※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode21 オルタナティブ・カオスモード

-人里の外れ-

 

 

エロンがミレーナと言う女性との戦闘に入った同時刻…………。

 

 

???「貰った!!」

 

ガルッチ「無駄だ!」

 

 

ガルッチは、白いフードコートを着込んだ『新生ⅩⅢ機関』と戦っていた。其奴の手から黒い刃らしきものを使って、ガルッチを攻撃している。

如何してこうなったかというと、この戦いが起こる数分前、ガルッチが買い物に行っていたときだった。

いい野菜を見つけ、手を伸ばそうとしたガルッチだったが、偶然にもそれ目当てで買おうとしていたのが、なんと『新生ⅩⅢ機関』の一人だった。その結果、その野菜を賭けて、勝負する羽目になり、現在に至る。

 

 

???「しかし、願ったり叶ったりのものだな。お前を倒せば、今後の事後処理が楽だ、いい食材で料理できるわの、一石二鳥を狙えるからな。」

 

ガルッチ「まさか人肉とか喰わないよね?」

 

???「訂正させて貰う。そもそも人肉を食うとか、私はそこまで人間性を捨ててないぞ!!ノーバディではあるが、人肉を食べたことなんて、今までないぞ!!」

 

ガルッチ「それじゃあ、女性の処女を────」

 

???「なんでさ!?貴様、私をなんだと─────」

 

ガルッチ「『ときめきクライシス』のバグスターの声優かつFateの初代主人公枠だった英霊の両方を掛け合わせたドンファンノーバディではないのか?」

 

???「いやいや、そもそも彼女すら付き合ったことないんだが………。むしろ私は、男と─────」

 

ガルッチ「ファ!?つまりは────」

 

???「って待て!!何だその顔は!?そしてその紙とペンは何だ!?」

 

ガルッチ「此でレイス達に教えようかと………。」

 

???「なんでさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

が、結局の所カオスとなった。いずれ別の意味で、カオスとなるガルッチでもあった。

 

 

 

数分後………。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガルッチside

 

 

結構メモ書けたな。まさかこのノーバディ、男しか交わったことがなく、しかも受けだとは………。此は嬉しい誤算だったな。参考になったし、後で簪達にメモ渡して、今後のBL同人誌を作って貰わなきゃ。

こっちは百合百合の同人誌でも書くとしよう。

 

 

???「」チーン…………

 

ガルッチ「まぁ、ほっとけばメンタルも回復するし、問題ないか。さて、野菜でも────」

 

 

『prrr,prrr』

 

 

ん?リアクターから通信?連絡者は、永夢か。如何したんだ?

 

 

『ピッ』

 

 

ガルッチ「もしもし、永夢?どうかしたのか?」

 

永夢『ガルッチ!!早く来て!!フレディさんが……………、フレディさんが…………!!!!!!!』

 

 

ん?なんか声的に焦ってる?何があったんだ?

 

 

ガルッチ「おい待て、永夢。フレディがどうかしたのか?」

 

永夢『……………殺された。』

 

ガルッチ「…………………は?」

 

 

フレディが死んだ?え?何言ってるんだ?でも声的に嘘はない……………。

 

 

ガルッチ「……………場所は?」

 

永夢『マップに記載しておいたから、直ぐに来て!!!』

 

ガルッチ「分かった!」

 

 

さて、と。

 

 

ガルッチ「新鮮な野菜はあげる。ちょっと用事が出来たからな。」

 

 

僕は新鮮な野菜を置き、急いで走った。フレディが死んだ?あの不死身、不老不死のフレディが?あり得ない、フレディが死ぬわけがない。

だがその想いは、無残にも打ち砕かれてしまった。そこには……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胸から血を流し、死人として変わり果てていたフレディの姿があった。

 

 

ガルッチ「ッ!!!!!!!」

 

 

嘘だと思いたかった。フレディが死ぬわけがない、そんなことあるわけがない。夢だと思いたい。だがそれでも、フレディは生きては居なかった。

 

 

???「おや?あれが彼奴が言ってた……………。丁度良い、此奴の生気を吸収してやるよ!!」

 

ガルッチ「……………誰だ?」

 

???「誰ってか?まぁいい、冥土の土産として教えてやるよ。アタシはミレーナ。パラレルワールド四天王の一人であり、フレッド・クルーガーをこの手で抹殺した者だ。」

 

ガルッチ「お前が………………、フレディを………………殺シタノカ……………。」

 

永夢「ガルッチ!あの釵は危険です!避けて!!」

 

ミレーナ「では、死ねぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

ミレーナと名乗る女性は、二つの釵を投げるも、僕ニハ関係ナカッタ。何故ナラ、ソノ釵ソノモノヲ、タダ見タダケデ、『破壊』シタカラダ。

 

 

ミレーナ「なっ!?私の釵を!?」

 

ガルッチ「…………………殺ス。」

 

ミレーナ「!?」

 

エロン「な、何だこの殺気!?」

 

ゴースト「一体、一体なんなんすか!?此は!?」

 

 

『ピシッ!!』

 

 

霊夢「なっ!?博麗大結界に、ヒビ!?」

 

黎斗「まさか、ガルッチ……………。」

 

ガルッチ「…………紫。」

 

 

僕は『例のアレ』を使うために、先ずは紫を呼んだ。

 

 

紫「はーい!呼ん……………え!?何で結界が!?」

 

ガルッチ「紫、俺が言う事をちゃんと聞け。」

 

紫「え?ちょっと待って、ゆかりん分かんない──────」

 

ガルッチ「巫山戯てる場合か!!いいから聞け!!聞かなければ、幻想郷は滅びるぞ!!!」

 

紫「!?」

 

霊夢「え?」

 

エロン「何だって!?」

 

紫「………………分かった。悪ふざけが過ぎたわね。それで、何?」

 

ガルッチ「俺と彼奴以外の人達を避難させろ。それと追加に、博麗大結界の超強化を急げ。上手く行けば、此処一帯の更地だけで済む。中途半端な強化は許さん。でなければ、幻想郷は消滅する。ホントに幻想郷を愛しているのであれば、気を抜こうとするな。」

 

紫「……………貴方、まさかそれだけの力を使うってこと?」

 

ガルッチ「そうだ。俺はフレディを殺した彼奴を、絶望の深淵まで叩き潰したいぐらいなんだ。幻想郷の結界そのものをぶっ壊す威力でぶちかますから、超強化を頼む。」

 

紫「…………………分かった。人里の皆と、霊夢達を避難させ、結界を強化するわ。」

 

 

扇を仰ぐも、紫の声は冷たかった。だが構わない、フレディの仇を打てば、それだけで十分だ。

 

 

ガルッチ「頼んだ。」

 

紫「霊夢!フレディを抱えて、私のスキマに入って!!他の皆も!!」

 

 

皆は紫の指示に従い、スキマの中に入って行くも、黎斗は入る寸前、僕を見た。

 

 

黎斗「ガルッチ、一つだけ約束しろ。」

 

ガルッチ「……………………何だ?」

 

黎斗「お前の大切な人達を、決して悲しませるな。ちゃんと、生きて帰ってこい。」

 

ガルッチ「……………当たり前だ。フラン達を置いて、くたばるわけにはいかないからな。さぁ、行け。」

 

 

黎斗はスキマに入るのを確認し、紫がスキマを閉じたと同時に、僕は精神世界に居る絶望の魔神である、ガイアに話し掛けた。

 

 

ガルッチ「(ガイア、『例のアレ』を使う。)」

 

ガイア『………………分かった。だが約束しろ。『必ず』、生きて帰るぞ。』

 

ガルッチ「(そのつもりだ。)」

 

 

さぁ、今こそ………………混沌の滅びの力を、使うときだ…………。

 

 

ミレーナ「(何だ!?何なんだ!?この恐怖は!?あのガキから感じる殺意は何だ!?まさか、彼奴が言ってた事って、この事か!?)」

 

ガルッチ「『Unite Connect(融合接続) in(、) Despair darkness Gaia Evil God(絶望の魔神ディスペア・ダークネス・ガイア),Ruin Brake Hera Evil Goddess(破滅の魔神ルイン・ブレイク・ヘラ),Slaughter Ripper Hades Evil God(殺戮の魔神スローター・リッパー・ハデス).』我が身に宿せ、混沌の力よ。」

 

 

3人の魔神の名前を唱えたと同時に、黒いオーラが溢れかえり、空まで届きそうな勢いで放っていた。だが、それだけでは終わらない。

僕はクラスカードケースに手を伸ばし、一枚のカードを引いた。

 

 

『冠位狂戦士(グランドバーサーカー) デスペラードカオス』

 

 

かつて僕は、このカードだけは扱いきれなかった。だが、今なら、此奴を扱う資格はある。純粋な憎悪、純粋な絶望。純粋な負の感情。

今こそ、反転し、復讐の大魔神と化す!!

 

 

ガルッチ「『オルタナティブ・カオス』!起動!!」

 

 

『Loading!Alternative chaos,Set!』

 

 

ミレーナ「(ま、拙い…………!でも何故だ!?動けない!?あのガキの殺意のせいで、全く動けない!!!)」

 

 

BGM DDFF 『Cantata Mortis』

 

 

ガルッチ「『Lux!(光よ!) Umbra!(闇よ!) Vita!(生よ!) Mors!(死よ!) Concordia!(調和よ!) Chaos!(混沌よ!)

 

 

Chaos, Deus Mortis(死の神カオス、) Spiritus illius producit Mortem.(その魂は死をいざなう。)

 

 

Chaos, Deus Exitii.(破壊の神カオス、) Tenebrae illius devorant omnia.(その闇は全てを飲み込む。)

 

 

In palma Creatoris,(我は憎悪と絶望を司りし者、) proelium aeternum prodit.(その混沌たる力を求めんとする者なり。)』」

 

 

フレディの死、ミレーナの復讐。小さいものではあるが、僕にとっては、十分な条件。この条件は、ゴーストライダーになるための条件並みのようなもの。

家族、仲間、友達、親友等、大切なものが奪われ、そして奪った相手を見つけた場合により、このフォームに移行できる。どっちかが欠けては駄目だ。そうなれば、強制的に解除されてしまうからだ。

 

 

ガルッチ「『Creare rem Ultimam!(我が願いは!) Deletrix Omnium!(友の死の安息!)

 

 

O, Chaos!(カオスよ!) Progenies Belli!(混沌を司る神よ!)

 

 

Corpus incensum tuum fluctuat,(憎悪と絶望、破滅、殺戮を宿した我が身で、) in mari inanitatis.(彼の者の復讐するために。)

 

 

Scitote finem Vestrum fieri,(我が復讐の声が聞こえるのであれば、) in prece sola mortuorum.(どうか今ここで目覚めたまえ。)

 

 

Lux!(光よ!) Umbra!(闇よ!) Vita!(生よ!) Mors!(死よ!) Concordia!(調和よ!) Chaos!(混沌よ!)

 

 

Mors!(目覚めよ!) O, Mors!(眠りから覚めよ!)

 

 

Delete!(奴の希望を!) Delete!(破壊するのだ!)

 

 

O,Chaos, Deus Exitii!(破壊の神カオスよ!)

 

 

Devastate!(復讐するために!) Devastate!(今こそ目覚めよ!)

 

 

Chaos, Deus Mortis!(混沌の神カオスよ!)』

 

 

 

『冠位狂戦士(グランドバーサーカー)』!!!『デスペラードカオス』!!『混沌魔幻召喚(カオスエビル・インストール)』!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

詠唱が終わり、カードを叩きつけると同時に、黒い雷が何度も何度も僕に落ちていく。そして…………………。

 

 

 

 

ガルッチ「うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕ハ、化ケ物ト化シタ。

 

 

sideChange

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-???-

 

 

キースside

 

 

キース「フフフ………ついにクルーガーが死んだ……!ついにクルーガーが死んだぞ!!!

 

残念だったな八雲紫!!貴様が信じていたあの男はミレーナによって殺された!!これからは私の時代だ!八雲一家よ、貴様らを始末して私が代わりに幻想郷を支配してやる!!フハハハハハハハハハハハハハハハ───────」

 

兵士「キース様ァァァァァァ!!!!!!!」

 

 

ん?何だ!?人が折角喜んでると言うのに!!

 

 

兵士「報告します!フレディ側に居るガルッチが……………、あのガルッチが…………!!!!!」

 

キース「如何したんだ!」

 

兵士「兎に角、これを!!」

 

キース「ん?………………ッ!?」

 

 

な、何だと!?これが………………、これが………………!?

 

 

キース「此があのガルッチだというのか!?化け物そのものではないか!!!!!」

 

兵士「おそらく、ミレーナ様がフレディを殺害した事により、彼は膨大な力で仇を討とうとしています。ただ、その力が強大すぎて、下手すれば幻想郷そのものが消えます!!」

 

キース「なっ!?」

 

 

バカな!?いや、ガルッチならやりかねないことだ。奴は人一倍に仲間を思いやる、心優しき生徒だった。クルーガーが息絶えて、仇を取るなんて珍しくもない。

だが幻想郷が消えるだと!?もしそうなれば、幻想郷の支配処ではない!!!クソ、苦肉の策だが、八雲紫!何とかしろ!!!

 

 

sideChange

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロトガルッチside

 

 

あーあ、だから言ったじゃん。直ぐ逃げろって。あれは死んだな、ミレーナの奴は。

 

 

ジェイソン「フレディが死んだ………?嘘だよね………?ねぇ、ガルッチ。フレディが死んだなんて、嘘だよね?」

 

プロトガルッチ「そう言われてもな…………。もう一人の『僕』が、怒り狂ってる以上、死んだことには変わりないな。」

 

ジェイソン「そ、そんな…………。嘘だと言ってよ!!フレディは簡単に死ぬヤツじゃないって…………!!」

 

プロトガルッチ「ジェイソン、僕はフレディが『死んだ』と言っただけで、何も生き返らないとは言ってないぞ。」

 

ジェイソン「ほ、ホントに!?」

 

プロトガルッチ「彼奴は、そう簡単にあの世に行くような奴じゃない。今は信じろ、フレディが復活することを。」

 

ジェイソン「うん、信じるよ。」

 

 

さぁ、フレディ。早く蘇ってくれよ。じゃなきゃ、もう一人の『僕』が、幻想郷を滅ぼしちゃうかも。

 

 

 

next episode




因みに、ガルッチの怒り度はLvで表すと9ぐらいです。というかLv4となった時点で、死の覚悟はした方がいい。

まぁ3は相手の精神がぶっ壊れるまでの説教をしますし、1~3は、謝ればそれで収まる。一応ガルッチの家族や友達、仲間達に対してはLv1とLv2だけ使っていて(ガルッチの父親ことフィンはLv3のみ。)、それ以外はLv4~6。Lv7からは稀なのだが、唯一Lv15は未だに誰も見たことがない。
まぁ、Lv7からの条件は、ガルッチの琴線に触れるような行為なので、よっぽどじゃない限り、Lv7からになることはない。


紫「うわー、じゃあ今までガルッチが、私を殺し続けてた怒りのLvって。」


Lv4~6だね。一応、琴線には触れてないから、まだ良い方だけどね。


紫「でも殺されるのね。というか、あの子の琴線には絶対触れたくないわよ!!」

ガルッチ「安心しろ。あんたがよっぽどの奴じゃない限り、Lv7以上にはならないよ。寧ろ、Lv15にさせた奴こそ、流石に同情するよ。」

キース「何故に?」

ガルッチ「いやだって、僕ですら分からないけど、多分アザトースですら恐れる位の顔になるかもしれないんだ。」

フレディ「そこまで!?おいキース、絶対そこまでやるなよ?」

キース「誰がするか!!というか、クルーガーも言えることだろ!!」

フレディ「あ、そうだった。」

ジェイソン「とりあえず、ミレーナに合掌しましょうか。」

キース「そうだな。」


『パンッ!パンッ!』


『ご愁傷様です。』

ミレーナ「解せぬ…………。多分あっちより無残に殺されるんだろうなぁ………。」

ガルッチ「安心しろ。Lv9でも、多分骨は拾ってやる。(ゝω・)b」

ミレーナ「加害者が言う台詞か!?∑(OдO;)」
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