Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
マーベラス「俺も思った。」
メアリー「けど、外伝を含めて一本の物語で計算したら、400話以上あるよ?」
キング「相当だな………。」
士「けどこれ、何気に初じゃないか?100話突破するの。」
確かに。
-マヒマヒリゾート-
アタリメの話を聞いて以来、ガルッチ以外の全員は話し合っていた。
フラン「お兄ちゃんが死ぬなんて、考えられないよ。」
こいし「私もよ。何でこうなっちゃうの!?」
未来「しかも、あの様子だと知っていたのかもしれないね。」
英竜「確かに、一体いつから自分の死期を?」
ガルッチが死ぬ。その話を聞いてしまったことにより、これまでに無いほどの真剣な顔になっていた。
イリヤ「そういえば、クロが言ってたけど、お兄ちゃん偶に今後の運命を占うとき、決まってタロットカードを使ってたよ。」
簪「タロットカード?」
夜神「それ、初耳なのですが…………。」
全王神「私は知っていたけど、あれで死期を知る事は難しいと思うよ?」
深雪「せやったら、ガルッチはどうやって自分の死期をしったんやろ?」
士織「タロット占い以外に、何か分かる方法あったかな…………。」
藍「絶対何かあるはず………………って、皆何か忘れてない?」
英竜「忘れてるって?」
藍「ガルッチは、『未来予知』できたよ。」
全員『あ。』
どうやら全員、『未来予知』の存在をすっかり忘れていたらしい。それだけガルッチの死がやってくるというショックを受けていたからだろう。
フラン「だったら、納得いくわね。お兄ちゃんだったら、自分の死期だって予知できてもおかしくないもの。」
未来「でも、ガルッチは如何なんだろう……………。自分の死が、もうすぐやって来るって言われたとき、どう思ったんだろう。」
こいし「お兄ちゃんよく無茶な事していたからね。」
英竜「特に私が滅茶苦茶空腹だったとき、自分の腕を斬って、料理に使ったぐらいだしね。」
藍「あれはビックリしたよ…………。」
イリヤ「………………もしかして、お兄ちゃんは今でも『死にたがってた』のかな。」
フラン「イリヤちゃん!?それは─────」
イリヤ「分かってる。酷なのは分かっているけど、お兄ちゃんはまだ自分を大切に出来てないのかも。過去を捨てようとしてるけど、引きずっているかもしれないし…………。」
英竜「ガルッチ…………、君は一体如何思っているんだ……………?」
-マヒマヒリゾート 屋上-
ガルッチside
あの一件以来、皆ショックを受けてる。分かってはいたし、何時かはバレるんじゃないかと思ったよ。
パラド「なぁ、ガルッチ。」
ガルッチ「パラド?(いつの間に)」
パラド「……………変なこと聞くけど、お前は自分が死ぬって分かったとき、どう思ったんだ?」
どう思った、か。それは、どうも言えない。過去の僕だったら、勿論喜んでいたんだろうな。あれだけ死を望んでいたんだし。けど、今は如何なんだろ。
ガルッチ「…………分からない。自分が追い求めていた『死』だって言うのに、表現が表せないんだ。」
パラド「……………死にたいって思う気持ちがあるなら、捨ててくれ。その人達を泣かすことになる。」
ガルッチ「捨てようにも、無理だな。何しろ、癖のようなものというか、ずっと刻みつけた願いというか。
正直言って、まだ生きたいって思う。」
パラド「だったら─────」
ガルッチ「けど、いずれ来たるべき『死』が来るって言うのであれば、僕は受け止める。例え生きたいって思ってもね。」
パラド「……………まるで、もう諦めてるような言い方だな。」
諦めてるとは似てるけど、これは僕が決めた覚悟のようなもの。大切なものを守るために、自分を犠牲にしてでも戦い続ける。手足が無くなろうとも、肉体が無くなろうとも、怨念になってでも護り続ける。
僕の『終焉』が来るまで、僕自身の信念を貫き通すって、覚悟してきたんだ。
ガルッチ「人の命は、桜のように、儚く散っていく。始まりがあるからこそ、終わりの時がある。
本来僕達転生者は、この世には居てはならない存在。あらゆる物語を、干渉させてしまうからに過ぎないからだ。おかげで、『特典』という力に溺れ、屑な転生者も現れてしまった。物語を改変させ、其奴の人生を狂わせてしまった。
いい意味でも、悪い意味でもね。」
パラド「けど、けどお前は!後悔はしてないんだろ!?」
ガルッチ「…………後悔は、あった。けど、それでも進まなければ、未来を勝ち取れない。」
パラド「……………お前、死ぬんだぞ?その戦いで、死んじゃうんだよ!?何で、何で──────」
ガルッチ「パラド。僕はこの運命を変えたりしない。その代わり…………。」
パラド「代わりに?」
ガルッチ「悔いの無い1日にする。その日が来るまで、僕は笑顔を送り続ける。それに、今やるべき事は、『フラウィー』と『江ノ島盾子』の計画を止めること。そして、その日が来るまで、僕は皆の傍に居ることかな。」
今の僕には、それぐらいしか出来ない。本当なら、僕が死ぬ事実を、知って欲しくなかったし、悲しませることになると思ってたしね。
ガルッチ「それは兎も角、パラドは今後如何するんだ?永夢のところに帰るのか?」
パラド「…………そうだな。帰る宛はあるとは言え、俺のやり方で、いろんな命を救えるようにしたいしな。」
ガルッチ「ゲームでか?」
パラド「それ以外、俺には出来ないしな。いろんな奴と出会って、皆が楽しめてくれたら、俺の心が躍るからな。」
ガルッチ「……………僕も、いろんな強敵が居るのならば、戦いたい。勝とうが負けようが、最後に笑い合えば、それでいい。」
パラド「なんだか、俺達似たもの同士だな。ガルッチ。」
ガルッチ「確かに。また会えるか?パラド。」
パラド「言ったろ?ゲームあるところに、俺ありってな。けど先ずは、デューストとアルトリウスを如何するかなんだよな。」
ガルッチ「それだったら、一つ宛がある。けど、デューストに関しては、先にサイクスのところに行かせないと。
ゼムナスに頼まれてるしな。」
パラド「宛があるって、何処に?」
ガルッチ「決まってるだろ。『セイクリッド・フォース・ザギ』さ。ただ、ザギには事前連絡させておかないとな。じゃないと、混乱すると思うし……………。(何しろ、姿自体がお姉ちゃんそのものだしなぁ…………。)」
パラドの顔を見ようとしたが、既に何処かへ行ってしまったようだ。気が早いというか何というか…………。
ガルッチ「……………………ごめん、パラド。皆。本当は僕だって──────────」
『皆と一緒に、生きたい』。
sideChange
-???-
プロトガルッチside
さてと、また新しい旅仲間(?)が増えたのはいいが、ホントに危なかった…………。
ダークルシフェル「それで、この子目覚める?」
プロトガルッチ「一応治せるところは治したし、後はこの子次第かな?」
因みに、僕とルシフェルは、バイオハザードの世界を後にして、『ドラゴンクエストXI』の世界に来ています。
ダークルシフェル「それにしても、すごかったなぁ。」
プロトガルッチ「おそらくこの世界のラスボス的な存在だろう。全く、とんでもない世界を作りやがって……………。」
「んっ………、んんっ…………。」
お、そろそろお目覚めかな?
「あ、あれ?ここは?」
プロトガルッチ「目が覚めたか?」
「あんた誰?」
プロトガルッチ「ガルッチ。こっちはダークルシフェル。」
ダークルシフェル「よろしく~。」
「ガルッチとダークルシフェルね。アタシは『ベロニカ』。って、そうだ!!命の大樹!!」
プロトガルッチ「ちょ、動くな!傷が痛むだろ!?」
ベロニカ「い、いたたた……………。」
命の大樹?もしかして、この子が居た場所のことかな?
プロトガルッチ「命の大樹かは何かは知らないが、とりあえず君の治療はしといたよ。怪我とか、後魔力も喪失してたから、僕とルシフェルの力で補充させておいたよ。」
ベロニカ「あ、ありがとう………。そっか、助けられたんだ。」
ダークルシフェル「そうだよ。それより、この世界なにがおこってるの?」
ベロニカ「なにがって、2人とも知らないの?」
プロトガルッチ「うん。元々僕達、ある奴を探すために、あらゆる世界と旅立っていてね。」
ベロニカ「ウルノーガじゃなくて?」
プロトガルッチ「ウルノーガ?」
聞いたことない名前だし、仇相手には程遠いかも。
ベロニカ「ホントに知らないの?」
プロトガルッチ「この世界に来るのが初めてだからね。信じないかもしれないけど、僕とルシフェルは、『異世界』から来た者なんだ。」
とりあえず、僕達の状況を説明させた方がいいな。
sideChange
-マヒマヒリゾート-
ガルッチside
『ガチャ』
ガルッチ「ただい───」
『ズーン…………。』
うわ重っ!?Σ(°д°)ショックなのは分かったが、ここまでなのか!?いやあの話を聞いてショックを受けるのは知っていたが、重すぎて居られないんだけど!?
ってか、どういう言葉をかければいいのこれ!?Σ(°д°)
未来「あ、お帰り……………。」
ルビー『ルビーぶん回し!!!』
全員『ガフッ!?』
ちょ、ルビー!?
ルビー『もう、皆さん暗すぎです!!ガルッチさん困惑してますよ!?そりゃ私だって死ぬのはショックでしたけど、別に今じゃないんですから。』
イリヤ「何でそんなに気楽なの?お兄ちゃん、その戦いで死んじゃうんだよ?」
ルビー『だーもー!!ルビーチョップ!!』
『ガツンッ!』
イリヤ「痛っ!?」
ルビー『全く。』
ルビー、今回ばかりはナイスだ。d(^-^;) 少しだけ空気が軽くなったよ。
ルビー『まぁ、皆さんの気持ちは分かります。けど、そんなに暗かったら、ガルッチさんも心配させられてばかりですよ?』
こいし「ルビーって、こんな正論を吐くスティックだっけ?」
ルビー『そっちが暗いからでしょう!?』
ガルッチ「ルビーがツッコミを入れるって、初めて見た。」
ルビー『とにかく、ガルッチさんはもう覚悟してきてます。自分の運命と共に、残りの人生を悔いの無いように頑張ろうって決意してるんですよ!!』
フラン「ルビー…………。」
いやぁ、まさかルビーに皆を元気づけようとするなんて、思ってもみなかったなぁ。ある意味、
ムードメーカーな奴かもしれないな。
ガルッチ「皆、確かにルビーの言うとおりだ。僕の死がいずれ来るとは言え、そんなに暗かったら、こっちも如何すればいいか分かんないよ。
だから、笑って?僕は皆が明るく笑ってくれたら、それでいいから。」
全王神「ガルちゃん………………。」
そもそも僕は、皆が笑っていたからこそ、明るかったからこそ、今の僕があると思うんだ。暗かったら、昔以上に無茶をし続けていたのかもしれない。
最悪、悪堕ち以上にやばい存在に成り得たかも。
フラン「そうだったね。」
イリヤ「ルビーとお兄ちゃんの言う通りね。お兄ちゃんを支えるのは、私達の役目だもんね。」
こいし「お兄ちゃんが死んじゃうのはイヤだけど、お兄ちゃんが悲しませちゃったら、もっといや。」
深雪「せやな。なんだかんだ言って、ガルッチがいたからこそ、ウチらは変わったんやろうな。」
未来「全員が全員じゃないけど、少なくともフランとこいし、イリヤの人生を変えさせたのは、ガルッチのお陰だしね。」
英竜「まぁ、少なくとも私も、ある意味でガルッチに影響したけどね。」
ルビー『ガルッチさん、改めて言いますけど、その戦いが来るまでは、皆さんを守ると誓いますか?』
ガルッチ「今更過ぎるだろ、ルビー。俺はその戦い………………いや、皆でその戦いに着いてきてでも、最後の最期まで、この信念を貫き通しながら、守ってやる。
怨霊になってでもな。」
しかしまぁ、スケールがデカくなったもんだな。最初は兄さん、次にフラン達、未来達、そしていつの間にか、これだけの大家族を作っちゃったしな。
けど、その分守り甲斐のある。自分の死が来るその日まで、僕は大切なものを護り続ける。絶対に。
『グゥ………』
全王神「安心したら、お腹減っちゃった。」
ガルッチ「んじゃあ、何か作ってやろう。フラン、こいし、イリヤ。手伝って。」
こいイリ「「はーい!(^O^)/」」
フラン「勿論手伝うよ、お兄ちゃん。ところで。」
ガルッチ「ん?」
フラン「あの時の約束、忘れないでね。」
全員『え?約束?』
おいおい、ここで今言っちゃうの!?
英竜「ガルッチ、フランと何の約束したの?」
ガルッチ「あー─────」
フラン「タコゾネスに囲まれたとき、お兄ちゃんが囮になるって言ってたの。それで無事だったら、いっぱいセックスしよって。」
ガルッチ「せめて言わせて!?」
全員『なん…………だと…………!?』
ぬぉぉぉい!?!?!?!?!?滅茶苦茶食いつきやがった!!!!!!
未来「フランだけ狡い!!僕も混ぜて!!」
全王神「抜け駆けなんて許さないよ!!」
簪「セックスしながらBL書くチャンス!!!!」
藍「っていうかもう乱交パーティーを開催しないとね!!!!」
こいし「賛成!!」
士織「わ、私も……………!」
夜神「出来るだけ、優しくしますね?」
英竜「ガルッチがするなら、私もしよっかな?//////」
深雪「ガルちゃん、今日は寝かさずいっぱい喘がせてあげるね。」
イリヤ「むしろ寝かすつもりはないから!!!」
こ、こりゃホントにやりかねないな……………。
ルビー『おやおや、性欲がお高いようで。でしたら、ルビーちゃんが作った媚薬注射で、いっぱい昂ぶらせちゃいましょうかな?』
ガルッチ「ルビー。」
ルビー『ちょ、私はよかれと─────』
ガルッチ「そう言うのは、ご飯食った後にして。」
ルビー『え?』
ガルッチ「むしろ、性欲を9000倍位高めさせる媚薬にしろよ?」
ルビー『……………マジですか。ホントに大丈夫ですか?無理してない?』
無理してるわけあるか。約束した以上、こっちもやるって決めてるからね。それに、皆をショックを和らげるためにも、一肌脱いであげないとね。
ガルッチ「大丈夫。それと、ありがとな。ルビー。」
ルビー『いえいえ、それじゃあ食べ終わったら呼んでください!ところで。』
ガルッチ「?」
ルビー『別に、その倍にさせちゃっても、構わないでしょう?』
ガルッチ「…………ああ。今回は羽目を外して全員精液まみれにするよ。」
ルビー『了解しました!!!』
さてと、今日は精が付く料理を作るとするか!!って今更だけど…………。
ガルッチ「簪、セックスしながらBL同人誌書くって、マジで言ってるの!?」
簪「勿論!!」
フラン「その前に、紙も精液まみれになりそうな気がするんだけど。(・_・;)」
簪「大丈夫!むしろそれ狙いだから!!」
ガルッチ「こりゃ、レイスと匹敵するぐらいの腐女子かもしれないな…………。」
その後、皆は精の付く料理を食べ終わり、ルビーが作った超強力な媚薬注射に打たれて、大乱交パーティーが始まった。(因みに、他の人達に迷惑をかけないように、ちゃんと強力な防音魔法を部屋中にかけています。)
僕は『神造兵器』であっても、単なる『兵器』なんかじゃない。例えガルベルが言ってた『あのお方』と戦う日にて、命を落とそうとも、最期まで信念を貫く。
けど、願わくば、これから先も皆、『笑顔のままで』いて欲しい。そして、本当の『■』を持って、皆と……………。
next episode
-???-
ヴァルハラside
これは、あれだね。ガルッチは既に、覚悟してきてるって事だね。でもまだだ、まだ奴と戦う為の力が足りない。
それに、今はその時じゃない。それもガルッチは知ってるだろうね。いずれ、君が見る未来予知が、本当に操れるようになったら、奴も本気で来るかもな。
ヴァルハラ「居るのだろう?TOAA。」
TOAA「なんだ、気付いていたのか。」
ヴァルハラ「元はと言えば、死んだ私をサーヴァント化させるからだろ。流石にビックリしたぞ。」
TOAA「そう言うな。昔のよしみとして、君をサーヴァントとして現界させたのだからな。」
ヴァルハラ「全く…………、君はそう言うところだけは、変わってないのだな。」
まぁ、お陰でガルッチの成長も見れるけどな。というか、今の全王神…………。私の息子を犯すって、どういう事だ?ガルッチもガルッチで、満更でも無くなってるし。
流石にこっちも予想外だよ、いやホントに。
ヴァルハラ「それより、一つ聞くけど…………。」
TOAA「?」
ヴァルハラ「絶対に彼等を手ださないでくれよ。」
TOAA「分かってる。あくまで監視するだけで、後は彼方から手を出さない限り、こっちも何もしない。」
ヴァルハラ「それならいいが。」
まぁ、彼方はまだ勘違いしているとは言え、いずれ気付くだろう。それまでは、見守るとしますか。
信じてるぞ、我が息子。君は『兵器』であっても、息子であることは、変わりないからね。
ってな訳で、『splatoon』編はこれにて終わりです。次の候補はこれです。
『GO Vacation』、『Criminal Girls2』
アラン「あの、『GO Vacation』は確か、もう既にこいし達が治した世界ですよね?何でまた?」
士「忘れたか?空間王神はその世界の何処かにいるって。」
マーベラス「まぁ、今まで結構やばめな戦いをしてきたから、たまには息抜きのゲームさせても構わねえんじゃねえの?」
まぁ、エッチでカオスな展開は起こるけどね。
束「というか、それが風龍スタイルでしょ。」
そうだけど…………。