Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ーエデンの実家ー ー昼ノ刻ー
エデンside
あーもー、最悪だよ……。何でよりにもよってクソ親父に抱き着かれるんだよ。というか洋風のせいか落ち着かねえ………。
まぁ派手すぎる和風も嫌だけど、なんなんだ?床は大理石っぽいし、所々にダイヤっぽいのもついてるし、一体どうしたらこうなるんだよ………。
エア「お帰りなさい、ガルッチ。帰ってくるなら連絡ぐらいしてくれたっていいのに……。」
エデン「あのなぁ母さん、あの出来事で根に持ってなかったら、連絡ぐらいしてたよ?」
ルッチ「相当昔のはずなのに、思ってた以上に根深かったんだ………。」
レミリア「ガルッチ、流石に水に流してあげたらどうなの………?」
エデン「駄目だ。」
フィン「(´・ω・`)」
さとり「もう根深い話どころか、トラウマの一種なのでは?」
何故にトラウマが出てくるんだよ。ってそれはいいとしてだ。
エデン「取り敢えず、クソ親父。これだけは聞きたい。今一番疑問に思ってることがあるんだ。」
フィン「何!?(゚∀゚)」
エデン「気味の悪い顔するな、クソ親父。」
フィン「ウチの息子が辛辣………。」
エア「まぁまぁ、それで何かしら?言いたいことが大体分かるけど。」
エデン「んじゃあ遠慮なく言わせてもらうが、なんだこの大豪邸!?いつこの家が復活した!?何故洋風!?和風はないのか!?というか、大豪邸にするほどの資金はどこから手に入れた!?」
ルビー『途中なんかおかしくありません!?』
ルッチ「そういえばガルッチ、和風派だったね…………。」
フィン「えーっと、まずこの大豪邸………ね?その前にまず、資金だけど…………『宝くじ』で当たった。」
…………え?『宝くじ』で?いやいや、それでもこの大豪邸にはならんだろ!?
フィン「まぁそれだけじゃなく、『宝くじ』で当たったお金は、そのまま株に投資して増やしたり、カジノで『jackpot』当てたり………。」
エデン「おいクソ親父!?何カジノ行ってんだ!?傭兵如何した!?ってか兄さん達、何故止めなかった!?」
ルッチ「えーっと、その時の僕、レアの修行の様子見てただけだし………。」
エデン「あ、そうだったな………。」
エア「わ、私は魔法の研究で………。」
エデン「ちょっと母さん?何故僕の方に見ないんだ?ってか、何の魔法の研究してたんだ?」
フラン「あ、これ怒ってる………。」
フィン「あとトレジャーハンターで、宝探しして金銀財宝秘宝手に入れた後株とかカジノに───────」
エデン「だからクソ親父!!!傭兵如何した!?本職すっ飛ばして何やってんだ!?」
フィン「勿論やってるよ?」
やってんのかよ!?なんで傭兵の仕事より、娯楽や冒険の方が稼ぎがいいんだよ!?
フィン「それで、最終的に資金の単位が『不可数』まで稼いじゃった。」
切嗣「うん、改めて聞くと、馬鹿じゃないかって思えるほどの資金だよ。」
エデン「ホントにな!?馬鹿じゃねえのクソ親父!?その繰り返しで資金単位が『不可数』って、おかしいだろ!?星どころか、宇宙そのもの買えちゃいそうな単位だよ!?」
ルッチ「それで、贅沢しようと焼け野原だった家が大豪邸に変えて、現在に至ると。」
エデン「親父の黄金律ランクはEXか!?だったら昔、なんで俺と兄さんを奴隷として売ろうとした!?」
フィン「いや、あの時言ったよね!?修行させようと、他の人に預けようって!?表向きは人身売買で───────」
エデン「それを怒って言ってるだろうが!!!そもそも───────」
~しばらくして………~
エデン「ぜぇ…………、ぜぇ…………。」
ストリングス『エデン、一応いうけど君、ゲーム病患者だからね?』
そうだった。クソ親父に対しての怒りと謎のホームシックとかで、すっかり忘れてた…………。しかも、叫び過ぎて疲れた………。
ルッチ「あー、ガルッチ?落ち着いた?」
エデン「兄さん………、冷たいお茶………、頼む。」
まぁ、とりあえずこの豪邸の謎は解けた。というかクソ親父、何賭博やってんだよ。気でも狂ったかって思った…………ちょっと待て?
エデン「おい、親父………。一応、聞くけどさ………。」
フィン「な、何?」
エデン「俺んとこの、資金の単位が『毘薩羅』なんだが………、何か知ってる…………?」
フィン「あー、其れ俺が少しずつガルッチにも分け与えようかなって思って、少しずつこっそりとガルッチの預金を増やしていてな。」
エデン「親父の仕業か!!!!!!」
どおりでなんかすげえ増えてるなぁと思ったら、クソ親父が稼いだ金かよ!?
畜生、一体あの苦労は何だったんだ!?僕やお姉ちゃん、息子たちが汗水たらして稼いできたお金が、親父のお金で埋もれちまったじゃねえか!!!
おかげで食費がだいぶ楽になりましたよ本当にありがとうございます!!」
イリヤ「お兄ちゃん、心がダダ漏れになっちゃったよ?」
さとり「思ってた以上に、大変だったようですね…………。」
フィン「そうかそうか、振り込んどいてよかった………!!」
エデン「何喜んでんだ、クソ親父!?」
エア「まぁまぁ、いいじゃないの。またこうして、家族一緒になれたんだから。」
エデン「むぅ………。//////」
なんか、釈然としねえなぁ………。
ルッチ「はい、冷たいお茶。」
エデン「ありがと。」
ルッチ「でも、何でこっちに来てくれたの?珍しく。」
エデン「………色々とね、あったんだよ。それと、母さん。暫くここに居させてくれないか?」
エア「勿論よ!!丁度貴方用のお部屋があるわよ。ルッチ、案内してあげて?」
ルッチ「分かった。」
エア「貴方達の部屋も用意してあるわ、案内してあげるからついてきて。」
妻3人『はーい!』
ハハハ、あんなにも帰りたくなかったのに、ホームシックで帰らなくなってしまった自分を恨みてえよ………。
あのクソ親父、本職真面目にやれよ…………!!
ーエデンの部屋ー
『ガチャ』
ルッチ「ここだよ。」
エデン「え…………?」
案内された部屋の中に入ると、まるで別空間に入ったのかと思ってしまうほど、場違いすぎる豪華な和風の部屋に見とれてしまった。
エデン「ほ、ホントに、僕の部屋?」
ルッチ「うん。もし君が帰ってきたときの為に、ここだけ和風な部屋にしておいたんだ。」
エデン「……………。」
ルッチ「ガルッチ?もしかして、気に入らなかった?」
エデン「んなわけ………ないだろ、兄さん………。気に入り過ぎて…………、泣きたくなるじゃんか……………。」
ルッチ「そっか………。そうだ、ガルッチ。帰ってきたんだから、旅先で色々と教えてくれない?」
エデン「う、うん……。辛い話も含まれるけど、いい?」
ルッチ「うん。」
その後、僕は兄さんに未来と共に旅をしてきたこととか、『データ世界』でいろんな世界に巡ったことなど、全部話し終えるまで夕暮れになるまでいっぱい話した。
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