた、自分達だけの世界を作り替えようとしたにすぎない。だが、我が主は違う。

我が主は、『全て』を作り替えるのだ。だが、その為にはこの世界が邪魔だ。」

 

ガルッチ「そのために、手始めにこの世界ってわけか?」

 

ガルベル「その通り。」

 

 

ちっ、全くこっちはフラウィーの件があるって言うのに、此奴と、此奴が言う『あのお方』がいるって……………。

しかもあの尋常じゃない程の力、母さんよりも超えている………………!!

 

 

ガルッチ「皆、先に逃げて。」

 

簪「ガルッチ!?」

 

英竜「あなた、正気!?」

 

フラン「お兄ちゃん、何でそんな─────」

 

ガルッチ「いいか、奴の力は尋常じゃない。恐らく束になっても勝てない気がする。今皆を死なせるわけにはいかない。」

 

こいし「でも────」

 

ガルッチ「いいから行け!!!!タコワサ、お前も急いで逃げろ。ホタル!皆を頼んだ!!」

 

 

そして僕を除いた皆は、この場所から撤退した。今この場にいるのは、僕と破滅魔王ガルベル。奴は力を過信してはいないものの、恐らく戦い慣れてはいないかもしれない。

此奴の力は尋常じゃないが、武将か軍師かと言えば、軍師ではあるだろう。策士が策に溺れてくれれば良いんだが、恐らく無理だろうな。

 

 

ガルベル「なるほど、我が技量を見たのか。」

 

ガルッチ「分かるのか?」

 

ガルベル「貴様の気迫、もといその眼が、我の何を見ていたようだしな。目障りな眼だな。」

 

ガルッチ「洒落じゃねえよな?」

 

ガルベル「たまたまだ。だから、その眼を破滅──────!?」

 

 

ん?今一瞬、何かに触れられた気がしたのに、何かが弾いた?

 

 

イフ『ガルッチ、今のどうやったのだ!?』

 

ガルッチ「(え?)」

 

イフ『今の力!破滅の力で、お前の目を攻撃してきた。なのに、何ともなかったのだぞ!!』

 

ガルッチ「(いや僕、何もしていないんだけど。)」

 

ガルベル「貴様……………、何者だ?何故我が力を…………!?いや、それ以前に、何故我が主と同じ力を!?」

 

 

同じ力?此奴は一体何を言っているんだ?いや、今はいい。此奴を倒す方法を考えなくては…………!

いや待て、そういえばこれもあったな。

 

 

『マジック・ザ・ウィザードガシャット』

 

 

魔法の力で奴を倒すことが出来ないのは分かっている。けど、此奴にも英霊の力も宿している。

『裏切りの魔女』と謡われてしまった魔女、『メディア』。彼女の宝具の一つである『

破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)』には世話になっている。

此奴の能力を、初期化にできるのなら、あるいは…………。

 

 

ガルベル「ならば、じっくりと嬲り殺してやる…………!」

 

 

【ガッチャーン…………。】

 

 

ガルッチ「能力を、初期化する………!」

 

 

【マジック・ザ・ウィザード!!】

 

 

【ガッシャット!】

 

 

ガルッチ「『伍長』!」

 

 

【ガッチャーン!レベルアップ!】

 

 

【ア ガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ラ・ラ・ラ・ラ~イズ!フレイム!ウォーター!ハリケーン!ランド!オールドラゴン!!】

 

 

まぁ、衣装はメディアだけど、エミヤシロウの投影もちゃんとある。とにかく、まずは相殺していきながら、近付いていかないと………!!

 

 

 

sideChange

 

 

 

-ハイカラスクエア-

 

 

 

フランside

 

 

お兄ちゃんの言うとおりに、私達はお兄ちゃんの元から離れ、途中で3人のタコゾネスを連れて、地上に出た。けど、私達にとって、予想だにし無かったことが起こった。

 

 

フラン「あれ?誰も居ないよ?」

 

デュースト「おかしいな、結構賑わってる筈なのに…………。」

 

???「あ、こんなところで何をしてるの!?」

 

???「先輩!ここに残ってたのいました!?」

 

 

確か、この人達って…………。『テンタクルス』の?

 

 

未来「あの、何かありました?」

 

ヒメ「如何したもこうしたもじゃないよ!!」

 

イイダ「手短に説明しますと────」

 

ミルキー「オ前、コンナトコロデ何ヤッテンダ!?」

 

イイダ「え!?何で─────いえ、今それどころじゃないです。手短に言いますからよく聞いて。

さっき大津波が発生したっていう情報が来たのです!しかも、地上全てをものを飲み込む程の巨大津波だとか!」

 

英竜「!?」

 

深雪「なんやて!?」

 

 

もしかして、あのガルベルって奴の仕業!?だとしたら、1番高い山にいても、駄目かも知れない…………。

 

 

夜神「如何したら…………。」

 

藍「そういえば英竜、ウルトラマンモンスターに変身して、津波を止めるって言うのは?」

 

英竜「止めようにも、巨大津波となると……………。しかも複数だったら、止められる自信が…………。」

 

ゼロノス『英竜!だったら俺が作ったベルトを使え!!士が言っていた、『アマゾン』の力と、ウルトラマンモンスターの力を合わせれば、その巨大津波を止められる!!

 

ただ、代わりに覚悟しておけ。』

 

英竜「覚悟?」

 

ゼロノス『それを着けて変身したら、多量のたんぱく質の摂取が必要になってくる。あと性欲も高くなるな。』

 

英竜「ちょっと待て、多量のたんぱく質はともかく、何故性欲も?」

 

ゼロノス『さぁ、俺もよく知らないのだが、多分特殊なアマゾンの遺伝子を使って実験したからだろうな………。

少なくとも、実証済みだし、馴染めばそれらのデメリットに苦しむことはないだろう。』

 

 

ゼロノス、なんてものを作ったの。もし英竜お姉ちゃんに何かあったら許さないからね?

 

 

英竜「送ってくれ。そのベルト。」

 

 

そう言った途端、私の目の前にベルトらしきものが現れた。なんだか目付きが怖いベルトだなぁ…………。

 

 

ゼロノス『今フランが持ってるのが、『アマゾンズドライバー』。オメガバージョンだ。英竜、それを腰に巻け。』

 

 

英竜お姉ちゃんはそのベルトをとり、腰に着け、飴玉みたいなものを口に頬張った。

 

 

ゼロノス『後は本能で分かるだろう。』

 

 

本能でって、そんな簡単に……………。

 

 

【OMEGA!】

 

 

え?

 

 

英竜「アマゾンッ!!!!!!」

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-とある山-

 

 

「こ、ここなら大丈夫かな……………?」

 

「お母さん、皆どうなっちゃうの?」

 

「大丈夫、お母さんはずっと一緒に─────」

 

「おい、あれを見ろ!!」

 

 

山に批難していったイカ達が、とあるイカが町の方に指さす。そこには山よりも大きく、巨大津波と同等の高さのある巨人のような何かがいた。

 

 

「何あれ!?」

 

「か、怪獣!?」

 

 

皆はこの世の終わりなのかと思うものが多かった。見た目はウルトラマンが獣のようなもので、顔付きはレオ似、頭にはライオンのようなたてがみを生やし、背中には鳥の翼が生えていて、脚は豹のようで、腕は爬虫類を思わせる。そして五本指に生える爪は、恐竜を連想させる程のもの。

カラータイムは、大きな目のような形をしている。一番の特徴は、ウルトラマンでありながら、口が開く事が出来る。

だが、アマゾンの力も加わっていて、両腕には刃らしきものが生えている黒いグローブを着けている。

豹のような脚には緑色に変色し、赤い線も見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今ここに、仮面ライダーアマゾンオメガの力を宿した、ウルトラマンモンスター。『アマゾンオメガモンスター』フォームを手に入れた星空英竜だった。

 

 

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