Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー幻想郷エリア 人里はずれー
永夢の情報の元に、幻想郷エリアに到着したエデン達。そこには、様々なスマッシュと、かつてゴジラが変身した『ブラッドスターク』の姿があった。
『ほう?此奴は驚いた。まさかお前さん達も来ていたとはな。』
戦兎「スターク…………!!」
エデン「(おいやべーよ、ブラッドスタークご本人じゃねえか!!ゴジラ、どうすんだよ!!)」
ゴジラ『俺に言うな!!だ、だがナイトローグは居ないぞ!!まだワンチャンあるんじゃないのか!?』
エデン「(んなこと言ったら、ナイトローグ出て来るだろ!?)」
メサイア「ガルッチ如何した?」
エデン「!? な、何でもないよ。」
エデンが焦った理由は、一度ゴジラが『ナイトローグ』や『ブラッドスターク』に変身したことがあった為に、戦兎たちにバレないかと思っている。
実際、何処で手に入れたのかすら不明の『トランスチームガン』、『スチームブレード』、『バットフルボトル』、『コブラフルボトル』を持っている。
スターク『ん?ほほう、なかなか面白い奴がいるな。特にそこの女………!』
戦兎「女?」
メサイア「え?」
龍我「は?」
一海「ん?」
エデン「? 誰だ?」
全員誰のこと言ったのか探してみたところ、女性らしき人物は全くなかった。が、スタークは未だに指さしていて、5人の中に女性がいることを理解した………?
戦兎「おい、誰が女性なんだ?」
龍我「知るかよ!この中に女性がいるなんてあり得ねえし!」
メサイア「俺もそう思う。そもそも、ここにいるのは全員男だよな。」
一海「だとしたら、彼奴誰のこと言ってんだ?」
エデン「それが分かれば苦労しないんだが………。」
スターク『………言い方がまずかったか。おーい、そこの青いセミロングをした奴~!お前のこと言ってんだよ~!』
戦兎「青いセミロング?」
龍我「それって………。」
エデンを除いた4人はすぐさま、エデンの方に向いた。青くはなかったものの、どちらかと言えば青っぽく、セミロングをしている。
下手すれば、女性と間違われてもおかしくはなかった。
4人「「「「あ。」」」」
エデン「ん?何で僕を見て納得してるの?」
メサイア「ガルッチ………、今更だけど、セミロングなんだな。」
エデン「髪型の事?まぁ、あまり気にしなくはなったけど……………ってちょっと待て。おい、ブラッドスタークだったか?」
スターク『ああ?』
エデン「まさかとは思うが、僕のこと言ってるのか?」
スターク『それ以外何がある?』
エデン「あー、なんだ僕の事か。納得、納得……………。って、誰が女だ!!僕は男だっての!!!」
スターク『え?マジで?』
龍我「…………俺、此奴が女性だとは、思ったことなかったが。」
メサイア「言われるまで、ガルッチが女性だとは思ったことなかった……。」
エデン「だからって、女性としてみるのはやめてよ!?僕男なんだから!!」
一海「安心しろ。俺はみーたん一筋だからな。」
スターク『お前のような奴に、娘を渡さんぞ!!』
エデン「だからみーたんって誰!?」
メサイア「俺も知りたいな、みーたんって人。」
一海「よーし、この際だから教えておこう。みーたんってのはな───────」
それから一海は、みーたんという人物はどんな人なのか数十分もかけてエデンとメサイアに教えた。
2人は一向に理解できなかったが、1つだけ分かったことがあった。
メサイア「(この人………。)」
エデン「(ドルオタだって事が、ようわかったよ………。)」
スターク『もういいか?撃つぞ?』
『デビルスチーム……!』
一応宣言すると同時に、エデンに向けて放つ。が、ゴジラは察したのか、すぐさまエデンと人格交代した後に、『トランスチームガン』を取り出し、そのまま相殺させる。
ゴジラ「生憎、不意打ちしても無駄だ。」
龍我「………それって、まさか!!」
ゴジラ「悪いな、龍我。何故これを持ってるかっていうのは聞かないでほしい。俺も、説明できないのでな。」
メサイア「俺………?」
スターク『…………何故貴様も持っているんだ?』
ゴジラ「俺には言えねえな。ともかく、戦兎、龍我、一海、メサイア。今は此奴らをせん滅するぞ………!」
戦兎「………分かった。」
戦兎はすぐにビルドドライバーを、龍我と一海はスクラッシュドライバーを腰につける。
龍我「あ、そうだ。しばらく、此奴を預かっててくれ。」
メサイア「? 何だこれ。」
戦兎「おい馬鹿!!なに渡そうと───────」
龍我が渡したビルドドライバーを、戦兎が叩こうとするも、メサイアの腰についてしまう。それだけでなく、どこからともなくクローズドラゴンが現れ、メサイアのところに来た。
メサイア「え?え?」
戦兎「…………おい、万丈。ドラゴンフルボトルを渡してやれ。」
龍我「え?いいけど。おい、此奴やるよ。」
メサイア「ど、どうやるんだ!?」
ゴジラ「そのフルボトルを振りまくった後に、ドラゴンに差し込め!」
メサイア「そっちはどうする!?」
ゴジラ「俺のことは気にするな!!」
戦兎「なんか、口悪いような………?まぁいっか。」
戦兎は炭酸缶のような物を振り、プルタブのスイッチを入れる。メサイアはゴジラの言われたとおりにドラゴンフルボトルを振り、ドラゴンに差し込む。
『Wake up!!』
龍我と一海は、それぞれのスクラッシュゼリーのキャップを回し、そのままドライバーに差し込む。
『ドラゴンゼリー!』
『ロボットゼリー!』
戦兎はスイッチを入れた炭酸缶のようなものを、メサイアはクローズドラゴンを装填する。
『ラビットタンクスパークリング!!』
『CROSS-Z DRAGON!!』
一方でゴジラは、バットフルボトルを振りまくった後に、トランスチームガンに装填する。
『BAT!』
スターク『ほう、此奴は面白そうだな。』
ゴジラ「行くぞ!!」
4人「「「「変身!!」」」」
ゴジラ「『蒸血』!!」
戦兎とメサイアはレバーを回し、龍我と一海はレンチ型のレバーを下ろす。そしてゴジラは、トランスチームガンのトリガーを引き、黒煙を巻く。
『MIST MATCH!』
『Are you ready?』
『潰れる!流れる!溢れ出る!!』
『BAT………BA、BAT…………!FIRE!!』
『シュワっと弾ける!!ラビットタンクスパークリング!!イェイ!イェーイ!!』
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
『DRAGON in CROSS-Z CHARGE!!ブラァァァァ!!』
『ROBOT in GREASE!!ブラァァァァァ!!』
メサイア「すげぇ………、これが………。」
ゴジラ「仮面ライダークローズ。案外似合ってるな、メサイア。」
戦兎「………変身できた?」
スターク『ッ!?クローズに変身できたあの男のハザードレベルが、万丈以上!?それだけじゃない………。あの女のような容姿をした奴のハザードレベル、ℵ0!?何だℵ0って!?』
ゴジラ「ℵ0?もしや………。」
エデン『多分これ、『ゴッドマキシマムマッチレスZ』使用してからなのかな?奴が言うハザードレベルって奴も、ここまで影響するとは………。』
ゴジラ「改めて、黎斗の凄さを思い知らさせたかもしれないな………。」
ストリングス『でもさ、1度Lv∞になった事あるよね?普通ℵ0より、∞がおおきいんじゃないの?』
エデン『それ言っちゃおしまいよ………。そもそもあれ、切り札だし。』
ゴジラ「さぁ、破壊の時間だ………。」
メサイア「………今思ったが、お前ガルッチなのか?」
ゴジラ「今!?」
それから戦闘が始まったのは、数分後だった……………。
next episode
幻想郷エリアに到着する前………。
エデンside
レア『以上です。』
エデン「………零が、ねぇ。」
なるほどな。零の真意は分かったが、それと同時に絶対に相容れないって事が、よくわかった気がする。
彼女に何言っても無駄だって事、拷問で真っ当な人間にさせようとする事を…………。
なら僕は、それを否定し続けなくてはならない。僕には、Dies iraeに出てくるラインハルト・ハイドリヒのように、全てを愛することなんて出来ない。
けれど、
皆が愛して止まない、『世界』を守るために……………。そして、奪われたら、取り戻すために。
エデン「連絡、ありがとう。レア。それと、僕の身に何かあったら、後の事任せたよ。」
レア『お父様?』
エデン「大丈夫、レアには重荷を背負わせるつもりはない。自分のケジメは、自分でつけるから。」
レア『待って下さい!お父様、それって───────』
『ピッ』
………レアなら、僕のようにはならない。僕のような、『化物』にはならない。彼女は、『人間』だ。
今のレアなら、この世界を任せられる………。
メサイア「もうそろそろ到着するぞ。」
エデン「分かった。」
さて、切り替えておこうっと。戦兎が言うスマッシュとやら、お手並み拝見と行くか。