※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode173 異端なる降臨者(フォーリナー)

-闇の深淵-

 

 

エデンside

 

 

……………やっぱり、手にしていたのか。其れに、彼奴はリリカに対して敵対心剥き出しになってる。

 

 

エデンオルタ「遅かったな。もう既に、其奴の魂を手にすることが出来た。後は此を取り込めば、漸く力を得られる。リリカ、貴様を殺すための力をな。」

 

フラン「…………ガルッチ。」

 

エデン「……………。」

 

エデンオルタ「お前もお前で愚かだな。此奴が何をしたのか、忘れたわけ無いよな?此奴は、俺達を捨てたんだぞ!」

 

リリカ「ッ!」

 

エデン「違う。リリカは僕を─────」

 

エデンオルタ「捨ててない?ハハハ!!なんて間抜けな回答だ。忘れたのか?其奴は俺達捨てた!!アズリエルとかいうただのへなちょこの魔物に惚れて、俺達を見捨てたんだぞ!!

 

 

俺達の恋心を、踏みにじった女だぞ!!」

 

 

…………駄目だ、此奴何を言ってるかやら。というか、どんだけリリカのこと嫌ってんだ。

 

 

リリカ「私は─────」

 

エデン「喋るな。此奴は、もう何を言っても聞く耳すら無いんだ。特に、君の声なんて、聞きたくないようだし。」

 

エデンオルタ「当たり前だ!!俺はこの力を手に入れ、リリカ・アイモーネを殺す!!俺達を見捨てたアマを、この手で穢してやる!!全てを変えてやる、全て改造してやる、自由も何もかも全部、俺の手で管理してやる!!」

 

 

はぁ、此はハッキリ言って……………。

 

 

エデン「……………餓鬼だな。」

 

エデンオルタ「あ?」

 

エデン「正直言って、餓鬼臭い。いや、やっぱり僕って感じかな?憎いから殺す。復讐する。そりゃ当然だ。けどな、憎むべき相手は他に居るだろ。」

 

ヘラ「ガルッチ?」

 

エデンオルタ「は?何を言ってるんだ?憎むべき奴は、リリカ以外いないだろ。其奴以外誰がいるってんだ!!」

 

エデン「…………気付かないのか?『アザトース・ゴジラ・オルタ』。それとも、真実から目を背けているのか?見捨てたのはどっちなのか、本当は知ってるだろ?」

 

エデンオルタ「…………何を言ってるんだ。リリカが俺達を見捨てた。それだけだろ?」

 

エデン「しらを切るか。ならば────」

 

 

怯えてる。当然だ。だって、彼奴は僕であり、僕は彼奴でもある。リリカが僕を見捨てるわけ無い。それを言うのなら…………。

 

 

エデン「教えてやるよ。憎むべきは、僕だ。」

 

エデンオルタ「ッ!!」

 

エデン「僕が、リリカを見捨てた。いや正しくは、僕がリリカを呪い殺したんだ。」

 

エデンオルタ「……………やめろ─────」

 

エデン「僕がリリカを殺した。アズリエルに嫉妬し、恨み、その結果リリカを殺めてしまった。」

 

エデンオルタ「喋るな──────」

 

エデン「リリカは僕を見捨ててない。見捨てたのは、僕の方。」

 

エデンオルタ「だま─────」

 

エデン「もうこんな無意味なこと、やめないか?リリカを殺したのも、見捨てたのも、全部僕なんだ。リリカは、悪くない。悪いのは、全部僕。それでいいじゃないか。」

 

リリカ「…………ガルッチさん。」

 

 

…………そうだ。僕がちゃんと諦めていれば、あの悲劇は起こらなかったんだ。この思いさえなければ、きっとリリカは死なずに済んだ。

なのに、僕は諦めきれず、アズリエルに嫉妬し、恨んでしまって、あの悲劇が起きてしまった…………。

 

 

エデン「それを捨ててくれ。リリカを憎む必要は、もう無いだろ。」

 

エデンオルタ「……………れ。」

 

エデン「?」

 

エデンオルタ「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

 

うぉ!?急に如何した!?

 

 

エデンオルタ「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 

エデン「………おい?」

 

エデンオルタ「俺達が、リリカを捨てたぁ?俺達が、リリカを殺したぁ!?デタラメ言ってんじゃねえよ!!たかが綺麗事しか言えねえ女を殺すことが、無意味だとか、よくもまあ言えたな!!」

 

エデン「ッ!」

 

エデンオルタ「殺して辛かっただと?嘘つけ!!本当は喜んで───────」

 

 

『ズダンッ!!』

 

 

エデンオルタ「ッ!?『ゴジラの魂』が!!」

 

フラン「キャッチ!ガルッチ、『ゴジラの魂』……………?」

 

 

……………喜んでいただと?僕が?リリカを呪い殺して?

 

 

リリカ「ガルッチさん?」

 

エデン「…………消えろ。」

 

エデンオルタ「何?」

 

エデン「俺がリリカを喜んで殺すとでも思うか?馬鹿だろ?リリカを殺して、喜びなんて、一切無い。果てしないほどの後悔と、自分に対する憎しみしかない僕に、喜びだと?巫山戯た妄言なんざ、聞きたくねえんだよ。

 

 

リリカに手を出してみろ。その腐った脳内諸共挽肉にしてやる!!それでもいいって言うなら、来いよ。『臆病者』!!」

 

エデンオルタ「ッ!! ……………クソ、そうまでしてリリカを守るって言うなら、ここに用はねえ。更なる力を得るために、今回はここから出て行ってやる。

 

 

だが覚えておけ!次に会ったときは、リリカ・アイモーネと諸共、貴様も殺す!!」

 

エデン「上等だ。リリカに指一本触れさせない。もうお前は、僕なんかじゃ無い!!失せろ雑種!!」

 

 

僕が放った罵声を最後に、彼奴は闇を纏うと同時に姿を消した。気配も無ければ、外の気配も無い。

どうやら、完全に出て行ったようだ。

 

 

エデン「……………リリカに、手を出させない。絶対に。」

 

フラン「が、ガルッチ?」

 

エデン「…………『ケテル』、闇の腫瘍は?」

 

ケテル『…………この辺り全部がそうだが、大丈夫か?』

 

エデン「…………ちょっと辛い。ここにいるだけでも、吐き気がするぐらい。でも、ここを浄化させれば……………!!『治療』!『浄化』!!」

 

 

『生命樹の剣(セフィロトソード)』を中央に刺すと、闇とも言える闇がはがれ落ちていく。

そして、収まったときには、既に全ての邪悪な闇は消えて無くなり、代わりに静かで、安らぎを与えてくれる闇に戻った。正しくは、夜かな?

 

 

-エデンの心像世界-

 

 

リリカ「あの、まだ暗いのですが………。」

 

エデン「いや、これが丁度いいんだ。この夜こそが、正常な闇ってことさ。」

 

フラン「じゃあ、あれも?」

 

エデン「? って、え!?」

 

 

おいおい、夜空を見上げたら、7つの星座が見えるんだけど!?しかもあれ、左から順に、僕、フラン、こいし、イリヤ、未来、英竜お姉ちゃん、リリカの星座があるんだけど!?

 

 

どういうことだ!?こんなの、初めから無いはず!

 

 

エデン「しかも、その上にはほうき星が…………?」

 

 

そういえば、ほうき星なんて見たことなかったな。もしかして、真実を知ったから?それとも…………。

 

 

ヘラ「ねぇ、それよりこの魂如何するの?元々、貴方のでしょ?」

 

エデン「あ、そうだな。」

 

ゴジラ『……………迎え、遅い。』

 

全員『喋った!?』

 

エデン「………待たせたな。ゴジラ。」

 

ゴジラ『…………寂しかった。』

 

エデン「…………悪かった。ただいま、ゴジラ。」

 

ゴジラ『お帰り、我よ。我らは。』

 

エデン「共に一つに……………。」

 

 

ゴジラの魂に触れると同時に、魂は僕の中へと入っていった。のはいいが、ズッシリとした重さを感じた。

 

 

クトゥルフ「……………我が主の、完全復活だ。」

 

クトゥグア「主。いえ、エデン様。あなた様のご復活を、お待ちしておりました。」

 

ハスター「今後は、何かあれば全身全霊、貴方に応えます。」

 

シアエガ「『アザトース様の後継者』、何なりと、我々にご命令を、与え下さいませ。」

 

エデン「…………堅苦しい、4匹とも。けどまあ、『完全復活』ってのも、事実だな。ゴジラの力、全クトゥルフ神話生物達の力と能力、魔術、『ネガ・ストーリー』のスキルなど戻ってる。

 

 

…………ありがとう。3人とも。」

 

リリカ「あの、それはいいですけど、貴方の肉体は、如何します?」

 

エデン「……………やべ、考えてなかった。」

 

フラン「えぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」

 

エデン「だって、終わったら皆にも謝罪しないといけないし、そもそも──────」

 

リリカ「ガルッチさん!?」

 

エデン「……………やばい。戻ったのはいいが、肉体と精神、あと魂が噛み合ってない…………。酷い疲労が出てる。」

 

リリカ「完全復活とは、何だったのでしょうか…………。」

 

 

『ピピッ!』

 

 

エデン「? 何だ?」

 

 

『新たなクラスが解放されました。

 

 

クラス:グランドアーチャー・グランドセイヴァー・グランドアヴェンジャー・グランドビースト・アサシン・バーサーカー・フォーリナー』

 

 

エデン「フォーリナー?」

 

 

───降臨者と言うことだよ。『アザトースの後継者』であり、『5代目創造王神』。

 

 

え?今一瞬、声が聞こえたような…………?

 

 

ヘラ「3人とも、如何したの?」

 

エデン「もしかして、聞こえた?2人とも。」

 

フラン「うん。」

 

リリカ「ですが、一体何処から?」

 

 

辺り一面を探し回り、大桜の方を向くと、『真・三國無双7』に出て来る蜀の君主『劉備』と、『戦国BASARA3』の『徳川家康』、そして見たことない少年が立っていた。

 

 

ヘラ「え?誰かいるの!?私だけ?私だけ見えないの?」

 

クトゥルフ「安心しろ、我々もだ。見えるのは、3人だけのようだな。」

 

 

マジか、僕達3人って………。でも何で彼等が?

 

 

劉備「自己紹介が遅れたな。私は劉玄徳。蜀の皇帝であり、『初代創造王神』とも呼ばれた者だ。」

 

家康「儂は徳川家康。『3代目創造王神』だ。」

 

「そして僕は、雲雀士郎。久し振りと言うべきかな、ガルッチ。」

 

エデン「!?」

 

リリカ「え!?」

 

フラン「へ?」

 

 

せ、せせせせせせ…………!?

 

 

エデン「先代創造王神様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

next episode




追加クラスと二つ名


エデン


クラス:グランドアーチャー・グランドセイヴァー・グランドアヴェンジャー・グランドビースト・アサシン・バーサーカー・『フォーリナー』


二つ名:幻影の不死鳥、絶望を司る大魔神、この世の全ての刃、超全大王神、虚の龍神、仮面ライダーファンタズム、5代目創造王神、『アザトースの後継者』←new
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