※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode157 集まる善 始まるChronicle wars

-前哨基地-

 

 

リリカに対しての想いを葛藤しながら、数日間も前哨基地で保護されてたエデン。いつの間にか朝沙美や杏奈、誠、そしてその部下達に気に入られたり弄られたり(主にリリカに関する事)等と過ごしていた。

だが、その日々に終わりを迎えようとしていた。

 

 

朝沙美「…………ガルッチさん、リリカさん。」

 

エデン「?」

 

リリカ「どうかなさいました?」

 

朝沙美「……………落ち着いて聞いて下さい。私達のボスから、ある命令が下されました。『ワールド・フロンティアを、滅ぼせ』。というのが来ました。」

 

エデン「!?」

 

リリカ「なっ!?」

 

 

遂に朝沙美のボスから、命令を下されることとなった。それだけではない、その他のエリアの前哨基地でも同じ命令が下されていた。

 

 

エデン「まさか、その命令を受諾したわけじゃ────」

 

朝沙美「……………。」

 

エデン「…………嘘だろ。貴方はそれでいいんですか!?」

 

朝沙美「分かっています…………、貴方が言いたいことはよく分かります。…………ですが、私には仲間を見捨てる事は出来ませんし、その友人の期待を、裏切る訳にはいかないのです………。

 

 

皆さんも苦々しい思いをしていますが、裏切ればどうなるのか…………。恐ろしくて、従わざるを得ないのです。

私も説得しようとしましたが、結果は先延ばしだけで、命令は絶対………。」

 

リリカ「…………。」

 

朝沙美「いずれ此方にも、視察する者が来るのも、時間の問題です。その間、あなた方はここから離れた方が賢明です。」

 

エデン「…………分かった。」

 

リリカ「ガルッチさん!?いいのですか!?」

 

エデン「今ここで待ってたら、苦戦する可能性がある。それに、リリカはマスターがいない以上、何時消滅してもおかしくないんだし。」

 

リリカ「あ…………。」

 

エデン「忘れるなよ…………。因みにだが、僕をマスターにするのは無理だ。理由は聞くな。」

 

 

リリカは首を傾げるも、それ以上は聞かなかった。すると………。

 

 

「朝沙美殿、一番早い馬を用意しました。」

 

朝沙美「ありがとう。下がって。」

 

「ハッ!ガルッチ殿、リリカ殿、短い間でしたが、お世話になりました………。」

 

エデン「………戦いたくはないが、やむを得ないしな。こっちこそ、ありがとう。」

 

朝沙美「こっちです。」

 

 

-前哨基地 前-

 

 

エデンとリリカは、朝沙美達に見送られながら一番早い馬に乗った。前はエデンで、後ろはリリカが捕まる形となった。

 

 

杏奈「ガルッチさん、次出会うときは、戦場で………。」

 

誠「俺達の敵ではあるが、楽しかったぜ!」

 

『本当に、ありがとう御座いました!!』

 

朝沙美「………あの───」

 

エデン「何も言わないで、朝沙美さん。いずれ、戦場で会うことになります。加減無しで、貴方方を倒すので………。それまでは、また。掴まってろ、リリカ!」

 

リリカ「はい!!」

 

 

そして、2人は朝沙美達がいる前哨基地を後にし、フラン達が待ってる基地に向かった。

 

 

-道中-

 

 

エデンside

 

 

おー、早い早い!スレイプニル並みに早いなこれ!?これならすぐにつきそうだ!!

 

 

リリカ「は、早くないですか!?」

 

エデン「確かに!並みの馬じゃ、こうはいかなさそうだな!!これならすぐに────」

 

リリカ「って、また木が───」

 

エデン「よっと!!」

 

 

流石に二度喰らってたまるかっての!!って、また木…………ん?何でここまで木が目の前に現れるんだ?

 

 

エデン「なぁ、何か結界でも張られているのか?」

 

リリカ「分かりませんが、目の前に現れる木々は、恐らく魔力で作られたと思われます。」

 

エデン「幻の可能性は?」

 

リリカ「高いですね。」

 

エデン「なら、ここは突っ切るのみ!!」

 

 

『バッ!』

 

 

そのまま木にぶつかろうとすると、すり抜けていき、気が付くとフラン達がいる基地に到着した。

 

 

しかもご丁寧に馬もいなかった。

 

 

エデン「突っ切ったら帰れるって凄いな………。」

 

リリカ「時間はかかりましたが、ようやくですね。早くこの事を皆さんに伝えないと。」

 

エデン「そうだった。急ごう!」

 

アスト『あー、ところでさ、俺の存在忘れてなかったか?』

 

 

あ、ごめんアスト。すっかり忘れてた。

 

 

アスト『おい………。』

 

 

-プププエリア ファンタジアの基地-

 

 

『ガチャッ!』

 

 

エデン「皆!遅くなってごめ────」

 

3人「「「ウニャー!!!」」」

 

 

『ガツンッ!』

 

 

ゴフゥッ!?フラン達の体当たりが……………!?

 

 

エデン「い、今のでゲージが瀕死に………。」

 

フラン「何でリリカさんに惚れちゃうのよ!一体何がどうなったらそうなっちゃうのよ!!」

 

こいし「そうよ!今までそんなことなかったのに、急に如何しちゃったの!?」

 

イリヤ「いくら何でも酷すぎるよ!?ねぇ、ホントに何でなの!?」

 

アキ「待って待って3人とも!!落ち着いてください!!」

 

ルビー『ストップ!ガルッチさんの体力は0ですよ!?』

 

エデン「」チーン 【GAME OVER】

 

ルビー『ホントに0になった!?』

 

エデン「っていうブラックジョークはこの辺にして、今はそれどころじゃない。」

 

フラン「どう言う事!?」

 

エデン「朝沙美から聞いた情報だと、『ワールド・フロンティアを滅ぼせ』っていう命令が下されたんだ。」

 

アキ「なんだって!?」

 

 

その後、僕とリリカは詳しく教えると、メサイアとカービィからこう言う情報がきた。どうやらエネミー・ヴィランズと悪役連合からも、ワールド・フロンティアに対して宣戦布告を叩きつけたのだ。

 

 

フラン「お兄ちゃん、これは…………。」

 

エデン「…………メサイア、カービィ。他のファンタジアの戦士達に通信を繋げて。奴らの宣戦布告、買ってやろうじゃんか。」

 

メサイア「分かった。」

 

 

ってな訳で、メサイアとカービィは、他のファンタジアの戦士達に繋げて改めて自己紹介した後、本題に入り、団結力を高めた。

そして、リリカのマスターに関しては、カービィがやることになったが、何故か魔力に関しては僕がやることに………。

いやなんでさ……………。

 

 

カービィ「───告げる。

汝の身は我の下に、我が命運は汝の剣に。聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うのなら、我に従え。ならばこの命運、汝が剣に預けよう。」

 

リリカ「セイバーリリカ、その誓いを受けます。

 

 

これより、貴方を我が主として認めましょう。カービィさん。」

 

 

とりあえず、カービィの右腕に令呪が宿したのを確認した。見たところ、6つの翼の中心にオーブリングらしき物が描かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその夜………、いつも通り屋上にて月を見上げようとすると、誰かがいることを察し、だが夜空を見上げながら声をかけた。

 

 

エデン「そこにいるんだろ、『新生ⅩⅢ機関』。その様子からして、リーダーなんだろ?」

 

「やはり見破られたか、虚王魔神。いや、今は創造王神だな。」

 

エデン「…………僕を知ってるってことは、アンタが『十三王神』の関係者で合ってるか?それとも、希望と同じ『忘れ去られた十三王神』の1人か?」

 

「ご名答。言うなれば、私は『虚無王神』だった者だ。」

 

 

虚無王神………、か。

 

 

エデン「何のためにノーバディとなり、ゼムナスを裏切ってまで、『新生ⅩⅢ機関』を作った?」

 

「…………我が愛しき者の仇。その為に、全てを滅ぼす。」

 

エデン「愛しき者?」

 

「…………貴様には何も分かるまい。私にとって、唯一の愛した人が、神々にうっかり殺してしまい、単なる事故だったと言われたこの気持ちを!!」

 

エデン「…………うっかりねぇ。だからこそ、全てを滅ぼす事を考えたのか。」

 

「そうだ!!その為に、エネミー・ヴィランズと悪役連合、転生者連合と手を組み、手始めにこの世界を滅ぼすことにしたのだ。」

 

 

…………八つ当たりだな、これは。復讐は何も産まないなんて、綺麗事を言えるほど、僕は出来てない。

僕は復讐をするなら、最後の最後までやり遂げる。終わって虚しくなると分かっていても、中途半端でやめるつもりなんてない。

 

 

エデン「ならば、僕は全てを守ろう。お前が全てを滅ぼすのならば、僕は全てを守る。お前がやろうとすることは、僕が、いや僕達が止めよう。

 

 

宣戦布告だ、『虚無王神』。」

 

「…………そうか。だが互いに準備期間がある。終わり次第、襲撃しよう。それと、今の私の名は『ギャラクシー』だ。

 

 

では、また会おう。アルカディア・エタンセル・エデン。」

 

 

……………不愉快だが、懐かしい名前だ。敵であるお前が、その名前を呼んでくれるとは、思ってもみなかったな。

さて……………。

 

 

『ピッ』

 

 

エデン「アギラ、少しいいか?頼みがあるんだが─────」

 

 

こっちもこっちで、戦力を増やすか。怪獣娘と、ベリアル率いる者達を呼んで、奴らに対抗できる手段も考えないと。

 

 

後は、キーブレードを使える者も呼ばなくては………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、始めようか。転生者連合、エネミー・ヴィランズ、悪役連合、新生ⅩⅢ機関。

 

 

『Chronicle wars』の開幕と行こうじゃあないか。

 

 

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