Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-トーブ中枢司令部 ボス部屋-
ガルッチside
破滅魔王ガルベル、此奴がsplatoonの世界を破壊しようとする元凶か………。しかもあのお方?一体誰なんだ?というか…………其奴が言う『あのお方』だけの世界って…………。
ガルッチ「……………気のせいかな?似たようなものを聞いたの、これで3度目のような気がする。」
ガルベル「………………何故そう言い切れる?」
ガルッチ「いやだってな、最初は僕と未来の前世。次はゼロノス。んで、君が言う『あのお方』。」
全王神「あ…………、確かに。」
まぁ人のことは言えないとはいえ、何で世界を自分の物にしようとするのかなぁ?いや他にも居るだろうけどさ…………。
ガルベル「確かに、そのものもまた、自分達だけの世界を作り替えようとしたにすぎない。だが、我が主は違う。
我が主は、『全て』を作り替えるのだ。だが、その為にはこの世界が邪魔だ。」
ガルッチ「そのために、手始めにこの世界ってわけか?」
ガルベル「その通り。」
ちっ、全くこっちはフラウィーの件があるって言うのに、此奴と、此奴が言う『あのお方』がいるって……………。
しかもあの尋常じゃない程の力、母さんよりも超えている………………!!
ガルッチ「皆、先に逃げて。」
簪「ガルッチ!?」
英竜「あなた、正気!?」
フラン「お兄ちゃん、何でそんな─────」
ガルッチ「いいか、奴の力は尋常じゃない。恐らく束になっても勝てない気がする。今皆を死なせるわけにはいかない。」
こいし「でも────」
ガルッチ「いいから行け!!!!タコワサ、お前も急いで逃げろ。ホタル!皆を頼んだ!!」
そして僕を除いた皆は、この場所から撤退した。今この場にいるのは、僕と破滅魔王ガルベル。奴は力を過信してはいないものの、恐らく戦い慣れてはいないかもしれない。
此奴の力は尋常じゃないが、武将か軍師かと言えば、軍師ではあるだろう。策士が策に溺れてくれれば良いんだが、恐らく無理だろうな。
ガルベル「なるほど、我が技量を見たのか。」
ガルッチ「分かるのか?」
ガルベル「貴様の気迫、もといその眼が、我の何を見ていたようだしな。目障りな眼だな。」
ガルッチ「洒落じゃねえよな?」
ガルベル「たまたまだ。だから、その眼を破滅──────!?」
ん?今一瞬、何かに触れられた気がしたのに、何かが弾いた?
イフ『ガルッチ、今のどうやったのだ!?』
ガルッチ「(え?)」
イフ『今の力!破滅の力で、お前の目を攻撃してきた。なのに、何ともなかったのだぞ!!』
ガルッチ「(いや僕、何もしていないんだけど。)」
ガルベル「貴様……………、何者だ?何故我が力を…………!?いや、それ以前に、何故我が主と同じ力を!?」
同じ力?此奴は一体何を言っているんだ?いや、今はいい。此奴を倒す方法を考えなくては…………!
いや待て、そういえばこれもあったな。
『マジック・ザ・ウィザードガシャット』
魔法の力で奴を倒すことが出来ないのは分かっている。けど、此奴にも英霊の力も宿している。
『裏切りの魔女』と謡われてしまった魔女、『メディア』。彼女の宝具の一つである『
破戒すべき全ての符』には世話になっている。
此奴の能力を、初期化にできるのなら、あるいは…………。
ガルベル「ならば、じっくりと嬲り殺してやる…………!」
【ガッチャーン…………。】
ガルッチ「能力を、初期化する………!」
【マジック・ザ・ウィザード!!】
【ガッシャット!】
ガルッチ「『伍長』!」
【ガッチャーン!レベルアップ!】
【ア ガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ラ・ラ・ラ・ラ~イズ!フレイム!ウォーター!ハリケーン!ランド!オールドラゴン!!】
まぁ、衣装はメディアだけど、エミヤシロウの投影もちゃんとある。とにかく、まずは相殺していきながら、近付いていかないと………!!
sideChange
-ハイカラスクエア-
フランside
お兄ちゃんの言うとおりに、私達はお兄ちゃんの元から離れ、途中で3人のタコゾネスを連れて、地上に出た。けど、私達にとって、予想だにし無かったことが起こった。
フラン「あれ?誰も居ないよ?」
デュースト「おかしいな、結構賑わってる筈なのに…………。」
???「あ、こんなところで何をしてるの!?」
???「先輩!ここに残ってたのいました!?」
確か、この人達って…………。『テンタクルス』の?
未来「あの、何かありました?」
ヒメ「如何したもこうしたもじゃないよ!!」
イイダ「手短に説明しますと────」
ミルキー「オ前、コンナトコロデ何ヤッテンダ!?」
イイダ「え!?何で─────いえ、今それどころじゃないです。手短に言いますからよく聞いて。
さっき大津波が発生したっていう情報が来たのです!しかも、地上全てをものを飲み込む程の巨大津波だとか!」
英竜「!?」
深雪「なんやて!?」
もしかして、あのガルベルって奴の仕業!?だとしたら、1番高い山にいても、駄目かも知れない…………。
夜神「如何したら…………。」
藍「そういえば英竜、ウルトラマンモンスターに変身して、津波を止めるって言うのは?」
英竜「止めようにも、巨大津波となると……………。しかも複数だったら、止められる自信が…………。」
ゼロノス『英竜!だったら俺が作ったベルトを使え!!士が言っていた、『アマゾン』の力と、ウルトラマンモンスターの力を合わせれば、その巨大津波を止められる!!
ただ、代わりに覚悟しておけ。』
英竜「覚悟?」
ゼロノス『それを着けて変身したら、多量のたんぱく質の摂取が必要になってくる。あと性欲も高くなるな。』
英竜「ちょっと待て、多量のたんぱく質はともかく、何故性欲も?」
ゼロノス『さぁ、俺もよく知らないのだが、多分特殊なアマゾンの遺伝子を使って実験したからだろうな………。
少なくとも、実証済みだし、馴染めばそれらのデメリットに苦しむことはないだろう。』
ゼロノス、なんてものを作ったの。もし英竜お姉ちゃんに何かあったら許さないからね?
英竜「送ってくれ。そのベルト。」
そう言った途端、私の目の前にベルトらしきものが現れた。なんだか目付きが怖いベルトだなぁ…………。
ゼロノス『今フランが持ってるのが、『アマゾンズドライバー』。オメガバージョンだ。英竜、それを腰に巻け。』
英竜お姉ちゃんはそのベルトをとり、腰に着け、飴玉みたいなものを口に頬張った。
ゼロノス『後は本能で分かるだろう。』
本能でって、そんな簡単に……………。
【OMEGA!】
え?
英竜「アマゾンッ!!!!!!」
sideout
-とある山-
「こ、ここなら大丈夫かな……………?」
「お母さん、皆どうなっちゃうの?」
「大丈夫、お母さんはずっと一緒に─────」
「おい、あれを見ろ!!」
山に批難していったイカ達が、とあるイカが町の方に指さす。そこには山よりも大きく、巨大津波と同等の高さのある巨人のような何かがいた。
「何あれ!?」
「か、怪獣!?」
皆はこの世の終わりなのかと思うものが多かった。見た目はウルトラマンが獣のようなもので、顔付きはレオ似、頭にはライオンのようなたてがみを生やし、背中には鳥の翼が生えていて、脚は豹のようで、腕は爬虫類を思わせる。そして五本指に生える爪は、恐竜を連想させる程のもの。
カラータイムは、大きな目のような形をしている。一番の特徴は、ウルトラマンでありながら、口が開く事が出来る。
だが、アマゾンの力も加わっていて、両腕には刃らしきものが生えている黒いグローブを着けている。
豹のような脚には緑色に変色し、赤い線も見えた。
今ここに、仮面ライダーアマゾンオメガの力を宿した、ウルトラマンモンスター。『アマゾンオメガモンスター』フォームを手に入れた星空英竜だった。
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