※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode241 艦娘演習七番勝負! 7番目 前半戦

ー水の領界ー

 

 

曙side

 

 

………さてと、後は私だけね。相手は戦艦大和、どれだけの実力を持ってるのかぐらい、知ってるつもり。

でも、例外だってあった。ある時は、宇宙戦艦ヤマトの生まれ変わりだったり、明日斗のお姉さん『東條さくら』みたいに、人間が戦艦大和の適合があったり、色々な大和を見てきた。

 

 

エデン「曙。」

 

曙「………分かってる、出番でしょ?」

 

エデン「…………ああ。」

 

曙「何よ、不安なの?…………って言っても、私もなんだけどね。夕立達と同じように、能力と切り札を持ってるけど、相手が相手よ。

 

加減はしてくれるだろうけど、1歩間違えれば、『死』あるのみ。不慮の事故とはいえ、死んだらそこまでの艦娘だって、思うつもりだし………。」

 

エデン「………。」

 

曙「…………背負い過ぎなのよ、貴方は。私みたいに、苦しい思いをしちゃって………。自分を責めちゃって…………。

 

…………思えば、似た者同士だったのね。過去がどうであれ、辛い経験をしているし。」

 

エデン「………そうだな。」

 

 

大和は既に位置についてる。私も行かないと。

 

 

エデン「曙!!」

 

曙「?」

 

エデン「勝ちに行けとは言わない。だが、『絶対に生きて帰ってこい』!!不死鳥鎮守府提督『ラーク・バスター・ガルッチ』の絶対命令だ!!」

 

曙「……………馬鹿。絶対命令じゃなくても、ちゃんと帰ってあげるから。」

 

 

だから、そこで待ってなさい。たとえ貴方の愛人じゃなくったって、この思いを変えるつもりなんてないんだから。

フェイカー、貴方のおかげで、今の私が居る。クソ提督共とは違って、貴方は最高の提督よ。本当に、ありがとう。

 

 

曙「お待たせ………………って、何悶えてるの?っていうか、フェイカーとリリカ?だっけ?以外の皆も悶えてるけど。」

 

大和「ご、ごめんなさい………。あ、あまりにも雰囲気甘々だったので…………。」

 

ヤッ太郎「お、オイラ、何故か知らないけど、口の中が甘くなってる気がする…………。」

 

暁「ぶ、ブラックコーヒーが飲みたくなったわ…………。」

 

フラン「私達にも負けないほどの甘々…………、酸っぱいものが欲しくなっちゃう………。」

 

リリカ「…………ガルッチさん、惚れ込むような事言ってはダメです。」

 

エデン「なんでさ………。」

 

 

いや、そこまで甘く感じちゃうの!?って、誰よ。新婚さんいらっしゃいって言った人、夫婦じゃないわよ!!

 

 

曙「さ、茶番はこれぐらいにして…………始めましょ?」

 

大和「そうですね…………。」

 

 

私には、帰る場所がある。たとえ、フェイカーが居なくたって、『不死鳥鎮守府』は、私の帰る場所なのは変わりないのよ。

 

私が認める提督は、フェイカー……。いいえ、『ガルッチ』として生き続けてきた『エデン』。ただ一人よ。それ以外の提督は、認めるつもりなんてない。

 

 

だから…………!

 

 

艦娘演習七番勝負!

 

 

勝負、漆番目!

 

 

 

『駆逐艦綾波型8番艦 曙

 

 

 

VS

 

 

 

戦艦大和型1番艦 大和適合者 東條さくら』

 

 

 

いざ、尋常に!

 

 

 

勝負!

 

 

どんな障害があっても、必ず生きて帰って見せる!!!

 

 

ジャガーマン「雰囲気ぶち壊すけど、これ演しゅ───────」

 

エデン「空気読め、ジャガーマン。」

 

ヤッ太郎「よかった、いつものジャガーマンだ。」

 

 

取り敢えず、先手必勝───────

 

 

大和「覚悟!!」

 

 

早ッ!?

 

 

曙「『CLOCK UP α』!!」

 

 

『CLOCK UP!!』

 

 

い、いきなり接近して殴りにかかるなんて思わなかった………。でも、まだあれは使わない。今は、能力を多用してでも、大和に打ち勝たないと!!!

 

 

大和「こ、こんなの!!」

 

曙「ッ!?」

 

 

ちょ、ちょっと!?一瞬だけど素早く動けたっていうの!?どんな身体能力持ってるっていうの!?と、とにかく隙をみて攻撃しないと、致命的なダメージが………。

 

 

大和「こっちよ!!」

 

曙「はっ!?」

 

 

も、もう一人!?………違う、これってまさか…………!!

 

 

『CLOCK OVER!』

 

 

とにかく急いで回避し、距離を取ろうとするものの、直ぐに距離を詰められていた。前からだけでなく、砲撃もくるし、影分身でもしてるっていうの!?

 

 

大和「悪いけど、やるからには本気よ。明日斗をボコボコにするように、戦うつもりだから!!」

 

エデン「なんつう理不尽………。」

 

明日斗『ここでも俺、尻に敷かれてたんだな…………。』

 

曙「ちょ、ふざけないで!!八つ当たりにも程がッ、あるでしょ!?」

 

 

なんなのよ!?殆ど殺しに来てるようなものじゃない!!しかも手から凄いの出してきたし!!攻撃する隙も見せないし、あーもー!!!

 

 

曙「好き放題もいい加減にして!!!」

 

大和「ッ!!」

 

 

取り敢えず、腹部に蹴りを入れた後に至近距離で砲撃してやったから、暫くは動けないはず。

 

 

大和「い、今の蹴りと砲撃………、本当に戦艦級なのね…………!だったら………!」

 

 

今度は砲撃の嵐!?しかも魚雷も、ってどんだけ八つ当たりしたいっていうの!?さっきよりも数増えたし!!!

 

 

ヤッ太郎「うわぁ…………。」

 

フラン「引くわ、これ………。」

 

こいし「大人げない………。」

 

曙「あんた、どんだけ八つ当たりしたいのよ!?ねぇ、聞いてるの!?」

 

大和「貴方に何が分かるの!?明日斗はモテるし、私のアイスを勝手に取るし、しかも別世界の私なんて死んでるのよ!?八つ当たりせずにいられないじゃない!!!!!!」

 

エデン「ホントに大人げねえな………、恥ずかしくないのかよ………。」

 

大和「私が勝てばそれでいいのよ!!!」

 

 

もう理不尽の極みね……。そう思ううちに、徐々にダメージが入っていき、何時の間にか私は中破まで追い込まれていた。

 

もうなんなの、この大和。私怨塗れの大和って、聞いたことないわよ!!!

 

 

大和「やっと中破まで追い込んだわよ………!!今度こそ、この一撃で───────」

 

曙「もう、ふざけんじゃないわよ!!クソ大和!!!」

 

大和「ッ!?」

 

曙「私怨たらたらで私に八つ当たりとか、恥ずかしくないわけ!?ずっとやられっぱなしでいたけど、私はもう我慢の限界よ………!

 

 

そっちがその気なら、私だってやってやる!!!『ガールズライザー』!!!」

 

 

sidechange

 

 

エデンside

 

 

ハァ!?ガールズライザー!?まさかの、ガールズリングのライザーver!?

 

 

リリカ「え?何ですか其れ!?何故曙さんが!?」

 

エデン「でも、絵柄が違う。色は青と白だし、海の絵柄があるし……!」

 

リリカ「あのガールズライザーが、曙さんの切り札?!」

 

 

曙「泣き言言ったって、もう遅いからね?八つ当たりした分、しっかり返してあげるから!!」

 

 

って、ナックル持ってないの!?カプセルあるらしいけど、どうやってスキャン───────

 

 

曙「融合!アイ、ゴー!」

 

 

カプセル起動させたと同時に、上に投げた!?何故に!?

 

 

リリカ「え、そんな使い方するのですか?」

 

エデン「いや僕が聞きたい。」

 

曙「ヒア、ウィー、ゴー!!」

 

 

『フュージョンライズ!!』

 

 

曙「司れ、時空!!」

 

 

ってか、何のカプセルを…………?

 

 

『十六夜咲夜!時崎狂三!ガールズライズ!!クロック・ザ・ワールド!!』

 

 

リリカ「咲夜さんと狂三さん!?しかも名前が全然違います………!!」

 

エデン「まさか、切り札って…………僕と同じ『フュージョンライズ』!?」

 

 

曙「『『覚悟しなさい。私を怒らせたこと、八つ当たりしたこと、この場で後悔してあげる!!』』」

 

 

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