※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode132 リリカVSガルッチ 交わらないFusion

-セイクリッドフォース・ザギ・マィティベース 演習場-

 

 

ガルッチside

 

 

ザギ「ガルッチ、いくら何でも迷いすぎだろ…………。」

 

ガルッチ「仕方ないだろ。ここに来るのは初めてだし、まるで試練の塔か迷イノ地獄か何かと思っちゃうよ。」

 

ザギ「なんだそこ、ガルッチがいた場所だったのか?」

 

ガルッチ「そんな感じ。」

 

 

しかしまぁ、滅茶苦茶広いな。ここでザギとリリカが戦っていたのか………。まぁ、その分此奴らを使うのには、持って来いの奴だな。

 

 

ザギ「それはそうとして、リリカの勝利条件、厳しくないか?そっちの方が楽なように感じるが。」

 

ガルッチ「いや、あのフュージョンライズを使うから、ぶっちゃけ言えば、リリカの方が有利だ。どんな攻撃でも、致命傷だし。」

 

ザギ「どんな、攻撃でも?待て、少し聞くが、それって………。」

 

ガルッチ「『球磨川禊』。此奴のカプセルと、もう一つを使う。どちらも最弱。だが、此奴は全ての攻撃を見切ることが出来て、蓄積ダメージを与え続ける事が出来るカプセルだ。此奴を扱うのは初めてだし、どこまで持つのかやら…………。」

 

 

おそらく、どのフュージョンライズの中でも最弱の位置に立ちやすい奴かもしれない。けども、今の僕にはピッタリの奴かもしれない。全てを見切りつつ、全力全開の攻撃を与える。

代わりに、体力、攻撃、防御が最弱になるけど、これ以上のフュージョンはないかもしれない。

 

 

ザギ「とんでもないフュージョン………?そういえば、右眼どうした?」

 

ガルッチ「あ、これ?」

 

ザギ「前までは右眼あったはずだ。怪我でもしたのか?」

 

ガルッチ「…………そういえば、友人達や校長以外の人に言うのは初めてかな?実はこれ、ある戦いで失明したんだ。」

 

ザギ「失明!?だが、私が出会ったときはあっただろ!?」

 

ガルッチ「あれは義眼。今義眼は鎖骨あたりに付けてるけど、使わないときはネックレスに擬態しているんだ。」

 

ザギ「なんと…………。では今まで、ずっと義眼で過ごしていたって言うのか!?」

 

ガルッチ「そういうこと。今の右眼は神話スタンドの居所だけど、OFFにしたら見え無くなっちゃってね。

 

 

別に治す必要はないから。」

 

ザギ「そ、そうか…………。」

 

 

ザギと話をしている内に、リリカも到着した。

 

 

リリカ「ガルッチさん、待ちましたか?」

 

ガルッチ「大丈夫、こっちも迷ってた。ここ迷路にも程があるだろ………。」

 

リリカ「そうですか?それより、右眼────」

 

ガルッチ「ある戦いで、失明していたんだ。ずっと義眼で過ごしていたが、創造王神の力が覚醒し、右眼が神話スタンド姿になって、今はOFF状態だから見えないんだ。」

 

リリカ「なるほど………。それはともかく、私の勝利条件は、貴男に致命傷を負わせるって言いましたけど、どういうことですか?」

 

ガルッチ「それは、フュージョンしたときに教える。まぁいやでも分かると思うよ?」

 

リリカ「分かりました。」

 

 

そして、僕とリリカは、定位置に付き、ザギは巻き込まれないように離れたところで見ることになった。

 

 

ザギ「んじゃあ確認するが、リリカの勝利条件は、ガルッチに致命傷を負わせること。そして、ガルッチの勝利条件は、リリカを気絶させること。

 

 

それでいいんだな、ガルッチ。」

 

ガルッチ「ああ、それでいい。んじゃ、始めるか。」

 

リリカ「ええ。」

 

 

リリカがガールズリングを取り出すと同時に、僕もボーイズライザーを取り出す。あの2枚のカードは、恐らく………。

 

 

リリカ「アスナさん!」

 

 

『結城明日奈!』

 

 

アスナとアルトリアって訳か。けど、やることは変わりない!

 

 

ガルッチ「『融合』!」

 

 

僕は急いで、『球磨川禊』を起動させ、ナックルに入れる。

 

 

リリカ「アルトリアさん!」

 

 

『アルトリア・ペンドラゴン!』

 

 

ガルッチ「『アイ、ゴー』!!」

 

 

次に、もう一つの最弱のカプセルを起動させ、ナックルに入れる。そのまま持ち、スキャンする。

 

 

ガルッチ「『ヒア、ウィー、ゴー』!!」

 

 

『フュージョンライズ!!』

 

 

リリカ「…………そのスケルトン、一体。」

 

「よう、初めましてかな?一応言っておくが、俺は手加減する気はさらさらねぇからな。」

 

アルトリア「………気を付けた方がいいですよ、リリカ。どうやら、あのスケルトンとあの少年から、危険な力を感じます。」

 

禊「『やだなぁ。』『僕は最弱なんだけど。』」

 

アスナ「凄く弱い力を感じるけど、異質な気が………。油断しないで、リリカさん。」

 

リリカ「ええ。」

 

「ガルッチ、やるからには、分かってるだろうな?」

 

ガルッチ「無論だ。行くぞ、リリカ。」

 

リリカ「はい!『光り輝く聖剣の力、お借りします』!!」

 

ガルッチ「覆せ!最弱!!」

 

 

リリカはガールズリングを掲げ、僕はボーイズライザーを突き出して、トリガーを引いた。

 

 

『フュージョンアップ!!』

 

 

『フュージョンガールズ!!ランベントエクスカリバー!!』

 

 

『サンズ!球磨川禊!ボーイズライズ!フィクションヴァニア!!』

 

 

リリカ「『『閃光の聖剣に────って、ちょ!?』』」

 

 

リリカの融合が終わり,決め台詞を言うとしたら,此方の攻撃を始めたらしく、リリカはそれを避けていた。

 

 

ザギ「お、おいガルッチ!!決め台詞を言ってる最中に、攻撃するか!?」

 

ガルッチ「『『悪いけど、これはサンズに文句言ってくれ!どうやら此奴、初撃で最大の攻撃を仕掛けるらしいからさ!!』』」

 

リリカ「『『何ですかそれ!?卑怯にも程があるでしょ!?』』」

 

 

それには同感。リリカが避けきったと同時に、僕の融合も終わった。その姿は、上半身が青いジャケットを着込んでいて、下半身は学校用のズボンをはいているという、どう見てもミスマッチ感が半端なかった。

 

 

んじゃ、サンズの台詞を言った後に始めるか。

 

 

リリカ「『『全く………、それじゃあ改めて。閃光の聖剣にて、闇を払う!!』』」

 

 

ガルッチ「『『it's a beautiful day outside.

 

 

birds are singing,flowers are blooming……,

 

 

on days like these, girls like you………,

 

 

Should be burning in hell!』』」

 

 

今ここに、僕とリリカにとっての最悪な戦いが始まった.

 

 

next episode




新たなフュージョンライズ


『Sans』(Undertale)×『球磨川禊』(めだかボックス)=『フィクションヴァニア』(覆せ!最弱!)


どこに打ち込まれても致命傷と言われるほどのひ弱な禊と、体力攻撃防御に加えて1という最弱同士のフュージョンで、あらゆるフュージョンの中でも1番弱すぎるフュージョン。
が、サンズには全ての攻撃を見切る力があり、どんな攻撃でも必ず避けることが出来る。そして、攻撃時にはどれだけ防御しても必ず1ダメージが通り、しかも当たり続けるとその分のダメージが蓄積されていく。
仮に致命傷を負っても、禊のスキル『過負荷『大嘘憑き(オールフィクション)』』で、1回はなかった事に出来る。
実際ガルッチも、このフュージョンを使うのは拒んでいたが、ある決断の為にこれを選んだらしい。
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