Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ーワールド・フロンティア セントラルエリアー
ガルッチside
なんで、何でみんなここにいるんだ?いや、それより………。
ガルッチ「お前ら重傷じゃなかったのか⁉」
ベロニカ「それは大丈夫よ、ラクトが私たちの傷を治してくれたの。」
ラクト「ちょちょいと、ね。」
ちょちょいって………。でも、来たとしても、また皆が倒れるんじゃないのか?
子ガル「僕の知らないガルッチさん、その傷から察するに、そいつを相手をするのに数日間も戦っていたそうですね。」
ガルッチ「………。」
子ガル「ジェイソンさんやルシフェルさんから、全て聞きました。その人、貴方の妻の仇なんですね………。」
ガルッチ「………ああ。」
子ガル「…………何で一人で戦おうとしたのですか?ここに仲間がいるというのに、何故?」
ガルッチ「…………皆重傷だった。これ以上戦ったら、またあの時のように………なりかねなかった…………。」
…………フランと共に、戦った時もそうだった。いや、兄さんもだ…………。僕を生かすために、庇って死んでいく…………。
もう、あんな思いは、沢山だ………。これ以上、…………これ以上…………。
ガルッチ「これ以上誰も死んでほしくない!!また…………、また仲間が…………、僕の為に…………、死んでほしくないんだ…………。」
ルシフェル「ガルちゃん…………。」
ガルッチ「兄さんは亡くなり、もう僕にとって大事な人は、フランしかいなかった。けど、そのフランは、キャラに奪われた!!
よりどころは無くなり、居場所もなくなり、けれど貴様を殺すために、永遠にさまよい続けてきた………。
そんな時、ルシフェルと会った。彼女と出会って以降、安らぎを欲するようになっていった………。荒んでいった心が、戻っていったんだ………。
けど、それと同時に、不安がよぎった。また、あの時のようになるのではないかって………。」
ルシフェル「ずっとよそよそしいのは、そのせいだったのね………。」
ガルッチ「確かに、フランと一緒に居たいから、浮気なんてするつもりはないのも一つだよ。
けど、またあんな思いをしないように、出来るだけ距離を置いていたのも事実だ…………。
仲間が多くなってきても、ずっと…………。」
ジェイソン「……………。」
ガルッチ「それに、戦ったとき、気づいたんだ。」
明日斗オルタ「気づいたって、何を?」
最初は不思議に思った。一週間も戦ってるにも関わらず、疲れも空腹も感じなかった。ただのやせ我慢だろうって思った。
けど、攻撃を受けたにも関わらず、血も出なかったし、いつの間にか治った瞬間、気づいた。いや、気づいてしまった…………。
ガルッチ「僕は、『幻』だって事………。」
sidechange
ー???ー
エデンside
エデン「爺さん、何で………ここに?」
ロード「助けに来たって奴かな?」
…………嬉しかった。けど、それと同時に恐れていた。爺さんは、僕のことどう思っているのか。何を思っているのか………。
爺さんまで、爺さんまで…………、怖がってほしく───────
『ガシッ』
エデン「?」
ロード「良かった。本当に良かった………。」
エデン「爺さん?一体───────」
ロード「辛かっただろ?苦しかっただろ?僕は遠くから、君を見て、知っていたつもりだった…………。
けど、よくよく思えば、君の気持ちなんて、全く理解していなかった………。もっと、君とちゃんと向き合って、話すべきだった………。
こんな不甲斐無い祖父で、すまない………。」
え?え?何で?何で爺さんが謝ってるの?
エデン「爺さん、爺さんが謝ることじゃない。僕がいけないんだ。それに、僕の本当の存在がどんなのか、知らないわけないだろ?」
ロード「だからなんだ!!ガルッチは、僕の孫だ!!例え歳が近しい見た目だとしても、転生者で、怪獣王ゴジラだろうと、見た目が化物だろうと、お前は僕の孫であることには変わりないんだ!!」
エデン「…………僕を………、こんな僕を…………、家族だって………、言ってくれるのか………?
こんな、こんな僕を…………、化物と言えるほどの、僕を………未だに……………家族だって………、言ってくれるのか?爺さん………。」
「当たり前だろ、ガルッチ。あと、ごめんね。ずっと一緒に居られなくて。」
聞き覚えのある声が聞こえた。懐かしく、そして忘れることなんて出来ない、優しい声だった。
ロード「……………来たのか、ルッチ。」
ルッチ「初めまして、ロードお爺さん。ガルッチ、久しぶりだね。」
エデン「に、兄さん!!!」
僕は思わず兄さんのところに向かい、抱きしめた。
ルッチ「ごめんね、ずっと一緒にいられなくて。」
エデン「ううん、兄さんは悪くない。悪いのは、僕だよ……。迷惑かけて、本当に………本当に………!!」
ルッチ「そんなことないよ。君はずっと、頑張ってきたでしょ?たとえ偽りだとしても、何度だって立ち向かってきた。失いたくないが為に、護りたいが為に、諦めず、突き進んだんだろ?」
エデン「うん………、うん………!」
ルッチ「もう大丈夫、
エデン「僕達?」
一度兄さんの後ろを見ると、そこにはファンタジアの7英雄だけでなく、フレディ達、空達、レイン達、明日斗等の皆が来ていた。
それだけじゃない。『criminal girls2』の世界にいた『元半罪人』達もいることも分かった。
そして……………。
「お父様、修行を終え、只今戻りました。」
エデン「ッ! レア!!」
sidechange
ーセントラルエリアー
ガルッチside
キャラ「幻?ははは、なんという皮肉だ。幻だと⁉この私を殺すために生み出された、『幻』だと⁉」
ああ、今更過ぎる。こんな、こんなところで、気が付くなんてな………。
ルシフェル「構わないよ。」
ガルッチ「え?」
ルシフェル「構わないって言ったの。幻なんて、関係ないよ。こんな私でも、君と出会って変われたんだから。」
ベロニカ「あなたが居なかったら、私は死んでいた。」
ジェイソン「君が居なかったら、あの場所で一人だった………。」
明日斗オルタ「僕もいろいろあったとはいえ、君が居なければ、ここまで来れなかった。」
ガルッチ「皆…………。」
ルシフェル「この運命が幻だったとしても、私達はあなたに出会えてよかったって、素直に言える。
それに、ね?」
ガルッチ「?」
ルシフェルは僕に近づき、何を思ったのか、僕を抱きしめてくれた。
ルシフェル「暖かいでしょ?」
ガルッチ「……………うん。」
ルシフェル「ほら、貴方は幻じゃない。ちゃんと、私の暖かさを感じてる。貴方は、一人じゃない。」
『ずっと、傍にいるよ。ガルッチ。』
フラン……………?
『ごめんね、傍にいられなくて。勝手に、死んじゃって。私がいなくなって、ずっと苦しんでいたんだよね?』
…………。
『ずっと見ていたよ。私の仇を討つために、ずっと一人で戦ってきたこと、途中で仲間たちを集めていたこと。全部見ていたよ。』
ずっと?もしかして、死んでからも、ずっとそばにいてくれたのか?
『勿論、何処までもだよ。』
…………そっか、ずっと一緒に、いてくれてたんだね。
ルシフェル「ガルちゃん?」
ガルッチ「ありがとう、皆…………。本当に………、本当に…………。」
『今度は、一緒に戦ってあげる。だから、あんな奴に負けないで!』
うん、一緒に戦って。愛しい、フランの仇を討つために、これ以上キャラの好きにさせない為に…………!
ガルッチ「皆………!一緒に戦ってくれ。キャラを、殺すために………!力を貸してくれ!!」
ジェイソン「うん。」
ベロニカ「勿論!!」
明日斗オルタ「そうこなくてはな。」
ラクト「子ガル、準備はいい?」
子ガル「いつでもオッケイだよ。」
ルシフェル「絶対に、終わらせよう。ガルちゃん!!」
取り敢えず、場所変更だ。被害が来ないように、別の場所に移動させよう。
【STAGE SELECT!】
sidechange
ー???ー
エデンside
…………思えば、レアが追放されたのは、僕のせいだった。辛い思いをさせなければ、ずっと一緒に居られたのに……。
それが、ここまで強くなっているなんて…………。時が過ぎるのも、早いものだ………。
英竜「もう、修行はいいのか?」
ルッチ「ええ。全ての修行は終わりました。もう、ガルッチと英竜さんに会わせても大丈夫だと、既にお墨付きが出てます。」
英竜「そうか………。娘が、世話になった。」
ルッチ「いえ、構いません。」
エデン「レア………、本当に………、本当にごめんね?」
レア「それはもういいです。私は、貴方の娘なのですから。どんな事があっても、私のお父様なのですから。」
エデン「レア………!」
フレディ「懐かしの再会で悪いけど、彼奴は待ってくれねえみてえだぜ?」
瓦礫が吹き飛ぶ音が聞こえると、キャラが起き上がって僕達を見ていた。
キャラ『たかが、あの攻撃で死んだと思っていたのか?それに、殺し甲斐のある奴らが増えているじゃないか。』
ロード「貴様………、よくも私の孫に手を出してくれたな!!」
ルッチ「僕たちの家族を手に出した事、後悔してあげる。」
エデン「…………皆、力を貸してくれ!!」
【STAGE SELECT!】
ー月ー
ステージを変えると、僕たちは月に到着した。それに合わせたかのように、この場に来た者がいた。
ガルッチ「…………君も、この場所に?」
エデン「どうやら、そのようだね。っということは、あれが本来のキャラか。」
ガルッチ「ああ。………手伝ってくれるか?」
エデン「無論、手伝ってやるさ。」
…………時は来た。この場所で、キャラを亡き者にしてみせる!!
エデン「『融合』!」
まずは『キリト』のカプセルを起動させ、ナックルに入れる。
エデン「『アイ、ゴー』!」
次は『アーサー・ペンドラゴン』のカプセルを起動させ、ナックルに入れる。その後はすかさずスキャンする。
『フュージョンライズ!』
【【ラッシュマッチレス!!】】
ガルッチ「戦術式Lv2!!」
エデン「戦術Lv2!」
【マイティアクションX!】
【デンジャラスゾンビ!】
ジェイソン「グレードX-0!!」
『アークメイジキュータマ!』
『ルシファーキュータマ!』
『『セット!チェンジ!』』
ベロニカ「マジカルチェンジ!」
ダークルシフェル「サタンチェンジ!」
「「変身!!」」
【【【【ガッシャット!】】】】
エデン「『決めるぜ、覚悟』!!『
【【【ガッチャーン!レベルアップ!】】】
【一騎当千!天下無双!ラッシュラッシュマッチレス!】
『アーサー・ペンドラゴン!桐ケ谷和人!ボーイズライズ!!リパルサーエクスカリバー!!』
【無双乱舞!無双奥義!ラッーシュマッチレース!】
【マイティジャンプ!マイティキック!マイティーアクション!X!】
【ア ガッチャ!デンジャー!デンジャー!デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!】
キャラ「たかが数をそろえたところで、私達に勝てると思うな!!」
キャラ『無駄な足掻きだって事を、もう一度教えなくちゃならないようだね?』
エデン「『『笑わせるなよ、キャラ。』』」
ガルッチ「もう貴様には、誰も殺すことはできない。いや、誰も殺させやしない!!」
さぁ、キャラ。貴様の罪を数えろ!!
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