Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー闘技場ー
エデンside
二つの本に(いつの間にか)契約されてからしばらく経ち、どんな能力があるのか試してみるために、闘技場に行ってみた。
エデン「んじゃまあ、始めますか………。」
『じゃあ早速、僕を使って。』
ギシン『待て、まずは私達から。』
『なんでお前らが先なんだ?』
アンキ『それはこっちの台詞だ。そもそも───────』
あー、また喧嘩が始まったよ。どんだけ仲が悪いんだ?というか、ケテルもバチカルの喧嘩もこうだった気がするな………。
エデン「………そういえば、試したいことがあったな。フュージョンライズでも、喧嘩してる本が使えるかどうか、やってみる価値がありそうだな。」
んじゃ、早速やってみるか。えーっと、『シシレッド』と『仮面ライダークローズ』のカプセルを起動させて、そのままスキャンっと。
『フュージョンライズ!!』
って、スキャンしたらビルドドライバーとセイザブラスターが出てきたんだけど。これって、自分でやれっていうのか?
今までこんな面倒なことしなかったはずだけど、まぁいっか。
えーっと、まずはこの球体を回して、セイザブラスターにセットしてっと。
『シシキュータマ!セット!チェンジ!』
今度は、ドラゴンフルボトルを振って振って振りまくって、クローズドラゴンにセットしてっと。
『Wake up!!』
んで、後はビルドドライダーに装着っと。
『CROSS-Z DRAGON!!』
後はセイザブラスターのトリガーを引いた後に、ビルドドライバーの右側にあるレバーを回しまくる。
『Are you ready?』
よし、後はこれを言うだけ!
エデン「掴むぜ!
『シシレッド!仮面ライダークローズ!ボーイズライズ!!レグルスクローザー!!』
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
エデン「『『………こんな感じか。よし、じゃあ早速始めるか。おい、喧嘩するなマジで。今からお前たちの力はどんなものなのか試したいんだ。』』」
『『『(もう何を言ってるのかすら分からないほどの言語)』』』
エデン「『『………………。(^ω^#)』』」
聞き分けのない本は、お仕置きが必要みたいだね?
『ビートクローザー!!』
今度はロックフルボトルを、このビートクローザーの鍔の中央に差し込んでっと。
『スペシャルチューン!』
『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』
………なんか爽快なビートが聞こえるな。って、それはいい。とにかく、あの喧嘩を止めなくては…………。
エデン「『『お前ら、覚悟はいいか?』』」
『『『え?』』』
『メガスラッシュ!!』
ーしばらくお待ちくださいー
エデン「『『お前らなぁ、喧嘩してる暇があるなら、手伝ってくれ!!まだケテルとバチカルの方がまだマシだったぞ!ちゃんと教えてくれたし!!』』」
ケテル『まぁ、うん。喧嘩は、してたけど。』
バチカル『お前達が喧嘩してるのを間近で見ると、なぁ………。』
『『『…………。』』』
エデン「『『とにかく、どっちでもいいからなんか教えてくれ!出す方法とか、使い方とか。』』」
『出すってお前、なかなか卑猥な言葉を出すんだな………。』
エデン「『『もう一回やっていいか?』』」
『ごめんなさい………。だから、その剣しまって?』
ギシン『ププ、怒られてやんの。www』
アンキ『m9(^Д^)プギャー』
エデン「『『ん?君達も喰らいたいの?』』」
ギシンアンキ『『ごめんなさい、それだけはご勘弁を………。』』
バチカル『はいはい、兎に角、マスターに使い方を教えろ。時間が惜しいのだからな。』
『了解。まず、ボーイズライザーを持っていますか?』
あー、これか。これをどうする気なんだろ?
『ちょっと失礼、改造させてもらいます。』
エデン「『『いや、改造って⁉そこは、ヒカリがやるべきことじゃ───────』』」
『終わりました。』
エデン「『『早⁉』』」
何それ、早くない⁉まだ台詞の途中だっていうのに、早くないか⁉
エデン「『『にしては、見た目がそのまま…………。』』」
『まぁまずは、僕をスキャンしてください。』
エデン「『『了解。』』」
ってか、本にスキャンって………。普通そこは、カプセルの方が───────
『救済せよ!哀しき者たちよ!!幸せがありふれた物語と結末と共に!!』
うぉ⁉グリムノーツから大量の紙が出てきた⁉しかも一つ一つにタイトルが描かれているような…………。
えーっと、『あっちこっち』、『衛宮さんちの今日のご飯』、『魔女の宅急便』、『君に届け』、『少女終末旅行』、『仮面ライダーオーズ』、『風の谷のナウシカ』、『ゼルダの伝説』、『ツバサクロニクル』、『にゃんこデイズ』……………。
言わばハッピーエンドになり得るアニメやゲームばかりだよなぁ。
って、どんだけ多いんだよ。中には日常系のアニメとか、ギャグ系も入ってんだけど⁉
あ、やば………。なんか、ハッピーエンド系の………、特に甘々系のアニメを見てたら、急に口元が甘く感じる………。
『まぁ、彼女が持ってる『難民救済フュージョンカード』というものの効果と一緒だけど、こっちは倍の効果があるな。
というか、そのライザーを使って、どの紙にスキャンするかによって、その物語に出てくるキャラクターを、一定時間だけ召喚させることが出来るもの。
って、蹲ってどうしました?』
エデン「『『ご、ごめん…………。ぼ、僕には、甘々耐性が、ないようだ…………。もう、口の中が、蜂蜜のように、甘く感じてしまって………。』』」
『……………甘く感じちゃってるのか。』
うまく扱えるかはさておき、今度は『シノアリス』の方だな。
アンキ『今度は僕達の番だな。悔しいが、本当ならあの野郎と同じように改造しようと思ったんだが………。』
バチカル『改造はいいが、お前たちの能力に支障をきたすようなことはするなよ?』
ケテル『ただでさえ、勝てるか負けるかの瀬戸際にいるんだからな。』
ギシン『わ、分かってるよ。それぐらい。とにかく、スキャンお願い。』
はいはい。今度は、『シノアリス』の本をスキャンっと。
『絶望せよ!不幸を知らぬ者たちよ!哀しき物語と結末と共に!!』
あら、こっちは対照的に、黒い紙なのか。
えーっと、『R-type FINAL』『仮面ライダーアマゾンズ』、『ミスト』、『ドラッグオンドラグーンシリーズ』、『ニーアレプリカント』、『ニーアゲシュタルト』、『ニーアオートマタ』、『宇宙戦士バルディオス』、『東京喰種』、『358/2Days』、『バースバイスリープ』などの、鬱エンドになり得るものばかりが出てきた。
…………確かに、悲しい結末になったものばかりだなぁ。というか、『R-type』も入っていたのか。
あと仮面ライダーアマゾンズもあるし…………。
エデン「『『って、ちょっと待て。もしかして、グリムノーツと同じような奴じゃ………ないよな?』』」
ギシン『流石にそれはない。『
エデン「『『安易に『あんハピ』も使えないようにするって訳か。』』」
アンキ『まぁ、リリカもリリカで、何かしらの対策を取ろうとするし、そればかりは、君の腕次第かな。』
まぁ確かに、アンキの言う通りだな。っつうか、中には『undertail』のものも入っているのか…………。
此奴を使ったら、面倒なことになりかねないから、絶対に使わないようにしよう。
エデン「『『んじゃ、使い方も分かったことだし、早速始めるか。物は試しって奴だしな!!』』」
『『『あまり、荒れない方で、お願いします。一応、本だし。』』』
一応気を付けますよ。お前らが喧嘩しない限り、ちゃんと大事に使ってやるから、安心しろ。
そんな感じで、翌日の夜になるまで、『
…………それにしても、お姉ちゃんとの試合から1ヶ月後って、確か皆既日食が見れる日だっけ?なんでそういう日に?
けど、なんだろう。その日に、何かが起こりそうな気がする。何かが………、僕とリリカの何かを『覚醒』させる何かが、起こるというのか?
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