Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-新生ベリアル帝国-
ヴォルデモートside
ヴォルデモート卿、もといトム・リドルだ。今私は、何かに犯されているガルッチを助けるために、リリカ・アイモーネという少女を借りに、ザギに連れられ、ベリアルの元へ向かった。
…………今思えば、俺は変わったな。かつての俺は、純血主義を掲げ、
だが、本心を言えば…………。認めて欲しかった。ただ、それだけのために………。
風龍と出会って良かった。おかげで、今の私がいる。ダンブルドアもいたことは驚いたが、あの時のいざこざは、もうない。今では良き友として、ライバルとして、それぞれの世界を監視している。
…………さてと。
ベリアル「如何した如何した!!俺はまだ疲れてねえぞ!!」
ザギ「寝言は寝て言え!!」
アリサ「これならどう!!」
はやて「うちも忘れんといてや!!」
すずか「いっけぇぇぇ!!」
…………このドンパチを止めるとするか。
グロッケン「お、おい。今行ったら────」
ヴォルデモート「貴様ら、じゃれ合うのはそこまでだ。おい、聞いているのか?」
グロッケン「無理だって!マジキチ持ってないお前が行けば、やられるだけ─────」
ヴォルデモート「俺様は急いでるのだ!!こうしている間も、彼奴は苦しんでいるというのに!!」
仕方あるまい、ど真ん中に立って止めに行くしかない!最悪、磔の呪文で止めるしかあるまい。効くのかは知らんが…………。
ヴォルデモート「おい!!聞いているのか─────」
ベリアル「くたばりやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
『ゴツンッ!』
ヴォルデモート「ウグッ!?」
ザギ「こっちの台詞だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
『ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!』
ヴォルデモート「ガハッ!?」バタンッ
……………き、貴様ら…………………!!!(-皿-#)
ベリアル&ザギ「「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」
『ガシッ!』
ベリアル「え?」
ザギ「はっ?」
とりあえず、ザギとベリアルの頭を掴めた。後は……………!
ヴォルデモート「貴様ら……………、人の話を…………聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
『ガツンッ!!』
頭をぶつける!!
ベリアル「アガッ!?」【PERFECT!】
ザギ「いっ!?」【GREAT!!】
【ガッシューン………。】
グロッケン「……………マジかよ。マジキチの攻撃を、受けてもなお止めやがった。」
はやて「しかも、頭をぶつけて…………。」
アリサ「そのままぶっ倒れた…………。」
全く、風龍から『作者権限』の力を受け貰って正解だった。マジキチすら無効化出来るとか、最早風龍自身が行けばいいのではと思えるのだが…………。
ヴォルデモート「さて、貴様ら起きろ。」
ベリアル「いってぇ…………!テメェ何をしやが────」
ヴォルデモート「礼儀がなっとらん!お辞儀をするのだ!!」
ベリアル「ウグッ!?か、身体が勝手に…………!?」
ザギ「な、何故私まで………!?」
ヴォルデモート「そしてそのまま謝れ。」
ベリアル「すまねぇ………。」
ザギ「すまなかった………。」
ヴォルデモート「さて、そのまま正座だ。」
…………効くんだ。効かないかなと思っていたのだが、予想外に効いてたようだ。さて、まずは説教から始めるか。
さっき攻撃をぶつけた恨みを晴らして貰うぞ。
─闇の魔法使い説教中 暫くお待ちください─ピーンポーンパーンポーン
ヴォルデモート「さて、本題だが………。ベリアル、リリカを貸して欲しい。」
ベリアル「いやいや、それは無理だって!」
ヴォルデモート「時間がない。下手すれば、大惨事が起こる。」
ベリアル「そうは言うが、今は力の大会が始まってる。終わるまで待って欲しい。」
ヴォルデモート「…………ガルッチが死ぬぞ。」
ベリアル「は?」
俺はすぐさま、ガルッチ(エデン)の身に何が起こっているのか、そして今どこに居るのか、包み隠さず伝える。
ベリアル「だ、だが、力の大会は開催しちまったんだ!!今さら中断なんざ─────」
ヴォルデモート「今こんな事している内に、ガルッチは徐々に苦しんでいく一方だぞ!!今中断して、次の日に回せば良いだろ!!」
ベリアル「……………。」
ヴォルデモート「……………。」
なかなか堅いな…………。仕方ない、こんな事はしたくは無いが、ガルッチ………出しに使わせて貰う!
ヴォルデモート「もし応じてくれれば、最終決戦はガルッチと戦わせるというのはどうだ。」
ベリアル「なっ!?」
ヴォルデモート「リリカはガルッチとの決着を付けたがってるはずだ。だが、もしガルッチが永遠にあのままだったら、一生後悔することになるぞ。リリカもまた、そう思うはずだ。」
ベリアル「……………グロッケン!!」
グロッケン「はっ!!」
ベリアル「すぐにリリカを呼び出せ!!」
はぁ、ようやく動いたか。ガルッチ、すまない。多分怒るだろうが、こうするしかなかったんだ。悪く思わんでくれ。
ザギ「…………それで、私は何時まで正座すればいいのだ。」
ヴォルデモート「もう良いだろう。」
ザギ「はぁ、甘く見ていた………。まさかマジキチすら打ち破る力を持ってたとは………。」
ヴォルデモート「俺様には、風龍の『作者権限』を使って止めたまでのことだ。やろうと思えば、理不尽な力で止めることぐらい容易い。」
ベリアル「………『理不尽』は想定外だ。」
ザギ「『時空の賢者』って、そんな奴らばかりなのか……………。(・_・;)」
ヴォルデモート「少なくとも、俺様やダンブルドア、ロヴァス、あとはゼアノートの4人しか持ってないぞ。最後の1人である八雲紫は…………、ガルッチに顔面に麻婆豆腐をぶつけられて悶絶死した後無間地獄に送られてもういないが。(詳しくは『Moon light another fate a sequel』DATA21参照)」
流石に制限はしてるぞ。風龍も、その点だけは心得ておるし、しかし…………イリアスとアランのあれ、どうにかならんのか!?
時折精液の洪水を起こすんだから、片付けるこっちの身にもなれよ!!
しばらく待っていると、リリカが到着した。が、どうやら警戒しているようだ。盲目なのだが、大丈夫なのだろうか。
リリカ「貴方は何者ですか?邪悪な力を放っていますが。」
ヴォルデモート「邪悪とかはいい。手を貸して欲しい。俺はヴォルデモート卿、闇の魔法使いであり『時空の賢者』として、風龍の元に所属している者だ。」
リリカ「風龍というと、そちらの作者の名前でしょうか?」
ヴォルデモート「そう言うことだ。」
リリカ「ですが、手を貸して欲しいとは………?」
ヴォルデモート「…………ガルッチは今、苦しんでる。まるで何かに犯されているのかのように。」
リリカ「ガルッチさんが?ですが、キャラはいなくなったはずでは…………。」
ヴォルデモート「俺が聞きたい。あの状況を打破できるのは、貴様だけだ!リリカ・アイモーネ!どうか、ガルッチを助けてやってくれ!!頼む!この通りだ!!」
俺はすぐさま、ジャパニーズ式の土下座をする。プライドとか、威厳とかどうでも良い!!ガルッチを助けるためなら、捨ててやる!!
ザギ「………リリカ、どうやら私が思っている以上に、状況がよくないようだ。風龍は今如何してるのかが気になるところだが、行かなければ大変なことになるかも知れん。」
リリカ「…………分かりました。行きましょう。ヴォルデモートさん、ガルッチは今、何処に居ますか?」
ヴォルデモート「来てくれるのか!!」
リリカ「はい。」
ヴォルデモート「ガルッチは精神隔離施設という場所に移してる。俺様が連れて行ってやるから、何処かに掴まれ。」
…………ガルッチ、待ってろ。今リリカがくるからな。
next episode
sidechange
-???-
風龍(作者)side
…………確か、ここだったな。2代目創造王神が馬鹿やって作ったと言われる『傷跡』というのは。
けど、なんだこれ?一体何が居るんだ?
TOAA「…………風龍、気をつけろ。」
風龍「分かってる。」
この先は何があるのは分からないが、一説には、クトゥルフ神話の生物達や、我々の知らない世界などが存在しているというのがあるが…………。
風龍「…………異質な力を感じる。これ以上は離れた方がいいな。」
TOAA「いいのか?」
風龍「TOAAも分かってるはずだ。ここにいたら、狂いそうな気がしてならない。何よりここ、自殺スポットとして有名のようだし。
とてもじゃないけど、ここにいない方が良いかもしれない。」
TOAA「…………まぁ、言えてるな。ならば離れるか。」
ここにガルッチの手がかりがあると思ったが、そうはいかないか…………。もう一度探し──────
『──────く────む。』
風龍「え?」
TOAA「如何した?」
風龍「……………まさかな。」
今一瞬、あの『傷跡』から聞こえたが、気のせいかな?何も『出なければ』いいが…………。