※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode228 Ⅲ番 コスモス

ーセントラルエリアー

 

 

エデンside

 

 

『SCP』の力が使えて以降、其れを使った戦い方の練習をしてるものの、なかなかうまくいかない。

 

一応、『SCP-910(シンボル)』なら如何にか使える。標識次第では、戦闘にも使えるし、ランダムだけど『SCP召喚』することが出来る。

 

 

乱暴に扱わなければ、従ってくれそうだ。

 

 

『SCP-076(アベル)』は、ある意味狂戦士(バーサーカー)的な存在だし、ちゃんと従ってくれるかは分からないけど、一応意思疎通の会話ならできるらしい。

 

 

そう思いながら、僕はセントラルエリアを歩いていたら、ふと違和感を感じた。人の気配が感じられなかった。

 

普通賑わってるはずのセントラルエリアに、ゴーストタウンのような人気のない場所に変わるなんておかしい。しかも一瞬で………。

 

これが出来るのは、恐らく………。

 

 

エデン「…………遂に機関のお出ましって奴か?」

 

 

闇の空間から現れたのは、髪でも染めたのかと言わんばかりの言峰綺礼らしき者だった。

 

 

「初めまして、と言うべきかな?ガルッチとやら。」

 

エデン「そういうアンタは、新生ⅩⅢ機関のものか?あと、『ガルッチ』は旧名だ。」

 

「そうか。そして先の答えは、言わないでおこう。」

 

エデン「秘密って奴か?だがいずれ、その秘密も明かされることになるぞ。」

 

「その秘密が明かされるのは、運命次第だがな。まぁ、秘密と言うことにしてくれたまえ。」

 

エデン「……………そうかい。」

 

「おっと、忘れるところだった。私の名はNo.Ⅲ。以後お見知りおきを………。」

 

エデン「…………まさか、わざわざ挨拶しに来たわけじゃ───────」

 

Ⅲ「まさか。」

 

 

指パッチンすると同時に、何とも懐かしい『BAYONETTA』シリーズに出てくる天使たちだった。

 

 

Ⅲ「君の力はどれほどのものか、Ⅰが恐れる程のものか。この天使たちを使わせてもらおう。」

 

エデン「………アフィニティ数百体に、アーダー数十体か。」

 

Ⅲ「不満か?」

 

エデン「不満たらたらに決まってるだろ。こんな奴らで、本当に僕を測れるのか?」

 

Ⅲ「生憎、調査用としてはこれが十分なのでな。」

 

 

……………まぁ、来ちゃったもんだし、仕方ないか。

 

 

ゴジラ『分かってると思うが───────』

 

エデン「分かってる。どんな相手にも、油断なく。それぐらい知ってる。来い、『SCP-910(シンボル)』!」

 

 

右手を突き出すと同時に、道路標識が現れ、一瞬にして僕の背中に背負わされた。と言うか此奴、なんで背中に……………。

 

 

Ⅲ「………道路標識?」

 

エデン「ただの道路標識だとは思うなよ?シンボル、準備はいいか?」

 

シンボル『いつでもいいよ。『落石注意』!!』

 

 

シンボルの標識が落石注意になると、天使たちの頭上から大岩が現れ、大半の天使たちはそれらに潰される。

 

 

エデン「ほら来いよ、相手してやっからよ。」

 

 

天使たちが僕に迫るが、すぐさま二丁のリボルバーを取り出し、眉間に打ち抜いた。久々に持ち銃を使った気がする。

 

『B-D 001』と『B-S 002』、長年使ってないから錆付いてるんじゃないかって思ったけど、問題なく使えてよかった。

 

 

撃たれた天使の方を見ると、大量の血を吹き出してる奴と、既に息絶えてる天使が見えた。

 

 

エデン「さぁ、イカれたパーティーの始まりだ!!派手に行くぜ(Let's Rock)!!」

 

 

仲間が死んで怒り狂った天使たちが襲い掛かるが、シンボルが変わる。今度は『津波警告』の標識になり、どこからともなく津波が天使たちに襲う。

 

その次に『渦潮』のマークとなり、自分の中心から渦潮が起こる。無論、津波に巻き込まれた天使たちは、渦潮の餌食となる。

 

 

Ⅲ「…………なるほど。」

 

エデン「おいおい、全員巻き込まれるんじゃねえよ。幕引きは早いんだよ!!」

 

 

そう言いながら、天使たちに向けて銃弾を撃ち込む。弾の補充の必要なく、遠慮なく撃ちまくる。

 

まぁ、アンブラの魔女のベヨネッタほどじゃないが、なかなかの快感だな。一応神だけど、天使殺ししちゃっていいのかな…………?

 

 

ピット『………天使としての僕からしたら、複雑な気持ちなんだけど。』

 

ナイン『まぁ、うん。でもあんな天使は、ねぇ。』

 

 

なんかカプセルの天使勢が何か言ってる気がするが、気にしないでおこう。

 

 

だんだん天使の数が減っていくのを感じたのか、奴は追加の天使たちを呼び出し始めた。どうやらまだまだ楽しめるらしい。

 

 

そう思っていたら……………。

 

 

Ⅲ「む?」

 

 

追加で現れたはずの天使たちが、何時の間にか死体へと成り下がっていた。所々に焼き焦げた部分があれば、バラバラの死体に成り果てた天使もあった。

 

 

………………………もしかして、これって。

 

 

フラン「ガルッチ!!そこにいたのね!!」

 

こいし「いきなり気配が無くなったから、心配したんだよ!?」

 

イリヤ「っていうか何なのあれ!?何でベヨネッタ世界の天使が居るの!?」

 

シンボル『………愛されてるね、君って。』

 

エデン「…………かもな。」

 

Ⅲ「…………なるほど。」

 

 

銃を構えなおそうとすると、何時の間にか天使がいなくなり、僕が起こしたはずの渦潮が消えていた。

 

 

エデン「消えた………?」

 

Ⅲ「このぐらいでいいだろう………。邪魔が入ったが、其れでも十分分かった。」

 

フラン「貴方だったのね、ガルッチをこんな場所に閉じ込めたのは………!!」

 

Ⅲ「…………また会うことになるだろう、ガルッチ。精々、今を楽しんでおくのだな。」

 

 

そういうと、あの機関の奴らは…………って!!

 

 

エデン「待て!!せめて名前ぐらい聞かせろ!!」

 

3人「「「そこ!?」」」

 

Ⅲ「…………コスモス、とでも言っておこうか。」

 

 

その名前を告げたと同時に、コスモスは姿を消す。すると、セントラルエリアに、元の賑わいが戻ってきた。

 

 

エデン「コスモス………か。」

 

フラン「ねぇ、ガルッチ。さっきの奴って………。」

 

エデン「新生ⅩⅢ機関、だが………。なんか異質な奴だった。」

 

イリヤ「異質?」

 

エデン「読めないんだ。奴の行動が。最初に出会ってるから当たり前だけど、奴はどうも読めない。」

 

こいし「…………今思ったけど、さっきの人言峰さんに似てなかった?」

 

イリヤ「そういえば……………。」

 

 

まぁそうだとしても、他人だろうね。だが、あのコスモスって奴、何者なんだ?そう思いながら、その場を後にした。

 

 

next episode




No.Ⅲ コスモス

CV:中田譲二

属性:光

武器:黒鍵

容姿:銀髪になった言峰綺礼


新生ⅩⅢ機関のNo.3。
いつでも謎めいた笑みを浮かべており、慈悲深いようにも、冷酷にも見える。
ハートレスになる前はある国で神父をしていた。その際には『聖人』という二つ名もあった。
ハートレスになった切欠は暮らしていた家族を奪われたためである。
十字架のようなマークは首筋にある。



バインさん、このキャラを使わせていただきました!!何か違和感があれば、教えてください!
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