Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-ベイカー家-
ベロニカ「もう、大丈夫なのジェイソン?」
ジェイソン「うん………、一応…………。」
リリカとの戦いに敗れ、動かなくなっていたジェイソンだったが、助けに来たベロニカが魔力を込め、ジェイソンを復活させた。
ジェイソン「まさか、逆転されるなんて、思わなかった…………。あの力、ホントのゾンビだったら、確実に殺されていたかもね…………。」
ベロニカ「でも残機があるから、まだ大丈夫だよね?」
ジェイソン「まぁね。でもあの力はもう喰らいたくない………。『デンジャラスゾンビガシャット』とあれじゃ、相性が悪すぎる………。」
ベロニカ「………『フュージョンアップ』ね。相手によっては、天敵にもなり得るかも。」
ジェイソン「うん。とりあえず、僕達は退散しよう。後のことは、ガルッチとルシフェル、そしてアスト・オルタに任せよう………。」
ベロニカ「それじゃ、ここの場所から出ていかないと。」
そうして、その場にいたはずのジェイソンとベロニカは姿を消した。
プロトガルッチside
ゾイ「あの時は、ホントに助かった………。礼を───」
プロトガルッチ「気にするな。少し過去のことを思い出して、君を助けただけだ…………。」
どうも、ガルッチ…………でいいのかな?あっちの僕は、未来では名前変えたらしいから、あれでいいかな?
今僕は、ゾイという女性を助けて、トレーラーの所に向かっているところです。
プロトガルッチ「…………あのエヴリンって子、どことなく似ている気がする。」
ゾイ「あの子が?」
プロトガルッチ「…………うん。僕の妻と、よく似ている。彼女は、孤独だった。能力のせいで、ずっと地下で過ごしていた………。
彼奴は沢山の友達がいるっていってるけど、実際は独りしかいなかった………。あのエヴリンって子を止めないと、取り返しの付かないことになりかねない…………!!」
ゾイ「そのための、トレーラーか?」
プロトガルッチ「そんな感じ………。」
ゾイ「そういえば、あのエヴリンに何かやられたんだろ?大丈夫なのか?」
プロトガルッチ「安心しろ、あれにやられるほど、僕は柔じゃない。って強がったのはいいが、実はよく分からないんだ………。やられても不思議じゃなかったにもかかわらず、気がつけば治ってたんだ。
変だと思わないか?」
ゾイ「なんだそれ?」
プロトガルッチ「しかも、全く痛みを感じなかったし、前もそうだった………。」
もう覚えていないけど、あの時大怪我をしていたにも関わらず、傷はいつの間にか治っていた………。フランと一緒に居たときは、こんな事はなかったのに、何で治ったんだ?
ゾイ「…………確かにそれは変だな。何時からなんだ?」
プロトガルッチ「分からない…………。とにかく今は、トレーラーに行こう。」
sideout
そして、ダークルシフェルはというと……、彼女の妹のザギとその恋人のはやてと出会っていた。
ザギ「お姉様………。」
ダークルシフェル「まぁまぁ、そう怖い顔で睨まない睨まない。私は戦う意思はないから。」
ルシフェルは、今までかつてないほどの怖い睨め付けをしているザギをなだめていた。
ザギ「…………。」
ダークルシフェル「まいっか、とりあえず聞くだけ聞いて。ここに来たのはつい最近で、ある人物を探し回ってるの。ガルちゃんから聞いてるとは思うけど………。」
ザギ「…………『キャラ』だったか?其奴を探して如何するんだ?」
ダークルシフェル「気が早いなぁ………。まず、順を追って説明するね。まずキャラって奴だけど、ガルちゃん。つまり、基本世界にいたガルッチの仇相手なの。まぁ呼び方は、プロトガルッチでいいかな?」
はやて「仇?」
ダークルシフェル「そう。何が起こったのかは、ガルちゃんに聞かないと分からないけど、彼の妻が殺されたきっかけに、あるナイフの破片を手掛かりに拾って、当てのない旅に出てたの。途中で私を含めた仲間を集めて、その欠片を調べてみると、キャラって奴のナイフの破片だって事が分かったの。」
ザギ「…………仮に見つけたとしても、其奴を如何するつもりだ?」
ダークルシフェル「殺す。あの時の私なら、彼の仇なんてどうでもよかったけど、彼処まで苦しい思いをしてまで生きている以上、私は最後まで付き合うつもりよ。
私は、最後の最後まで、彼を見届けたいの。そして手伝える事があるなら、手伝う。あの時英竜が暴走したときも、ダークビーストやスペースビーストを使ってでも人間達を助けた。」
ザギ「!?」
はやて「なんやて!?」
ダークルシフェル「昔の私とは思えないっていうのが、本音だけど、どれも此も、ガルちゃんのお陰で変われたからね。」
そう言いながら、左手を掲げると、世界が変わった。その世界は、エデンが使っていた固有結界と酷使していた。唯一違うのは、エデンの月は青く光ってるのに対し、赤い月が昇ってること。桜がないことの2つだった。
ダークルシフェル「さてと、前置きはここまで。ここなら誰も邪魔は出来ない。」
ザギ「?」
ダークルシフェル「ザギちゃん、あなたがどれぐらい強くなったのか、試してあげる。私の予想だと、今のあなたなら、はやてちゃんが持っていた本の相反したものが手に入るはずよ。確か、『光の書/日天の魔道書』かな?
それを手に入れば、あのエヴリンって子を止められるはずよ。その力を手にするのに相応しいかどうか、お姉ちゃんが試してあげる!!」
ルシフェルは黒いセイザブラスターを取り出し、黒いキュータマを付ける。
『ルシファーキュータマ!』
『セット!チェンジ!!』
ザギ「…………はやて、行けるか?」
はやて「うん!ザギちゃんは、ウチが守る!!」
ザギ「そうか。お姉様、手加減しません!!」
ダークルシフェル「手加減なんてしないよ。私は殺すつもりで、ザギちゃん達と戦う。」
ザギは『ギンガスパーク』を取り出して、ギンガの顔を展開。すると、ウルトラマンギンガのスパークドールズが、ギンガスパークから出て来た。そして、ギンガのスパークドールズの左足の裏をギンガスパークにセットする。
『ウルトライブ!!ウルトラマン!!ギンガ!!』
ダークルシフェル「サタンチェンジ!」
ルシフェルはトリガーを引くと、戦闘服に変わり、血のような赤く光る剣を持った。
ダークルシフェル「行くよ、ザギちゃん。はやてちゃん。百合夫婦の絆の力、見せて貰うよ!!」
ザギ「百合夫婦!?」
はやて「夫婦…………。///」
ウルティノイド同士(+はやて)との戦いの火蓋が切られた。
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