Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-血染めの学校-
リリカ「『『…………学校?』』」
フラン「ヘラ、ハートレスの気配は?」
ヘラ「………ない。どうやらリリカの浄化で、出て来なくなったのかも。」
まぁ、あんな力を解き放ったら、そうなるよね。あっちは破滅だったら、ここは殺戮の場所かな?
それにしても、赤いね。色々と。まぁここで留まってるよりも、先に移動した方が………?
リリカ「『『ッ!』』」
ヘラ「リリカさん?」
リリカ「『『大丈夫です。ですが、何者かが私に攻撃を仕掛けてきたようです。首筋に猛毒を塗られましたが、咄嗟に治しました。』』」
フラン「ここに来た時点で、攻撃が始まってるって訳ね。私とヘラは、絵を探す。リリカさんは見えない敵をお願い!!」
リリカ「『『分かりました!!』』」
とりあえず、この教室から出て、1つ1つの教室を調べて行くしかないわね。でも、途中から現れる人間達はなんだろう?
本物じゃ無いにしろ、考えている事の殆どがサイコパスだったし、ろくでもない奴らなのは確かだね………。
一応復活できないように燃やしているけど、一体何処から来てるの?
ヘラ「それより、絵が見つからない!!」
フラン「最初に来たのは2階で、今3階の教室全部調べたけど、どこにもないって事は、1階かもしれない!!急ぐよ!!」
そうして私とヘラは、1階の教室を探索し始めた。けど、他の階と違って、ここだけ人ならざる者が多く存在していた。
もしかしたら、ここが当たりなのかな?とりあえず、ヘラと別れて、それぞれの教室で『絵』を探さないと。
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-???-
???side
………………コレガ、僕ノ真実?何故ダロウ?マルデ、最初カラシッテタヨウナ、ソンナ気ガスルノハ、気ノセイダロウカ?
アザトース『しかし、お主がここまで辛い経験をさせてしまうとは、正直思っても見なかった。』
『…………それ以前に、僕がリリカと出会ってたことに驚きなんですが…………。というより、リリカが死んだ原因は、僕にあったなんて……………。』
アザトース『元より、お主のスキルが原因だからな。今までの出来事も、全てはそれだ。』
『………………『ネガ・ストーリー』、でしたっけ?これが僕が持つスキルというわけですか?』
アザトース『ああ。我でもこのようなスキルがあるとは、思ってもみなかったし、何より全てを改変させるほど持っておる。
寧ろ、今までよくバレんかったのが驚きじゃ。』
ソウハイワレテモ、アザトース様二イワレルマデハ、気ヅキマセンデシタシ……………。
『……………アザトース様、僕は如何すればいいのですか?一体、僕の罪はどれだけあるのですか?
大勢の人間を殺し、リリカに恋をし、そのリリカを衰弱死させ、全ての存在に嘘を付いて……………。
僕は如何すればいいのですか!!もうこんなの、耐えきれない!!何もかも全部僕のせいだ!!こんなことになるぐらいなら、いっそ死ねば良かったんだ!!消えて無くなれば良かったんだ!!こんな苦しみから、一生逃げ続けたい!!』
アザトース『…………………………そんなことしたって、無意味なだけじゃぞ?』
『無意味でいい!!他の皆がいなくなって喜べば、それでいいんだ!!』
アザトース『………………お主の大切なものも、無くなるぞ。』
『………………大切なものなんて、僕に大切なものなんて…………!!』
アザトース『いや、あるはずじゃ。思い出せ。お主は、何を守ろうとした?今まで誰のために戦っていた?』
誰のために…………?ソンナノ、ソンナノ……………。
『お兄ちゃん。』
ソんナノ……………。
『もうずっと、離さないからね。』
そ…………ん…………な……………の…………。
『最期までずっと、一緒だよ。ガルッチお兄ちゃん。』
………………。
「……………………フラン。」
アザトース『お主が自分を許せんのは分かる。死にたいのも分かる。逃げ続けたいのも分かる。消えて無くなりたいのも分かる。じゃが、今彼女とリリカは、お前を助けようとしてる。
じゃが、お主の姿をした『何か』が、リリカを殺そうとしている。』
『リリカを!?』
アザトース『彼女たちの為にも、お主は戻らねばなるまい。彼女たちと再会し、謝りにいけ。お主の心の奥底で溜め込んだ辛い思いを、彼女たちにぶつけろ。
そして、お主の姿をした『何か』を、自分だと思って殺すのじゃ。』
『………………アザトース様。アザトース様……………!!』
アザトース『行け、『アザトース・ニャルラトテップ・ゴジラ』。いや、『ラーク・バスター・ガルッチ』。お主の贖罪の為に、『アザトースの後継者』として、『5代目創造王神』として、あの場所に戻れ。』
エデン「はい!!アザトース様、このような者に、慈悲を下さり、本当に、本当に……………!!ありがとう御座います!!」
いつの間にか、僕は醜い姿から、元の姿に戻り、アザトース様の後ろにあるゲートへと向かった。
そうだ、忘れていた。大切なものは、ちゃんとあった。
そして…………、本来恐怖する僕を、怯えること無く話し掛けてくれた
……………謝らなきゃ。謝りに行かなきゃ。助けに行かなきゃ!こうなったのは、全部僕のせい。だから、だからっ、僕の全てを、皆に伝える!!
エデン「アザトース様!!」
アザトース『?』
エデン「行って参ります。」
アザトース『うむ、行ってこい。エデン。お主の使命、お主の贖罪。それらを全うせよ。お主の感じたものこそが、偽りも無い本当の『心』じゃ。』
…………誰かは知らないが、リリカとフランには手出しはさせない!!もう僕は、迷わない!!
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アザトースside
……………行ってしまったか。元より彼は、最初は『心』とは何かを知るために、創造王神が生み出した世界に行った。
じゃが、何時からじゃっただろうか。彼はいつの間にか、居場所が欲してしまい、『二十世紀少年の世界』に戻っていき、気が付けば『肉体』を持たぬままデータ世界へ行ってしまい、そこで『勝又未来』と出会ってしまった。
もしあのまま、データ世界に行かなければ、恐らく彼は一生1人だったのかも知れない。そう思えば、彼女達のお陰で、今の彼が存在しているのだろう。
…………今の彼ならば、『
『
アザトース『………………やはり、奴は面白い奴じゃった。願わくば、偽りの幸せではなく、本当の幸せとなって欲しいの。』
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-ともだちランド 最深部-
エデンside
戻ったけど、もしかしてここ現実世界?ヨグ=ソトース様、何故『肉体』がある場所に繋げたんですか?
いや、それはいい。ヨグ=ソトース様には罪は無い。けど、今は魂を救出するのが先だな。魂は未だにデータ世界。しかも、闇の中に。
エデン「……………行こう。ゴジラがいる、データ世界へ。ヨグ=ソトース様、もう一度力を貸してください。」
行くべき場所は、精神隔離施設の僕が眠ってる場所。急ごう。大切な人達を救うために!!!
エデン「『門の創造』!!」
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-絶望に満ちた町-
エデン?side
クソ!!彼奴、遂に記憶が戻ってこっちに来たのか!?まずい、急いで魂に向かわなければ!!
エデン?「『クトゥグア・タイラント』!!『クトゥルフ・ゲーティア』!!誰一人、この先に入れさせるな!!」
もう少しだ。もう少しで、魂が手に入る。そうすれば、いくらリリカ・アイモーネでも殺せる。必ず、殺す。殺してやる!!
この、『アザトース・ゴジラ・オルタ』がな!!
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-血染めの学校-
フランside
あった!!名前にエデンって書いてある奴、多分ガルッチのだね。後はこれを持って、リリカさんの所に合流しよう!!
ヘラ「見つけた?」
フラン「見つけたよ!!急いでリリカさんの所に戻ろう!!」
多分リリカさんも終わってる頃だと思うしね。……………あれ?この絵、何でガルッチが無いんだろう?