Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
episode245 ラクト、子ガル、再会
ーセントラルエリアー
艦娘演習が終わってから数日後、エデン達を含めたファンタジア英雄はセントラルエリア中央にある城に集合し、会議を始めた。
茂茂「皆、集まったな?今回君達を呼び出したのは他でもない。最も、ガルッチ達なら既に分かると思うが───────」
エデン「新生ⅩⅢ機関が遂に動き出した、だろ?」
茂茂「そうだ。ファンタシースターエリアで見張りをやってた者が言うに、6人のメンバーに加えて、奴らの部下と思わしき奴らが全エリアに襲撃してる。」
悠「奴らの狙いは?」
エデン「単純だ。この世界諸共滅ぼすこと。いや、ここだけじゃない。あらゆる全ての世界を滅ぼそうとしている。
厄介なことに、我々の世界の方では『次元史上最大最悪の絶望的な悪夢事件』を起こそうとしてる『江ノ島盾子』に加えて、一昨日英竜お姉ちゃんの情報によると、僕のオルタ『エデンオルタ』は『仮面ライダーエボル』という力を得て、怪獣娘達を圧倒したらしい。」
ケロロ「ガルッチ殿の、オルタが!?」
ヤッ太郎「なんでこう、面倒事が増えるんだ…………!?」
王元姫「江ノ島盾子はともかく、そいつは今どうしてるの?」
エデン「残念ながら、まだ足取りがでない。だが、どっちにしろ今は新生ⅩⅢ機関の奴らを優先した方がいい。」
メサイア「だが、一度帰って行った方がいいんじゃないのか?黎斗たちに任せた方が───────」
エデン「そうだけど…………、そうだけど………!!」
永夢「メサイアさんの言うとおりです。このところガルッチさんは、どこか無茶をしている様子です。」
黎斗「ガルッチ、焦る気持ちは分かる。だが、今はこの世界から出て、休んだ方がいい。」
エデン「でもそれだと───────」
「ガルッチさん、ここにいたのですか。」
突如懐かしい声が聞こえ、エデンはその声がする方を向くと、子ガルとラクトが会議室に入ってきた。
エデン「子ガル!?ラクト!?何でこんなところに!?ってかどこにいたの!?」
子ガル「ラクト姉さんが、よりにもよって遭難してしまったようで………。」
エデン「おい………。」
ラクト「それより、キャラのことで───────」
エデン「!? 彼奴、生きていたのか!?」
ラクト「え?」
エデン「え?」
フラン「えっとね、ラクトちゃん。もう、キャラは死んだよ?」
ラクト「え?死んだ?そ、そうなの?」
どうやらラクトと子ガルは、遭難してしまったせいか、時間差ボケが発生してしまい、キャラは死んだことすら知らなかったようだ。最も、エデンの変化(精神面+能力面)も気が付いていないようだが。
ラクト「ってそれはいいとして、大変よ!!このエリアに大変な奴らが!!」
エデン「まず、ラクト。すこしクールダウンしろ。今会議中だし、そのことで話をしてるとこだから。」
銀時「おい、そいつら何者だ?」
エデン「此奴はラクト。平行世界の僕なんだが、性癖や性格が色々とヤバい。というか、自分姦とか平然とやってくる………。」
ラクト「えへへ~、それほどでも~………。」
エデン「褒めてない。んで、この子は子ガル。本来ならこの子が『ラーク・バスター・ガルッチ』になるはずだった子だ。」
茂茂「本来なら?」
エデン「そ。けど僕が憑依転生させちゃったせいで、『ガルッチ』は僕になったって訳。」
子ガル「まぁ、大変だったけどね。この人が犯されてる精神を何とかするのって………。」
メサイア「憑依って………。」
子ガル「それより状況が読めないのですが、何の会議しているのですか?」
リリカ「(………現代の『リリカ』さんは気づいているのでしょうか?)」
メサイア達はすぐさま、ワールド・フロンティアに起こっていることを、子ガルとラクトに話した。
子ガル「ガルッチ兄さん?貴方どんだけ災いの種をばらまいているんですか?よりにもよって、史上最悪の『オルタ』をうみだすとか。」
エデン「面目ない………。」
メサイア「とはいえ、ガルッチ。話を戻すが、一度元の世界に戻った方がいい。」
エデン「ちょ、メサイアまで!?」
ヤッ太郎「こいしが言うに、お前ホームシックっていうじゃねえか。」
エデン「こいし?」
こいし「テヘペロ☆」
『グニー』
エデン「なんでそんなこと言うの!?僕は大丈夫だって言ったじゃんか!?」
こいし「だってぇ、ほっとけなかったんだもん!!たとえ大丈夫でも、お兄ちゃんの精神は確実にボロボロになってるし、たまにはって思って~!!」
エデンはこいしの耳を引っ張りながら怒るが、子ガルはこう言った。
子ガル「兄さん?一度フィンとエアの家に帰った方がいいかと。」
エデン「ハァ!?親父の実家に!?何で俺があそこに帰らなきゃいけねえんだよ!!ふざけんな!!」
全員『(なんかスゲェ拒絶しまくってる………。)』
リリカ「あの、なぜそこまで毛嫌いを?」
エデン「決まってるだろ!!あのクソ親父、昔俺と兄さんを奴隷として売ろうとしてたんだぞ!?死んでもあの野郎のとこには戻りたくねえよ!!!」
ゴジラ『そういえばそんな時あったなぁ………。』
ストリングス『すごい根深い………。』
子ガル「とにかく、一度帰って顔ぐらい見せておいてください。こっちはこっちで、何とかしますので。」
エデン「断る!!奴隷を売るようなクソ親父なんざ、ぜってぇ許せねえよ!!」
黎斗「………デジャブを感じるのは、気のせいだろうか?九条貴利矢。」
貴利矢「寧ろ、そこまで嫌ってるガルッチを、初めて見たぜ…………。」
子ガル「あと兄さん、フィンさんが連絡してきたとき、決まっていないって言ってましたよね?言い訳してるこっちの身にもなってください!!」
エデン「んなこと言われたって、俺は親父に会いたくねえんだよ!!!」
ー???ー
一方、ヴァルハラは…………。
ヴァルハラ「グフゥ!?」
TOAA「如何した?」
ノア「ヴァルハラ様、如何なさいましたか?」
ヴァルハラ「何故だろう。他の父のはずなのに、ガルッチに対しての恨み言一言が、私をグサグサと…………。」
ノア「…………何があったんだ、ガルッチ。」
ーセントラルエリアー
エデン「とにかく、俺は帰る気さらさらねえ!!」
両津「駄々っ子か!?少しは落ち着け!!」
リリカ「ガルッチさん。」
エデン「何、まさかとは思うがリリカまで───────」
リリカ「お願いします。」←満面の笑み
流石にリリカの笑顔でエデンは黙り込み、迷い始めた。
エデン「け、けどリリカ。あの野郎は───────」
リリカ「彼がやったことは許せないのは分かります。ですが、仲違いのまま終わるのは、あまりにも酷すぎます………。
もう一度、話し合った方がいいと思います。」
エデン「ッ!………けど、けど───────」
リリカ「お願いです。もう一度、お父様と話し合ってください。」
押されに押されてしまったエデンは、滅茶苦茶葛藤しまくり、そして…………。
エデン「……………ゼロノス。」
ゼロノス『言いたいことは分かった。ゲートは既に、会議室に出しておいた。そこから帰れる。』
エデン「ああ。」
ラクト「って事は───────」
エデン「仕方ねえから、親父のとこに帰ってやるか。」
ソニック「どれだけその親が嫌いなんだよ…………。一体何かあったのか?」
両津「わしも親父は嫌いだが、あそこまで毛嫌いしたことは多分ないと思うな……。」
カービィ「それをリリカさんの説得に応じるなんて………。大丈夫かな?」
エデン「んじゃあ、暫く実家に帰るんで、メサイア。子ガルとラクトの事、頼んだ。フラン、こいし、イリヤ。」
エデンはゼロノスが開いたゲートの中に入り、フラン達も後を追った後、ゲートは閉じていった。
子ガル「それじゃあ、途中参加ですけど、会議に参加します。不束者ですが、よろしくお願いします。」
ーエデン達の家ー
エデンside
はぁ、気に食わねえけど、親父のとこに帰るしかねえか。まぁ、母さんと一緒に暮らしてるだろうと思うが、なんかなぁ………。
エデン「あ。」
フラン「如何したの?」
エデン「家、燃やしたんだった。」
あーでも、親父と母さん生き返ってしばらく経ってるから、流石に家も戻ってるかな?なんかスッゲー帰りたくねえ……。
ゴモラ「ガルッチさん?どこへ行くのですか?」
エデン「ああ、ちょいと実家にね。」
ホント、ムカつくほど帰りたくねえ………。ホームシックだとしても、ホントに帰りたくないなぁ………。
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12期ed KINGDOM HEARTS 0,2 Birth by Sleep op 『光 ray of hope mix』