※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode209 ゴジラ、ウルトラマンになる!?

ー自室ー

 

 

エデンside

 

 

さてと、後はモンスターライザーだけど…………、どうやったら使えるんかな?やってみたところ、いつも通りのやり方では扱えないようだな………。

 

 

フラン「それ何?」

 

エデン「『モンスターライザー』って奴なんだけど、何でか知らないけど使えないんだよね。」

 

フラン「使えないの?」

 

エデン「うん。」

 

 

とりあえず、僕は『魔元帥ゼルドラド』と『ギュメイ将軍』のカプセルを取り出し、そのままスキャンする。

 

 

『フュージョンライズ!』

 

 

フラン「音鳴ってるじゃない。」

 

エデン「こっからが問題なんだ。ゴジラ。」

 

ゴジラ「はいはい………。」

 

 

段々慣れてきたな、人格交代。

 

 

ゴジラ「極めろ、『剣技』!」

 

 

『し~ん…………。』

 

 

ゴジラ「…………やっぱり何も起こらぬか。こんなのって、こんなのって…………!!

 

 

ウゾダドンドコドーン!」

 

フラン「あまりのショックで、オンドゥル語言った!?」

 

エデン「………やっぱり彼奴、落ち込んだのか。まぁフュージョン出来なかったって言う事実が、ショックだったんだろうな。」

 

 

───────やっぱり、何かが必要なのでは?

 

 

やっぱりって、そっちは何が必要なのかわかるのか?

 

 

───────いえ、全然。ですが、一つ当てがあると思います。

 

 

あるのか?

 

 

───────以前、英竜さんがあるものを使って、ウルトラマンになったのを覚えていますか?

 

 

…………ウルトラマンモンスターだっけ?今はウルトラウーマンアリスに…………って、ニャルラトホテプ、お前まさか………!

 

 

───────呼び方『ニャルさん』って呼んでほしいのですが………。

 

 

あ、だったら今後そう呼ぶことにするよ。それで、僕にも扱えるの?

 

 

───────どうでしょう。でも、使えなくもないと思います。一度、英竜さんに聞いてみてください。

 

 

……………まぁ、可能性も否定しきれないが、このままだとゴジラも可哀想だしな。一度、お姉ちゃんに聞いてみるか。

 

 

フラン「ガルッチ?どこか行くの?」

 

エデン「ちょっと、お姉ちゃんのところに行ってくる。」

 

 

もしお姉ちゃんが使ってた奴で、フュージョンライズ出来るのなら、一度掛けてみるしかないな………。

 

 

ー英竜の部屋ー

 

 

エデン「っつうわけで、『モンストリウムキャンディ』を貸して───────」

 

英竜「いやいやいやいや、危なっかしいにも程があるだろ!?というか、なんだ『ニャルさん』って!?まるで『ニャル子さん』みたいな呼び方だな!?」

 

エデン「そこかぁ……。というか、使わせてくれ!」

 

英竜「いやだから、駄目だろ!?私のように暴走する可能性があるぞ!?」

 

 

むぅ、やっぱりこうなるのか。まぁ僕も、ああなりたくないのは事実だけど、ゴジラの為にも使えるようにしないといけないしな。

 

こればかりは、暴走の覚悟で使うしかない。

 

 

エデン「頼む!!もし暴走したら、お姉ちゃんたちが止めればいいから!!」

 

英竜「いやだから………、はぁ……。分かったよ、私達の監視の元でいいんだな?」

 

エデン「貸してくれるのか!ごめん、お姉ちゃん!ありがとう!!」

 

英竜「全く、仕方ない弟だな。」

 

 

取り敢えず、『モンストリウムキャンディ』の袋を貰ったことだし、後は訓練場に行くだけ。

ゴジラ、今度こそ使いこなせるようにしてやるからな。

 

 

sidechange

 

 

ー訓練場ー

 

 

ゴジラside

 

 

さてと、エデンの奴から紹介しろって言われたんで言うが、俺が『アザトース・ゴジラ』だ。

真名は『シン・ゴジラ』。っとまぁ、ゴジラと呼んだ方がいいだろう。

 

今は怪獣娘という奴らと星空英竜の監視の元で、この飴玉のようなものを使って、フュージョンライズすることになったらしい。

 

エデン、ホントに大丈夫なのか?

 

 

エデン『少なくとも、これが一番近いと思う。もしも暴走した場合は、お姉ちゃんたちが止めてくれると思うからさ。』

 

 

ホントか?信用するぞ?

 

 

『ヒョイ、パクッ』

 

 

ゴジラ「んむっ!?」

 

英竜「おい、大丈夫か!?」

 

エデン『ゴジラ!?』

 

 

な、なんだこれ………!?

 

 

ゴジラ「あ、甘っ!?この飴玉甘すぎだろ!?」

 

 

『ズコォォォ!!!』

 

 

全員『紛らわしい(よ)!!!』

 

 

全く、もう少し酸味があってもいいだろう。なんだ、この甘ったるい飴玉……。俺、甘すぎる味とか苦手なんだが!?

 

 

エデン『味覚の問題なのか………!?んじゃあ、程よい甘みの方がいいのか!?』

 

 

そんな感じだな………。む?

 

 

『いい……、この憎悪、すごくいい……。英竜以上の憎しみが、こんなにもあるとは!!』

 

 

……なる程、エデンが言ってた『異物(ウルトラマンモンスター)』が、俺達の中に入り込んだのか。

しかし………、異物となると、追い出したくなるのが通りだな。

 

 

ゴジラ「失せろ、モンスター。俺は貴様の言いなりにはならない。」

 

英竜「ガルッチ?」

 

アギラ「まさか、モンスターが!?」

 

『え!?何で『憎悪』が遠のくんだ!?何で、なんでなんだ!?』

 

ゴジラ「その憎悪は、怪獣王ゴジラである俺のものだ。貴様のような異物が、俺の憎悪に触れるな!!」

 

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

英竜「!?」

 

エンペラ「なっ!?」

 

ゴモラ「ウルトラマンモンスターを………!」

 

アギラ「追い出した!?」

 

 

これがウルトラマンモンスターか。なんだ、肉体は大人のようでも、中身が子供っぽいな。

 

 

ゴジラ「いいか、ウルトラマンモンスター………。未だに英竜の中にいるとはいえ、もし何かして見せろ。その時は怪獣娘だけじゃない、俺やニャルラトホテプ、そしてエデンが、貴様を追い出して殺してやる。」

 

モンスター「ッ!?」

 

ゴジラ「俺は貴様のような奴は嫌いだ。見るだけでも、吐き気がする程にな………。」

 

エデン『ゴジラ!!キャンディ袋が!!』

 

ゴジラ「あ?何だ?」

 

 

俺だけじゃなく、英竜たちも『モンストリウムキャンディ』が入った袋に注目すると、光り出したかと思えば、袋ごと分裂し、元の袋は英竜に戻った。

一方で分裂した袋は、俺の手元に来たと思えば、形を変えていき、そのまま首元に纏わりついた。

 

よくよく見ると、まるでモンスターのカラータイムのようなものの宝石が付いている。

 

 

ゴジラ「………なんだこれは?」

 

エデン『………なぁ、一度モンスターライザーを使ってみたらどうだ?』

 

ゴジラ「………ふむ、では。『エンペラ』!」

 

 

あの時と同じように、『エンペラ星人』のカプセルと『ダークルギエル』のカプセルを取り出す。

 

 

ゴジラ「『ルギエル』!」

 

 

2つのカプセルをナックルに入れた後、モンスターライザーのトリガーを引く。

 

 

ゴジラ「さぁ、蹂躙の始まりだ!!」

 

 

『デモニックモンスターフュージョン・アンリーシュ!』

 

 

ゴジラ「堕ちろ、『絶望』!!」

 

 

今度こそ、成功しろ!!

 

 

『エンペラ星人!ダークルギエル!ウルトラマンゴジラ!!アトロシアス!!』

 

 

俺の姿は一瞬にして変わる。その姿はまるで、ウルトラマンベリアルのアトロシアスそのものだと思った。

だが、何かが違っていた。胸元にあるカラータイムは、ジードのような物で、両手の甲には、大きな目のような形をしていた。

 

エデンから聞いたが、どうやら背中には、俺の背びれが付いていて、おまけに尻尾もあると来た。

 

そして、肝心の口は開ける………。って、おいおい、まさかとは思うが………!

 

 

ゴジラ「『『アトロシアスフレア!!』』」

 

全員『口から放った⁉』

 

 

………かつての俺の力に加えて、ここまでの火力を叩き出せるのか。あの後色々と試してみたが、ここまで力を使えるとはな………。

 

格闘も十分、八極拳というものも問題ない。武器の扱いも大丈夫だ。だが残念なことに、エデンと違って斬撃系の武器より、打撃系の武器の方が扱いやすかった………。

むぅ、エデンのように、斬撃系を扱いたかったが、致し方あるまい。

 

 

ゴジラ「『『しかし、ウルトラマンゴジラか………。俺の名前が入ってるとかは置いておくとして、なかなか動きやすいな。』』」

 

英竜「今更だが、モンスターが怯えてるが………。」

 

モンスター「怖い………、ゴジラ怖い…………。目付き、怖い…………。」

 

ゴジラ「『『…………俺、嫌われることしたか?』』」

 

エデン『いや、初対面でキッツイ言葉放ったら、そりゃそうなるよ。』

 

 

そういうものなのか………?まぁともかくとして、これでエデンのようにフュージョンライズが使える。

 

もしや、今のチョーカーのようなもののおかげなのか?

 

 

ゴジラ「『『取り敢えず、戻るか。』』」

 

 

『フュージョンオーバー!!』

 

 

ふむ、やはりチョーカーだったか。ん?モンスターが消えた?どこに───────

 

 

モンスター「英竜ぅ、あの人怖い………、怖いよぉ…………。」

 

英竜「あー大丈夫、大丈夫だから、怯えなくていいよ。」

 

ゴジラ「…………なんだ、このモヤモヤ感。」

 

アギラ「エデンさん………、いえ、今はゴジラさん………ですか?あんな言葉を発したら、怖がると思いますよ?」

 

ゴジラ「……………そうなのか?」

 

エデン『連帯責任として、モンスターに謝るぞ。』

 

ゴジラ「俺もか⁉」

 

エデン『そういうもんだ、ほら行くぞ。』

 

ゴジラ「断る!」

 

 

って、身体が勝手に動く⁉ぬぉぉぉ!!やめろぉぉぉぉぉ!!!!足払い喰らえ!!

 

 

『ゴチンッ!』

 

 

エデン「イテッ⁉何抵抗してんだ⁉」

 

ゴジラ「やかましい!!何故俺がモンスターなんかに!!」

 

エデン「昔は昔、今は今だろ!!だから今は、モンスターに謝れ!!僕も一緒に謝るから!!」

 

ゴジラ「何故俺がそんなことしなくては───────」

 

英竜「…………傍から見たら、自傷してるようにしか見えないな。」

 

 

………あの後、エデンに負けて無理矢理モンスターに謝る羽目になった……………。地味に強いだろ、エデンの奴…………。

 

 

sideout

 

 

ー英竜の部屋ー

 

 

エデンside

 

 

いててて、ゴジラの奴…………、何もここまでしなくてもいいじゃないか…………。

 

 

英竜「大丈夫か?」

 

エデン「こんなのやられて、大丈夫じゃないよ。それはいいとしてだが、ザギの事だけど。」

 

英竜「ん?ザギがどうかしたのか?」

 

エデン「何時になったら、はやてと結婚するんだ?ルシフェルから聞いたが、結婚の準備着々と進めてるっぽいぞ。」

 

 

あの様子だと、ガチっぽいしな…………。もうすぐヤバい戦いも始まる事だろうし、今のうちに結婚させた方が早いと思うんだよなぁ…………。

 

 

英竜「因みに、どれだけ終わってるんだ?」

 

エデン「最後に連絡してきた時は、7.5割終わったらしい。」

 

英竜「………………早いな。」

 

エデン「あれは、ガチのようだぞ。」

 

英竜「そうはいっても、こればかりはザギ次第だぞ?」

 

エデン「そうなんだよなぁ…………。まぁ一応、ザギに伝えてくれ。」

 

 

…………とりあえず、ゴジラにもフュージョンライズできたようだし、『リインカークロニクル』を設立し終わった。

けど…………、厄介だったのは設立するまでのところだなぁ………。

 

 

エデン「そんじゃ、そろそろ───────」フラァ

 

英竜「おい!?ふらついてないか⁉」

 

エデン「っとと。いやー、すまん。『リインカークロニクル』を設立するまでの道のりを思い出しただけで…………、急に疲れが…………。」

 

英竜「思い出しただけで疲れが出るってどういうことだ⁉というか終わったことなんだから、もっとゆっくり休め!!」

 

エデン「分かってる。ラストゲームの為にも、万全に固めないと…………。」

 

 

取り敢えず僕は、お姉ちゃんの部屋から出た。…………もし、アラヤとリサの間に子供が出来たら、一度見てみたいな………。

 

 

………まだ昼かもしれないけど、今は眠い………。ゆっくり休もうっと。

 

 

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