Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-???-
ガルッチside
次の地獄に到着すると、さっきまでは森だったはずなのに、ここに来た途端まさしく地獄らしい場所に着いた。
辺り一面はマグマか炎に包まれており、とてもじゃないけど、クーラードリンクを飲ませてなかったら、みんな暑さでやられていたかもしれない。
こっちは対策してるから、ある意味何ともないが、時々キャンプに行って、このエリアを抜けるまではクーラードリンクを作らなくては………。
紫乃愛「これは、確かに暑さ対策して正解でしたね。」
璃々「フロア一つで、ここまで変わるなんて…………。」
翠「まさに地獄ですね…………、先生がくれた飲み物を飲んでいなければ、明らかに暑さでやられてたでしょう……………………。」
貴利矢「ガルッチ、もしかして分かってたのか?」
ガルッチ「勘だけど、正直此処までとはね。僕的に、ようやく地獄らしい片鱗が見れたって思えるな。」
『prrrr,prrrr』
この通信は、もしかして?
マヤ『繋がりなさい………、良い子だから……………………!』
ガルッチ「マヤ!?そっちは無事か!?」
マヤ『ええ、今檀正宗から逃げ回っていたところよ。どうやら、私のことは諦めて、貴方達を抹殺するために色々なバグスターを送ってるらしいわ。』
ガルッチ「なるほど、こっちには来れないのか?」
マヤ『ええ、まだ油断も出来ないし。そっちは如何?』
ガルッチ「迷イノ地獄をクリアして、今暑い地獄に到着したところだ。」
マヤ『………驚いたわ。私が連絡するまでの間、森を突破するなんて。今貴方達がいるのは、『炎ノ地獄』。
絶える事のない炎は、罪人の魂ですら焼き尽くすわ。』
なるほど、地獄で言う『煉獄』か。
ガルッチ「まだ迷イノ地獄の方が、ここよりマシってやつか。」
マヤ『そう言うことよ。迷イノ地獄より、そこは手強い敵が多いわ。注意して。………貴方だったら、本当に罪人がいたとしても、全員生きて返す事が、出来るかもしれないわね。』
ガルッチ「マヤ………。」
マヤ『正直、貴男が羨ましいわ。出会って間もないとは言え、貴男は7人の中に居る罪人も、救おうとしてる。皆に反対されようとも、やり方はどうであれ、その信念を貫こうと頑張ってる。
私も、貴男みたいな信念を持てたら…………。』
ガルッチ「そんなことは無い。俺はあまりにも弱すぎる、ただ強がってるだけの、臆病者だ。………実は、エンリという女に出会った。」
マヤ『エンリ?』
ガルッチ「彼奴、どうやら僕の知らない何かを知ってる気がするんだ。もしかしたら、僕は何か相当な大罪人なのかもしれないんだ…………。」
マヤ『…………ガルッチ、あまり気を追い詰めないようにね。その子達の手綱を持つのは、貴男なんだから。
そろそろ切るね、次連絡するときは、突破してることを祈るわ。』
『ピッ』
ガルッチ「…………行こう、皆。ここを急いで突破するぞ。」
夕立「了解っぽい!」
sideChange
-???-
正宗side
ふむ、奴等は迷イノ地獄という場所を突破したのか。だが、まだまだ序の口。次はどのような仕掛けを起こそうか………。
正宗「しかし、あのラッシュマッチレスが2人居たのは驚きだが、何か特徴とかあるのか?」
「いや、見てみましたが、髪型全然違いますよ?」
正宗「髪型?そういえば、もう一人の髪が違ってたような……………………。眼鏡でも掛けておくか。」
(社長眼鏡捜索中)
正宗「………ホントだ、髪型全然違う。私もいよいよ歳かな?」
「本編での貴方のあだ名、知ってます?」
正宗「?」
「絶版おじさんだとか。」
正宗「……………………え、何そのあだ名。私、初耳だが。」
「だって、何回も絶版絶版っていうから、いつの間にか絶版おじさんになったんですよ?」
そんな馬鹿な。って事は、もしかしてラッシュマッチレス共は私のこと絶版おじさんとか呼んでいるというのか!?
何故そのようなあだ名を………………。こんなあだ名、今すぐ絶版にしなくては………………。
「今じゃ、絶版ジジイって呼ばれてるかも。」
正宗「そんなあだ名、すぐに絶版だ!!」
「………………やっぱり絶版おじさんじゃないですか。少し抑えたらどうです?」
正宗「むぅ………………。(-_-;)」
このような不名誉なあだ名、必ず絶版………………いやどうしよう。いきなりやめたら、違和感が………………………。
正宗「如何すれば良い。」
「そこは自分で考えるものかと。」
正宗「そうか………………。」
困ったものだな………………、ホントに。
sideChange
-炎ノ地獄-
ガルッチside
とりあえず僕達は先を進めるために、あちこちにあるスイッチを押しながら進んでいた。が、そこで予想だにしないことがあった。
璃々「えっ………。」
『む?これはこれは、また会ったな。』
珠月「死神!?」
まさかの死神、この炎ノ地獄で再会することになりました。
ガルッチ「お前、何でここに。」
『迷った。』
『ズコッ!!』
曙「迷ったって、それはそれでどうかと思うけど………………。」
『って、なんか増えてない?お前、まさかハーレム願望とか────』
ガルッチ「な訳あるか!?ってか死神、普通迷うか!?」
『そうは言うが、途中でiPhoneが壊れたんだよ。如何すればいいのかと悩んでる内に、いつの間にか迷った。』
翠「死神であろう者が、何故現代道具を扱えるんですか……………………。」
『小っちゃいことは、気にするな!!』
いやいや、気にするよ!?ってか仕事中にそんなことして良いのか!?
『しかし、ホントにどうしよう。iPhone壊れてるし、何これ耐熱性ないのか?』
ガルッチ「こんな滅茶苦茶暑いとこで、iPhone使うか?」
『使うに決まってるだろ!!電池が切れるまで、ずっと使い続けるつもりだし!!』
ガルッチ「何でだよ。」
翠「今更ですけど、何で私達普通に死神と会話してるのでしょうか。」
『そこは気にするな。それに、まだ刈り取る必要はないと思ってるからな。出会ったときも言ったが、俺と戦う日が来ると。
しかしどうしよう、今『FGO』でガチャやってたら、武蔵ちゃん来たのに。』
『Fate/Grand Order』やってるんかよ、この死神。というかこんな死神で大丈夫かな?
時雨「とりあえず、此処に出てしばらくすれば使えるんじゃないのか?」
『なるほど、その手があったか。』
ガルッチ「いやいや、その手があったかじゃねえだろ!?」
『ならば別の地獄に行かなくては。よーし、今度はイリヤちゃんを狙うぞ~!!』
ガルッチ「イリヤは僕の奥さん!!」
『マジで?』
ガルッチ「マジです。」
『ウゾダドンドコドーン!!!_| ̄|○』
紫乃愛「ショック受けた。」
璃々「ホントにこれ、私たちを襲った死神なのですか?」
こんな奴でも、ちゃんとした死神です。
『俺は、俺はずっと、イリヤは俺の嫁だったはずなのに……………………!既に既婚者だったとはぁぁぁぁぁぁ!!』
ガルッチ「そこまで嘆くのか!?」
黎斗「さすがの私も、ドン引きだ………。」
貴利矢「同感だ、社長さん。」
『……………………って、今更だが艦娘がここにいるだとぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?』
ガルッチ「今か!?」
『しかも全員駆逐艦って、どういう事だァァァァァァァァァァァァァ!!!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』
司「う、うわぁ……………………。」
優里音「さ、さすがの私も、これには引くわ。」
珠月「ミズキ、この死神………二重の意味で怖い………。」
黒絵「お、お兄ちゃん……………。」
あらら、子供も怯えちゃったよ。艦娘達もこれには苦笑い……。
曙「フェイカー、何が一体どうしたらああなるの?」
ガルッチ「僕に質問しないで。」
『って、フェイカーだと!?クソ提督ではなく、フェイカー呼びだとぉぉぉ!?!?』
ガルッチ「ハァ……。」
『バシンッ!!』
ガルッチ「落ち着け。」
─死神お仕置き中─
『済まない、取り乱した。』
ガルッチ「取り乱しすぎだ。」
『とりあえず、この地獄から出る。また会おう、諸君。』
とりあえず、死神は何処かへ行った。
璃々「………………何だったのかしら。」
紫乃愛「私も知りたいぐらいです。」
誰だって知りたいよ。そう思いながら、次の場所に進み、そこで休憩に入った。
next episode
原作と大きな違い
死神が立ち去る。
死神のキャラが滅茶苦茶崩壊しまくってるわ、ホントマジで。ってか、後1話でepisode100突入だな、これ。