Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-試練の塔 第946号 囚監フロア B4F-
ガルッチside
まぁ、ようやく進めることは出来たものの、ここのクリア条件はなんだろう?というか、どうやって聞けば────
『prrrr,prrrr』
翠「先生、何かなってますよ?」
ガルッチ「あの人かな?オメガ、誰から?」
『ゼロノスからです。』
璃々「喋った!?腕時計なのに!?」
ただの腕時計と思うなよ?
『ピッ』
ゼロノス『聞こえるか?ガルッチ。』
紫乃愛「え!?誰ですか!?」
ガルッチ「ゼロノスか?何か用かな?」
ゼロノス『すまない、始めたばかりだが、君にクリア条件を伝えてなかった。』
黒絵「クリア条件?」
珠月「一体、何の話………?」
ガルッチ「皆、ちょっと後にして。其れ聞こうと思ったんだが、そのクリア条件ってのはなんだ?」
ゼロノス『クリア条件は、『7人の女の子達を騎士化』、『ある者の討伐』。そして、君が言う『『罪王神』を見つけ出す』。この3つだ。』
なるほど、今回は罪王神も含まれているのか。恐らく道中で見つかるかもしれないな。
ガルッチ「ありがと、ゼロノス。」
ゼロノス『それと、そこの女性。俺は誰だとかいったな?』
璃々「え、ええ。貴方誰なの?ここの責任者?」
ゼロノス『済まないが、そこの関係者じゃない。俺はカオス・ゼロノス・ディストラクション。ガルッチの宿敵であり、サポーターとして務めさせてもらってる。』
優里音「ゼロノスさん、ですね~。」
ゼロノス『まぁ、俺のことは………。『シンゼロノス』と呼んでくれたまえ。』
全員『……………。(;¬_¬)ジー』
また白けさせたよ、おい。
ガルッチ「思うんだが、初対面にダサい名前を出すのはどうかと思うよ?」
ゼロノス『酷くないか!?』
紫乃愛「ゼロノスさん…………、ですね。宿敵って言ってましたけど、どう見ても人間じゃなさそうですね。」
ガルッチ「そりゃそうだろ。ゼロノスは『零の龍神』って呼ばれてるしな。」
翠「また聞き慣れない用語が…………。先生、貴女は一体何者なのですか?」
ガルッチ「…………………………時が来たら話すよ。とにかく、切るよ。」
ゼロノス『はいよ。何かあったら呼んでくれ。』
『ピッ』
7人の女の子達を騎士化、ねぇ。それって、7つの大罪の力を覚醒させるって事かな?まぁ、今は進むか。
ガルッチ「行くぞ、皆。」
が、少し進むと無線機から連絡が来た。
塔子『ガルッチちゃん、聞こえる?状況はどうなってるの?』
ガルッチ「今進んだところ。7人連れてね。あとちゃん付けやめろ。」
塔子『もう、そうは言いつつ、照れてるんでしょ!可愛いんだから!』
ガルッチ「……………璃々、上官ってさ、滅多打ちしていい奴かな?(^ω^#)」
璃々「ちょ!?いくら貴方の上官でも殴ったりしちゃ駄目でしょ!?」
塔子『ごめんなさい、滅多打ちは勘弁して下さい。何でもしますから。』
ガルッチ「ん?今何でもって?」
塔子『と、とりあえず、進展してるようね。ひとまず安心したわ。』
あ、この上官逃げやがったな。
塔子『でも、彼女達の舵取りは苦労してるでしょ?そんな貴方にいい情報があるわ。』
ガルッチ「(何でかな?凄く嫌な予感がする。)」
塔子『そこにあるキャンプが見えるわね?指導教官が使用できる施設だけど、休憩や買い物、記録とかも残せるわ。』
ガルッチ「ほう。」
塔子『で、ここから重要なんだけど、『おしおき』もそこで出来るのよ。』
………………………………は?
ガルッチ「おい、おしおきって、まさか…………。まさかそこまで残虐な事を─────」
塔子『急に何言ってるの!?残虐って、貴方のおしおきのイメージってなんなのよ!?』
ガルッチ「おしおきのイメージって、どう考えても『処刑』とかそんな感じじゃねえか!!」
璃々「え?!」
塔子『貴方どんな修羅場を乗り越えてきてるのよ!?おしおきは処刑なんかじゃないわよ!!』
ガルッチ「…………違うのか?てっきり僕、千本ノックでグチャグチャにさせたり、バイクに乗せてバターに変えさせたり────」
紫乃愛「先生って、意外と天然?」
翠「……………本当に何があったのですか?(・_・;)」
塔子『それおしおきの領域じゃないわよ!?誰よ!!新人のガルッチちゃんを間違った教え方をしたの!!!』
というか、殆どの原因が江ノ島盾子なんだけどね。おのれ盾子!!的な。
塔子『まぁいいわ。ガルッチちゃんも実感したわね?半罪人の扱いの難しさ。』
ガルッチ「……………そうだな。」
塔子『ヨミガエリを成功させるには、真っ当な人間に更正させなきゃいけない。だけど、彼女たちは一筋縄ではいかない。』
ガルッチ「…………んで、アンタが言うおしおきってのは?」
塔子『おしおきとは、一癖も二癖もある半罪人を更正させる、唯一無二の訓練なのよ。』
へぇ、どうやらこれが本来のおしおきの仕方のようだな。
ガルッチ「っと思わせて実は処刑って事は─────」
塔子『そんなわけ無いでしょ!?』
璃々「…………先生、少なくともおしおきは処刑じゃないから、安心しなさい。何があったかは知りませんが、とりあえずおしおきは処刑っていうイメージから捨てなさい。」
ガルッチ「……………そうする。なれないだろうけど。」
塔子『とりあえず、おしおき用の道具はそこにあるから、その中の誰かを選びなさい。』
ガルッチ「道具って、そもそも何が…………。」
そう思いながら、キャンプの近くに行き、おしおき用の道具を探していると、何やらブラシのようなものがあった。
ガルッチ「ブラシ?」
黎斗『ブラシだな。』
塔子『それがおしおき用のブラシよ。』
ガルッチ「ブラシをおしおき用として使うなァァァァァァァァァァ!!!!!!」
優里音「……………天然、っぽいですね。」
司「出会って間もないが、これ大丈夫なのか?」
璃々「おしおきとかは兎も角、少し聞き捨てならない事が聞こえたわ。貴方、一体何を────」
ガルッチ「そもそも、ブラシは掃除用として使う物だというのに、なぜおしおき用として使わねばならない!?おしおきするなら、もう少し─────」
璃々「…………落ち着きなさい。」
『パシンッ!』
ガルッチ「あうぅ………。」
全員『(可愛い…………。)』
璃々に叩かれた…………。けど、何とか冷静に戻れた。どうやら僕、フラン達と一緒にいないせいで、今回暴走気味になっているようだ。
ガルッチ「すまん、璃々。」
翠「少しは冷静になって下さい。仮にも貴方は、指導教官なのでしょう?」
ガルッチ「ごもっともだ。」
翠「しかし、おしおきですか。噂で聞いたことがあります。指導教官は、SMまがいの行為を及んで、半罪人を折檻するとか。
SMと言えば、スケベマリオネットの略語。私達の自由を奪い、性的な行為を強要するつもりなのでしょう。」
ガルッチ「……………翠、因みに言うけど、それを言うならサドマゾキズムだぞ。サディズムおよびマゾヒズム的な性的嗜好に基づいて行われる倒錯的プレイ全般を指す言葉で、SMになる。」
優里音「それに、それってもうSMじゃなくて、エッチなイタズラじゃないかしら?」
翠「こ、この手の知識は、諸説ありますから!わ、私にだって間違いはあります………!//////」
司「っていうか、先生って何でそんなこと知ってんのかな?実は先生って、マゾなんじゃないのか?」
ガルッチ「………………。」
司「おい、まさかホントにマゾなのか?」
ガルッチ「言うなぁぁぁ!!!仕方ないだろ!?皆が皆、僕を総攻めしてくるんだから、おかげでもう受け担当ばかりなんだよ!?たまには攻めとかやってるけど、それでも僕は……………。」
『ズゥーン……………。』
紫乃愛「ふ、触れては駄目なとこに、触れちゃったみたいですね。司さん。」
璃々「ちょっと、一度おしおきされなさい。」
司「アタシのせい!?」
黒絵「先生、情緒不安定?」
珠月「でも、ちょっと可愛いかも…………。」
なんだろ、これで初のGAMEOVERになりそうな気がしてならないんだけど…………。
『死因:メンタルブレイク』
全然笑えねえ………。とにかく…………。
ガルッチ「司、ちょっと来い。」
司「え?ほ、本気!?本気で私をおしおきするのか!?」
ガルッチ「大丈夫、優しくしてやる。」
翠「ハイライトが、消えてる?」
黎斗『あ、これはまさか…………………病んでる!?』
紫乃愛「病んでるって、黎斗さんどういう事ですか!?」
黎斗『彼はな、ああみえてヤンデレ気質があるんだ。愛妻者であるが故に、一緒にいなくてはあのようになりやすくなってしまうのだ。』
司「待て、ホントに待ってくれ!!痛いことは────」
ガルッチ「心配するな、痛いことはしない。ただ気持ち良くイかせてやるだけだから。」
司「ま、待って。さすがの私でも心の準備が─────」
ウフフ、良い声を聞かせておくれ……………。( ̄ω ̄)
sideout
司を連れて、キャンプの中に入ったガルッチは、そこから司の喘ぎ声が聞こえた。
『ふぁっ!?♡ な、何っ、これぇっ!?♡』
紫乃愛「な、何をやってるのでしょうか…………?」
『ちょっ!?♡ そこはっ、ブラシをかけるとこじゃっ!?♡ あんっ!♡♡』
璃々「お、おしおきの筈なのに、喘ぎ声が…………。」
『だめっ!♡ そこっ、こすっちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!♡♡♡♡♡♡♡』
数分後────
ガルッチ「…………大丈夫か、司。気が狂ったとは言え、やり過ぎた。」
司「いや、なんて言うか…………。おしおきの割には、凄く気持ち良かった。♡」
璃々「へ!?」
翠「先生、一体何のおしおきを…………。」
ガルッチ「聞くな。ホントに、マジで…………。」
初めておしおきをしたのか、ガルッチは落ち込んでいた。いやそれ以前に、ただおしおきをしたはずなのに、司はなんだか目をキラキラしていた。
司「聞いてくれよ、先生のブラシ裁き凄かったぜ!まるでマッサージしてるみたいだったぜ!!」
紫乃愛「で、ですが、先程の喘ぎは…………?」
司「いや~、こういうのは体験したほうが、良いと思うな。」
ガルッチ「黎斗、もう僕精神的なGAMEOVERになりそう…………。」
黎斗『強く持て、ガルッチ。』
塔子『初めてにしてはよくやったけど、一つ良いかしら?』
ガルッチ「何?」
塔子『私にもやらせて?そのおしおきを────』
ガルッチ「絶対嫌だ!!!!!!!!!」
隠れMのガルッチにとっては、難所のおしおきであった。その後、一人ずつおしおきをさせた結果、滅茶苦茶好評だったという。
代わりに、ガルッチはメンタルブレイク寸前まで追い込まれてしまい、キャンプで休憩することになった。
-ガルッチ達の家-
フランside
フラン「いいなぁ、お兄ちゃん。また愛人関係作っちゃうんだろうなぁ。」
こいし「もし出会えたら、その子達のおっぱい揉もうっと。」
イリヤ「もうそれ本能だよね、こいしちゃん。」
ルビー『あの、そういうイリヤさんは、ふたなり生やして、その人とヤってますよね?』
お兄ちゃん、早く帰ってこないかなぁ~。きっと一人で辛いと思うけど、帰ってきたら、その分いっぱい甘えてあげないと。
でもあの時の大乱交パーティー楽しかったなぁ。お兄ちゃんったら、私の中にいっぱい出させながら、おっぱいをなめ回されたしなぁ…………。お陰でイカされながら、たくさんの母乳が出ちゃったよ。
あーだめっ、想像しただけでっ、もう!♡♡
『ビクンッ!♡ ビクンッ!♡』
ルビー『あ、フランちゃん。今イきました?』
フラン「うんっ、もうお兄ちゃんを想像するだけで、何回でもイけるかもっ。♡」
こいし「もう、気が早いなぁ。でも、実は私も堪んない程イってるから、今からベッドに行って、いっぱい愛し合いましょ?」
イリヤ「ちょっと!?私を除け者にしないで!?私だって、フランちゃんとこいしちゃんとセックスしたいと思ってるのに!!!」
こいし「勿論忘れてないよ、イリヤちゃん。」
フラン「って事でルビー、防音お願いね。」
ルビー『了解~。………………ガルッチさんの為にも、映像にでも残しておきましょうか。』
フラン「……………売らないでね?」
ルビー『大丈夫ですよ。そんなことは、一切しませんので。見せるのは、ガルッチさんご本人だけなので。』
そうだね。お兄ちゃん、帰ってきたらみてくれるかなぁ…………………。
next episode