※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode77 未知王神 アタリメ・アンコニュ

-アシサキ前線基地-

 

 

破滅魔王ガルベル討伐と巨大津波から救ってから翌日、ガルッチ達はホタルがいるアシサキ前線基地のところまで来た。

そこには、ホタルとアオリ、そして謎のイカ老人がいた。

 

 

「ほうほう、君達がか。ホタルとアオリから聞いとる。未来、フラン、夜神、こいし。そしてその仲間達、ようやってくれたな。」

 

ガルッチ「あの、貴方は?」

 

「む?もしやお主…………。」

 

ホタル「お爺ちゃん、そろそろ話してもええか?」

 

「いいぞ、ホタル。」

 

ホタル「ほんなら言うけど、この人はアタシとアオリちゃんのお爺ちゃん。アタリメ司令。ただそれはこの世界の表向きやな。」

 

ガルッチ「表向きって言う事は、もしかして…………。」

 

ホタル「せやな。ガルッチの察するとおり、本当の顔があるんや。」

 

全王神「本当の顔って、一体?」

 

 

全王神は首を傾げる。他の皆も首を傾げた。

 

 

「改めて自己紹介といこうかの。儂はアタリメ、『未知王神 アタリメ・アンコニュ』じゃ。」

 

未来「え!?」

 

全王神「初代全王神と一緒にいた十三王神の!?」

 

ホタル「ほんで、ウチらがその子孫ってわけ。」

 

 

ガルッチside

 

 

まさかの未知王神か。確かに僕的に、この世界のことは完全に未知だったしなぁ。

 

 

ガルッチ「一つ良いか、アタリメさん。他の『十三王神』から聞いたけど、虚王魔神だった頃の僕は、全員殺したっていうのがあったんだが…………。」

 

アタリメ「訂正を求む。お主は『十三王神』全員は殺せてはおらぬ。少なくともお主は、『フレディがいる幻想郷』にて、『浄王神チルノ・レガシー』にあっておるんじゃろ?」

 

ガルッチ「まぁ、確かに。」

 

アタリメ「死んだのは、『刃剣王神』、『自然王神』、『天候王神』、『鋼鉄王神』、『時空王神』、『罪王神』の6人じゃ。」

 

ガルッチ「え"!?」

 

 

ちょっと待て、一体全体どういう事!?全員殺したと思ったら、実際には生きてる『十三王神』も居るってのか!?

 

 

アタリメ「結構動揺しとるな。」

 

ガルッチ「そりゃそうだろ!?覚えては居ないとは言え、何でそう言い切れるの!?」

 

アタリメ「儂を誰だと心得ておる?とは言え、流石に6人殺されるのは想定外じゃったがな。本当なら、修行のようなものじゃったが。」

 

 

修行?っていうかどういう事?

 

 

アタリメ「…………時空王神の使い、ギルガメッシュから言われたのじゃろう?」

 

ガルッチ「……………確か、僕は『神造兵器』なんだっけ?」

 

全員『え?』

 

 

あ、そういえば皆一緒にいるって事忘れてた。

 

 

フラン「お兄ちゃん、それどういう事?」

 

英竜「というかガルッチ、今『神造兵器』って言ったのか?」

 

アタリメ「……………そろそろ言うべきかな。お主が何者かを。本来お主は、『13の世界』を救いながら、『十三王神』を探すのじゃが…………、一部の真実を語った方がよさそうじゃな。」

 

 

すると、アタリメさんはベンチに座り、語り始めた。

 

 

アタリメ「先ずお主の過去じゃが、文字通り転生してきた。『虚王魔神』としてな。じゃが、ただの転生ではない。ある者と戦うための『神造兵器』としての生じゃ。」

 

ガルッチ「ある者?」

 

アタリメ「そう。初代様もそのことにも考えておった。いずれあらゆる全てに、大いなる大厄災をもたらす者が現れるだろうと。」

 

 

そういえば、ガルベルの奴も何か言い残していたな。『いずれ我が主は、全てを滅ぼす。』とか。

 

 

アタリメ「何か、心当たりな事があったか?」

 

ガルッチ「一つ。破滅魔王ガルベルが言ってた、『あのお方』が────」

 

ホタル「なんやて!?」

 

アオリ「お爺ちゃん、これって…………。」

 

アタリメ「……………ガルッチ、これから言う事をよく聞け。他の者もだ。」

 

 

なんだなんだ?滅茶苦茶深刻そうな目をしてるけど。

 

 

タコワサ「オイ、皆。オ腹空イタゾ!」

 

アタリメ「ちょっとまっとれ。いいか、いずれガルッチは単独で其奴と戦わなくてはならぬ日が来る。寿命もその戦いの日に調節されてる。」

 

ガルッチ「じゃあ、この『不老不死の呪い』は。」

 

アタリメ「………………その戦いに来るまでの、カウントダウンというわけだ。呪いの感染者には、普通の不老不死じゃが、オリジナルはその為のやつじゃ。」

 

 

カウントダウン……………、いずれは死ななくてはならないという事か。その為の、『死神』の正位置か。

 

 

フラン「じゃあ、お兄ちゃんが死ぬのは…………。」

 

未来「転生したときから……………?」

 

英竜「そんな、あり得ない……………。全王神様、嘘ですよね?」

 

全王神「……………初代様の考えは分からないけど、少なくとも私は、こんな目に遭って欲しくなかった。ガルちゃんが兵器なんて、信じたくなかった。」

 

こいし「そんな……………、そんなことって……………。」

 

ガルッチ「……………僕がすべき事は、其奴を亡き者にすればいいのか?」

 

全員『!?』

 

アタリメ「亡き者では駄目だ。奴はいずれ、何処かの次元で復活する。方法はただ一つ。永遠の終わりを、迎えさせる事じゃ。」

 

 

永遠の終わりを、か。『終焉』の力と関係しているようだけど、多分ただ『終焉』を迎えさせるのは無理かもしれない。

 

 

ガルッチ「皆、言いたいことは分かるけど、こっちは受け止めざるを得ないんだ。」

 

イリヤ「何で、何でなの!?お兄ちゃん、その日に死んじゃうんだよ!?いいのそれで!!!!」

 

ガルッチ「……………僕だって、ずっと生きたいさ。けど、其奴が居る限り、みんなを不安にさせるぐらいなら、この命使ってやるさ。」

 

未来「ガルッチ……………。」

 

ガルッチ「安心しろ。僕はその日までの間、ずっと一緒に居てやる。アタリメさん、他の『十三王神』って、何処に居るのですか?」

 

アタリメ「まぁ、分かるのは…………。『罪王神』は、『Criminal Girls2』の世界じゃな。おそらくそのガシャットがあるはずじゃ。それと『空間王神』は『GO Vacation』の世界。後は、ガシャットの導きのみだじゃ。」

 

 

なるほど、そういえば『GO Vacation』のガシャットは、既にクリア済みだった気がするな。『Criminal Girls2』のガシャットは、まだっぽいし、ストーリー進めながら探した方がいいかもな。

 

 

アタリメ「まぁ、あくまで1つの真実。お主ら、そして今代の全王神様。どうか、ガルッチを宜しく頼む。」

 

 

そうして、未知王神の話が終わり、ホテルに戻っていった。

 

 

sideChange

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-???-

 

 

Ⅰside

 

 

はぁ、何とか落ち着いた。まさか此奴、『創造王神』だとは思わなかったな。これは私ですら考えられなかった。

 

 

Ⅴ「ようやく来たか。」

 

Ⅰ「済まない、迷惑をかけた。」

 

Ⅴ「全く、お前が居ない間大変だったのだぞ?ⅦとⅩⅢが裏切った。」

 

Ⅰ「マジで?」

 

Ⅴ「マジだ。」

 

 

あらま………。倒されるってオチではなく、裏切りだとは、思ってもみなかった。

 

 

Ⅴ「如何するのだ?もう流石に数を減らすわけにはいかない。」

 

Ⅰ「…………仕方ない。破壊した惑星を放棄し、ここに集結させよう。」

 

Ⅴ「放棄するって、正気か!?」

 

Ⅰ「このままやっては、奴らに負けるのがオチだろ?いずれ奴らもここを嗅ぎつける。ならばこちらも待ち、返り討ちする。しかも相手は、創造王神とその仲間。」

 

Ⅴ「おい、その創造王神って誰なんだ!?というか何者なんだ!?」

 

 

何者なのか、か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ⅰ「あの男は、生まれてきたときからずっと、『世界』と『次元』を作り続けてきた、伝説の始原大神なんだ。」

 

 

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