※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode229 くすぐり勘弁

ーメサイアの家ー

 

 

エデンside

 

 

コスモスと出会ってから暫くして、未だに使ってないSCPの1つを除いて、僕が使えるSCPを召喚できた。

 

『SCP-076』こと『サリエル』は、黎斗の元に行き、手伝いをしているらしい。

 

 

エデン「さてと、後使ってないのって…………『SCP-999(くすぐりおばけ)』か………。」

 

ストリングス『あー………、そうだね………。』

 

 

あれ?なんかテンション低そうだな。

 

 

ストリングス『いや、エデン?そのSCPを呼び出すの、やめにしない?』

 

エデン「何で?少し機能を知っておいた方がいいし、どんな姿なのか気になるじゃん。」

 

ストリングス『そ、そういわれても…………、』

 

エデン「それに、KeterクラスのSCPも使えてるし、問題ないよ。そいつ、Keterクラスなのか?」

 

ストリングス『せ、Safeクラスだけど………。』

 

 

safeか。でも、Safeクラスにしては、なんかテンション低そうだ。如何したんだ?

 

 

ストリングス『いい?このSCPはね、オレンジ色のスライムだけど…………。』

 

エデン「スライムなの?攻撃とかは───────」

 

ストリングス『しないよ。食べないし、溶かさないし、そもそも殺す気なんてないよ?』

 

エデン「? じゃあ、そのスライム何するの?」

 

ストリングス『…………くすぐるだけ。』

 

 

………………………………………ウェイ?(0w0)

 

 

エデン「くすぐる?」

 

ストリングス『くすぐる。』

 

エデン「……………特殊能力はあるのか?」

 

ストリングス『なくはないが、その子の能力は、触れるだけで多大な幸福感を得られるんだ。』

 

エデン「何その『服従せよ(インペリオ)』的な奴。いや、あれは洗脳的な奴か。」

 

ストリングス『しかもだよ?SCP-999に捕まった者にとってそれぞれ異なる異様に良い香りを発して、恐怖心を失くし脱出する行為を妨げるんだ。』

 

エデン「……………拘束に使えそうだな。」

 

ストリングス『大人しくなったら、体の一部を2本の触手状に伸ばして絡み付かせることでより動きを封じ、さらに追加で生やした3本目の腕で頭をなでるんだ。』

 

 

何故に。ってか、やめとかない理由にならない気がする。

 

 

エデン「…………まどろっこしいから、身をもって体験するよ。」

 

ストリングス『は!?待って、そのSCPのくすぐりは───────』

 

エデン「来い!!『SCP-999』!!!」

 

ストリングス『あー……………、私知らない。』

 

 

なんかストリングスに呆れられたような声を出した後、オレンジ色のスライムが現れた。

 

 

『くうくう♪』

 

エデン「なにこれかわいい。」

 

ゴジラ『ストリングスの奴、何を呆れてるというのだ?』

 

 

一見、何の変哲もないスライムに見えるんだけど…………。というか、くすぐるんだっけ?

 

 

『キュー!!(≧ω≦)』

 

エデン「っと。」

 

『キュー!?( ゚Д゚)』

 

 

僕に抱き着こうとするも、前振りもなく避け、そのまま壁にぶつかる。というか、可愛い………。

 

 

フラン「ガルッチ?何してるの?」

 

エデン「あー、今最後のSCPはどんなのかなって───────」

 

『キュー!!(≧ω≦)♪』

 

エデン「っと、思ってね。」

 

フラン「………そのスライムが?」

 

エデン「そ。」

 

 

その後も何度もSCP-999から避け続けていた。よくよく考えたら、僕くすぐられるのが苦手だったわ。

 

何度か、フラン達だけじゃなく、曙や夕立、黒絵、珠月などの女性陣営に、滅茶苦茶くすぐられた気がするな………。

 

 

もしこのスライムに捕まったら、多分ヤバいことになりそう。というか、多幸感に満ち溢れた後にくすぐられるとか、下手したら依存しそうで怖いんだけど………。

 

 

『prrrr,prrrr』

 

 

エデン「ちょ、こんな時に連絡!?一応繋げるけど。」

 

 

『ピッ』

 

 

ザギ『ガルッチ殿か。』

 

エデン「ザギ?どうしたんだ、急に。っと。」

 

ザギ『………何してんだ?見たところ、スライムから避けてるような…………。敵か?』

 

エデン「大丈夫。この子は、敵じゃないから。ただ、捕まったらくすぐられる、だけ。」

 

ザギ『何だそれは………。どうやって、いやそれはいいか。取り敢えず、リリカの代わりに近況報告することになった。』

 

エデン「そっちのリリカ、何かあったのか?」

 

ザギ『あぁ………、どうもあのサイコパスの気配がするだけで、怯えたようでな。少し時間をおいておこうかと思って。』

 

エデン「捕まえたのか。いっそ、SCP-076(アベル)で処刑してもよかったんじゃね?」

 

ザギ『むう……?ん?なんだって?』

 

エデン「SCP-076。別名アベルって名前なんだが───────」

 

ザギ『待て待て。なんだSCPって!?我々怪獣娘と、何か違うのか!?』

 

エデン「まぁ、そこは近況報告で教える。取り敢えず、フラン。」

 

フラン「え?ちょっと!?」

 

 

流石に、SCP-999が可哀想な気がするから、いい加減触らせてあげよう………。

 

 

が、それが後々に後悔する羽目になった………。

 

 

sidechange

 

 

フランside

 

 

取り敢えず、ガルッチから通信モニターを渡されて、代わりに私が報告ことになった。ガルッチが、新たな力『SCP』と、『アジ=ダハーカ』の力を得たこと、新生ⅩⅢ機関の一人が接触してきたことを話した。

 

 

因みに、ガルッチの事だけど…………。

 

 

エデン「やwwwwwwやめwwwwwwwww、駄目だwwwwwwwwwこwwwwwれwwwwwwwww!!!!くすwwwwwwぐったwwwwwwwwwwいwwwwwwwwww!!!!!」

 

 

…………どうも捕まって、スライムにくすぐられちゃってるみたいね…………。

 

 

ザギ『…………何故だろう、笑い声で聞き漏らしてしまう………。』

 

フラン「くすぐられるの苦手なのよ、ガルッチは。」

 

ザギ『どういうこっちゃな…………。しかし、リリカから聞いたが、黎斗が『ゴッドマキシマムマッチレスZ』を作成して、ガルッチがそれを使い、第六天波旬を滅ぼしたが、デメリットが発生したって聞いたが…………。

 

もういいのか?』

 

フラン「え?ま、まぁ………、そうね………。」

 

 

そういえば、今ガルッチってゲーム病に犯されてるんだった…………!!これ、伝えた方がいいかな…………!?

 

 

でもあまり心配させたくないし、なによりガルッチのバグスター………じゃなくて、ビーストバグスターって、今は友好的だけど、凄くヤバい奴っぽいし………!

 

 

多分ザギ達に勝てない。いや絶対に、勝てないって!!

 

 

ザギ『どうした?なんか、凄い冷や汗をかいてる気がするが…………。』

 

フラン「え、えーっとね………。」

 

 

と、とにかく、警告ぐらいしておかないと。秘密は秘密でも、何かあったら後が怖いし………!

 

 

ごめん、みんな!!

 

 

フラン「その、落ち着いて聞いて。というか、このことは、英竜お姉ちゃんたちにも伝えておいて。」

 

ザギ『なんだ?改まって?』

 

フラン「実は、あの後ガルッチ…………、『ゲーム病』発症してるの。それも、相当厄介なもの。」

 

ザギ『『ゲーム病』!?まさか、あの『ゴッドマキシマムマッチレスZ』を使って以降なのか!?』

 

フラン「うん。それで、一度感染してるバグスター………じゃなくて、人類悪のバグスターこと『ビーストバグスター』と対話したことがあるの。」

 

ザギ『…………奴の目的は?』

 

フラン「心と言うのを知りたい、だって。」

 

ザギ『心を?どうしてまた?』

 

フラン「わかんない…………。でも、何故かこの目的、過去のガルッチがやってたことと一緒な気がするの。」

 

ザギ『一緒?因みに、奴は敵なのか?味方なのか?』

 

フラン「どっちもだって。でも、そのバグスターが言うに、私達のような大切なものを奪わない限り、敵対する気はないって。」

 

ザギ『しかし、大丈夫なのか?ガルッチ殿って、ストレス溜めやすい人だろ。』

 

フラン「うーん、でもそのバグスターもガルッチも、問題はないし、協力的だよ。でも、これだけは言っておくよ。」

 

ザギ『?』

 

フラン「絶対に、敵対するような真似はしないで。いくら英竜お姉ちゃんでも、貴方でも、あのバグスターは勝てないよ。

 

 

あれは、勝てるか勝てないかの次元が違い過ぎるし、アルタイルの力も、一時的だけど使えるから。」

 

ザギ『………………一番厄介すぎる能力持ちじゃないか。』

 

フラン「それだけじゃない。SCPっていう奴も、相手によっては絶対に勝てない奴もいるから。」

 

ザギ『………………………ガルッチ殿、面倒なものに取りつかれたな……………。分かった。このことは、主にも伝えておこう。』

 

フラン「でも、関係者以外には伝えないで。余計な混乱は避けたいから。」

 

ザギ『分かった…………。だが、その前に……………ガルッチ殿はまだ、くすぐられているのか?』

 

 

……………あの様子だと、まだくすぐってるみたい……………。なんか、負けた。なんていうか、あのスライム、すごいテクニシャンなのが、凄くわかる……………。

 

 

ガルッチの弱点知ってるかのように、重点的にねらってくすぐってる気がする。

 

 

ザギ『…………思ってた以上に、続いてるっぽいな。』

 

フラン「……………とにかく、ゲーム病とビーストバグスターに関しては、私達に任せて。最後のゲームに関しても、時間かけてでも、必ずクリアするから。」

 

ザギ『分かった。だが、なるべく早くな。』

 

 

『ピッ』

 

 

…………さてと、私も参戦しよっと。

 

 

sidechange

 

 

エデンside

 

 

『暫くして……………』

 

 

………一言言わせてもらえば、ヤバい。色々とヤバい。もう中毒になってもおかしくないほど、凄く幸せに満ち溢れてる気がする……………。

 

 

もうこそばゆいに加えて、幸せすぎる気持ちが満ち溢れすぎて、快楽まで……………駄目だ。いや、くすぐりはまだよかったが、加えて快楽も来たら、今度こそ僕堕ちるわ。

 

いやもう、冗談抜きで。

 

 

でも駄目だぁ……………。このスライムが、未だに引っ付いてるせいで、幸せな気持ちがいっぱいに……………。

 

 

ストリングス『だから言ったのに…………。もともとこの子、落ち込んたりヘコんでる人であればあるほど、積極的に触れ合おうとするんだ。

 

 

それだけくっつくって事は、君はよほど辛い体験をしてきたからだと思う。』

 

ゴジラ『………ま、まさか…………魂にまで、くすぐりが、とどくとは…………。』

 

 

───────ふ、ふにゃぁ……………。//////

 

 

エデン「やめてぇ…………、堕落はぁ…………、勘弁してぇ…………。」

 

 

というか、何気にフランも参戦してたし…………。くすぐりで、本当に良かった…………。本当に───────

 

 

『ガチャ』

 

 

エデン「へ?」

 

フラン「さて、今度は私の番。」

 

エデン「あ、オワタ\(^o^)/」

 

 

案の定、今度はフランのくすぐりに加えて、えっちぃ悪戯にやられてしまった…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その数日後…………。

 

 

こいし&イリヤ「「私にもやらせて!!」」

 

エデン「やめてくれ…………。」

 

 

暫くはくすぐりおばけはこりごりだ………。というか、くすぐりはもう勘弁………。

 

 

『キュー!(≧ω≦)』

 

エデン「何で勝手に出てこれるの!?」

 

ストリングス『気に入ったんじゃ…………。』

 

エデン「もうやだ…………。」

 

 

その後、十数日間ぐらい、多幸感と快楽に浸りまくられた…………。ホント、くすぐられるの勘弁してぇぇぇぇ…………………。

 

 

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