Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-ベイカー家 跡地-
プロトガルッチside
とは言われたものの、ありったけの土を持ってきてって言われても、足りるかどうか不安なんだけど!?
プロトガルッチ「マイクラの、世界だったら、一気に、集め、られたんだが、な!」
ザギ「マイクラ?マインクラフトの事か?」
はやて「あんさんら何処までいったんや…………。」
ダークルシフェル「色々回ったよ。でも1番面白かったのは、マインクラフトの世界だったよ。皆カクカクしてたし、土だって1ブロック?取っても、重さは全然感じなかったよ。」
ザギ「ホントにそれ、土なのか?」
ダークルシフェル「っていうかガルちゃん、土ブロックって持ってきてる?」
プロトガルッチ「土ブロック?結構有り余って……………、ってそうか!!!」
どれぐらい必要になるかはわからないけど、土ブロックに関しては整地作業しているときに、滅茶苦茶有り余っている。
ブロック状とはいえ、性質は土であることは変わりない。僕は急いでザギ達に提案し、『ラージチェスト』を数十個用意した。
けど、なんだこのいやな予感………。
ザギ「プロトガルッチ、よかったのか?」
プロトガルッチ「何がだ?」
ザギ「エヴリンのことだが、彼女はキャラと接触した奴だぞ?」
プロトガルッチ「……………そうだな。」
ザギ「殺さないのか?」
プロトガルッチ「…………彼女もまた、被害者の一人だ。キャラと接触したことより、狂ってしまい、自分で家族を奪ってしまったんだ。
それに、決めるのは英竜ともう一人の僕だ。最も、彼奴は殺す事はないだろう。未来という人物の後ろにいた者、『更識リサ』こと『リサ・トレヴァー』がいるから、むしろそんな考えを持つこと自体がおかしいかもしれない。
英竜は如何なのかは、分からないが…………。」
ザギ「リサか………。今は、ガルッチの息子『門矢アラヤ』と結婚しているんだっけ?」
プロトガルッチ「そうなのか?」
ザギ「ああ。」
プロトガルッチ「初めて知ったな…………。兎に角、ここの土も含め、リリカの所に持っていくぞ。」
リサとエヴリン、否が応でも、いずれ出会うかもしれないな。と思いつつ、リリカ達のところに到着した。
プロトガルッチ「持ってきたぞ!」
リリカ「『『ありがとう御座います!って、その箱は?』』」
プロトガルッチ「中身はブロック状だが、性質は土だ。量もたんまりとあるから、沢山使ってくれ。」
リリカ「『『分かりました!』』」
さて、足止めぐらいやっておくか!って、あれ?
プロトガルッチ「リリカ………、君が持ってる奴、なんか震えて無くないか?」
リリカ「『『え?ほ、本当ですね。何でしょう、一体…………。』』」
プロトガルッチ「一体なんなん─────」
近づこうとした途端、突然リングから闇の粒子が現れ、僕の目の前で止まった。と思ってたら、今度は何かの形に為そうとしているのか、粒子同士がくっつき始めた。
リリカ「『『!?』』」
プロトガルッチ「な、何だ何だ!?」
ザギ「これは…………、どういうことだ!?『ガールズリング』から、何故ここまでの闇が!?」
ダークルシフェル「………そういえば、ガイちゃんが持ってたオーブリングの対になるものって、ジャグラが持ってたダークリングだよね?」
ザギ「そうだが…………って、まさか!?」
そして闇の粒子が消えると、そこにはリリカが持ってるものと同じだが、色合いが対となっていて、全体が黒くなっていて、光輪の色が血のように赤く、翼部分は黒い百合が咲いていた。
リリカ「『『……………そんな、まさかこんな事が起こるなんて。』』」
プロトガルッチ「…………なぁ、それの名前って何だ?」
リリカ「『『えっと、『ガールズリング』です。』』」
プロトガルッチ「だとしたら、これは『ダークネスガールズリング』って奴か…………。何で僕なのかは分からない。
けど、使えって言うのなら、使ってやる!!」
手にすると同時に、闇の粒子が僕を纏い始めた。すると、何処からともかくカードが現れ、僕はそれに手にする。
絵柄は、『ジャンヌ・オルタ』かな?兎に角、使おう。
プロトガルッチ「『ジャンヌ・オルタ』!!」
『ジャンヌ・ダルク・オルタ!!』
赤い光輪から黒い炎が吹き出し、僕の隣にジャンヌ・オルタが現れた。
ノワール「ふぁ~、ようやく仕えてくれる人を見つけたって訳……………って、男!?」
ジャンヌ『!? オルタの私!?』
ノワール「あら、聖女様がいたのね。って、何で男なの!?」
プロトガルッチ「知るか!!って、この流れだと、まさか…………。今は、次のカードを引くか。
『ヘクマティカ』!」
『ウッラ・エウレウス・ヘクマティカ!!』
今度は死霊……………って、死霊!?何で死霊なんだよ!?怖いって!!こればかりはホントに苦手だ!!
んで、その隣に、カードに描かれていたヘクマティカっていう女性が現れた………。
何だろう、いるだけで死の実感を感じる………。
ノワール「えっと、アンタ。紙。」
プロトガルッチ「え?何々?」
『申し訳ございません。本来なら自己紹介したいのですが、話してしまうと、大勢の人が息絶えてしまうので…………。
私の能力は、『五感で接触した生者を即死させる』事が出来、肌に触れてしまったり、視界に映ったりしたら、その人が死んでしまうので…………。』
あー、納得。だから喋れないのか。しかも目を閉じてるし…………。
リリカ「『『だ、大丈夫ですか?』』」
プロトガルッチ「大丈夫。リリカ、もしもの時のために、完全に土で埋まったら、炎で遺体そのものを焼き尽くす。
行くぞ、2人とも。『憎悪』と『死』の力、お借りします!!」
ダークネスガールズリングを片手で掴み、上空へ翳した。そのままダークネスガールズリング持ち手にあるトリガーを引くと、禍々しい音声が聞こえた。
『ダークフュージョンアップ!!』
すると、僕を纏っていた黒い霧が覆い始め、包まれた瞬間、召喚した2人と融合するのを感じた。
『ダークフュージョンガールズ!ラ・グロンドメントヘクマティカ!!』
そして、黒い霧が晴れると、何故かジャンヌ・オルタの服装(第一再臨)を着込んでいて、軍手はヘクマティカと思われるものを付けていた。
髪はショートヘアだが、色合い的にヘクマティカに合わせているようだ。
旗はリリカが持ってるのと対照的に、黒い竜の絵柄があった。そして、その反対の先端には、死神が持っていると思われる大鎌が着いていた。
プロトガルッチ「『『我こそは、憤怒の炎。死にきれぬ命を持つ者よ、我が炎で死を与えよう。
って、なんて格好してんだ僕!?滅茶苦茶恥ずかしすぎるって!!!』』」
リリカ「『『えーっと、大丈夫ですか?』』」
ザギ「なんというか、まぁ一応、服装的に大丈夫じゃないか?」
プロトガルッチ「『『だからって、これ女物じゃねえか!!何でこうなるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』』」
ダークルシフェル「あ、アハハ………、これ慣れるしか無いよ。ガルちゃん。って、ガルちゃん!!」
リリカ「『『ガルッチさん!!奴の触手が─────』』」
ルーカス『ひゃっはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ───────』
『ズバッ!!』
ルーカス『─────────は?』
プロトガルッチ「『『
大鎌部分を大きく振り回し、ルーカスの方に大きく斬ると、その部分から切り落とされたかと思ったら、炎が上がりルーカスは苦しみだし、そのまま消えて無くなった。
はやて「さ、再生されてない?どういうことや!?」
プロトガルッチ「『『ヘクマティカが思うに、どうやらこの鎌の刃部分。斬られると再生されてない仕組みになってるらしい。そして、あの炎は死者をあるべき場所に向かわせるための奴かもしれないな。
兎に角、リリカ。その土で奴を覆ってくれ。トドメは僕が仕掛ける。』』」
リリカ「『『分かりました!ですが、燃やす方法はあるのですか?』』」
プロトガルッチ「『『例え土の中にいたとしても、任意で燃やせるから大丈夫。酸素が無くても、遺体が無くならない限りは燃え続けるだろうな。』』」
ザギ「土葬をやった後に火葬とは、これ如何に…………。」
ダークルシフェル「気にしない方がいいよ、ザギちゃん。」
さぁ、埋葬の時間だ。未だに死にきれぬ死体よ、我々があるべき場所に送ってやる。
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