Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-人里の外れ-
エロンがミレーナと言う女性との戦闘に入った同時刻…………。
???「貰った!!」
ガルッチ「無駄だ!」
ガルッチは、白いフードコートを着込んだ『新生ⅩⅢ機関』と戦っていた。其奴の手から黒い刃らしきものを使って、ガルッチを攻撃している。
如何してこうなったかというと、この戦いが起こる数分前、ガルッチが買い物に行っていたときだった。
いい野菜を見つけ、手を伸ばそうとしたガルッチだったが、偶然にもそれ目当てで買おうとしていたのが、なんと『新生ⅩⅢ機関』の一人だった。その結果、その野菜を賭けて、勝負する羽目になり、現在に至る。
???「しかし、願ったり叶ったりのものだな。お前を倒せば、今後の事後処理が楽だ、いい食材で料理できるわの、一石二鳥を狙えるからな。」
ガルッチ「まさか人肉とか喰わないよね?」
???「訂正させて貰う。そもそも人肉を食うとか、私はそこまで人間性を捨ててないぞ!!ノーバディではあるが、人肉を食べたことなんて、今までないぞ!!」
ガルッチ「それじゃあ、女性の処女を────」
???「なんでさ!?貴様、私をなんだと─────」
ガルッチ「『ときめきクライシス』のバグスターの声優かつFateの初代主人公枠だった英霊の両方を掛け合わせたドンファンノーバディではないのか?」
???「いやいや、そもそも彼女すら付き合ったことないんだが………。むしろ私は、男と─────」
ガルッチ「ファ!?つまりは────」
???「って待て!!何だその顔は!?そしてその紙とペンは何だ!?」
ガルッチ「此でレイス達に教えようかと………。」
???「なんでさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
が、結局の所カオスとなった。いずれ別の意味で、カオスとなるガルッチでもあった。
数分後………。
ガルッチside
結構メモ書けたな。まさかこのノーバディ、男しか交わったことがなく、しかも受けだとは………。此は嬉しい誤算だったな。参考になったし、後で簪達にメモ渡して、今後のBL同人誌を作って貰わなきゃ。
こっちは百合百合の同人誌でも書くとしよう。
???「」チーン…………
ガルッチ「まぁ、ほっとけばメンタルも回復するし、問題ないか。さて、野菜でも────」
『prrr,prrr』
ん?リアクターから通信?連絡者は、永夢か。如何したんだ?
『ピッ』
ガルッチ「もしもし、永夢?どうかしたのか?」
永夢『ガルッチ!!早く来て!!フレディさんが……………、フレディさんが…………!!!!!!!』
ん?なんか声的に焦ってる?何があったんだ?
ガルッチ「おい待て、永夢。フレディがどうかしたのか?」
永夢『……………殺された。』
ガルッチ「…………………は?」
フレディが死んだ?え?何言ってるんだ?でも声的に嘘はない……………。
ガルッチ「……………場所は?」
永夢『マップに記載しておいたから、直ぐに来て!!!』
ガルッチ「分かった!」
さて、と。
ガルッチ「新鮮な野菜はあげる。ちょっと用事が出来たからな。」
僕は新鮮な野菜を置き、急いで走った。フレディが死んだ?あの不死身、不老不死のフレディが?あり得ない、フレディが死ぬわけがない。
だがその想いは、無残にも打ち砕かれてしまった。そこには……………。
胸から血を流し、死人として変わり果てていたフレディの姿があった。
ガルッチ「ッ!!!!!!!」
嘘だと思いたかった。フレディが死ぬわけがない、そんなことあるわけがない。夢だと思いたい。だがそれでも、フレディは生きては居なかった。
???「おや?あれが彼奴が言ってた……………。丁度良い、此奴の生気を吸収してやるよ!!」
ガルッチ「……………誰だ?」
???「誰ってか?まぁいい、冥土の土産として教えてやるよ。アタシはミレーナ。パラレルワールド四天王の一人であり、フレッド・クルーガーをこの手で抹殺した者だ。」
ガルッチ「お前が………………、フレディを………………殺シタノカ……………。」
永夢「ガルッチ!あの釵は危険です!避けて!!」
ミレーナ「では、死ねぇぇぇぇぇ!!!」
ミレーナと名乗る女性は、二つの釵を投げるも、僕ニハ関係ナカッタ。何故ナラ、ソノ釵ソノモノヲ、タダ見タダケデ、『破壊』シタカラダ。
ミレーナ「なっ!?私の釵を!?」
ガルッチ「…………………殺ス。」
ミレーナ「!?」
エロン「な、何だこの殺気!?」
ゴースト「一体、一体なんなんすか!?此は!?」
『ピシッ!!』
霊夢「なっ!?博麗大結界に、ヒビ!?」
黎斗「まさか、ガルッチ……………。」
ガルッチ「…………紫。」
僕は『例のアレ』を使うために、先ずは紫を呼んだ。
紫「はーい!呼ん……………え!?何で結界が!?」
ガルッチ「紫、俺が言う事をちゃんと聞け。」
紫「え?ちょっと待って、ゆかりん分かんない──────」
ガルッチ「巫山戯てる場合か!!いいから聞け!!聞かなければ、幻想郷は滅びるぞ!!!」
紫「!?」
霊夢「え?」
エロン「何だって!?」
紫「………………分かった。悪ふざけが過ぎたわね。それで、何?」
ガルッチ「俺と彼奴以外の人達を避難させろ。それと追加に、博麗大結界の超強化を急げ。上手く行けば、此処一帯の更地だけで済む。中途半端な強化は許さん。でなければ、幻想郷は消滅する。ホントに幻想郷を愛しているのであれば、気を抜こうとするな。」
紫「……………貴方、まさかそれだけの力を使うってこと?」
ガルッチ「そうだ。俺はフレディを殺した彼奴を、絶望の深淵まで叩き潰したいぐらいなんだ。幻想郷の結界そのものをぶっ壊す威力でぶちかますから、超強化を頼む。」
紫「…………………分かった。人里の皆と、霊夢達を避難させ、結界を強化するわ。」
扇を仰ぐも、紫の声は冷たかった。だが構わない、フレディの仇を打てば、それだけで十分だ。
ガルッチ「頼んだ。」
紫「霊夢!フレディを抱えて、私のスキマに入って!!他の皆も!!」
皆は紫の指示に従い、スキマの中に入って行くも、黎斗は入る寸前、僕を見た。
黎斗「ガルッチ、一つだけ約束しろ。」
ガルッチ「……………………何だ?」
黎斗「お前の大切な人達を、決して悲しませるな。ちゃんと、生きて帰ってこい。」
ガルッチ「……………当たり前だ。フラン達を置いて、くたばるわけにはいかないからな。さぁ、行け。」
黎斗はスキマに入るのを確認し、紫がスキマを閉じたと同時に、僕は精神世界に居る絶望の魔神である、ガイアに話し掛けた。
ガルッチ「(ガイア、『例のアレ』を使う。)」
ガイア『………………分かった。だが約束しろ。『必ず』、生きて帰るぞ。』
ガルッチ「(そのつもりだ。)」
さぁ、今こそ………………混沌の滅びの力を、使うときだ…………。
ミレーナ「(何だ!?何なんだ!?この恐怖は!?あのガキから感じる殺意は何だ!?まさか、彼奴が言ってた事って、この事か!?)」
ガルッチ「『
3人の魔神の名前を唱えたと同時に、黒いオーラが溢れかえり、空まで届きそうな勢いで放っていた。だが、それだけでは終わらない。
僕はクラスカードケースに手を伸ばし、一枚のカードを引いた。
『
かつて僕は、このカードだけは扱いきれなかった。だが、今なら、此奴を扱う資格はある。純粋な憎悪、純粋な絶望。純粋な負の感情。
今こそ、反転し、復讐の大魔神と化す!!
ガルッチ「『オルタナティブ・カオス』!起動!!」
『Loading!Alternative chaos,Set!』
ミレーナ「(ま、拙い…………!でも何故だ!?動けない!?あのガキの殺意のせいで、全く動けない!!!)」
BGM DDFF 『Cantata Mortis』
ガルッチ「『
フレディの死、ミレーナの復讐。小さいものではあるが、僕にとっては、十分な条件。この条件は、ゴーストライダーになるための条件並みのようなもの。
家族、仲間、友達、親友等、大切なものが奪われ、そして奪った相手を見つけた場合により、このフォームに移行できる。どっちかが欠けては駄目だ。そうなれば、強制的に解除されてしまうからだ。
ガルッチ「『
『
詠唱が終わり、カードを叩きつけると同時に、黒い雷が何度も何度も僕に落ちていく。そして…………………。
ガルッチ「うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
僕ハ、化ケ物ト化シタ。
sideChange
-???-
キースside
キース「フフフ………ついにクルーガーが死んだ……!ついにクルーガーが死んだぞ!!!
残念だったな八雲紫!!貴様が信じていたあの男はミレーナによって殺された!!これからは私の時代だ!八雲一家よ、貴様らを始末して私が代わりに幻想郷を支配してやる!!フハハハハハハハハハハハハハハハ───────」
兵士「キース様ァァァァァァ!!!!!!!」
ん?何だ!?人が折角喜んでると言うのに!!
兵士「報告します!フレディ側に居るガルッチが……………、あのガルッチが…………!!!!!」
キース「如何したんだ!」
兵士「兎に角、これを!!」
キース「ん?………………ッ!?」
な、何だと!?これが………………、これが………………!?
キース「此があのガルッチだというのか!?化け物そのものではないか!!!!!」
兵士「おそらく、ミレーナ様がフレディを殺害した事により、彼は膨大な力で仇を討とうとしています。ただ、その力が強大すぎて、下手すれば幻想郷そのものが消えます!!」
キース「なっ!?」
バカな!?いや、ガルッチならやりかねないことだ。奴は人一倍に仲間を思いやる、心優しき生徒だった。クルーガーが息絶えて、仇を取るなんて珍しくもない。
だが幻想郷が消えるだと!?もしそうなれば、幻想郷の支配処ではない!!!クソ、苦肉の策だが、八雲紫!何とかしろ!!!
sideChange
プロトガルッチside
あーあ、だから言ったじゃん。直ぐ逃げろって。あれは死んだな、ミレーナの奴は。
ジェイソン「フレディが死んだ………?嘘だよね………?ねぇ、ガルッチ。フレディが死んだなんて、嘘だよね?」
プロトガルッチ「そう言われてもな…………。もう一人の『僕』が、怒り狂ってる以上、死んだことには変わりないな。」
ジェイソン「そ、そんな…………。嘘だと言ってよ!!フレディは簡単に死ぬヤツじゃないって…………!!」
プロトガルッチ「ジェイソン、僕はフレディが『死んだ』と言っただけで、何も生き返らないとは言ってないぞ。」
ジェイソン「ほ、ホントに!?」
プロトガルッチ「彼奴は、そう簡単にあの世に行くような奴じゃない。今は信じろ、フレディが復活することを。」
ジェイソン「うん、信じるよ。」
さぁ、フレディ。早く蘇ってくれよ。じゃなきゃ、もう一人の『僕』が、幻想郷を滅ぼしちゃうかも。
next episode
因みに、ガルッチの怒り度はLvで表すと9ぐらいです。というかLv4となった時点で、死の覚悟はした方がいい。
まぁ3は相手の精神がぶっ壊れるまでの説教をしますし、1~3は、謝ればそれで収まる。一応ガルッチの家族や友達、仲間達に対してはLv1とLv2だけ使っていて(ガルッチの父親ことフィンはLv3のみ。)、それ以外はLv4~6。Lv7からは稀なのだが、唯一Lv15は未だに誰も見たことがない。
まぁ、Lv7からの条件は、ガルッチの琴線に触れるような行為なので、よっぽどじゃない限り、Lv7からになることはない。
紫「うわー、じゃあ今までガルッチが、私を殺し続けてた怒りのLvって。」
Lv4~6だね。一応、琴線には触れてないから、まだ良い方だけどね。
紫「でも殺されるのね。というか、あの子の琴線には絶対触れたくないわよ!!」
ガルッチ「安心しろ。あんたがよっぽどの奴じゃない限り、Lv7以上にはならないよ。寧ろ、Lv15にさせた奴こそ、流石に同情するよ。」
キース「何故に?」
ガルッチ「いやだって、僕ですら分からないけど、多分アザトースですら恐れる位の顔になるかもしれないんだ。」
フレディ「そこまで!?おいキース、絶対そこまでやるなよ?」
キース「誰がするか!!というか、クルーガーも言えることだろ!!」
フレディ「あ、そうだった。」
ジェイソン「とりあえず、ミレーナに合掌しましょうか。」
キース「そうだな。」
『パンッ!パンッ!』
『ご愁傷様です。』
ミレーナ「解せぬ…………。多分あっちより無残に殺されるんだろうなぁ………。」
ガルッチ「安心しろ。Lv9でも、多分骨は拾ってやる。(ゝω・)b」
ミレーナ「加害者が言う台詞か!?∑(OдO;)」