※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode187 希望(軌跡)の夢(道)

ーワールド・フロンティア セントラルエリアー

 

 

ガルッチside

 

 

なんで、何でみんなここにいるんだ?いや、それより………。

 

 

ガルッチ「お前ら重傷じゃなかったのか⁉」

 

ベロニカ「それは大丈夫よ、ラクトが私たちの傷を治してくれたの。」

 

ラクト「ちょちょいと、ね。」

 

 

ちょちょいって………。でも、来たとしても、また皆が倒れるんじゃないのか?

 

 

子ガル「僕の知らないガルッチさん、その傷から察するに、そいつを相手をするのに数日間も戦っていたそうですね。」

 

ガルッチ「………。」

 

子ガル「ジェイソンさんやルシフェルさんから、全て聞きました。その人、貴方の妻の仇なんですね………。」

 

ガルッチ「………ああ。」

 

子ガル「…………何で一人で戦おうとしたのですか?ここに仲間がいるというのに、何故?」

 

ガルッチ「…………皆重傷だった。これ以上戦ったら、またあの時のように………なりかねなかった…………。」

 

 

…………フランと共に、戦った時もそうだった。いや、兄さんもだ…………。僕を生かすために、庇って死んでいく…………。

 

もう、あんな思いは、沢山だ………。これ以上、…………これ以上…………。

 

 

 

ガルッチ「これ以上誰も死んでほしくない!!また…………、また仲間が…………、僕の為に…………、死んでほしくないんだ…………。」

 

ルシフェル「ガルちゃん…………。」

 

ガルッチ「兄さんは亡くなり、もう僕にとって大事な人は、フランしかいなかった。けど、そのフランは、キャラに奪われた!!

 

 

よりどころは無くなり、居場所もなくなり、けれど貴様を殺すために、永遠にさまよい続けてきた………。

そんな時、ルシフェルと会った。彼女と出会って以降、安らぎを欲するようになっていった………。荒んでいった心が、戻っていったんだ………。

けど、それと同時に、不安がよぎった。また、あの時のようになるのではないかって………。」

 

ルシフェル「ずっとよそよそしいのは、そのせいだったのね………。」

 

ガルッチ「確かに、フランと一緒に居たいから、浮気なんてするつもりはないのも一つだよ。

けど、またあんな思いをしないように、出来るだけ距離を置いていたのも事実だ…………。

 

 

仲間が多くなってきても、ずっと…………。」

 

ジェイソン「……………。」

 

ガルッチ「それに、戦ったとき、気づいたんだ。」

 

明日斗オルタ「気づいたって、何を?」

 

 

最初は不思議に思った。一週間も戦ってるにも関わらず、疲れも空腹も感じなかった。ただのやせ我慢だろうって思った。

けど、攻撃を受けたにも関わらず、血も出なかったし、いつの間にか治った瞬間、気づいた。いや、気づいてしまった…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガルッチ「僕は、『幻』だって事………。」

 

 

sidechange

 

 

ー???ー

 

 

エデンside

 

 

エデン「爺さん、何で………ここに?」

 

ロード「助けに来たって奴かな?」

 

 

…………嬉しかった。けど、それと同時に恐れていた。爺さんは、僕のことどう思っているのか。何を思っているのか………。

 

 

爺さんまで、爺さんまで…………、怖がってほしく───────

 

 

『ガシッ』

 

 

エデン「?」

 

ロード「良かった。本当に良かった………。」

 

エデン「爺さん?一体───────」

 

ロード「辛かっただろ?苦しかっただろ?僕は遠くから、君を見て、知っていたつもりだった…………。

 

 

けど、よくよく思えば、君の気持ちなんて、全く理解していなかった………。もっと、君とちゃんと向き合って、話すべきだった………。

こんな不甲斐無い祖父で、すまない………。」

 

 

え?え?何で?何で爺さんが謝ってるの?

 

 

エデン「爺さん、爺さんが謝ることじゃない。僕がいけないんだ。それに、僕の本当の存在がどんなのか、知らないわけないだろ?」

 

ロード「だからなんだ!!ガルッチは、僕の孫だ!!例え歳が近しい見た目だとしても、転生者で、怪獣王ゴジラだろうと、見た目が化物だろうと、お前は僕の孫であることには変わりないんだ!!」

 

エデン「…………僕を………、こんな僕を…………、家族だって………、言ってくれるのか………?

 

 

こんな、こんな僕を…………、化物と言えるほどの、僕を………未だに……………家族だって………、言ってくれるのか?爺さん………。」

 

「当たり前だろ、ガルッチ。あと、ごめんね。ずっと一緒に居られなくて。」

 

 

聞き覚えのある声が聞こえた。懐かしく、そして忘れることなんて出来ない、優しい声だった。

 

 

ロード「……………来たのか、ルッチ。」

 

ルッチ「初めまして、ロードお爺さん。ガルッチ、久しぶりだね。」

 

エデン「に、兄さん!!!」

 

 

僕は思わず兄さんのところに向かい、抱きしめた。

 

 

ルッチ「ごめんね、ずっと一緒にいられなくて。」

 

エデン「ううん、兄さんは悪くない。悪いのは、僕だよ……。迷惑かけて、本当に………本当に………!!」

 

ルッチ「そんなことないよ。君はずっと、頑張ってきたでしょ?たとえ偽りだとしても、何度だって立ち向かってきた。失いたくないが為に、護りたいが為に、諦めず、突き進んだんだろ?」

 

エデン「うん………、うん………!」

 

ルッチ「もう大丈夫、僕(・)達(・)がついてる。」

 

エデン「僕達?」

 

 

一度兄さんの後ろを見ると、そこにはファンタジアの7英雄だけでなく、フレディ達、空達、レイン達、明日斗等の皆が来ていた。

 

 

それだけじゃない。『criminal girls2』の世界にいた『元半罪人』達もいることも分かった。

そして……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お父様、修行を終え、只今戻りました。」

 

エデン「ッ! レア!!」

 

 

sidechange

 

 

ーセントラルエリアー

 

 

ガルッチside

 

 

キャラ「幻?ははは、なんという皮肉だ。幻だと⁉この私を殺すために生み出された、『幻』だと⁉」

 

 

ああ、今更過ぎる。こんな、こんなところで、気が付くなんてな………。

 

 

ルシフェル「構わないよ。」

 

ガルッチ「え?」

 

ルシフェル「構わないって言ったの。幻なんて、関係ないよ。こんな私でも、君と出会って変われたんだから。」

 

ベロニカ「あなたが居なかったら、私は死んでいた。」

 

ジェイソン「君が居なかったら、あの場所で一人だった………。」

 

明日斗オルタ「僕もいろいろあったとはいえ、君が居なければ、ここまで来れなかった。」

 

ガルッチ「皆…………。」

 

ルシフェル「この運命が幻だったとしても、私達はあなたに出会えてよかったって、素直に言える。

 

 

それに、ね?」

 

ガルッチ「?」

 

 

ルシフェルは僕に近づき、何を思ったのか、僕を抱きしめてくれた。

 

 

ルシフェル「暖かいでしょ?」

 

ガルッチ「……………うん。」

 

ルシフェル「ほら、貴方は幻じゃない。ちゃんと、私の暖かさを感じてる。貴方は、一人じゃない。」

 

『ずっと、傍にいるよ。ガルッチ。』

 

 

フラン……………?

 

 

『ごめんね、傍にいられなくて。勝手に、死んじゃって。私がいなくなって、ずっと苦しんでいたんだよね?』

 

 

…………。

 

 

『ずっと見ていたよ。私の仇を討つために、ずっと一人で戦ってきたこと、途中で仲間たちを集めていたこと。全部見ていたよ。』

 

 

ずっと?もしかして、死んでからも、ずっとそばにいてくれたのか?

 

 

『勿論、何処までもだよ。』

 

 

…………そっか、ずっと一緒に、いてくれてたんだね。

 

 

ルシフェル「ガルちゃん?」

 

ガルッチ「ありがとう、皆…………。本当に………、本当に…………。」

 

『今度は、一緒に戦ってあげる。だから、あんな奴に負けないで!』

 

 

うん、一緒に戦って。愛しい、フランの仇を討つために、これ以上キャラの好きにさせない為に…………!

 

 

ガルッチ「皆………!一緒に戦ってくれ。キャラを、殺すために………!力を貸してくれ!!」

 

ジェイソン「うん。」

 

ベロニカ「勿論!!」

 

明日斗オルタ「そうこなくてはな。」

 

ラクト「子ガル、準備はいい?」

 

子ガル「いつでもオッケイだよ。」

 

ルシフェル「絶対に、終わらせよう。ガルちゃん!!」

 

 

取り敢えず、場所変更だ。被害が来ないように、別の場所に移動させよう。

 

 

【STAGE SELECT!】

 

 

sidechange

 

 

ー???ー

 

 

エデンside

 

 

…………思えば、レアが追放されたのは、僕のせいだった。辛い思いをさせなければ、ずっと一緒に居られたのに……。

 

 

それが、ここまで強くなっているなんて…………。時が過ぎるのも、早いものだ………。

 

 

英竜「もう、修行はいいのか?」

 

ルッチ「ええ。全ての修行は終わりました。もう、ガルッチと英竜さんに会わせても大丈夫だと、既にお墨付きが出てます。」

 

英竜「そうか………。娘が、世話になった。」

 

ルッチ「いえ、構いません。」

 

エデン「レア………、本当に………、本当にごめんね?」

 

レア「それはもういいです。私は、貴方の娘なのですから。どんな事があっても、私のお父様なのですから。」

 

エデン「レア………!」

 

フレディ「懐かしの再会で悪いけど、彼奴は待ってくれねえみてえだぜ?」

 

 

瓦礫が吹き飛ぶ音が聞こえると、キャラが起き上がって僕達を見ていた。

 

 

キャラ『たかが、あの攻撃で死んだと思っていたのか?それに、殺し甲斐のある奴らが増えているじゃないか。』

 

ロード「貴様………、よくも私の孫に手を出してくれたな!!」

 

ルッチ「僕たちの家族を手に出した事、後悔してあげる。」

 

エデン「…………皆、力を貸してくれ!!」

 

 

【STAGE SELECT!】

 

 

ー月ー

 

 

ステージを変えると、僕たちは月に到着した。それに合わせたかのように、この場に来た者がいた。

 

 

ガルッチ「…………君も、この場所に?」

 

エデン「どうやら、そのようだね。っということは、あれが本来のキャラか。」

 

ガルッチ「ああ。………手伝ってくれるか?」

 

エデン「無論、手伝ってやるさ。」

 

 

…………時は来た。この場所で、キャラを亡き者にしてみせる!!

 

 

エデン「『融合』!」

 

 

まずは『キリト』のカプセルを起動させ、ナックルに入れる。

 

 

エデン「『アイ、ゴー』!」

 

 

次は『アーサー・ペンドラゴン』のカプセルを起動させ、ナックルに入れる。その後はすかさずスキャンする。

 

 

『フュージョンライズ!』

 

 

【【ラッシュマッチレス!!】】

 

 

ガルッチ「戦術式Lv2!!」

 

エデン「戦術Lv2!」

 

 

【マイティアクションX!】

 

【デンジャラスゾンビ!】

 

 

ジェイソン「グレードX-0!!」

 

 

『アークメイジキュータマ!』

 

『ルシファーキュータマ!』

 

 

『『セット!チェンジ!』』

 

 

ベロニカ「マジカルチェンジ!」

 

ダークルシフェル「サタンチェンジ!」

 

「「変身!!」」

 

 

【【【【ガッシャット!】】】】

 

 

エデン「『決めるぜ、覚悟』!!『融合変身(フュージョントランスフォーム)』!!!」

 

 

【【【ガッチャーン!レベルアップ!】】】

 

 

【一騎当千!天下無双!ラッシュラッシュマッチレス!】

 

 

『アーサー・ペンドラゴン!桐ケ谷和人!ボーイズライズ!!リパルサーエクスカリバー!!』

 

 

【無双乱舞!無双奥義!ラッーシュマッチレース!】

 

 

【マイティジャンプ!マイティキック!マイティーアクション!X!】

 

 

【ア ガッチャ!デンジャー!デンジャー!デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!】

 

 

キャラ「たかが数をそろえたところで、私達に勝てると思うな!!」

 

キャラ『無駄な足掻きだって事を、もう一度教えなくちゃならないようだね?』

 

エデン「『『笑わせるなよ、キャラ。』』」

 

ガルッチ「もう貴様には、誰も殺すことはできない。いや、誰も殺させやしない!!」

 

 

さぁ、キャラ。貴様の罪を数えろ!!

 

 

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