Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-地獄 上空-
マヤとエンリを置いて、黎斗、貴利矢、オンスロート、キース、カオスフレディはアークベルゼブブの元に、アスガルトビヨンドは変わり果ててしまった塔に向かった。
黎斗の姿は、腕にはアイアンマンMarkⅣ使用で、両手はオンスロートの『インフィニティー・ガントレット』を付けている仮面ライダーゲンムの姿だった。
一方で貴利矢は、両脚には『フラッシュ』、右腕には『サイボーグ』、左腕は『スターファイアー』という、上半身がティーンタイタンズ、下半身がフラッシュという変わった姿だった。(ぶっちゃけ言えば、どう表現すればいいのか、分からなかった。)
貴利矢「おい作者、メタイぞ。」
黎斗「そもそもこんなこと考えたこと無かったからな。とはいえ、能力は化け物と言うべきだろうな。」
キース「しかし、『飛翔』メダルが2枚ほどあってよかった………。」
カオスフレディ「全くだよ、貴利矢と黎斗、オンスロートは空飛べるからいいが、俺とキースは飛べねぇからなぁ…………。」
オンスロート『…………来る!』
気配を察知したオンスロートは、先手必勝と言わんばかりに、いきなり光線を放つ。しかし、アークベルゼブブはそれを反射させる。
貴利矢「うわぁ、改めてみると、完全にウルトラマンの面影ねぇわ。」
キース「それには同感だ………。九条、撹乱を頼んだ。」
貴利矢「了解!さぁて、ノリノリで行くぜ!!」
黎斗「まぁ、我々は囮なんだがな。」
カオスフレディ「兎に角、ガルッチと明日斗が弱点を破壊するまで、俺達が耐えねぇとな。」
『……………殲滅、開始!』
次に貴利矢が、フラッシュの能力を使いながら、スターファイアーとサイボーグの光線を放つ。
だが、涼しい顔をしながら、貴利矢に攻撃する。が、あまりにも速すぎるのか、アークベルゼブブの動きが鈍いのか、どちらにせよ、攻撃が当たらなかった。それを気に、黎斗はアークベルゼブブに向けて近づき、そのまま殴りつける。
『ボカッ!!』
『!?』
あの巨体相手にも関わらず、そのまま地獄の地面に叩きつけられる。
黎斗「ヴァァァァァァァァッハッハッハッハ!!!ハルクの怪力を思い知ったかぁぁぁ!!!」
カオスフレディ「こりゃ、相当のパンチだろうな………。これでマッスル化させたら…………。」
キース「……………ヤバいことになるな。まぁ、やらせるが。」
するとキースは、何かのケースを取り出し、開くと、様々なアイテムが多く存在していた。その中にある2枚のマッスル化を、1枚は黎斗に、もう1枚はカオスフレディに渡した。
【【マッスル化!!】】
黎斗「さぁ、叩き潰してやる…………!何処まで耐えられるか、見せて貰おうか!!!」
カオスフレディ「なら、俺とラッシュの速さ比べしてみるか?どっちが多く奴に叩き込めるか。」
黎斗「私と勝負とは、随分面白い事をいうな。ならば、行くぞ!!」
黎斗とカオスフレディはそのまま、アークベルゼブブに突っ込み、ラッシュを放とうとする。だが、謎の衝撃波で2人は吹き飛ばされる。
オンスロート『…………………あんなの、私じゃない。少し思い出したけど、もう私は、彼なんかじゃ無い。』
すると、オンスロートは巨大な球を生成させ、それをアークベルゼブブにぶつける。それでも、突き進んでくる。
キース「まだ動くか。あの2人は、まだ弱点に到達できていないのか?」
貴利矢「さぁな。だが今は、彼奴らが弱点を破壊するまで抑えるのが先決だ。キース、ヤバくなったら、回復アイテムを頼んだぜ。」
キース「分かった。」
貴利矢「オンスロート、行けるか?」
オンスロート『大丈夫、お兄様達の為に、頑張らないと。』
貴利矢「社長!カオスフレディ!」
黎斗「言われなくてもっ!!ブゥン!」
カオスフレディ「やれやれ、黎斗の奴…………無茶とかすんなよ!」
貴利矢「そんじゃ、俺らも行くか。」
キース「私もできる限りのことはしよう。」
オンスロート『…………!!』
黎斗とカオスフレディは、それぞれの両腕に、他の3人もまた、他の部分の所にも攻撃し始めた。
オンスロート『私が、私であるために……………、貴方を決別する!オンスロート!!』
戦いの最中、オンスロートの目には、強い決意が見えた。その目は、かつてガルッチが見せた強い目を………。
-禍々シキ管理者ノ領域-
アスガルトside
やれやれ、なんだここ?前来たときより、随分やばい所になっちまったな………。
明日斗『ここのどっかに、彼奴の弱点があるって訳か?』
ガルッチ『うん、あのカラータイマーがある場所と言ったら、恐らく………。』
明日斗『ってか、まだ増えるらしいぜ。このブヨブヨした野郎。』
ガルッチ『あー、全く………。』
アスガルト「「『『鬱陶しいんだよ!!!!』』」」
『ズシャァァァ!!』
もう無視してやろうかな?斬れば増幅するし、魔法でやっても吸収するし、おまけに殴ればくっつくんだよなぁ………。
なんだあれ、『
璃々『もうあれらは無視した方が良いかもしれませんね。』
翠『ですね。ここでやられたら、元の子もないですし。』
やっぱり無視だよね~。ってな訳で、弱点の方に直行するか!!
って、正宗とグラトニーと戦った場所に到着したのはいいけど…………。
『ドクッ!ドクッ!』
明日斗『………やばそうなカラータイマーだな。』
ガルッチ『最早心臓そのものだな、このカラータイマー。』
目の前にあったのは、煩く鼓動を打っている、アークベルゼブブのカラータイマーだった。これさえ破壊すれば、いくら奴でも息絶えるはず。
『ソウハ…………、させんぞ…………!!』
アスガルト「「『『その声! まさか、檀正宗!?』』」」
『クケケケケケケ…………、この体…………、スバラシイ…………!もう死ぬことは無いというのは、ナントモスバラシイことか…………!!!』
いや違ったか。檀正宗の姿をしているが、どうやら別の何かだろうな………。というか、もう正気を保ってないっぽいし……………?
『や…………、ヤメロ……………!!もう…………、止めてくれ…………!!』
え?
『ら…………、ラッシュ…………マッチレス…………。君………、なのか…………!?』
アスガルト「「『『正宗!?』』」」
『………どうやら、当たり…………のようだな…………。ウグッ!?』
『ナニジャマシテルンダ?私ノ肉体ノクセニ、生意気────!?』
『引っ込むのは…………、そっちだ…………!!』
BGM終了
な、なんだなんだ?正宗の奴、自我を保ってるのか!?
『フフフ…………、私のこと…………、嗤いにきたのか…………?』
アスガルト「「『『…………。』』」」
『嗤いたいなら、嗤いたまえ………。今の…………、私は…………、実に滑稽な………ものだしな…………。』
アスガルト「「『『…………貴様は、後悔していないのか?今まで、やって来たこと、全部。』』」」
『…………後悔、か。今の私なら…………、後悔しているな…………。チィ………!まだ、私を蝕むか…………!!
ラッシュマッチレス、君に頼みたいことがある!!』
アスガルト「「『『何だ?』』」」
『私の息子………………、黎斗を……………頼む………!!そして、私ごと、……………カラータイマーを……………!!!
『絶版』しろ!!!跡形も無くだ!!!』
明日斗『だとよ、如何する?』
ガルッチ『…………そんなの、最初から決まってる。』
【【キメワザ!!】】
……………安らかに眠れ、檀正宗。誰も起こされることの無い、無の世界に還れ。そして………。
【アルティメットカーディナルビヨンドクリティカルクルセイダース!!】
アスガルト「「『『じゃあな、平行世界の英竜姉ちゃん。』』」」
トリガーを引くと同時に、英竜姉ちゃんの声が聞こえた。
『ア………………リ…………………………ガ…………………………………トウ…………………………………………。』
その言葉を最後に、極太の光線が放たれ、カラータイマーに直撃する。
『バキンッ!!』
そしてカラータイマーが砕け散った。辛い想いをし続けた、星空英竜は、あの言葉を最後に、消えて無くなった…………。
『更新 ウルトラマングラトニーの討伐:達成
全クリア条件達成、お疲れ様でした。』
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