※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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-始原の城-


メアリー「結局、『Criminal Girls2』にしたんだね。」


まぁそうだね。ってな訳で、『Criminal Girls2』編始まります。


GAME6 『Criminal Girls2』
episode79 半罪人がいる地獄へようこそ


-ガルッチ達の家-

 

 

士織が五河家に戻ってきた同時刻、ガルッチと英竜は、ザギ達が戦ってるダークフェアリロイド達を映像化させて見ていた。

 

 

ガルッチ「…………ホーリー・ナイトメア社か。」

 

英竜「一体何時、士織と精霊達のデータを…………?」

 

ガルッチ「分からない。けど、参ったな。今回ばかりは僕は動けそうもないな。」

 

英竜「確か、次のゲームに行くんだったね。」

 

ガルッチ「しかも単独で…………。」

 

 

本来ならホーリー・ナイトメア社に乗り込み、調査をしようと考えていたときに、ゼロノスから連絡があり、今回挑むゲームは1人用で、その中からガルッチが選ばれたのだ。

 

 

英竜「私も一緒に行きたいけど、あのホーリー・ナイトメア社の事が気になるから調査しないとね。」

 

ガルッチ「レイバトス、報告ありがとう。引き続き、何かあったらお姉ちゃんに頼む。」

 

レイバトス「はい、主の夫。」

 

 

レイバトスが去って行き、もう一度ダークフェアリロイドを見ると、少しだけ違和感を覚えた。何故か知らないが、その違和感が感じざるを得なかった。

 

 

ガルッチ「……………まさか、な。」

 

英竜「何が?」

 

ガルッチ「ううん、何でもない。」

 

 

その違和感を拭いきれないまま、ガルッチは部屋を後にしようとした。すると、英竜はガルッチに近付き、頭を撫でた。

 

 

英竜「私達に構わず、行ってこい。ガルッチ。」

 

ガルッチ「ああ。行ってくる。」

 

 

そうしてガルッチは、ゼロノスがいる地下に向かった。

 

 

-最深部-

 

 

ガルッチside

 

 

ダークフェアリロイドか。なんか知らないけど、どうやって士織達のデータを取ったんだ?いや、それ以前に、一体何時取られたんだ?

もし士織以外のデータも取られてるって事は、凄く嫌な予感しかしない…………。

 

 

ガルッチ「けど、あの力は不完全すぎる。『反転』の力を持たせていないのか…………?」

 

 

そう思いながら降りていると、ゼロノスと、何故かガシャコンバグヴァイザーⅡの中に入ってる黎斗がいた。

 

 

ゼロノス「どうした?考え事か?」

 

ガルッチ「いや、気にしないで。後黎斗、なんでそこに?」

 

黎斗『私も連れていけ。』

 

 

いやいや、出来ないでしょ!?

 

 

ガルッチ「ゼロノス、これは…………。」

 

ゼロノス「確かに一人用のゲームではあるが、抜け道がある。」

 

 

抜け道!?いやいや、そんなのあったのか!?

 

 

黎斗『人数制限があるゲームガシャットがあっても不思議ではないが、実は抜け道がある。そして、それを可能に出来るのはバグスターのみ。そしてガシャコンバグヴァイザーⅡがあれば、実質プレイヤーを増やすことが出来るというわけだ!』

 

ガルッチ「な、なんつう抜け道。ずっこいな。」

 

ゼロノス「いや、お前の方がよっぽどずっこいだろ。」

 

ガルッチ「なんでさ…………。」

 

 

そうは言われても、元より後天的なチートなんだけど?経験とか学習とか、それでチートになったんだからさ…………。

 

 

ゼロノス「まぁ、そう言うわけで、黎斗を連れていってやってくれ。迷惑にはならんと思う。」

 

ガルッチ「……………分かった。」

 

黎斗『再び宜しく頼むぞ、ガルッチ。』

 

ガルッチ「了解。」

 

黎斗『それと、私が作ったガシャットがある。それも持っていけ。』

 

 

そこにあったのは、『デンジャラスクトゥルー』と描かれた、やばめの気配を感じるガシャットだった。

 

 

ガルッチ「………………黎斗、まさかこれって────」

 

黎斗『『デンジャラスゾンビガシャット』をモデルにして、『死』のデータから、『狂気』のデータに変えたことにより誕生したガシャットだぁ。

ガルッチなら上手く扱えるだろう。』

 

ガルッチ「はいよ、持っていくよ。」

 

 

多分これ、クトゥルフ神話の奴が詰まってるんだろうなぁ…………。考えただけで恐ろしい。

 

 

(音声はこんな感じ。

 

 

【デンジャラスクトゥルー!】

 

 

【デンジャー!デンジャー!インセンティ・ザ・クライシス!デンジャラスクトゥルー!】)

 

 

ゼロノス「さてと、行く準備は出来てるか?念のために、伝えておく。これからお前が挑むのがこれだ。」

 

 

【Criminal Girls2!】

 

 

ガルッチ「………………何故だろう、なんか僕嫌な予感が────」

 

ゼロノス「このゲームは、7人の女の子を連れて─────」

 

ガルッチ「やっぱりか!?畜生!!!」

 

 

おいこれ絶対あれじゃん!!また愛人関係を作っちゃうフラグかよ!!如何してこうなるの!?『女祝の相』巫山戯んな!!!

 

 

ゼロノス「ま、まぁまぁそう落ち込むな。個性的な奴らだが、お前なら絶対惚れる────」

 

ガルッチ「惚れる惚れないの問題じゃねえんだよ!!何で僕が抜擢されるんだよ…………。」

 

ゼロノス「そう言うな。何だかんだ言って、結局はやってくれるじゃん。可愛い可愛い男の娘だからこそ、おそらく彼女達なら受け入れると思うんだ。」

 

ガルッチ「はぁ………、やれやれだぜ。」

 

 

もう、受けてしまった以上やるしかないし、何より僕が行かないと『罪王神』に会えないしな。あの場所の何処かに『罪王神』が居るはず。

絶対に見つけないと…………。

 

 

ゼロノス「それと、大きく制限させたいところだが、『破滅魔王』と名乗る奴が出て来た以上、何が起こるか分からねえし、解除しておく。」

 

ガルッチ「ありがとう、ゼロノス。行くぞ、黎斗。」

 

黎斗『ああ、神の私に任せるが良い。』

 

 

僕とガシャコンバグヴァイザーⅡに入ってる黎斗は、転送装置のところに向かい、ガシャットを差し込むのを待った。

 

 

ゼロノス「よし、行ってこい!!」

 

 

【ガッシャット!GAME START!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-???-

 

 

『…………こえてる?』

 

 

声が聞こえた。そして僕は、気がついた。既にゲームが始まってると言う事を。

 

 

『ねぇ…………、聞こえますか?』

 

 

とりあえず、声でもかけておくか。ってか、通信機ってどこだ?

 

 

『聞こえるなら返事を────』

 

ガルッチ「聞こえてます。っていうか通信機ってどこ?」

 

『自分の胸に着けてあるでしょ!?忘れたの!?』

 

 

あ、ホントだ。ってかいつの間にか、衣装も変わってる。何処かの監視員みたいな……………って、何で僕女物着てるの!?

 

 

ガルッチ「まず聞きたいことがあるけど、何で僕女物なの?」

 

『私の趣味よ。』

 

ガルッチ「出会い頭に叩くから覚悟しとけよ?(^ω^#)」

 

『ハリセンは勘弁して!?仕方ないでしょ、可愛い子がここに働きたいっていうから!!』

 

 

あー、僕ってそう言う設定なんだ…………。

 

 

『って、上官である私、塔子に向かってそこまでたたけるのって、貴方だけだもんね………。言い方は生意気だけど、見た目が可愛らしいし。』

 

ガルッチ「おい、マジでいい加減にしろ。じゃないと無線越しにパンチかますよ?」

 

塔子『はいはい、可愛い子を弄るのはここまでにしましょ。』

 

 

弄ってたのか。ド畜生目。

 

 

塔子『とりあえず、通じたって事は、そっちは安全なのね。ヨミガエリと同時に、あんな事が起こるなんて想定外だったわ。お互いについてないわね。』

 

ガルッチ「ついてないのはこっちだよ。上官であろうあんたが、中学生の男性に欲情するって、どういう神経してるんだ。」

 

 

見ず知らずの人とのおねショタはNO THANK YOUだよ。

 

 

塔子『可愛い貴方が悪い。』

 

ガルッチ「よし、絶対にハリセンで強めに叩いてやるから覚悟しとけよ。」

 

塔子『はいはい。でも、新人で『指導教官』であることは変わりないわ。今すぐそこにいる『半罪人』を連れて、塔を登って頂戴。』

 

 

……………へ?指導教官?僕が?(°д°)

 

 

ガルッチ「………………おいゼロノス、聞いてねえぞ。」

 

 

何故僕が『教官』にならなくてはならねえんだよ畜生……………。

 

 

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