※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

240 / 416
episode192 使いこなせ!『ハッピーストーリー』と『バッドストーリー』

ー闘技場ー

 

 

エデンside

 

 

二つの本に(いつの間にか)契約されてからしばらく経ち、どんな能力があるのか試してみるために、闘技場に行ってみた。

 

 

エデン「んじゃまあ、始めますか………。」

 

『じゃあ早速、僕を使って。』

 

ギシン『待て、まずは私達から。』

 

『なんでお前らが先なんだ?』

 

アンキ『それはこっちの台詞だ。そもそも───────』

 

 

あー、また喧嘩が始まったよ。どんだけ仲が悪いんだ?というか、ケテルもバチカルの喧嘩もこうだった気がするな………。

 

 

エデン「………そういえば、試したいことがあったな。フュージョンライズでも、喧嘩してる本が使えるかどうか、やってみる価値がありそうだな。」

 

 

んじゃ、早速やってみるか。えーっと、『シシレッド』と『仮面ライダークローズ』のカプセルを起動させて、そのままスキャンっと。

 

 

『フュージョンライズ!!』

 

 

って、スキャンしたらビルドドライバーとセイザブラスターが出てきたんだけど。これって、自分でやれっていうのか?

今までこんな面倒なことしなかったはずだけど、まぁいっか。

えーっと、まずはこの球体を回して、セイザブラスターにセットしてっと。

 

 

『シシキュータマ!セット!チェンジ!』

 

 

今度は、ドラゴンフルボトルを振って振って振りまくって、クローズドラゴンにセットしてっと。

 

 

『Wake up!!』

 

 

んで、後はビルドドライダーに装着っと。

 

 

『CROSS-Z DRAGON!!』

 

 

後はセイザブラスターのトリガーを引いた後に、ビルドドライバーの右側にあるレバーを回しまくる。

 

 

『Are you ready?』

 

 

よし、後はこれを言うだけ!

 

 

エデン「掴むぜ!幸運(ラッキー)!!」

 

 

『シシレッド!仮面ライダークローズ!ボーイズライズ!!レグルスクローザー!!』

 

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』

 

 

エデン「『『………こんな感じか。よし、じゃあ早速始めるか。おい、喧嘩するなマジで。今からお前たちの力はどんなものなのか試したいんだ。』』」

 

『『『(もう何を言ってるのかすら分からないほどの言語)』』』

 

エデン「『『………………。(^ω^#)』』」

 

 

聞き分けのない本は、お仕置きが必要みたいだね?

 

 

『ビートクローザー!!』

 

 

今度はロックフルボトルを、このビートクローザーの鍔の中央に差し込んでっと。

 

 

『スペシャルチューン!』

 

 

『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』

 

 

………なんか爽快なビートが聞こえるな。って、それはいい。とにかく、あの喧嘩を止めなくては…………。

 

 

エデン「『『お前ら、覚悟はいいか?』』」

 

『『『え?』』』

 

 

『メガスラッシュ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーしばらくお待ちくださいー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エデン「『『お前らなぁ、喧嘩してる暇があるなら、手伝ってくれ!!まだケテルとバチカルの方がまだマシだったぞ!ちゃんと教えてくれたし!!』』」

 

ケテル『まぁ、うん。喧嘩は、してたけど。』

 

バチカル『お前達が喧嘩してるのを間近で見ると、なぁ………。』

 

『『『…………。』』』

 

エデン「『『とにかく、どっちでもいいからなんか教えてくれ!出す方法とか、使い方とか。』』」

 

『出すってお前、なかなか卑猥な言葉を出すんだな………。』

 

エデン「『『もう一回やっていいか?』』」

 

『ごめんなさい………。だから、その剣しまって?』

 

ギシン『ププ、怒られてやんの。www』

 

アンキ『m9(^Д^)プギャー』

 

エデン「『『ん?君達も喰らいたいの?』』」

 

ギシンアンキ『『ごめんなさい、それだけはご勘弁を………。』』

 

バチカル『はいはい、兎に角、マスターに使い方を教えろ。時間が惜しいのだからな。』

 

『了解。まず、ボーイズライザーを持っていますか?』

 

 

あー、これか。これをどうする気なんだろ?

 

 

『ちょっと失礼、改造させてもらいます。』

 

エデン「『『いや、改造って⁉そこは、ヒカリがやるべきことじゃ───────』』」

 

『終わりました。』

 

エデン「『『早⁉』』」

 

 

何それ、早くない⁉まだ台詞の途中だっていうのに、早くないか⁉

 

 

エデン「『『にしては、見た目がそのまま…………。』』」

 

『まぁまずは、僕をスキャンしてください。』

 

エデン「『『了解。』』」

 

 

ってか、本にスキャンって………。普通そこは、カプセルの方が───────

 

 

『救済せよ!哀しき者たちよ!!幸せがありふれた物語と結末と共に!!』

 

 

うぉ⁉グリムノーツから大量の紙が出てきた⁉しかも一つ一つにタイトルが描かれているような…………。

 

 

えーっと、『あっちこっち』、『衛宮さんちの今日のご飯』、『魔女の宅急便』、『君に届け』、『少女終末旅行』、『仮面ライダーオーズ』、『風の谷のナウシカ』、『ゼルダの伝説』、『ツバサクロニクル』、『にゃんこデイズ』……………。

言わばハッピーエンドになり得るアニメやゲームばかりだよなぁ。

って、どんだけ多いんだよ。中には日常系のアニメとか、ギャグ系も入ってんだけど⁉

 

 

あ、やば………。なんか、ハッピーエンド系の………、特に甘々系のアニメを見てたら、急に口元が甘く感じる………。

 

 

『まぁ、彼女が持ってる『難民救済フュージョンカード』というものの効果と一緒だけど、こっちは倍の効果があるな。

というか、そのライザーを使って、どの紙にスキャンするかによって、その物語に出てくるキャラクターを、一定時間だけ召喚させることが出来るもの。

 

 

って、蹲ってどうしました?』

 

エデン「『『ご、ごめん…………。ぼ、僕には、甘々耐性が、ないようだ…………。もう、口の中が、蜂蜜のように、甘く感じてしまって………。』』」

 

『……………甘く感じちゃってるのか。』

 

 

うまく扱えるかはさておき、今度は『シノアリス』の方だな。

 

 

アンキ『今度は僕達の番だな。悔しいが、本当ならあの野郎と同じように改造しようと思ったんだが………。』

 

バチカル『改造はいいが、お前たちの能力に支障をきたすようなことはするなよ?』

 

ケテル『ただでさえ、勝てるか負けるかの瀬戸際にいるんだからな。』

 

ギシン『わ、分かってるよ。それぐらい。とにかく、スキャンお願い。』

 

 

はいはい。今度は、『シノアリス』の本をスキャンっと。

 

 

『絶望せよ!不幸を知らぬ者たちよ!哀しき物語と結末と共に!!』

 

 

あら、こっちは対照的に、黒い紙なのか。

 

 

えーっと、『R-type FINAL』『仮面ライダーアマゾンズ』、『ミスト』、『ドラッグオンドラグーンシリーズ』、『ニーアレプリカント』、『ニーアゲシュタルト』、『ニーアオートマタ』、『宇宙戦士バルディオス』、『東京喰種』、『358/2Days』、『バースバイスリープ』などの、鬱エンドになり得るものばかりが出てきた。

 

 

…………確かに、悲しい結末になったものばかりだなぁ。というか、『R-type』も入っていたのか。

あと仮面ライダーアマゾンズもあるし…………。

 

 

エデン「『『って、ちょっと待て。もしかして、グリムノーツと同じような奴じゃ………ないよな?』』」

 

ギシン『流石にそれはない。『最悪の物語(シノアリス)』は、『難民救済フュージョンカード』の効果を打ち消す力を持ってる。その中にある『あんハピ』の力を使われると、逆にパワーアップする仕組みもあるって訳。』

 

エデン「『『安易に『あんハピ』も使えないようにするって訳か。』』」

 

アンキ『まぁ、リリカもリリカで、何かしらの対策を取ろうとするし、そればかりは、君の腕次第かな。』

 

 

まぁ確かに、アンキの言う通りだな。っつうか、中には『undertail』のものも入っているのか…………。

此奴を使ったら、面倒なことになりかねないから、絶対に使わないようにしよう。

 

 

エデン「『『んじゃ、使い方も分かったことだし、早速始めるか。物は試しって奴だしな!!』』」

 

『『『あまり、荒れない方で、お願いします。一応、本だし。』』』

 

 

一応気を付けますよ。お前らが喧嘩しない限り、ちゃんと大事に使ってやるから、安心しろ。

 

 

そんな感じで、翌日の夜になるまで、『運命を抗う物語(グリムノーツ)』と『最悪の物語(シノアリス)』を使ってみた。

 

 

…………それにしても、お姉ちゃんとの試合から1ヶ月後って、確か皆既日食が見れる日だっけ?なんでそういう日に?

けど、なんだろう。その日に、何かが起こりそうな気がする。何かが………、僕とリリカの何かを『覚醒』させる何かが、起こるというのか?

 

 

next episode

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。