Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-大平原-
ガルッチside
話し合いが終わった後の僕たちの行動は早かった。僕ともう一人の僕と一緒に兵士共の所に突っ込み、多くの敵を切り裂く。
艦娘達は、ありったけの砲弾を放ち、クリミナル、バグスター、ザンギャック、人間を焼き払っていく。
ガルッチ「無駄無駄!!そんな攻撃、効くかっ!!」
「ば、化け物め!!此奴らに息切れとかないのか!?」
プロトガルッチ「黙れ、化け物はお前らだ。人の皮を被った化け物。この世から消え去れ!!」
「悪魔共………!貴様らに、後悔させる時間も与えん!!ここで仕留め────」
ガルッチ「バラバラになれ!『
『ブシャァァァァァァァァ!!』
「隊長!!」
プロトガルッチ「ならば、こちらも。『
あらぁ、あっちは空間を作って圧殺させたよ。辺り一面血に塗れたが、関係ない!中には艦娘達が放った砲撃によって死んだ遺体もあるが、どっちにしろ死んでるのも変わりない。
ガルッチ「なぁ。」
プロトガルッチ「?」
ガルッチ「同じ僕なら、あれも使えるだろ?」
プロトガルッチ「あれか。……………良いだろう!」
ガルッチ「みんな!!バグスター共を相手にしてやれ!!」
プロトガルッチ「ルシフェル!ベロニカ!ジェイソン!!此奴らは僕等がやる!!代わりにバグスター共を相手にしてやれ!!」
とりあえず、みんなはバグスター達のところにいったな。まぁ、ぶっちゃけ。今から使う技は、あれだけどな。
【【アンミリテッドブレイド!!】】
『アンミリテッドブレイドガシャット』。これは、技用のガシャットで、此奴は複数の武器が召喚され、降り注いで串刺しにする事が出来る凶悪なもの。
あっちは少し黒いけど、エミヤ・オルタ式なのかな?内部から無数の剣に貫かれる的な。
【【ガッシャット!キメワザ!】】
ガルッチ「絶望へと落ちろ。」
プロトガルッチ「全てを失え。」
【【アンリミテッドクリティカルレイン!!】】
Wガルッチ「「『
敵兵からしたら、目の前には銃弾の嵐が、空から武器の雨が降り注がれていき、多くの兵士が串刺しにされ、銃弾に当たれば身体中に剣が伸びていき、無残な死体へとさらされた。
そしてそのまま、兵士達は全滅していった。一人残らず、殺し尽くした。
プロトガルッチ「消えろ。『
ガルッチ「『
『ズドォォォォォォッ!!!!』
そのまま爆発させ、剣が刺さった者の死体、無数の剣が伸びて絶命した者の死体が爆発して、何も残らなくなった。
プロトガルッチ「……………さて、ルシフェル達の援護に向かうか。」
ガルッチ「そうだね。そういえば、だけど。」
プロトガルッチ「? 如何した?やぶから棒に。」
ガルッチ「ルシフェルの奴、なんか性格変わってるような気がするんだけど…………。どうなったの?」
プロトガルッチ「僕に聞くな。だが安心しろ。少なくとも、僕だったら彼女の性格を改善出来るって事が分かったから、復讐劇が終わるまでは一緒にいることにしてる。」
復讐劇が終わるまでは……………、か。
プロトガルッチ「君の言いたいことは分かる。復讐したって何も変わらないし、やり直ししたところで、また辛い思いをするだけなのは分かってる。」
ガルッチ「なら………。」
プロトガルッチ「だけど、それでも僕は仇を取る。復讐するなら、徹底的にやる。中途半端な事はしない。
其奴がやったことは、決して許せるものではない。けど、もし君の仲間の中に、僕の仇が居たとしたら、僕は其奴を殺す…………。」
ガルッチ「………………その意味、分かってるのか?」
プロトガルッチ「百の承知だ。」
ガルッチ「そうか。その時は僕も、全身全霊でお前を止める。だが、これだけは言っておく。」
プロトガルッチ「何だ?」
ガルッチ「……………………ダークルシフェルを、宜しく頼む。僕やお姉ちゃんには無理だった彼女を、君が支えてやってくれ。」
プロトガルッチ「……………………………分かった。」
そして、僕らは司達が戦ってるバグスターとザンギャック、クリミナル軍団の所に向かった。しかし、少し不可解な事に気づいた。
『何故か減っていない』。どれだけ倒しても、一体何処から湧き出てくるのか、さっぱり分からなかった。
貴利矢「クソ!次から次へと、どんだけ敵が居やがるんだ!!」
司「ったく、此奴ら居すぎだっての!!」
ジェイソン「多分、何処かの本体が、これだけの大人数を呼んでいるはずだ。」
ベロニカ「流石に、マダンテで使っても、生きてる気がしてならないよ!!」
曙「フェイカー!このままじゃジリ貧よ!!」
夕立「もう、流石にしつこすぎると、嫌われちゃうよ!!」
時雨「ガルッチさん、何とか出来ませんか!?」
何とかって言われても…………………。いや、これは黎斗に聞いてみるか。
ガルッチ「黎斗、聞こえるか!!」
黎斗『聞こえてる。今、隠れ家でガシャットの開発を進めてる。それより、敵が増えないんだっけ?おそらく、『リボルバグスター』が原因だろう。
何しろ彼奴は、『バンバンシューティング』に出て来る敵キャラであり、隊長とも言われてるからな。
其奴を倒さない限り、敵は減らないだろうな。』
リボルバグスターか。全く、ここぞのところで厄介な奴を出したな。けど、彼奴も馬鹿だな。大群相手には、無双ゲームで対抗出来るって事を。
ガルッチ「曙!リボルバグスターを探知して、僕に情報を送ってくれ!!」
曙「リボルバグスターね!分かった!!」
プロトガルッチ「そのリボルバグスターが、此奴らの隊長って訳か?」
ガルッチ「黎斗が言うには、そうだな。其奴を倒せば、全滅出来る。それまでは…………………。」
プロトガルッチ「ああ、惨殺だ。」
sideChange
曙side
フェイカーが言うには、この大軍勢のどこかに、リボルバグスターっていうのが居るのね。とりあえず、レーダー装置を起動させて、リボルバグスター限定に探知できるようにしてっと。
曙「さーて、何処に居るかな~?」
って言っても、もし複数居たら、ちょっとまずいかも。
『ピッ!』
反応あったね。多分あっちも気付いてるだろうけど、慌てないで報告しないと。
曙「フェイカー!!今から座標を送るよ!!」
ガルッチ「よし、リアクタースコープ起動!」
曙「夕立!時雨!響達にも伝えて!!」
夕立「了解っぽい!」
時雨「分かった!」
私は先回りして、リボルバグスターのところへ急ぐ。そして予想通り、リボルバグスターって奴を見つけた。
リボル「ほう、驚いたな。てっきりガルッチがくるだろうと思ったが、お前のような小娘がくるとはな。」
曙「フッ、なんたって私は、フェイカーの艦娘よ。これぐらいは当然のことよ!」
リボル「面白い。ならば全力で相手をしてやる。名は?」
曙「曙よ、リボルバグスター。」
リボル「リボルでいい、曙。では、行くぞ!!」
って、いきなり銃弾の嵐!?けど、私だって負けてないのよ!!
曙「『CLOCK UP α』!」
どうにかして、島風に追い付けるのかを考えた結果、私はフェイカー達が作ってくれた施設で、猛特訓してきた。
そして、この能力を手にすることが出来た。本家のクロックアップには程遠いけど、それでも同等な速さを得ることが出来るのは変わりない。
だからこうやって…………………。
曙「発射!そのまま『CLOCK OVER』!」
リボル「なっ……………!?」
『ズドォォォォォォッ!!』
零距離射撃した後に後ろに下がれば、私に被害に遭うことはない。
リボル「あの銃弾の嵐を、かいくぐったのか!?」
曙「ええ。けど、フェイカーには及ばないかな?こんなの、仮面ライダーカブトの真似事みたいなものだしね。」
リボル「…………………『CLOCK UP』か。なかなか厄介なものを持った能力者だな。」
ガルッチ「曙!!大丈夫か!」
曙「大丈夫、心配しないでフェイカー。」
後から夕立達や、もう一人のフェイカー、その仲間達もようやく来てくれた。そして休憩していた黒絵も。
リボル「やはり、来たか。」
貴利矢「全く、お前には乗せられてしまったよ。けど、それも終わりだ。」
リボル「ハハハ、此奴は参ったな。けど、黙って諦めるほど、俺は甘くないぞ。」
うわっ、結構多めのバグスターって奴が増えたよ。
リボル「全バグスター!射撃用意!!」
ガルッチ「こっちも決めるぞ。」
プロトガルッチ「ああ、そうだな。」
【【ガッシューン…………………。ガッシャット!キメワザ!】】
貴利矢「これで、終わりだ。」
【ガッシューン……………。ガッシャット!キメワザ!】
ジェイソン「借りるよ、ガルッチ。」
【バンバンシューティング!】
【ガシャコンマグナム!】
【ガッシャット!キメワザ!】
黒絵「倍にして、返してあげる!!」
【キメワザ!】
司「散々暴れ回ったからな。落とし前を付けて貰うぜ!!」
『ファイナルウェーブ!!』
ベロニカ「これで……………。」
ダークルシフェル「フィニッシュよ!」
『『(DARK)GALAXY!!』』
ガルッチ「全艦!!砲撃準備!!!三千世界に屍を晒すがいい…………!!」
【【バンバンマッチレス!!(ゾンビ!!)】】
【マッチレス!】
【ドラゴナイト爆走!!】
【グラトニー!!】
【【【【【クリティカルファイヤー!!((((フィニッシュ!!))))】】】】】
リボル「撃てぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ガルッチ「天魔轟臨!!これが第六天魔王、織田信長の、『
黒絵「全部、凍っちゃえ!!『
ベロニカ「食らいなさい!!『カイザーフェニックスマータ』!!!!!」
ダークルシフェル「『ライトニング・ルシフェル』!!」
『(最早表現できないほどの砲撃と銃声です。)』
銃撃は此方が上回り、そのまま押し切っていき、リボルやバグスター達に直撃。そのまま爆発四散となって、この世を去った。
【Victory!!】
BGM終了
sideChange
ガルッチside
あー、何とか勝てた……………。というか壮大すぎるだろ……………。
プロトガルッチ「何とかなったな……………。」
ガルッチ「ほんと、そうだな。」
黒絵「休憩したのに……………、もうへとへと……………。」
司「し、暫くは休まなきゃな……………。」
【【【【ガッチョーン……………。ガッシューン………。】】】】
ジェイソン「でも、言っちゃなんだけど、流石にこれはオーバーキルじゃないかな?」
Wガルッチ「「言われてみれば、確かに。」」
砲撃に銃弾はまだよかったが、複数のカイザーフェニックスとルシフェルが放った閃光、黒絵は絶対零度で凍らせた後に破壊。
どう見てもオーバーキルだな。
曙「けど、彼奴は何かと、満足そうな顔をしてたわよ。」
ガルッチ「って、曙!?」
夕立「また長い時間呼ばれないんじゃないかと思って、ここに残ることにしたっぽい。」
マジかよ。って事は今後、7人の半罪人と7人の艦娘を連れて行くって事じゃん。どうしてこうなった。
司「お、そうか。というか先生、このこの~。これだけの女の子達と一緒だなんて、欲張りだな。」
ガルッチ「やめろ。……………何というか、君が羨ましいよ。」
プロトガルッチ「けど、幸せそうだな。ちゃんと大切にしろよ。」
ガルッチ「分かってる。……………ルシフェル。」
ダークルシフェル「なぁに?」
ガルッチ「まだ、ザギには会わせられないのか?」
ダークルシフェル「うん。いずれ会って、ちゃんと話し合う予定だけど、今はガルちゃんを支えてあげないと。」
ガルッチ「……………変わったな。ルシフェル。」
プロトガルッチ「ではそろそろ、お別れだ。いずれ何処かの世界でバッタリ会うかもだが、それまでは……………。」
ガルッチ「ああ。ジェイソン、もう一人の僕を宜しく頼む。」
ジェイソン「うん。じゃあね、ガルッチ。フレディに宜しくって伝えてね。」
そして、お互い元の世界に戻ろうとしたとき、もう一人の僕がこう言ってきた。
プロトガルッチ「それと、そっちの用事が終わったら、英竜を相手にしてやってくれ!!」
英竜を?何でまた?質問しようとしたが、既に元の世界に戻っていた。
-迷イノ地獄-
紫乃愛「……………とりあえず、お疲れ様です。」
翠「結局何も出来ませんでした……………。」
珠月「ミズキ、また役に立てなかった……………。」
璃々「あれは仕方ないわよ。あんな大軍、私達には手に負えないわよ。」
優里音「行ったら行ったで、足手纏いになりそうでしたしね。」
ガルッチ「あれは特例だ。あれ全員倒せって言っても、普通は無理だ。」
電「でも、それが出来ちゃうのが、ガルッチさんなのです!」
雷「私達のガルッチさんは、最強なのよ!!」
司「こりゃ、ハードル上がっちゃったな。」
アハハ、過大評価し過ぎだよ雷……………。
響「? アーチャー、傷が……………。」
司「ちょっと診せてみろ。……………おいおい、傷が開きかけてるじゃん。」
ガルッチ「……………やっぱり、今の大軍で無理をし過ぎたからか。再生も、なかなか追い付いてない。」
暁「ちょ、それ大丈夫なの!?」
ガルッチ「……………少なくとも、駄目だな。ちょうど、キャンプあるし、そこで隠れ家の入口を開いて、休もう。」
ニョキンにも無理させてしまったか。確かに、頼りすぎたかもしれないな。再生が早過ぎて、問題ないと思ったが……………。
もう少し、気を配らないと……………。ニョキンだって、生き物だしな…………………。
お姉ちゃん、今君は何をしてるの?お姉ちゃんは、居なくならないよね?
だから、僕の知らない場所で、居なくならないで………………………。
next episode
ってな訳で、暫くは艦娘7人も参戦することに。ますますイージーになりそうな気がする。