Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
GenocideEND 壊れ果てた刃
-ガルッチ達の家-
ガルッチside
『Criminal Girls2』をクリアした後、僕は明日斗と共にアギラの部屋に行くと、誰かが捕まっていた。その正体は、両儀零と呼ばれる少女で、『何でも屋』というところの商人をやっているそうだ。
その商人からこう言われた。
零「おや、僕だけでなく、周りの人達無関係とは?では、貴男の愛人も妻達も、もう他人ですか?信用出来ないなら、もう離婚してしまえば良いのですよ。」
その後、僕にとって残酷な映像が流された。そして…………。
零「こうなるのが嫌なら、彼女達を護る事を優先しなさい。そして何より、自己嫌悪は最もやってはなりません。妻達も愛人達も、誰一人頼りにしてない証拠になりますよ。改善させようとしなかった周りも問題ですが、とにかくそういうのはもうやめた方が良いですよ?貴男の元から離れさせたら、さっき見せた偽の映像通りになりますよ。」
こんな事も言われた。何も言えなかった。殆ど正論と言っても過言じゃなかった。その後、僕はお姉ちゃんの面会するために、フラン達を連れてザギの世界に行き、途中でリリカの様子を見てきた。何でも、ある禁断のカードを使ったことにより、入院する事になったようだ。
そして、出会い頭にこう言われた。
リリカ「とんだダメダメです。正真正銘完全にして完璧なる浮気ですね。私も言えた事ではありませんが、ハーレム体質なんて呪いですよ呪い。どうしてそんなに浮気をするんですか?一人にしなさい一人に。
後、ザギさんから聞きましたが、一人で何でも抱え込むようですね。おいおい、妻も愛人達も信用しちゃいねぇのですか?それだけ浮気をするなら当然ですよね。自業自得です。
私の事を怨んでくれても構いませんが、愛人も妻もこれ以上増やすのやめた方が良いですよ?全員幸せに出来ると思ってるようですが、多く居る分悲しむ人が増えますよ?全員慰められますか?出来るとしても、全員が納得してくれますか?最後に、私はそんな
殆ど説教とも言えるほどの正論を並べられ、更にはフラン達の事も言われた。何も言えない。言い返す言葉も無かった。その後は、お姉ちゃんの面会に行こうと考えたが、2人の事を考え、取りやめにして帰った………。
会わす顔すら、無かったかもしれない…………。
それっきりなのか、最近僕は部屋に籠もることが多くなってしまった。けど、今更僕は如何しろと、そればっかりしか考えていなかった………。
昼も夜も、考えれば考えるほど気が狂ってしまう。そんな時だった。
『だったら、殺しちゃえばいいんじゃ無い?』
ガルッチ「は!?誰!?」
遂には幻聴も聞こえるようになってしまった………。
『誰でもいいよ。それより、どうせ皆信じられないんでしょ?でも、切り捨てられないし、それどころか増えるばかり。違う?』
ガルッチ「ぼ、僕は…………。」
『いっそ殺したら?君の大切な人も、愛人も友達も、家族も皆!そうすれば、皆ずっと一緒に居られるよ!!』
ガルッチ「違う!!そんなの、そんなんでずっと一緒とは違う!!」
『違わないよ。例え死んだところで、逝くのは天国でも地獄でも無い。君の中にずっと一緒にいてくれるんだよ?ずっとずっと。』
ガルッチ「そんなの、そんなの違う!!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!!!!!!!!!!!!」
『でもこのままだと、君が苦しむだけだよ?どうせ信じられないなら、皆殺しちゃえば──────』
ガルッチ「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
狂えば狂えうほど、幻聴の声が強くなっていき、いつの間にか僕は、自分自身を傷つけ始めていた。幻聴を消すために、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も……………。
そして…………。まだ自分を傷つけていたときだった。
フラン「お、お兄ちゃん?ねぇ、大丈夫?」
ガルッチ「!?」
フラン「え!?ど、如何したの!?この惨劇、一体何なの!?」
遂にフランが、僕の部屋に来てしまった。そして、見られてしまった。
フラン「お兄ちゃん?!ねぇ、如何したのよ!?何でこうなってるの!?大丈夫なの!?」
『さぁ、とびっきりのいい子が来たよ?手始めに其奴を殺せ。』
ガルッチ「ぁぁ…………、いや…………、やりたくない……………。こんなの……………、こんなのイヤだよ……………。」
フラン「お兄ちゃん?ねぇ、如何しちゃったの?何がいやなの?」
『その子を殺せば、ずっと一緒にいてくれるよ?』
ガルッチ「違う!フランは、フランは……………!!」
フラン「私?私が如何したのよ?ねぇ、何で私から逃げるの?如何しちゃったの!?」
ガルッチ「フラン!!逃げて!!お願い!!僕は、僕は殺したくないのに!!!」
フラン「殺す!?ねぇ、ホントに如何しちゃったの!?」
こいし「フランちゃん?ねぇ、何があったの?」
『ほらほら、もう1人来たよ?』
ガルッチ「イヤだ…………、殺したくない…………!殺したくない!殺したくない!!!お願いだから、僕から離れて!!」
こいし「お兄ちゃん!?本当に如何しちゃったの!?」
フラン「分からない、いきなりこうなっちゃって。」
『さぁ、殺せ!殺すんだ!!』
ガルッチ「イヤだ!!!」
『どうせお前の大切な人なんて、最初からいないようなものだよ?殺せば、本当に一緒にいられるんだから。』
ガルッチ「ぁ……………。」
幻聴のsaiご野言葉デ、僕ハ……………、壊テシマッタ…………。何モカモ、全部、壊レ手シマッタ…………。
sideout
-Undertaleの世界-
一方で、盾子とフラウィーは…………。
盾子「……………拙いわね。」
フラウィー「何が?」
盾子「ガルッチが…………、壊れてしまいました…………。」
フラウィー「は?彼奴が?」
訳が分からんと言わんばかりに、盾子を見る。
盾子「ええ、その証拠に、ガルッチは勝手に、自分の家族を殺しています。」
フラウィー「は!?何があったの!?」
盾子「分かりません。っていうか、友人達も殺し始めちゃってるぜ~!?」
フラウィー「え?え?え?」
盾子「っとよく見たら、一般人も軍人も無差別に殺しちゃってるよ~?」
フラウィー「…………………ねぇ、これって、ヤバい?」
盾子「ヤバいってレベルじゃないよ、これ。ガルッチが暴走したおかげで、全員パニック状態。あのTOAAですら困惑してるんだよ?」
フラウィー「えぇぇぇ………………。」
流石のフラウィーですら、ドン引きしていた。それだけガルッチは、壊れてしまったんだと。
盾子「どっちにしろ、アタシ達の命が危ない。急いで逃げるよ!!」
フラウィー「待って!!ソウルは!?」
盾子「今は生き残るのが先!!」
フラウィー「じゃあこれは?」
そこにあったのは、かつてアスト・オルタにグールにあげたと嘘を付き、本当は仮死状態になっている東條さくらこと、大和がいた。
盾子「これは持っていく!兎に角、急いで!!」
そう言い、盾子は時空源を開いて、仮死状態の大和を抱え、フラウィーと一緒にこの場を後にした。ガルッチから逃げるために、そして、平行世界のガルッチに助けを請うために、平行世界へと逃げていった。
-???-
そして、壊れ果ててしまったガルッチはというと、次に殺す相手を捜し回った。場合によっては、建物自体を破壊していた。だが、何処にもいなかった。殺す相手は、全くいなかった。
そう思っていた。
零「あちゃー、これは予想外。いい薬になるかと思ったら、まさかこんな展開になるなんて…………。」
リリカ「………………貴男って人は、何を考えて────」
ガルッチが後ろを振り向くと、そこには頭を抱えた零と絶句するしかなかったリリカが立っていた。
零「いやいや君、流石に無いよ?いくら僕の映像を見て取り乱したからって、これは何でも………。」
リリカ「…………ガルッチさん、貴男自分で何をやったのか分かっていやがるのですか!?」
ガルッチ「……………。」
零「リリカさん、もう此奴は手に負えません。逃げた方が賢明ですよ?もうあれは、正気そのものを失ってる。彼の妻も、愛人も、友人。それだけでは無い、どうやら一般人も含めて全員殺したようです。」
リリカ「一般人も!?」
零「はい。」
リリカ「…………………。」
ガルッチ「…………ソッカ、平行世界ニモ、沢山イタンダッタネ。」
零「拙い!?急いで!!」
零はリリカを引っ張ってワープホールの中に入り、一瞬にして消えた。だが、ガルッチが手を掲げると、一瞬にしてワープホールが現れる。
そして、彼女達を負うかのように、その中へと入り込み、ワープホールは消えて無くなった。
そして、誰もいなくなった。壊れ果ててしまった
Bad END
ガルッチside
もう、いやだ…………。殺したくない…………、殺したくないのに………………。こんな事になるぐらいなら、消えて無くなればいいんだ……………。
やっぱり僕は、死ぬべきなんだ。殺されるべきだったんだ。お願い……………、誰か……………。誰でもいいから……………。
僕を、
壊れた刃は、平行世界へと渡り、多くの人を殺めることになる………。誰も止まられず、誰にも敵わないまま、彼に殺されるであろう………。
そして本当のガルッチは祈る。誰かが殺してくれると祈りながら、彼は殺し続けて行く………。