※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

268 / 416
episodeLIE パニック is エデン

ーリリカの家ー

 

 

ある日…………。

 

 

エデン「なんかアズリエルから、急いできてって言われたけど、何があったんだ?」

 

 

 

『ガチャ』

 

 

 

エデン「お邪魔しま~す。アズリエル、居るか~?」

 

 

アズリエル「あ、丁度良かった!!」

 

 

 

そこにいたのは、依代神香の姿をしたアズリエルがいたのだが、すぐさまエデンは違和感を感じた。

 

 

 

エデン「アズリエル?その、性別は男なのは分かるけど、敢えて言うね?男だっけ?」

 

 

アズリエル「そこなんだよ!!気が付いたら、こんな姿だったし、リリカの方も!!」

 

 

エデン「リ、リリカにも!?」

 

 

 

エデンは急いでリリカの部屋に向かったが、何かの立て札があった。

 

 

 

『入ってこないでください』

 

 

 

エデン「リリカ!!大丈夫か!?何があった!?」

 

 

リリカ『が、ガルッチさん!?い、今は入ってこないでください!!』

 

 

エデン「何があったんだ!?姿は見せなくていいから、取り敢えず事情を頼む!」

 

 

セリカ『それはいいが、確認させてほしい。お前の性別はそ(・)の(・)ま(・)ま(・)か?』

 

 

エデン「そのまま?確かに、僕の性別は『男性』のままだけど、『女性』になろうと思えばなれるよ?」

 

 

アズリエル「そういえば、自由に性別変えれる人だったね………。」

 

 

エデン「けど、それとアズリエルの姿と何の関係が───────」

 

 

セリカ『実は、アズリエルと同様、私達の性別が変わってしまったんだ。』

 

 

エデン「ッ!一体いつから!?というか、誰がやったんだ!?」

 

 

セリカ『わ、分からない………。リリカも気が付いたら、こうなってたっていうし………。』

 

 

エデン「えぇぇ……………!?ちょっと待ってろ、零のとこに行ってくる!!」

 

 

アズリエル「え?」

 

 

リリカ&セリカ『『え、ちょ───────』』

 

 

エデン「でもその前に、ザギ達の下へ行かなければ!!」

 

 

 

そのままエデンはリリカの家から出て、零の下に行く前に『セイクリッドフォース・ザギ・マィティベース』のところに向かった。

 

 

 

アズリエル「……………リリカ?」

 

 

 

『ガチャ……』

 

 

 

リリカ「………まさか、あそこまで信じちゃうなんて………。」

 

 

セリカ「……………私が考えた嘘とはいえ、エデンって騙されやすいのか?」

 

 

アズリエル「どうしよう………、どうやって説得するの?」

 

 

セリカ「と、兎に角、エデンを止めるぞ。」

 

 

 

ーセイクリッドフォース・ザギ・マィティベースー

 

 

 

一方でエデンは……………。

 

 

 

エデン「…………ウェイ?(0w0)」

 

 

ザギ「NooooooooooooooooAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!」

 

 

はやて「さぁ、やっちゃって!!ザギちゃん!!」

 

 

エデン「ザギが狂ってる!?どういうことだ!?」

 

 

「あ、ガルッチさん。丁度よかった、一緒に世界征服しませんか?」

 

 

エデン「世界征服!?そんな、被害が拡大してるって言うのか!?」

 

 

ザギ「え?」

 

 

はやて「へ?」

 

 

「あ、あの、ガルッチさん───────」

 

 

エデン「クソ!!犯人は誰かは知らないが、見つけ次第フルボッコにして、洗脳を解かせてやらねば……………!!」

 

 

「あ、ちょっと!!ガルッチさん!!待って下さい!!今日は───────」

 

 

ザギ「……………え、ガルッチって、信じ込んでいるのか?」

 

 

はやて「ちゅうか、被害が拡大って………。」

 

 

 

ーエデンの家ー

 

 

 

それからしばらくして…………。

 

 

 

エデン「なんだ、なんなんだ!?一体全体どうなっているんだ!?零のところに尋ねたら、まるで別人みたいに高笑いしてたし、いや、他の世界にも巡り巡ってみたが、殆どの皆が別人みたいに…………。

 

 

何故だ!?昨日までは普通だったのに、なんで……………!!!」

 

 

 

もう何が何だかさっぱりと言わんばかりに、エデンは頭を掻きまくっていた。そして、それを覗いているのは、フラン達だった。

 

 

 

フラン「あちゃー、もしかして、今日はエイプリルフールだってことに気づいてないのかな………?」

 

 

イリヤ「でも、あの時お兄ちゃんに嘘ついたら…………。」

 

 

ルビー『…………落ち着かせるのに、時間かかっちゃいましたね。さすがの私ですら、嘘だろうと、冗談であろうと、ガルッチだけは嘘ついちゃダメって思いましたからね…………。」

 

 

こいし「いやな事件だったね…………。」

 

 

 

実は一度、フラン達はエデンに対して嘘をついたのだが、異常なまでにその言葉に信じ込んでしまったせいで、多大な被害が起こってしまった。

その後、時間かけて説得したのはいいが、信じ込んでしまった自分を憎み、自殺まで図ろうとしていたため、全力で止めていた。

 

それ以降、絶対に嘘をつかないようにしようと決め込んでいて、勿論このことは英竜にも未来たちにも伝えており、嘘をつかないようにしていた。

 

 

 

フラン「………と、兎に角、取り返しのつかないことになる前に、今日はエイプリルフールだってことを伝えないと。」

 

 

こいし「じゃないと、また自殺しかねないことになりそうだし………。」

 

 

イリヤ「もしかしたら、自殺以上に最悪なことになるかも………。」

 

 

フラン「じゃあ、何食わぬ顔で入って、さりげなく伝えよっか。」

 

 

 

フランがそういい、3人(+一本)はエデンの部屋に入ったが、既にもの抜けの殻となっていた。

 

 

 

ルビー『…………不味いですよ、これ。』

 

 

黎斗「お困りのようだな、この私に任せるがいい。」

 

 

フラン「黎斗さん?」

 

 

 

─そして……………─

 

 

 

エデン「何処探しても、いないなんて…………。しかも、犯人の手がかりすら見つからない…………。証拠もない、かといって犯人見つけないと…………、更に被害が拡大するし…………。

 

 

もうヤダ、犯人誰なの…………。頭がおかしくなりそう…………。」

 

 

 

嘘に気づかないまま、日が暮れて公園のベンチに座り込んでいた………。すると……。

 

 

 

黎斗「ここにいたのか、ガルッチ。」

 

 

エデン「黎斗?何でここに?」

 

 

黎斗「フラン達に頼まれてね。それより、帰らなければ彼女達が心配するぞ?」

 

 

エデン「けど………、けど犯人を捕まえないと…………、被害が…………!」

 

 

黎斗「ふむ………、犯人………か…………。」

 

 

 

その言葉に反応し、少しだけ邪悪な笑みを浮かべる。

 

 

 

黎斗「実は私も、その犯人というものを探していたんだ。だが残念ながら、捕まえることすら叶わぬ。」

 

 

エデン「え?何で!?何で捕まえられないんだ!?捕まえないと、とんでもないことになるっていうのに!!」

 

 

黎斗「ならば、この私が……………、その望みを、絶つゥ………!」

 

 

エデン「!? え、まさかここで『EXCITE』の曲が───────」

 

 

 

BGM 『EXCITE』

 

 

 

黎斗「ラーク・バスター・ガルッチィ!

 

 

何故アズリエルたちの性別が変わったのか…………!

 

 

何故ザギ達が世界征服しようとしていたのか…………!

 

 

何故他の全員が別人のようになってしまったくわぁ!!」

 

 

 

リリカ「ちょ、ちょっとストップ!!それ以上言わないでください!!」

 

 

エデン「リリカ!?」

 

 

黎斗「その答えはただ一つ…………!」

 

 

永夢「あ、あれって………!」

 

 

大我「やめろぉ!!」

 

 

エデン「ちょ、2人ともどっから出てきたの!?」

 

 

黎斗「アハァー…♡ガルッチィ!君は、エイプリルフールという奴に、翻弄された男だからだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!アーハハハハハハハハハアーハハハハハハハハハ!!!!!!」

 

 

エデン「え…………、エイプリルフール…………、だと?」

 

 

リリカ「そ、そうなんです!それなのに、ガルッチさんは……………。」

 

 

エデン「そんな……………、じゃあ僕はずっと……………、そんなのに捕まえようと……………!?」

 

 

黎斗「まぁ正直、宝生永夢以上の水晶だったとは…………、ガルッチ?」

 

 

エデン「じゃあ、僕はまた…………嘘に翻弄されて………………!?嘘だ……………こんなことって、こんなことって…………………!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウゾダゾンナゴドォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

その後、あまりにもショックだったのか、数日間だけ何も信じられなくなってしまい、部屋に引きこもってしまった。

 

 

 

黎斗『っと言うわけで、エイプリルフールが来たとしても、ガルッチだけには絶対に嘘をつかないでいただきたい。彼、相当な勘違いしてしまったからな。』

 

 

ザギ「…………以後、気を付ける。」

 

 

零「いや、エデン様純粋過ぎませんか………?」

 

 

リリカ「………もう嘘つかないでおきましょう。」

 

 

 

END




まぁ、流石に人間不信まではいきませんが、人によってはこうなるのかもしれませんね………。

嘘は、程々にお願いします。


次回は本編に戻ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。