Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-プププランド-
数日後、帰りが遅いエデンを心配しているフラン達から、1通の矢文が届いた。
ネプテューヌ「皆!こんなのが届いたよ!!」
こいし「矢文?」
アキ「一体何処の?」
ネプテューヌ「ここに、『転生者連合 武神 朝沙美』って書いてあるよ!」
ゲーティア「まさか………!」
皆は急いでその矢文を受け取り、その内容を読んだ。
『ガルッチの仲間達
ガルッチさんと、共にいたリリカさんのことですが、此方で保護しています。数日前、豪雨の中で、(リリカさんの証言によると)ガルッチさんが木にぶつかって気絶をしてしまい、現在此方で預からせてもらってます。
確認したところ、後遺症になり得るところは無かったため、後数日したら帰らせるつもりです。
と言いたいのですが、もう少しお借りさせて貰ってもよろしいでしょうか?どうも、私達の仲間が色々と気に入ってしまったので………。
ですが、もう少ししたら帰らせるので、それまではどうかご辛抱をお願いします。決して悪いようにはしないように、仲間達にも伝えておきますので。
一応ガルッチさんの筆記もありますので、其方も見てください。』
イリヤ「お兄ちゃん………、何で木にぶつかっちゃうの…………?」
ルビー『というよりは、この様子からしてリリカさんを助けたようですね。ですが、何で木にぶつかっちゃうんですかね?』
フラン「決まってるじゃ無い。お兄ちゃん、あの様子だとリリカさんの事────」
こいし「フランちゃん!!例えそうだとしても、言っちゃ駄目だよ!?」
フラン「えぇぇぇ…………。でも、事実でしょ?」
イリヤ「今までは女性側からだったけど、今回はお兄ちゃんが…………ねぇ…………。今までこんな事がなかったのに、如何しちゃったんだろ?」
(風龍「どうやら、ガルッチの恋心にフラン達も気付いている様子だな………。というか一緒に居ないのによく分かるな…………。」
メアリー「よく言うでしょ?以心伝心出来るほど仲が深いから。」
風龍「なるほど。」)
等と供述している作者で────
風龍「くたばれナレーター。『ゼログラビドン』。」
ギャァァァァァァァァァァァ!!!!!
『ナレーター』【GAME OVER】
死因:風龍の技に直撃
イリヤ「まぁ、何にせよ。無事に帰ってくる事を、祈るしか無いね。」
フラン「ムゥ、今はそれぐらいしか出来ない私が悔しい………。とりあえず、続き見ましょ。」
『フラン達へ
ごめん皆、多分心配しているだろうから、朝沙美さんに頼んで、矢文として送ることになりました。
まぁ、朝沙美さんの手紙通り、無事リリカを救うことが出来たよ。ついでにそのマスターを一発ぶん殴って再起不能まで追い込んでおいたよ。
けどまさか、木にぶつかるなんて思わなかったよ………。よそ見してたせいで、こうなるとは………。(多分原因はフランとこいし、イリヤも知ってるかもだけど、言わないでくれ………。)
とりあえず、今は朝沙美さんのところで保護を受けています。(一応捕虜だけど、そんなに悪い待遇じゃなかったよ。)
んでしばらくしたら、其方に戻ります。
追記 誰かリリカのマスターになって………。僕だと持たない。(色々と。)』
アキ「…………何があったんですか、ホントに。」
-???-
エデンside
リリカ「ガルッチさん…………。」
あれ?なんだこれ、何でリリカが裸なの?これ夢だよね?いやそれ以前に、ナニを夢見てるの!?
エデン「リリカ………?な、何を………?///」
リリカ「何って、変なこと言いますね。夫婦、なのですから………、こういうことするのも、不思議ではないでしょ?」
エデン「え?ちょ、待って!?り、リリカ!?///」
いやいや、ナニを夢見てるって言うんだ!?馬鹿か!?馬鹿なのか僕!?そもそも、リリカは僕のことが嫌いなのに、凄い聞き捨てならないことが聞こえたんですけど!?
リリカ「それに、女誑しの貴方が、取り乱すことはないでしょ?初めてではないのですから、そんなに怯えないでください。」
エデン「なっ!?///」
リリカ「とにかく、まずは貴方の口の中を…………。♡」
-転生者連合 前哨基地-
『ガバッ!!』
エデン「ハァ………、ハァ………。///」
ゆ、夢でよかった…………。っていうか、何考えているんだ!?というか、馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?何一瞬リリカならいいかなって想ってんだよ!?
リリカ「あ、おはよう御座います。ガルッチさん。息が荒いですが、大丈夫ですか?」
エデン「あ…………。//////」
『ピィィィィィ!!!!!』
リリカ「ガルッチさん?なんだか、ヤカンが沸騰したような音が聞こえた………って、ちょっと?」
『ガンッ!ガンッ!ガンッ!』
リリカ「ガルッチさん!?いきなり壁に頭をぶつけて如何したのですか!?」
エデン「馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?何リリカの夢見てんの!?馬鹿じゃないの!?─────」
リリカ「ま、待ってください!!いきなりぶつけるのをやめて、一端お話を─────」
エデン「馬鹿じゃ────WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリカ「何その雄叫び!?」
エデン「ごめんリリカ、顔洗って落ち着いてくる!!!」
リリカ「あ、ちょっと─────」
ダメダメダメダメ!!!マジでリリカを直視出来ない!!あんな夢忘れないと、マジで忘れないと理性が壊れる!!!
というか、もう壊されまくりなんだけど!?あーもー、忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろォォォォォォォォォ!!!
夢の内容なんて忘れろォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!
『バシャァァァ!!』
杏奈「ガルッチさん!?いきなり水桶に顔を突っ込めて如何したんですか!?」
誠「ってか、煙出てないか?」
『ザッバァァァァ!!』
エデン「ぜぇ…………ぜぇ…………。」
杏奈「あ、あの………如何したのですか?」
エデン「べ、別に………、か、顔を洗いに………。」
誠「わざわざ顔を水桶に突っ込む奴がいるか!?しかも朝早く!」
杏奈「と、とにかく落ち着いて!?何があったんですか!?」
エデン「い、いや、ホントに何でもないから!!///」
だ、駄目だぁぁぁぁ!!!今ので完全に思い出しちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
『ピュンッ!』
杏奈&誠「「早っ!?」」
何で思い出しちゃうかな!?馬鹿じゃないの!?馬鹿じゃないの!?とにかく、料理をすれば自然と落ち着くだろう。そうだ、そうに違いない!!というかそうじゃないと、ホントに心臓がおかしくなるぅぅぅぅ!!!!
─しばらくして…………─
エデン「………。」チーン 【GAME OVER】
つ、疲れた…………。
「あー、腹減った…………ってうぉ!?今日の朝食滅茶苦茶豪華過ぎる!?」
「ってか、ブッフェって!?」
「それよりあの人ダウンしてない!?」
どうやら朝沙美さんの部下達の鍛錬が終わって、食事しに来たようだね…………。とりあえず、僕のことは放っておいてくれ……………。
朝沙美「どうかなさいまし………!?ガルッチさん!?何で倒れてるんですか!?」
エデン「あー…………、気にしないで……………。とりあえず、勢いで作っちゃったから………、沢山食べてくれ…………。」ガクッ
朝沙美「えぇぇ………?」
リリカ「あ、あの………、ガルッチさんここにいますか?」
全員(朝沙美の部下達)『あ。』
リリカ「?」
朝沙美「皆さん、どうかしましたか?」
「いえ、別に。さて、大将。彼が作った料理食べましょう。」
「というか、しょっぱいのもあるかなぁ。」
「あれは、今にも甘々な関係を持ってるそうだし。」
リリカ「? ?」
朝沙美「一体、何のお話をしてるんですか?私だけ、分からないんですか?」
分からなくていいです。というか理解しないで!マジでこの思いが爆発しそうで怖いから!!ってリリカァァァァァ!!!頼むから、スルーしてくれ!!
っとまぁそんなこんなで、また夜になりました。んで、今リリカと二人っきりに………。
リリカ「それで、何で奇声を上げたり、豪華過ぎる料理を作ったりしたのですか?見たところ、私を見て顔真っ赤になってたって、杏奈さんから聞きましたが。」
エデン「…………申し訳ない。今日は僕の脳内がオーバーヒートを起こしたようで………、出来れば内容は聞かないで………。」
リリカ「そこまでですか?」
エデン「今は何とか収まったからいいけど…………。」
しかし、何で僕をみてニヤニヤしてたんだ?既婚者だって言ってたよね?
リリカ「何か夢でも見たとか?」
エデン「ッ!」ギクッ!
リリカ「やっぱり…………、何を見たのですか?」
えぇぇぇ、これ言うべき?いやいや、絶対言わない!!言うもんか!どう考えても、あれリリカと、セックスの前戯のようなものじゃないか!!!!
ええい、もう恥を惜しんで嘘でも何でもつけてやらぁ!!
エデン「そ、そのぉ………、み、見たのはですね…………。
幽霊に襲われる夢を………。」
リリカ「……………え?」
なんかリリカがポカーンとしてる…………。ま、まぁ、これしか思い浮かばないし、何よりホラー全般苦手だし…………。
リリカ「あ、あの………、貴方そう言うの見たのですか?」
エデン「…………うん。ぶっちゃけ、ホラー全般苦手だし…………。」
リリカ「じゃあ、キサラギエキは────」
『バタッ』
エデン「」チーン 【GAME OVER】
リリカ「そこまで!?」
エデン「そ、それだけ怖いのは………、苦手なんだよ…………。」←復活
リリカ「は、初めて知りました…………。」
エデン「とにかく、もうこの話は終わろう………。また思い出しそうで怖いから…………。」
まぁ、二重の意味でだが………。
リリカ「分かりました。」
エデン「んじゃ、先に…………って、何で抱きつく?」
リリカ「少し、貴方の怖い夢を和らいであげようかと。」
それは別の意味で逆効果だよ!?って、何気に離そうとしないし!?
エデン「……………分かった。た、ただ……君の顔を背けて寝るから…………ね?」
リリカ「分かりました。」
あーもー、これ大丈夫かな………。またあの夢を見ないことを祈るしかないのか……………、これで続き見たら、ホントにおかしくなりそう…………。
それに…………、リリカに対しての想いを、どうにかして封じないと、今後何かの支障が出そうな気がする…………。
…………ホントに、誰でもいいからリリカのマスターになってくれる人いないかなぁ………。フランでもいいから………………。
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