※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode151.5 元復讐者 東條明日斗

-プププエリア-

 

 

エデンside

 

 

リリカ『んで、全力で殺したと。何考えていますか!?いくらそれしか出来ないからって、そこまで強くやりますか!?!?』

 

エデン「全く以て申し訳ない。」

 

リリカ『そう思うのでしたら、最初から誰かに頼りなさい!!!』

 

 

あの後、戻ってきて早々、リリカに連絡をしたが、どうやら音だけは切れていなかったようで、そのまま激昂、説教される羽目に…………。

 

 

リリカ『説教はこれぐらいにして、出来るのですか?その人を再召喚させるのを。』

 

エデン「大丈夫、こんな時のために携帯英霊召喚を持ってきて正解だったよ。」

 

フラン「え!?殺したんじゃ無いの!?」

 

エデン「ごめん、フラン。彼奴の復讐心を消すために、敢えて戦ってたんだ。正直言って、あんな変わり果てた姿を見たとき、信じたくなかったんだ…………。

 

 

世界を復讐し、滅ぼそうとする明日斗なんて、大和には見せたくなかったしね………。」

 

フラン「…………。」

 

エデン「とりあえず、召喚するぞ。…………来い、『東條明日斗』!!」

 

 

強い光が、魔法陣から放たれると、そこにはさっき戦った頃の明日斗の姿が見えた。

 

 

明日斗「………え?お、俺は………、消滅したはずじゃ………!?」

 

エデン「気分はどうだ、アヴェンジャー………。いや、セイヴァー『明日斗』。」

 

明日斗「セイヴァー?そ、そういえば…………、あの時の憎しみが、全くない!?」

 

フラン「どうやったの、お兄ちゃん!?」

 

エデン「一度召喚する前に、こいつの霊基を弄りまくって、『復讐者(アヴェンジャー)』の『東條明日斗』から、『救済者(セイヴァー)』の『東條明日斗』に変えたんだ。」

 

リリカ『私からしたら、あまり信じたくは無いんですが…………よく僅かな霊基の欠片を取りましたよね…………。』

 

フラン「霊基を弄るって、もう普通じゃ無いよ…………。」

 

 

とにかく、もう明日斗は復讐心そのものを消したから、よしとするか。そのやり方が、滅茶苦茶辛かったが…………。

 

 

明日斗「…………ガルッチ、何で俺を────」

 

エデン「友達なんだから、何をしようが勝手だろ。憎悪に蝕んでいるなら、救う事ぐらいは考えている。

 

 

やり方が、僕好みじゃないんだがな。」

 

明日斗「友達……………か。だが、俺は───」

 

エデン「たとえどんな奴だろうが、お前は明日斗。『東條明日斗』って言う存在であるならば、友達であることには変わりない。だからほら、泣くな。」

 

明日斗「え?」

 

 

今にも泣きそうな目をしていたため、僕はその涙を払った。

 

 

エデン「もうお前を苦しめるような心は、僕が殺した。けど今は、君が僕のサーヴァントだ。共に、守ってくれないか?

 

 

この世界を、色んな人々を。」

 

明日斗「……………………こんな俺を、信じてくれるのか?」

 

エデン「友を信じずにして、何が友人だ。明日斗、力を貸してくれ。」

 

明日斗「…………了解した、マイマスター。此からは、お前の拳となり、皆を照らす希望の光となろう。」

 

エデン「マイマスターは勘弁してくれ。ファイかお前は。」

 

明日斗「っていうか、お前の令呪、おかしくねえか?」

 

 

おかしい?何がおかしいんだ?

 

 

明日斗「何で令呪が9つあるんだよ。」

 

リリカ『9つ!?』

 

フラン「あ、そういえばお兄ちゃん、魔力が規格外だったから、令呪も増えたんだと思うよ。ギルと契約したときも9つだったし。」

 

リリカ&明日斗「『どういう魔力をもってるんだ!?/持ってるんですか!?』」

 

エデン「今じゃ無限に生成出来るけどねぇ…………。」

 

 

実際、滅多なことで無限に近い魔力を使わない限りは、そんなに困らないけどね。

 

 

明日斗「こんな奴がマスターだったら、聖杯戦争でも優勝出来る気がしてならねえんだが…………。」

 

エデン「実際優勝したけどね。」

 

リリカ『まぁ、聞かないでおきます。』

 

フラン「Zeroだったら、多分切嗣と相性悪すぎるだろうなぁ…………。」

 

エデン「内容は絶対に言わない。というか、絶対に言わないからな!?」

 

3人「「『あ、了解しました。』」」

 

 

実際、リリカにとっちゃ、凄い激昂しそうな内容だし、いや忘れよう。思い出すだけで、なんかムカついてきたし。

 

 

リリカ『そろそろ私、寝ることにします。お休みなさい。』

 

 

『ピッ』

 

 

明日斗「俺は霊体化してる。そんじゃ、また。」

 

 

リリカは通信をきり、アヴェンジャーからセイヴァーとなった明日斗は姿を消した。

 

 

エデン「…………次は、未来のリリカだな。」

 

フラン「助ける気満々だけど、どうするの?」

 

エデン「………簡単な方法さ。僕の最後を知ってるようだけど、恐らくあれを使ったからかな………。」

 

フラン「そういえば、『貴男の最期を見ました』とか言ってたね。何か心当たりあるの?」

 

エデン「ある切り札がある。それを使ったから、僕は…………。」

 

フラン「…………………ってことは、お兄ちゃん。その切り札を使うことは────」

 

エデン「決定付けられているだろうな…………、どっちにしろ………。」

 

 

…………けど、今は考えないでおこう。未来のリリカがいるってことは、恐らく…………。いやだから、考えるなって!!

今は、リリカを救う算段を考えないといけないってのに。

 

 

絶対に、救ってやる………!!だから、待ってろ!リリカ!

 

 

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あれ?何でこんな必死に、リリカのこと思ってんだ?




ってな訳で、アヴェンジャーの東條明日斗を、セイヴァーとして復活しました!


ステータスは変わりありませんが、スキルは復讐者スキルの自己回復以外は消滅していて、代わりにサイヤ人スキルがEX、宝具も消滅していて、今は宝具無しの状態です。
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