※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

228 / 416
episode180 デンジャラスビースト

ー選手の部屋(エデン)ー

 

 

エデンside

 

 

エデン「………納得いかねぇ!」

 

 

あ、いきなりこれで失礼。単刀直入にいいますと、深雪には勝ちました。うん、勝ったのはいいけど、正直言って納得いかない。

いやむしろ、こんな勝ち方でいいのかって思うぐらいに。

 

 

フラウィー「何が納得しないの?負けたの?」

 

エデン「逆だよ、フラウィー。勝ったよ。」

 

フラウィー「勝ったの?ならいいじゃん、勝ったんだし。」

 

エデン「そりゃそうだけど、納得いかないんだ。大方原因は分かるんだけど。」

 

フラウィー「?」

 

 

まぁ一応、どうやって早く勝ったのかというと、こんな感じ。

 

 

 

~回想~

 

 

ーコロシアム 闘技場ー

 

 

それは、試合が始まった時だった。

 

 

深雪「さぁ、いくで!!」

 

エデン「来い!」

 

 

【ガッチャーン!】

 

 

【デンジャラスビースト!!】

 

 

まぁわかるだろうけど、僕は『デンジャラスビースト』ガシャットを使ってしまったんだ。実は気が付けばこのガシャットを持ってたんだが、このころの僕はまだ気づいてなかったんだ。

 

『デンジャラスゾンビ』か『デンジャラスクトゥルー』だと思って、そのままバグルドライバーⅣに差し込んじゃっちゃんだよね。

 

 

【ガッシャット!】

 

 

エデン「『戦術LvX』!『変身』!」

 

 

【バグルアップ!】

 

 

【デンジャー!デンジャー!《インスティンクト!》アニマル・ザ・クライシス!デンジャラスビースト!《Woooooooooooo!!!!》】

 

 

んで、気づいた時には遅かったんだ。猫耳と尻尾が生えるわ、何故か可愛らしい服装になるわで、滅茶苦茶混乱してしまった。

 

 

エデン「ってなんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

深雪「っ!」

 

 

とりあえず叫んだあと、戦いに集中するために深雪の方を向いたが、いつの間にか血だまりで倒れてた。

審判は一度、深雪の方に近づいたが、数秒で終わり僕の腕をつかんで上げた。

 

 

『勝負あり!!勝者、ガルッチ!!』

 

 

まぁあまりにも一瞬過ぎて、みんなからしたらその姿で目にも止まらない攻撃を仕掛けて、瞬殺したんだって思ってるだろうけど、僕からしたらこの姿を見て、鼻血を大量に出して倒れたってことになるんだけどね……。

 

 

~回想終了~

 

 

ー選手の部屋(エデン)ー

 

 

ってな感じで、あの勝ち方が納得いかないってわけ。そのことをフラウィーに全部伝えた。

 

 

フラウィー「………何その勝ち方。そりゃ僕も、納得しないよ。」

 

エデン「だろ?」

 

 

今更だが、なぜフラウィーがここにいるかというと、何も悪さをしないために、満場一致で僕が監視することになった。

なんかデジャブ感があるなぁ。

 

 

フラウィー「それより、そのガシャットいつから持ってたの?というかだれが作ったの?」

 

エデン「わからん。気が付いたら持ってたし、終わった後黎斗に聞いたんだが………。どうやらこのガシャット、知らないし『不正なガシャット』とか言ってたよ。

 

 

マジで誰だよ、これ作ったの。」

 

フラウィー「………それ作ったやつって、絶対ロクな奴じゃないよね。」

 

エデン「ホント、そうだ───────」

 

 

って、あれ?側面に何か書いてある。何だろ?

 

 

『藤村大河とマーリンの自信作』

 

 

エデン「…………。」

 

フラウィー「…………如何した?」

 

エデン「…………あのクソ夢魔と駄虎ぁ!マジで殺してやるから覚悟しとけよ………!」

 

 

何が自信作だ!どう見ても、いやがらせの為だけに作られたものじゃねえか!!

 

 

『ガチャ』

 

 

零「エデン様、失礼しま───────」

 

エデン「零か!!」

 

零「⁉ ど、如何したのですか⁉なんか、すごい怖い顔になってますけど?」

 

エデン「丁度よかった、いや来なかったら直接会いに行こうかと思ってたんだ。早速だけど頼みがある。藤村大河とマーリンをボコれるような奴が欲しい。」

 

零「きゅ、急ですね……。ちょっと、待って下さい。すぐ取ってきます!」

 

 

~数秒後~

 

 

零「持ってきました!まだ試作品ですが、これなら確実にそのお二人さんをボコれます。憎い相手の写真をサンドバックに付け、そのまま殴りつけば、痛覚はその人にいきわたります!

 

 

試作品なので、お代は安くしますが……。」

 

エデン「よっしゃ!!お金は机に置いておく。早速カメラを投影して………。『隠者の紫(ハーミット・パープル)』!!」

 

零「………久しぶりに、生でスタンドを見た気がします………。」

 

 

よし、あとはこのサンドバックに張り付けてっと…………。

 

 

エデン「使うやつは、これでいいかな?『融合』!」

 

 

『桐生一馬』と………。

 

 

エデン「『アイ、ゴー』!」

 

 

『空条承太郎』をセットしてから………!

 

 

エデン「『ヒア、ウィー、ゴー』!!」

 

 

『フュージョンライズ!』

 

 

エデン「『乗り越えるぜ、運命』!」

 

 

『空条承太郎!桐生一馬!ボーイズライズ!!スタードラゴン!!』

 

 

さぁ、マーリン。藤村。貴様らの罪は、俺が裁く!!!

 

 

sidechange

 

 

ーコロシアム ???ー

 

 

闇創造王神side

 

 

ロード「意外だな、まさか君のような奴が手伝ってくれるとは………。」

 

 

違和感ありまくりの場所を見つけて中に入ったら、既に誰かが入ってました。しかも、その女性と戦ってる最中に。

とはいえ、手伝うことにしました。何しろ相手は、この不穏な力を出していた元凶『殺生院キアラ』。

どうやら此奴はビーストⅢとして復活したらしく、未だに世界を狙ってるようだ。まぁ、こんな奴なんかに、世界はともかく、ガルッチを狙っているというのならば、黙っていられない。

 

 

闇創造王神「勘違いしないでください。僕はただ、此奴が気に食わないだけです。ガルッチを殺すのも、殺されるのも、僕だけで十分です。」

 

ロード「やれやれ、顔立ちがルッチに似ているが、可愛げがないなぁ。」

 

闇創造王神「余計なお世話です。………それより、その武器ですが………、まさか。」

 

ロード「察しが早くて助かる。禁じられた武器の中で最も危険な武器『無に満ちし忘却の剣(サブタレニアン・オブリビオン)』。これを作るのに、ずいぶん苦労したのを思い出す。」

 

 

彼が持っていたのは、ガルッチが持ってた『生命樹の剣(セフィロトソード)』と酷使していたけど、色合いも真っ白。まるで彫刻刀で作ったのかって思ってしまうほどの美しさを持っていたが、宿しているものを知っていた。

 

 

『虚無』、『忘却』。なぜこの人が、こんな武器を持っているのか、不思議に思ってしまう。

 

 

キアラ「如何しました?来ないのでしたら、こちらから行きますよ?」

 

ロード「させると思うなよ?殺生院キアラ。この剣で、忘却の彼方に消してくれる!!」

 

闇創造王神「………ガルッチの為に、ここで消えてもらう!!」

 

 

ビーストⅢ、一体誰に敵意を向かせたのか、その身をもって知れ。そして、消え去るとき後悔しろ。

闇創造王神という名の、『闇』と、ガルッチの祖父『ロード』という名の『虚無』を!!

 

 

next episode

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。