Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
episode176 家族と義姉と友人との再会
-天空世界-
エデンside
どうも、改めて明けましておめでとう御座います。久々に故郷の星に帰ってきたエデンです。色々あったとは言え、まさか帰ってくるなんて思わなかったよ。
しかし、帰ってこなかったとは言え、みんな覚えてくれたんだ。と言っても、『英雄ガルッチ』として、記録してるけど………。
………僕の正体を知ったら、みんなは受け入れてくれるんだろうか。
いやいや、今はそう言う考えは隅に置いておこう。今は帰ってきた事だけ考えておこう。
リリカ「凄い歓声ですね………。」
エデン「それだけ、心待ちしていたって事なんだろうな。たまには帰って来るべきだったのかもしれない。」
「おい、なんの騒ぎ…………ゲッ!?」
エデン「あ、クロスじゃん。久し─────」
クロス「ε=======ヘ( 0M0)ノウワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
…………クロスの奴、まだ引きずっていたのかよ。
リリカ「………あの人逃げましたけど、何かしたのですか?」
エデン「ちょっと学生の時、彼奴にキツめのSE☆KKYO☆Uしただけだが、まだ引きずってたとは。」
アズリエル「学生の頃、一体何をしたのですか………。説経にしては、あの人怯えるや否や、見た瞬間逃げましたけど。」
エデン「別に特別な事はしてないよ?というかここまで長い年月経ってんだから、いい加減立ち直れっての………。」
まぁそれ以上に叩きのめしたのは僕だけど、流石に引き摺りすぎは駄目だろ。ってか、一体何の仕事をしてるのかやら………。
アズリエル「ねぇ、今更言うべきか如何なのか分からないけど、ここって天空世界なんだよね?」
エデン「うん。」
アズリエル「…………どうやって歩いてるの?っていうか、僕達落ちないの?」
「ご安心ください、雲の上とはいえど、ここに住んでる者以外にも、ちゃんと歩けるようにしてあります。最も、ガルッチ様は浮遊もできるので必要はないですけどね。」
エデン「様付けやめい、様付け。」
「いやです。」
リリカ「仮にも貴方神様でしょう………。色々な意味で。」
エデン「そうだけど…………。そういえば、大会は何時始まるのですか?」
「何でも、選手揃ってから1ヶ月後に開催だとか。」
おいおい、時間がたっぷりありすぎるじゃ無いか。まぁその分案内が出来そうな気がするな。そう思いながら、遂にコロシアムに到着した。
見た感じ、ハイテクなコロシアムだけど大丈夫なのか?
-天空世界 コロシアム-
中に入ると、ある石碑を見て、何故ここに選んだのかが分かった。
エデン「………………なるほど、アルトリウスがここを選んだのには、理由があったのか。」
リリカ「?」
エデン「このコロシアム、一見最新鋭かつ最先端の技術で出来たコロシアムに見えるけど、実際には、太古からあるコロシアムなんだ。
普通なら風化し、錆び付いてもおかしくないけど、どうやらここは例外らしい。風化しないように、そしてこれから使う人達のために、何かしらの細工をしていったらしい。」
アズリエル「らしいって………。」
エデン「正直、まだ解明されていない事が多いから、何があるのかさっぱりなんだ。ただ、分かることは、太古の人達が作ったこと。そして、この10名との戦いに耐えられるようなコロシアムは、ここしかないって事だな。」
「アズリエル様は観客席へ向かってください。選手は、私に着いてきてください。」
ここでアズリエルと別れ、僕とリリカは、使者に着いていった。
気が付くと、僕とリリカは闘技場に立っていた。一瞬過ぎて、何が何だかさっぱりなんだが、最初からこうするべきなのでは?
深雪「あ!ガルッチ!!」
エデン「深雪────」
深雪「このアホォォ!!」
エデン「!?」
深雪「心配したんやからな!?なんかやばい事状態になったって言うてたから、ウチら滅茶苦茶心配したんやからね!?」
未来「そうだよ!!本当に大丈夫なの!?気分とか悪くない!?」
エデン「ちょ、ちょっと落ち着い─────」
藍「これが落ち着いていられるかァァァァァ!!!」
エデン「グフォ!?」
ちょ、藍!?頭で溝打ちは流石に死ぬぞ!?
士織「ホントに心配したんですよ!?英竜も暴走して会えなかったし、もし貴方がいなくなったら如何するの!?」
夜神「それだけ心配していたって事なんだから、察してください!!」
『ギューッ!』
エデン「お、おい………。マジで、死にかけになるから、やめて…………。強く、抱き締めすぎ………。」
リリカ「………それだけ愛されているってことです、ガルッチさん。」
零「やれやれ、まさか僕まで参加する羽目になるなんて、思いませんでしたが………。」
赤屍「彼が、ガルッチ………?もといエデンですか?随分雰囲気が違うような………。」
零「そういえば、前会ったときよりも、何だか…………、おぞましいというか、本当にエデン様なのか…………?」
エデン「お、おい…………。マジで………………。」
零「って、今は置いておいて。皆さん、落ち着いてください。このままだとエデン様が─────」
エデン「」チーン【GAME OVER】
全員『あ。』
『CONTINUEと描かれた扉が登場』
エデン「今度は窒息死かよ………。」ガチャ テッテレテッテッテー
未来「ライフ削っちゃった………。って言うか、あれで死んだ扱いなの!?」
いや知らん………。とりあえず、残りLifeは97か。
エデン「………そういえば、英竜お姉ちゃんは?ここの招待状には、お姉ちゃんの名前があったはずだけど………。」
未来「え?」
藍「でも、英竜は牢獄にいるんじゃ───────」
藍が言い掛けてたとき、もう一つの光が見えた。そこから現れたのは、見た目は変わらずとも、雰囲気が全く違い、背中には新たな武器のような物を背負っている英竜お姉ちゃんが、やってきた。
エデン「……………お姉ちゃん。」
英竜「…………雰囲気が変わったな、ガルッチ。あの時面会してきた時よりも、全く違う。」
エデン「…………お姉ちゃんこそ、雰囲気も違うじゃん。」
英竜「違いない。けど、君の方が、よっぽど変わったと思うぞ。ゴジラがここにいるのかって────」
エデン「お姉ちゃん。悪いけど、その話はしないで。そう言うのは、僕が全部話す。ついでに、皆にも謝らないといけないしね…………。」
未来「謝る?」
英竜「ガルッチ、一体何を謝ると────」
エデン「今は言えない。けど、いずれ話すつもり。それまでは、この話は聞かないでくれ。」
英竜「…………分かった。」
エデン「未来達も、今はこう言う話は聞かないでね?いずれ全部話すつもりだから。」
未来「あ、うん。」
そうして、話し終わると同時に、僕の兄『ルッチ』の息子『アルトリウス』が、僕達の目の前に現れた。
アルトリウス「お帰りなさい、叔父さん。」
エデン「ただいま、アルトリウス。」
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8期ED 『波のゆくさきへ』