Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー水の領界ー
『駆逐艦暁型1番艦 暁
五十鈴「さぁ、行くわよ!!」
暁「一気に仕留めてみせる!!」
エデンside
さてと、始まったようだけど、深海棲艦の気配がするな。あ、うち等の深海棲艦ではなく、敵の深海棲艦の方。
どうも様子を見に来ているらしいけど、何時攻められてもおかしくなさそうだな。
エデン「ヤッ太郎さん。」
ヤッ太郎「如何した?」
エデン「奇襲を仕掛けようとする深海棲艦を感じたよ。………それだけじゃねえ、敵艦娘の気配もした。」
ヤッ太郎「何?」
エデン「僕のように艦娘と深海棲艦が共闘して、このエドロポリス鎮守府に襲撃しようとする奴ら来るようだ。どんな奴らなのかは分からないが、敵であることには変わりないかな…………。」
ヴェールヌイ「探知、9時から3時まで、敵の艦隊を確認しました。」
赤城「それって……!!」
ヴェールヌイ「マスターの言うとおり、深海棲艦並び艦娘が奇襲の隙がないか確認中らしい。」
いや、隙を見せてるだろが。ちょっと気付け。
ヴェールヌイ「ッ! マスター、2人の提督を確認した。1人目は『狐塚コーン守』。」
ヤッ太郎「彼奴か。もう一人は?」
ヴェールヌイ「もう一人は、ユニコーンガンダムに乗ってる───────」
エデン「『豪ノ弟』……!あのクソ野郎、凝りもせず現れやがったのか!!響、豪ノ弟の艦娘達の意志は?」
ヴェールヌイ「……………目のハイライトがない。恐らく、洗脳かと。」
野郎、反省の色もなしって奴か。どうやってこの世界に来たかは分からねえが、どっちにしろここで制裁しておかないと…………!
エデン「ヤッ太郎、ウチの艦娘達を貸すから、深海棲艦と敵艦娘の迎撃を頼む!!」
ヤッ太郎「お、おう!!オイラ達はいいが、ガルッチ達は!?」
エデン「『豪ノ弟』をぶっ殺す!!フラン、こいし、イリヤ、リリカ!!手伝え!!!」
sidechange
暁side
あれ?皆どこに行くんだろ?マスターの顔が、凄く怖い顔をしながら行っちゃったし………。
エデン「暁!!俺達の事は気にするな!!そっちは勝負に集中しててくれ!!」
暁「マスター!!貴方は何処に!?」
五十鈴「そうよ!!何があったの!?」
フラン「大丈夫、私達で何とかしてみせる!!だから気にしないで、戦って!!」
気にしないでって………、もっと心配になるよ。
五十鈴「………行っちゃった。」
暁「あんなに怖い顔をしたマスター…………、初めて見た………。」
五十鈴「…………提督たちも行っちゃったし、追いかける?」
暁「…………信じてみよう。マスターたちが帰ってくるって。」
五十鈴「何で?」
暁「…………よく考えてみてよ。私達のマスターは、規格外な存在よ。そこら辺の敵が束になっても、瞬時に倒せる人だし、何より………私達にはない『何か』を持ってるから。」
五十鈴「貴方たちにない『何か』?」
…………私は信じてるわ、マスター。絶対に、帰ってくるって。
sidechange
ーエドロポリスエリア 海ー
エデンside
豪ノ弟『やはり来たか!!久しいな、小僧!!』
エデン「脱獄して、そのガンダムに乗るとは、懲りない雑種だな。」
リリカ「ガルッチさん、あれが豪ノ弟?」
エデン「ああ。」
ったく、正直言って此奴が生きてるだけで吐き気がする。何でこんな奴が生まれたのかやら………。
というか、貴様のような奴がユニコーンガンダムを扱ってる事自体が気に食わねえが………!
豪ノ弟『ん?此奴はまた、随分可愛らしい子がいるじゃねえか?』
リリカ「私の事言ってるみたいね………。」
豪ノ弟『どうだ?俺の元に来ないか?』
リリカ「お断りします!貴方のような屑以下の───────(ry)」
エデン「カット入れるな、風龍さん。」
(風龍「思いつかなかったんだから、仕方ないだろ………。」)
こいし「それはそれでどうかと思うけど………。」
リリカ「そもそも、貴方と元にいるぐらいでしたら、まだガルッチさんの方がマシです!!」
エデン「………そこはアズリエルじゃないのか。」
豪ノ弟『いいのか?俺の元に来れば、不自由なことなどしな───────』
エデン「くどいんだよ、豚野郎。これ以上口説くってんなら、その機体ごとぶっ壊す!!」
豪ノ弟『はっ!!残念だが、貴様が持つ『月夜見尊』の力は、免疫済みだ。幾ら攻撃しようが、俺の期待は0ダメージだ!!』
『月夜見尊』、懐かしい名前出してきたな………。けどまあ、免疫付けたところで、意味はないんだがな。
フラン「馬鹿だね、彼。」
ルビー『私でもわかります。あれは、遅すぎる対応っていうか………。』
エデン「…………なぁ、これわざと言った方がいいか?」
リリカ「いえ、それだと下手に怒らせるだけでは?」
イリヤ「いや案外、引っかかるんじゃ───────」
こいし「いやいや、あのバカだよ?筋金入りのバカに───────」
エデン「んじゃあ大袈裟に───────」
豪ノ弟『貴様ら!?聞こえてるぞ!!』
エデン「アー、ソンナ。『月夜見尊』ノ力ガ通用シナイナンテー。(ゆっくり棒読み)」
リリカ「凄い棒読み………。」
豪ノ弟『おい!?何故棒読みなんだ!?わざとらしいぞ!!!』
チッ、ノってくれねえか。まいっか、どうせ此奴を殺すんだし。
豪ノ弟『まぁ、わざとらしく言ったところで、貴様の負けは確定───────』
【ゴッドマキシマムマッチレスZ!】
豪ノ弟『は?』
エデン「思い知るがいい。最高神が作ってくれた、このガシャットをな………。」
【マキシマムガッシャット!】
エデン「戦術Lvℵ0!『究極大変身』!!」
リリカ「………私達、いらない気がします。」
【ガッチャーン!フゥゥメェェェツゥゥゥ!!!!!!】
【最上級の神の裁き!クロトダーン!クロトダーン!最上級の神の裁き!クロトダーン!クロトダーン!】
上空から魔法陣が現れると同時に、『アジ=ダハーカ』(ストリングスが命名)が現れ、豪ノ弟を睨みつける。
豪ノ弟『な、なんじゃあああああああああ!?!?!?』
エデン「さぁ、裁きの時間だ………!」
フラン「あー、終わったね。」
こいし「私達も戦ってみたかったけど………。」
イリヤ「どっちかっていうと、フランちゃんとリリカさんが、彼奴と戦ってすらないもんね………。でも、お兄ちゃんの様子だと……………。」
リリカ「……………。」
【ゴッドマキシマームZ!!】
今度は『アジ=ダハーカ』に乗り込むと、すぐさま変形し、龍戦士グラファイトに似たロボットの姿になった。
エデン『これがゴッドマキシマムゲーマーLvℵ0のアジ=ダハーカフォームだ。』
豪ノ弟『!?Σ(・□・;)』
エデン『惨たらしく死んでもらうぞ?豪ノ弟。』
豪ノ弟『……………きょ、今日のところは、勘弁───────』
エデン『逃がすかァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!』
『ガシッ!!』
リリカ「何故でしょう、この後の展開が見える気がします………。」
豪ノ弟『き、貴様!?卑怯だぞ!?』
エデン『卑怯で結構………!』
【ガッチョーン………、カミワザ!!】
【ガッチャーン!】
【ゴッドマキシマムクリティカルディヴァインパニッシュメント!!】
エデン『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!』
豪ノ弟『!?!?!?!?!?!?!?!?』
奴の機体が粉々になるも、すぐさま脱出し逃げ出そうとするが、『アジ=ダハーカ』から飛び出す。
エデン「逃げるな!!!」
豪ノ弟「なっ!?」
【ガッシューン………】
【ガシャコンキースラッシャー!】
【ガッシャット!キメワザ!】
【ゴッドマキシマムクリティカルフィニッシュ!!】
エデン「『邪龍奥義・第六天天狗道・波旬殺し』!!!」
sideout
ー水の領界ー
一方で暁は、五十鈴に苦戦を強いられていた。3度の『流星群』の能力で牽制したものの、4度目で遂に見切られてしまい、絶体絶命の状況に追い込まれていた。
五十鈴「さぁ、どうする?自慢の能力も打ち破られた今、貴方が残ってるのは『切り札』って奴でしょ?」
暁「ッ!!」
五十鈴「でも無駄よ、切り札を使ったところで、貴方に勝ち目なんてない。」
暁「…………『切り札』ね。」
五十鈴「悪いこと言わないわ、ここで負けを認めてもらうわよ。」
すると、何を思ったのか、武装を外し始める。
五十鈴「? 何をしてるの?」
暁「外してるの………。」
五十鈴「それは分かってるけど、外す意味が───────」
暁「『切り札』。と言っても、『禁じ手』かな?やっと手にした切り札が、まさかマスターを困らせるものだったなんて…………。」
五十鈴「あ、貴方何を───────」
暁「きっと、怒るわね………。………でも、響みたいに負けたくないし、こうするのが一番かもね…………。」
哀しげな声と共に、暁の身体が発火し始めていく。
暁「貴方に勝ちは譲らないわ………!もう勝てなくても、せめて引き分けまで持ち込ませてみせる………!!『禁術 サラマン』───────」
『ストォォォォォォォォォップ!!!!!!』
切り札を使おうとした途端、2人の間に薙刀が通ったかと思えば、なんとジャガーマンが仲介に入った。
ジャガーマン「まだ暁が中破だけど、試合終了よ。」
五十鈴「へ!?」
暁「な、何で!?」
ジャガーマン「何でじゃないでしょ!?暁ちゃん、貴方何使おうとしたの!?絶対に響ちゃんよりヤバい物使おうとしてたでしょ!?」
暁「で、でも、これを使わないと、使わないと………!」
ジャガーマン「お馬鹿!!そんなことしたら、ガルッチが怒るにゃ!!たとえ引き分けになったとしても、貴方だけ酷いけがになるかもしれないんだよ!?
下手したら、何も感じなくなるんだよ?」
暁「…………。」
「暁、馬鹿な真似はやめてくれ。」
暁「マ、マスター!?」
敵を打倒してきたのか、エデンの服装には血の跡があった。(多分返り血)
エデン「そんなことしたって、僕が喜べるはずがないだろ?しかも、暁の切り札が、ソウルサクリファイスの『サラマンダー』って、洒落にならんだろ………。」
暁「…………あ、あの───────」
エデン「勝利を捧げたいのは分かる。けど、その為に自身を犠牲にするのは、やめて欲しい。僕なんかじゃないんだからさ。」
暁「(自覚あったんだ………。)」
エデン「『サラマンダー』使ってでも引き分けに持つのは、やめてくれ。全身に火傷を負って、感覚喪失するとか嫌なんだからさ………。」
暁「…………ごめんなさい。負けちゃって、ホントに───────」
エデン「謝らなくていい。次に生かし、また頑張ればいい。それと、あまり泣くな。泣きすぎるのは、レディー失格だぞ?」
ジャガーマン「あのー、いい雰囲気で悪いんだけど、ガルッチ君?なんで服が血塗れ?」
リリカ「聞かない方がいいです。」
フラン「うん、あれは………残酷だった。」
エデン「……………生首あるけど、見る───────」
全員『捨てなさい!!!』
エデン「だよね。」←豪ノ弟の生首捨てる
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試合結果
暁
五十鈴に苦戦を強いられ、切り札である『禁術 サラマンダー』を使おうとするも、ジャガーマンや豪ノ弟を討伐したエデンに説得され、敗北を認める
五十鈴
暁の能力を見切って善戦となり、切り札を使われるも、ジャガーマンやエデンが止めに来てくれたことにより、勝利を収める。
ヤッ太郎「………此奴、本当にジャガーマンか!?偽物なんじゃねえのか!?」
エデン「あ……。」
ジャガーマン「どんだけ信用性ないの!?」