※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode189 ガルッチの最期

ー???ー

 

 

ガルッチside

 

 

ようやく、決着が着いた。フランの仇を討てた。この手で、キャラを亡き者にできた。やっと、やっと…………。

 

 

ガルッチ「…………見てるか?フラン。やっと、仇を取ったよ………。」

 

ルシフェル「お疲れ様、ガルちゃん。」

 

ジェイソン「………でも。キャラを倒したってことは………。」

 

 

あ…………そうだった。もう僕は、キャラを倒した。そして、もうここにいる必要は、もうないだろうな。

 

 

英竜「お前が、本来のガルッチって訳か。」

 

ガルッチ「…………そういうことだ。僕が世話になったな。」

 

英竜「いや、世話になったのはこっちの台詞だ。私やガルッチにも抑えられなかったルシフェルが、ここまで成長させるとは…………。ここまで変えるなんて。」

 

ガルッチ「そんなことはない。僕はただ、彼女と共に、復讐劇に付き合ってもらっただけ。それだけだ。」

 

エデン「それだけだからこそだ。君との戦いと旅で、変われたのは、君のおかげだ。」

 

 

そこまで言うのか、君たちは…………。いずれにしても、僕はもう、長くここにいられなくなってしまう。

 

 

エデン「ルシフェル、最後までガルッチに付き添ってくれて、ありがとう。」

 

ルシフェル「言ったでしょ?支えてやらないとってね。」

 

ガルッチ「………そうだ。エデン、すまないけど、君のフランと話がしたい。」

 

フラン「私を呼んだ?本来のガルッチさん。」

 

 

………やっぱり、僕の知ってるフランと変わりない。深紅色の赤い瞳、可愛らしい顔。なにもかも、僕の知ってるフランだ。

けど、この子はエデンの物。それだけは、変わりないな。

 

 

ガルッチ「なぁフラン、僕は…………、これで終わったんだよな?やっと、やっと仇は取れたんだよな?彼女は、今どう思っているんだろ?」

 

フラン「あなたが無事でよかったって、思ってるよ。なんたって、ガルッチの妻だし。」

 

ガルッチ「……………けど、幸せよりも、僕は復讐を選んでしまった。僕の幸せは、『フランと一緒にいたい』。ただそれだけなんだ。

 

 

フランを失って、僕の色は褪せてしまった。それと同時に、復讐の色に染めあがってしまった……………。」

 

フラン「けど、もうその必要はないよね?」

 

ガルッチ「うん………。これでようやく、彼女の元へ行ける。」

 

エデン「え?」

 

英竜「それって如何いう………。」

 

 

時間になったのか、僕の体から無数の羽が散り始めていた。もうここには、いられなくなってしまう。

けど構わない、仇は討てた。キャラの復讐も終わった。そして、この世界のフランも出会ったことだし…………、何の悔いもない。

 

 

明日斗オルタ「ガルッチ⁉お前………!!」

 

ベロニカ「ちょ、ちょっと⁉消えかかってるわよ⁉」

 

ガルッチ「もう、行かなきゃ。彼女が、待ってる。」

 

ジェイソン「ま、待って!!僕達はどうすれば⁉」

 

ガルッチ「好きにすればいいよ。故郷に帰るのもいいし、エデンの手伝いもしていいし………。もう付き合う必要はないからさ。」

 

ジェイソン「けどっ⁉」

 

ルシフェル「行かせてあげて!!」

 

ベロニカ「ルシフェル………?」

 

エデン「………いいのか、ルシフェル。本当は、ガルッチのことが『好き』なんだろ?」

 

ルシフェル「ッ⁉/////////////////」

 

ガルッチ「え⁉///」

 

 

何だって?ルシフェルが、僕のことを⁉

 

 

ルシフェル「………~~~~~~~~ッ!!!!!!!////////」

 

ガルッチ「ル、ルシフェル………、お前………。///」

 

ルシフェル「……わ、分かってるよ。それぐらい………。ガルちゃんの事が、好きなのは…………、分かってるよ………。

 

 

…………けど、いいの。」

 

エデン「?」

 

ルシフェル「ガルちゃんには、フランちゃんがいるもん…………。奪いたくても、奪えない…………。それだけ、強い絆が、繋がっているから………。

 

 

だから、いいの。私、わたし…………!」

 

 

…………泣いていた。別れたくないのは、他の誰よりも別れたくないのは…………、ルシフェルなのか………。

それも、そっか。他の人より長く、復讐劇に付き合ってくれたのは、ルシフェルだったな。

 

 

……………本当は、こんなことしちゃいけないけど…………、ごめん。フラン。こればかりは、見逃してくれ。

 

 

ガルッチ「ルシフェル、こっち向いて。」

 

ルシフェル「ガルちゃ───────」

 

 

僕は、ルシフェルの返事を待たずに、強引ではあるものの、この場でキスした。じっくりと、蹂躙するかのように、ルシフェルの口の中まで入れていた。

ルシフェルもそれに受け入れたのか、今度は僕のも蹂躙し始めていた。

 

 

エデン「…………濃厚だな。」

 

英竜「………………仕方あるまい。お別れだしな。」

 

エデン「…………こればかりは、見逃してくれたらいいな。」

 

ガルッチ「ぷはっ………。ル、ルシフェル………。//// お別れのキスは、どうだった?///」

 

ルシフェル「いいの……?////// フランちゃんに、怒られるんじゃないの?///」

 

ガルッチ「………かもね。/// でもせめて、せめてでもいいから、笑って?/// 笑っている方が、君に似合うから。///」

 

ルシフェル「うん……! うん………!!」

 

 

…………さて、もうこれ以上はいられないな。っとと、消える前に伝えないと。

 

 

ガルッチ「エデン、僕が消えたら、僕が持ってるガシャットとゲーマドライバーをあげる。」

 

エデン「へ?でもそれ───────」

 

ガルッチ「持ち主が消えたら、誰が使うんだよ。出来れば、君が使ってくれ。それと…………。」

 

エデン「それと?」

 

ガルッチ「もう愛人作るんじゃねえぞ?というか、もう大丈夫になったんだから、必要ないだろ?」

 

エデン「………それって───────」

 

ガルッチ「彼奴らだって、本当の好きな人位いるはずだ。艦娘と半罪人達は、難しいところだけど…………。

 

まぁなんだ、早いとこ決めといた方がいいよ。彼女達も、彼女達なりの人生があるからさ。」

 

 

………さて、言いたいことは言ったし、消えるとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さようなら、皆。…………フラン、今行くよ…………………………。』

 

 

そうして、散りばめた羽と共に、僕はこの世を去った。悔いはない、ようやくフランの元へ行けるからね。

 

 

sideout

 

 

エデンside

 

 

……………彼奴は、もう去ったのか。満足そうな顔をして、その羽根と共に消えていったのか。

 

 

エデン「それで、君たちはどうするの?特にルシフェルが気になるところだけど…………。」

 

ジェイソン「………そうだね。僕はしばらく、君のところに住むよ。今帰る世界がないし。」

 

明日斗オルタ「僕もだな。彼が居なくなった以上、居場所がないんだし。」

 

ベロニカ「私は、『聖地ラムダ』に帰る事にするわ。覚えてないとはいえ、あそこが私の故郷だし。」

 

ルシフェル「…………。」

 

英竜「ルシフェル?」

 

ルシフェル「私、如何しようかな?ガルちゃんも居なくなっちゃったし、今更ザギちゃんの元に………。」

 

 

…………まだ気にしていたのか。

 

 

ルシフェル「いっか。私も戻るよ。ザギちゃんとはやてちゃんの結婚式が出来るように、予約しないと。」

 

英竜「え?気が早くない?」

 

ルシフェル「気が早いも何も、ザギちゃんははやてちゃんのこと好きだし、逆もまたしかり。だったら、早めに予約した方がいいと思うなぁ。」

 

エデン「待て待て、同性婚とか認めてくれるのかどうか───────」

 

全員『いや、それ君が言うこと?』

 

 

そういえば、僕も同性婚してたんだった。直接的には未来が、間接的には英竜お姉ちゃんだけど。

 

 

エデン「っとと、僕も自分の肉体の元へ帰らなきゃ。意識が戻ろうとしてるし。」

 

英竜「そういえばそうだったな。」

 

ロード「んじゃあ、皆。僕についてきて。試合、見るからね。」

 

エデン「1ヶ月後だがね。」

 

 

そうして、平行世界の僕とキャラが息絶え、ガルッチが消滅したのを目撃した後、僕の肉体の元へ戻っていった。

 

 

今思えば、あの魔剣はいつの間にか消えていた。やっぱり贋作だからかな?本物はどうやって作るのかが謎だけど、風龍さんなら知ってるのかな?

 

 

でも、愛人如何しよう。僕が良くても、他の皆はどう思うのかやら………。それも追々考えないと……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー医務室ー

 

 

気が付くと、僕は医務室のところにいた。あの頃の記憶もちゃんと残っている。確か、お姉ちゃんに勝つために『闇に満ちし虚樹の魔剣(クリフォード・アザトース)』を投影して、勝ちぬいて倒れたんだっけ?

 

 

エデン「ん?何だこのチューブ?」

 

「失血したんだぞ、馬鹿者。これ以上心配させるな、ガルッチ。」

 

エデン「イフ………。」

 

イフ「やれやれ、お前もお前で、厄介ごとに巻き込まれるようだな。見たところ、面倒な相手と戦ってたようだな。」

 

 

お陰様でな。めっちゃ疲れた。って、なんでイフがここに?

 

 

「我がここに来たからに決まってるであろう、ガルッチ。」

 

エデン「⁉ ガイア⁉」

 

ガイア「この肉体に馴染むまで、時間かかったぞ。まぁそれはいいか。教えてくれるか?君に何があったのか。」

 

エデン「分かった。長くなるけど、いいよね?」

 

アムール「構わない。」

 

 

そうして、僕はガイア達に今まであった出来事をすべて話していた。途中で何故かボロボロになってるリリカと零も含め、もう一度1から話した。

 

 

1ヶ月後は、リリカと決戦………。多分リリカは、あの最弱のフュージョンライズと戦ってたはず………。

 

もう使わないって、言ったのに………。

 

 

next episode




次回、『Subterranean Electron World』


闇(エデン)と光(リリカ)の最初で最後の決戦が始まる───────


エデン「我が闇を以て、光を穿つ!!」

リリカ「この光で、貴方の闇を打ち払う!!」





リリカが手にする新たな武器───────


リリカ「これが………、私の剣………。」




勝負の行方は………?


エデン「我が闇よ!!」

リリカ「光よ!!」

エデン&リリカ「僕/私に力を!!」













GAME11 『End of The World 対極なる2人の決戦』決着編


エデン「零、間久部と赤屍にも伝えておけ。もし僕の大切なものに手を出したら、お前の家族を奪うからな。これは、『最終警告』だ。」
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