※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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~幕間3 定まる運命~
episode206 神々の会議


ーエデンの家ー

 

 

新たな武器を作成し、リリカに手渡し、力を疑似的に解放させてから数日後、エデンは今重要な会議に出席するために、会議用の服を探していた。

 

 

エデン「おかしいな、黒スーツが見当たらない………。」

 

全王神「エデンちゃん、まだ~?」

 

エデン「まだかかる。というか、黒スーツ知らないか?」

 

全王神「え?ラルッチちゃんが持ってきたんじゃないの?」

 

エデン「……………まさか。」

 

 

いやな予感がしたエデンは、急いでラルッチの部屋に向かう。が、その予感が的中した。

 

 

ラルッチ「クンカクンカスーハースーハー!私の弟が着ていた洋服の匂いが、まだ残ってる………!

もっと嗅ぎたい………、いやいっその事、私の匂いも混ぜ合わせ───────」

 

 

【ガッシャット!キメワザ!】

 

 

エデン「………お姉ちゃん?」

 

ラルッチ「ガ、ガルッチ!?い、何時の間に───────」

 

エデン「覚悟はいいか?俺は出来ている。」

 

 

【ノックアウトクリティカルスマッシュ!!】

 

 

 

 

 

 

 

─実の姉ボコボコ中、しばらくお待ちください………。─

 

 

 

 

 

 

 

 

ラルッチ「うー、私の弟が反抗期~………。何も殴る必要ないのにぃ………。」

 

エデン「あのなぁ、こっちは大事な用があるってのに、何僕の黒スーツをクンカクンカしてんだ⁉」

 

ラルッチ「いいじゃん、最近ガルッチが構ってくれないんだし、しかも生死を彷徨うような事があったせいで、心配したんだよ?

もうあなたの服全部をオカズにしないと───────」

 

エデン「へぇ、僕の服全部が無くなってると思ったら、姉さんの仕業だったのか…………。

(#^ω^)」

 

ラルッチ「あ、しまった。口が滑っちゃった………!」

 

 

もう一度ラルッチを殴りかかろうとした時、英竜が現れた。

 

 

英竜「ガルッチ、時間は大丈夫なのか?」

 

エデン「『エデン』だって………、って時間?あー、そうだった。もう時間が無いんだった。急いで着替えて出発するよ。

 

姉さんのお仕置き任せた。」

 

ラルッチ「!?」

 

英竜「任せて。義理の弟の頼みを聞かないとね。」

 

 

そう伝えた後、エデンはすぐさま自室に戻り、黒スーツに着替えて、全王神と共に家から出た。

 

 

ラルッチ「なんで実の姉より義理の姉の方が仲がいいの?お姉ちゃん哀しい……。」

 

英竜「いや、実の弟の洋服盗んではオカズにしてる時点で、嫌われると思うぞ?とりあえず、お仕置き頼まれたから、こっち来て?」

 

ラルッチ「え⁉やめて、私を乱暴に扱う気でしょ⁉エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!!」

 

 

まぁメタい話、これR-18の小説なんだけどね。多分忘れられてるだろうけど………。

 

 

ラルッチ「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!たーすーけーてー!!」

 

 

っとまぁ、ラルッチの悲痛な叫び声は、誰も聞かないまま、英竜のお仕置きが執行された。

 

 

 

ー神々の世界ー

 

 

エデンside

 

 

全く、姉さんったら。僕の黒スーツを奪ってオカズにするとか、ブラコンにも程があるっての。

まぁ確かに、構ってやれなかったのは悪かったよ。ゲーム然り、自己嫌悪しかり、色々あり過ぎたせいで、寂しがってしまったようだしなぁ…………。

 

けど、服を奪い取ったのは許さん。そこは反省するように。というか、着るもの無くなった気がするなぁ…………。

 

 

エデン「どうしよう、私服がないとか………。」

 

全王神「下着で過ごすとかは───────」

 

エデン「却下。」

 

全王神「(´・ω・`)ショボーン」

 

エデン「アギラ達も住んでるんだから、駄目に決まってんだろ。そこもちゃんと考えてっての。」

 

 

しっかしまぁ、ヴァルハラは真面目にやってたのに、何でこの代になると変なことやるんかな………?

普通ストレス感じすぎると、胃がキリキリ言うらしいけど、僕の場合頭痛がひどくなるんだよなぁ。脳は胃だった?いやあり得ん。アザトース様でも、クトゥルフのみんなも、絶対胃がキリキリいうと思うし………。いやそもそも、アザトース様はストレス感じるのかな?

何で僕だけ脳なんだ?

 

 

全王神「でも、言っていいかな?」

 

エデン「ん?」

 

全王神「ホントに、本当に大丈夫なの?引きこもってたと思ったら、施設に入れられたって聞いたから…………。」

 

エデン「あー………、うん…………。まぁ、そのぉ………。」

 

全王神「私、こんな為りだけど、これでも息子の心配するよ?ガルちゃんが笑ってくれないと、居なくなったら、私哀しいから…………。

 

何か困ったことがあるなら、私に言って?僅かながらでも、力になってあげるから。」

 

 

…………あれ?今一瞬、母さんの顔が、リリスお母さんに見えた気が…………。気のせい、なのかな?

 

 

全王神「ガルちゃん?」

 

エデン「あ、いや……。その、ありがと。母さん。そろそろ着きそうだな。」

 

 

母さんとの話をしていたら、ようやく目的の場所に到着した。

 

 

「全王神様、創造王神様、お待ちしていました。今皆さんが集まって、会議をしています。」

 

エデン「うわ、遅刻したのか………。」

 

「いえ、本題ではないので、お気になさらず。ところで、龍神王様は?」

 

全王神「龍ちゃん、まだ来てないの?」

 

龍神王「遅刻遅刻ぅ~!!!って、全ちゃん!!」

 

 

この子が、龍神王………。間近で見るのは初めてだな。確かにロリっ子だし、角と尻尾が、龍らしい……。

 

 

「龍神王様、お待ちしておりました。それでは皆さま、私がご案内致します。」

 

 

ー叡智の会議室ー

 

 

「だーかーらー、おにゃのこはわがままボディの方が最高なんだって!!」

 

「何を言う!!女の子はもっと、スレンダーが一番似合う!!」

 

「男どもはね、普通が一番なの!!」

 

「なんてことを⁉男はガチムチの───────」

 

 

『ワーギャー!ワーギャー!』

 

 

…………ナニコレ?何の会議してんだ?

 

 

「えー、今皆さまは『男、又は女の体格はどんなのがいいか』っていう会議をしていまして。」

 

全王神「…………。」

 

龍神王「これは…………、流石にドン引き………。」

 

 

なっ⁉あの破天荒な母さんが、ドン引きしてる………だと⁉いや、こんな会議見てたら、致し方ないけど………。

 

 

「とりあえず、あそこがあなた方の席なので………。では。」

 

 

あ、あの案内人逃げた。絶対に巻き込まれないように、逃げたに違いねえ………。一生恨むぞ。

 

 

エデン「はぁ…………。取り敢えず、あそこに座ろ?」

 

全王神「賛成。」

 

龍神王「巻き込まれたくないなぁ…………。」

 

エデン「龍神王、それフラグ───────」

 

ゼウス「おっ!噂とすれば、龍神王様と全王神様、そして創造王神様がきたぞ!!」

 

3人『ゲェェェェェ!!!!!!』

 

 

うわっ、一番見つかりたくねえ奴に見つかったよ畜生!!

 

 

ゼウス「丁度良かった、実は儂、彼らの好みを───────」

 

 

『ガシッ』

 

 

ゼウス「ひぇ?」

 

エデン「テメェなぁ、こっちはどれぐらい迷惑掛ったんか、死ってんのか?」

 

全王神「あ、これ『知ってる』の文字を間違えてるのに気が付かないほど怒ってる……。」

 

ゼウス「え⁉何で怒ってんの!?儂なんかした!?」

 

エデン「こっちはなぁ、色々と苦労してんだよ!何で愛人作りたがる人がいるのか、さっぱりわからなかったし、ヘラに相談しててもどういうわけか止まらねえし、零に頼んでやっと愛人関係のスキルを消すことが出来たし、後は───────」

 

「せ、説教してる………。」

 

「そういえば、創造王神様ってギリシャ神話の主神のゼウスよりも愛人多かったっけ?」

 

「あの若さで、だもんな……。」

 

「今は、そんな雰囲気ないわよね。あの魅了するかのような『何か』が感じないし。」

 

「それでも、妻は多いそうだぞ?一夫多妻ならぬ、二夫多妻のような。」

 

「なっ⁉男もヤッているのか⁉ゼウスよりすごいじゃん。」

 

エデン「おい誰だ⁉ゼウスと比べた奴ぁ!!今から昇竜拳してやるから、俺の前に来やがれ!!」

 

ゼウス「ま、まぁまて、話せばわかる───────」

 

 

【ガッシャット!キメワザ!】

 

 

【ノックアウトクリティカルスマッシュ!!】

 

 

エデン「元凶は、黙っていやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

『ズバコンッ!!』

 

 

ゼウス「グフォォォォォォォ⁉⁉⁉」【PERFECT!】

 

 

【KO!】

 

 

はー、スッとした。ヘラに、『一度不倫夫をしばいて』って言ってたしな。

 

 

ゼウス「」チーン【GAME OVER】

 

エデン「僕が言うのもなんだがな、いい加減浮気するのやめろ。これ以上やらかしたら、流石のヘラも僕のとこに泣きつくぞ。」

 

全王神「え?ヘラと友達だったの?」

 

エデン「ある酒場のマスターやっててさ、基本淫魔しか来ない場所なんだが、時折ヘラがやってきて愚痴聞いてるんだ。主に、この浮気神に。」

 

 

因みに僕は『リュードネスデーモン』と呼ばれるスナックバーのマスターやってます。詳しいことは『Special episode1 淫魔達の酒場』で見てください。

 

 

エデン「全く、今日帰ったら、ヘラに愛しつくしていろ。他の女どもに迷惑かけるな。」

 

ゼウス「」

 

エデン「って、聞いてないか………。」

 

 

取り敢えず、僕達は指定された席に座った。座り心地はいいが、やっぱり座布団がいいな………。

 

 

「ところで、エデン様。」

 

エデン「?」

 

「好きな女の人の体格は?」

 

 

おい、それを僕に聞くのか?

 

 

エデン「そんなん聞いてどうすんだよ、聞かないでくれ。母さんもその友達も隣にいるんだし、というか失礼だろう。」

 

「そんなこと言わずに、さぁさぁ!!」

 

 

うぜぇ………。そもそも体格なんて気にしてねえってのに………。

 

 

エデン「母さん、何とかしてくれないか?」

 

全王神「ごめん、ガルちゃん。私も巻き込まれた………。適当に答えてて。」

 

エデン「ムぅ、龍神王。」

 

龍神王「ウチも巻き込まれた………。」

 

 

あー、くそ。全滅かよ。というか、如何答えろって言われたって、答え方次第でめんどくさいしなぁ………………。

 

 

「なぁなんかあるだろ。因みに俺は、むっちりとした女が好みだ。」

 

 

聞いてもいないのにいいやがった⁉しかもむっちりとした女性って、おい。まぁ僕もそういうのは好きだけどね?それを女性が居る会議で、普通言うか⁉

 

女性もそうだが、お前ら神々はセクハラというものを知らんのか⁉

 

 

「やめろ、此奴が困ってるだろ。セクハラだって知らねえのか?」

 

 

ん?この声ってもしや…………。

 

 

エデン「明日斗!」

 

明日斗「よう、久しぶりだな。というか、もう大丈夫なんか?」

 

エデン「色々あったけどね。というか、見てたんだろ?」

 

明日斗「ああ、特に最後のとこ聞いたぜ。フランがあそこまで泣いていたのは、初めてだったぜ…………。」

 

 

あー、そういえば聞いていたんだったな…………。全次元放送中だったの忘れてた。

 

 

明日斗「大事にしろよ?お前の嫁なんだから。」

 

エデン「分かり切ったことを。あの時、フランに言ったからな。ずっと離さないでいてって。」

 

明日斗「そうか。まぁ、無茶はすんじゃねえぞ。」

 

 

明日斗が別の席に座ったときは、隣にいた変質な神はしつこく聞くことはなかった。けど、この前座の会議まだ続くのか………?よくここまで続けられるな、おい。

 

いつになったら本題入るんだ?

 

 

エデン「……………頭痛薬足りるかな?」

 

全王神「多分足りないんじゃないかな………?」

 

龍神王「何でこんなセクハラ会議で盛り上がるんだろ…………。」

 

エデン「…………欲求不満なんだろう。神様の性欲って、底知れないしな………。明日斗とコゼノは違うと思うが。」

 

全王神「まぁ私は、ガルちゃんが居ればそれでいいけどね。♡」

 

エデン「それ、下手すると『近親相姦』に。ってまだ言うか。」

 

龍神王「いいなぁ、私も欲しい~。」

 

エデン「やめろ。愛人勧誘お断りだ。睡姦とかするなよ?フラン達に殺されるから。」

 

全王神「ん?でもフランちゃん達、ガルちゃんが眠ってる間ヤってるところ見たけど。」

 

エデン「あー、フラン達は構わないよ。夜這いで襲ってもいいし、安心するし、何より気持ちいいからね……………。///」

 

龍神王「………………私も彼氏探しするべきかなぁ?」

 

エデン「いい奴探せよ?ろくでもない奴と付き合ったら、ろくでもない人生が待ってるんだからな?

 

因みに言うが、ゼウスと付き合うなんて、論外だからな!?」

 

龍神王「それは勿論分かってるよ。やろうと思えばヘラなんて敵じゃないけど、ゼウスが可哀想だもんね。

 

もし寝てる時に襲ってきたら、拳で殴るから。」

 

エデン「そうして頂戴。」

 

 

……………って、まだセクハラ会議続いてんの!?いい加減に本題入れって!!!

 

あ”ー、聞いてたらこっちもなんかムラムラしてきた…………!こっちは我慢してるってのに、何時まで続くの⁉

もういい加減、本題に入ってよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着してから数時間後、ようやく本題の会議に入った。

 

 

「さて、盛り上がったところで、そろそろ本題に入るとしましょう。神々の中で問題視している『転生者』についての会議を、始めようと思う。」

 

 

『転生者』。この結果次第で、転生者達の運命が決定的になってしまう会議が始まった。

 

 

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