Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー月ー
シング『エデン、ちょっといいかな?』
あの後、苦戦気味になったとき、英竜が別のフュージョンライズになったとき、シングが話しかけてきた。
エデン「『『シング?如何した?』』」
シング『英竜が別のにフュージョンしたとはいえ、あっちが本気になってる以上隙を作らないと意味ないよ!』
エデン「『『じゃあどうしろと⁉』』」
シング『方法ならあるよ。歌で動きを封じればいいよ。』
エデン「『『歌で?』』」
シングはすぐさま、キャラ達の動きを読み取りながら、エデンに『歌』の使い方を教えていた。
英竜は徐々に劣勢までに追い込まれていってる。ガルッチが戦ってるキャラの方は、ガルッチの方が優勢まで追いつめていた。
エデン「『『つまり、『曲の種類』と相手によっては、得られる効果も変わってくるって事?』』」
シング『そういうことよ。それで、彼らに有効な曲はもう決まってるよ。』
エデン「『『ホント⁉』』」
シング『直接脳内に『歌詞』を入れておくから、歌って!』
エデン「『『音楽なしで⁉』』」
シング『大丈夫、私も音色を奏でるから、貴方は歌ってて。』
エデン「分かった。……………行くぞ!」
『闇に満ちし虚樹の魔剣』を地面に差し込み、ランサーの『エリザベート・バートリー』のカードを『
エデン「『『お姉ちゃん!!僕も援護するよ!!』』」
英竜『何をするんだ⁉』
エデン「『『今から僕は、そいつらの動きを止めるための歌を歌う!!歌ってる間、そいつを倒してくれ!!』』」
キャラ『ハハハハハハハハハ!!!!歌で俺の動きを止めると⁉随分と笑わせてくれるじゃないか!!』
エデン「『『言ってられるのも今の内だ。ガルッチ!!僕が歌い始めたら、一気に畳みかけろ!!』』」
ガルッチ「なら、その禍々しい魔剣をくれ!!」
エデン「『『構わないが、どうやら此奴は扱えるかどうかすら怪しいものだぞ!!』』」
そう伝え、その魔剣をガルッチに投げ渡した。ガルッチはそれを受け取り、キャラの攻撃を防いでいた。
如何やら何の問題もなさそうだ。
エデン「『『……………見せてやるよ、『歌』の力を!!』』」
BGM 『光 ray of hope mix』
ー海の中ー
何処からともなく音色が聞こえると同時に、場所も強制的に変わった。
フラン「いったい何を歌おうとしてるんだろう?」
こいし「待って、この曲聞き覚えがある!!」
イリヤ「どんな曲なの?」
こいし「『光』だよ。」
こいしが曲名を伝えると、エデンは歌い始める。その歌は、誰もが魅了するかのような歌声で、過ぎ去った思い出に浸りそうなものだった。
キャラ『アアアアアアアアアアアアアァァァァァァァ!?!?!?!?何だこの歌はッ⁉』
キャラ「力がッ、力が抜けていく⁉何故だ、何故なんだぁぁぁぁぁぁ⁉」
しかしキャラにとっては劇物のようなものとなり、徐々に力を失い始めた。
ガルッチ「…………フラン、力を貸してくれ!!」
英竜『この歌で奴らが苦しんでいるのか………。』
これがチャンスだと言わんばかりに、ガルッチと英竜は怒涛の攻撃を、キャラに浴びせていた。
弱体化してしまったキャラ達は、その攻撃に防ぎきれなくなってしまう。
キャラ『おのれおのれおのれおのれおのれおのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たかが歌如きに、我々が負けるだとぉぉぉぉぉぉ⁉⁉』
キャラ「許さない………!断じて許さない!!こんな、こんな終わり方ッ!!納得できるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
英竜『お前の罪は、私の弟を乗っ取り、大勢の命を奪ったこと!!』
ガルッチ「貴様の罪は、僕にとって大切な人である『フランドール・スカーレット』を奪ったこと!!」
ロード「そんな奴らなんかに、死すら生温い!!」
ルッチ「消えろ!!お前達の居場所なんて、この世に存在しない!!」
レア「皆!!行くよ!!」
エデン以外の全員は必殺技の準備をしているときには、サビの部分に入っていた。
その歌詞を歌い出すと、皆の必殺技が放たれる。
キャラ達はそれを防ごうとするも、エデンが歌っているせいで、弱体化してしまい、全ての攻撃が当たってしまった。
ガルッチ「これは、居場所を奪った分!!」
キャラ「ガァァッ⁉」
ガルッチ「これは、フランを奪った分!!」
キャラ「ゴブァァァァ⁉⁉!」
ガルッチ「そして、これがッ!!」
【ガッシューン……。ガッシャット!キメワザ!】
ガルッチ「僕の全てを奪った分だ!!」
【マッチレスクリティカルフィニッシュ!!】
ガルッチは二つの武器を使って、キャラを斬りつけていき、最後は起源弾が入った銃を放ち、キャラを完全に絶命させた。
一方でエデンの肉体を乗っ取ったキャラは、しぶとく生き残っていた。
キャラ『貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
最後の力を振り絞り、キャラはエデンの方へ向かった。しかし、向かおうとしていた時には、既に遅かった………。
ガルッチ「エデン!!此奴は返す!!せめて派手にぶっ放せ!!」
歌い終わったと同時に、ガルッチが投げた魔剣を手にとり、そのままかざした。そこから『闇』が纏わり始め、刃は禍々しく輝いていた。
エデン「『『……………平行世界の僕。せめてだけでも、ちゃんと殺してやるよ。この『闇』を以て、この世から抹消してあげる。』』」
キャラ『死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
エデン「『『……………安らかに、眠れ。ガルッチ。『
振り下ろすと同時に、闇の閃光が放たれる。その闇に直撃したキャラは、なんの叫びを上げる暇もなく、闇へと葬り去った。
その間際に、エデンはある声を聴いた。
『……………ありがとう、平行世界の僕。これで、誰も殺さずに済む……………。僕を、殺してくれて…………、ありがとう…………。』
エデン「…………出来れば、彼女達の元へ行くことを、祈るよ。」
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