Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー光と闇の境ー
エデンside
取り敢えず、『スペルカードケース』を取り戻したとはいえ、ここまでとはな………。正直時間はどうなっているのか、気になるところだし、流石のリリカも、何かを使ってきてもおかしくない………。
こっちもいい加減、『GゲーマドライバーΩ-Mark2』を使うべきかもしれない……。いや、最初から使うべきかもしれない───────
『いや、どうせならこれを使ってみろ。』
突然の声と同時に、僕の手元には蝙蝠の絵柄のフルボトルと、銃のようなものを持っていた。何だこりゃ、何時の間にこんなもの持ってたんだ?
エミヤ『何だ、それは?』
エデン「『『僕が聞きたいよ。けど、蝙蝠のフルボトルからして、この銃は変身アイテムみたいだな。』』」
ノクト『大丈夫なのか?それ使って?』
エデン「『『物は試しだ。』』」
リリカが2人を倒し、こちらに向かってきたのを確認すると同時に、フルボトルを振り、キャップを回した後、銃に装着した。
『BAT!』
………なんか、重低音が鳴り響いているな。まぁそれはいいか。
エデン「『『………俺がやろう。』』」
って、『
ゴジラ「『『いいではないか。俺もやりたいし、何よりダークライダーは俺の方が適任だ。』』」
あーもう、そうですか。なら言うが、あんま無茶はするな!!いいな!!
ゴジラ「『『フッ、無論だ。』』」
リリカ「『『見つけま………、何ですかその銃?』』」
ゴジラ「『『さぁな。だが此奴で、貴様を倒す!『蒸血』!』』」
『MIST MATCH!』
トリガーを引くと同時に、黒い煙が僕らを覆った。
『BAT………BA、BAT…………!FIRE!!』
その霧が晴れると同時に、僕の姿はいかにも怪人らしいものに変わり、金と銀の花火がまき散らしていた。確かに、これはゴジラの方が似合いそうだな。
ゴジラ『『『………さぁ、破壊してやろう。』』』
リリカ「『『これって、ゴジラの方⁉』』」
ベルベット『油断するな、リリカ!!何が来るか分からないぞ!!』
っとまあ、今度は『俺』がリリカと戦う羽目になり、荒っぽい戦い方をし始めた。っと、何を思ったのか、『俺』の手から、放射火炎を放った。
リリカはそれに避け、反撃を仕掛けたが、どっから出てきたのかと思うぐらいの尻尾を使って薙ぎ払う。
白き女王『っ!?』
ベルベット『何だ⁉今の攻撃⁉私たちまでダメージが入ったぞ⁉』
リリカ「『『ッ!流石にこれは、響きますね………!』』」
カードにもダメージ⁉『俺』、なんつうことを⁉ってか、白き女王にも響くダメージって一体⁉
ゴジラ『『『チッ、やはり『白き女王』にダメージを与える程の火力を出したとはいえ、消耗が激しいな………!』』』
何やってんだよ⁉余力残しとけよ⁉こっちが動けなくなって、負けるとか洒落にならんから!!
エミヤ『………能力の扱いはガルッチより雑だな。どうも、魔力を中途半端に込めているようだ。』
ノクト『エデンと彼奴じゃあ、扱い方も違うようだな……。俺達には考えられねえような戦い方もしやがるし…………。』
…………『俺』って、純粋なパワータイプなのかな?魔力の扱い方は、僕を通してみていたはずだけど、相性が悪いのかな?
だけど、クトゥルフ関連の攻撃は、僕より上手だ…………。触手の使い方も様になってる………。
…………もしかして、モンスター系のフュージョンライズを使った方が、此奴の為になるのかな?
戦いが終わったら、零に頼んでみるか。それか、ヒカリに頼んで作ってもらうか。
リリカ「『『本当に、面倒な攻撃ばかりしますね!!』』」
それは『俺』だけです。って、ん?今度はコブラの絵柄のフルボトル?いつの間に?
ゴジラ『『『他にもあるぞ?』』』
『COBRA!』
ゴジラ『『『『蒸血』!』』』
『MIST MATCH!』
え?ちょっとは躊躇ったらどうなんだ⁉
『CO,COBRA………!COBRA………!FIRE!』
姿を変え、今度はコブラの怪人として現れ、赤と緑の花火をまき散らした。
ゴジラ『『『さぁ、今度は射撃の時間だ………。』』』
リリカ「『『でしたら…………!』』」
『フュージョンガールズ!!ハイスクール・オブ・ザ・ゴッド!!』
ッ!ニャル子とハルヒが含まれたフュージョンアップか。これは『俺』でもヤバいんじゃねえのか⁉
エミヤ『おいゴジラ!そろそろ切り上げ───────』
ゴジラ『『『まだだ、このぐらい余裕だ───────』』』
と言いつつ、紫色の炎に焼かれてるし………。
ゴジラ『『『貴様⁉最後まで台詞を言わせろ!!』』』
リリカ「『『『その言葉、そっくりそのままお返しします!!』』』」
……………あの頃の事、まだ気にしていたんだね。はぁ、なんで主導権を取られるかな………?
───ご苦労なことですね。
え?誰?
────誰とは失礼ですね、エデン。『私』です。ニャルラトホテプです。
………今度は肉体かよ。って、自我持ってたっけ⁉
────まぁ、そうなりますね。それに、元々は1匹の弱弱しいニャルラトホテプでしたけど、ゴジラという名のあなたのおかげで、今の『私』があります。
えーっと、それだと、憑依転生になるんじゃあ………。
────そうなりますね。ただ、一つ疑問があるのです。
疑問?
─────一体、誰の手で転生させたのかが、です。
………………そういえば、其処だけの記憶が一切ないっていうのが不思議だな。死んだというところも、記憶になかったし…………。
ゴジラ『『『グハッ⁉まずった、か………。』』』
って、いきなり痛覚がッ⁉彼奴、負けて主導権返したのか⁉何考えてんだ、馬鹿!!
『フュージョンオーバー!』
しかも、よりにもよってフュージョン解除かよ………。変身解除もしてるし………。
エデン「『ベホマ』。」
取り敢えず、回復魔法で全快にしたが、如何しようか………。
リリカ「『『『闇の炎に燃えるがいい!!』』』」
エデン「よっと!」
って、あれ?リリカ、テンション上がってない?
リリカ「『『『まだまだ!!絶対零度の前にひれ伏すがいい!!』』』」
エデン「煉獄よ、高らかに叫べ!!『インフェルノ・クトゥグア』!!」
リリカから冷気、僕の手から熱気がぶつかり合い、互いに相殺していった。もうこれは、フュージョンなしの方がよさそうだな…………!
勇太『おい、これ大丈夫なんか⁉』
エデン「こっからは、生身で行くしかないな………!」
リリカ「『『『さぁ、反撃の時間です!!我が名はリリカ・アイモーネ!融合を司る女神!悪しき者を許さぬ光であると知るが良い!!』』』」
まさかの中二病全開⁉ええい、だったら僕も!!
エデン「我が名はラーク・バスター・ガルッチ!!またの名を、アザトース・ゴジラ!!アザトース様の後継者!その善なる光を穿つ、悪しき闇と知るがいい!!」
勇太『ガルッチの奴、マジでやりやがった…………!』
多分ここから中盤戦。生身とはいえ、そのフュージョンを攻略してみせる!!
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