Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー幻想郷エリア付近ー
アサ子「申し上げます、マスター殿。」
イリヤ「どうだった?」
アサ子「予想していた以上に、天使だけでなく、悪魔が多数存在していました。その内、組織のメンバーらしき人物も確認しています。」
イリヤ「ありがと。」
報告を告げた百貌のハサンことアサ子は、そのまま消え、エデン達に向く。
エデン「このエリアのどこかに、『新生XIII機関』のメンバーが潜んでいるって事か。」
フラン「どちらにしても、このエリアを奪還するよ。」
こいし「違う世界と言えど、この『幻想郷』は、私達の故郷でもあるんだから。」
イリヤ「うん、何とかして取り返すよ。」
エデン「………んじゃあ、天使と悪魔の虐殺、始めるか。幻想郷エリアを、取り戻すために。」
ー幻想郷エリアー
エデン達がエリアに突入し、目の前にいた天使たちを無残に殺し始め、多くの天使と悪魔が急いで現場に向かう。
(因みに、天使の喋るときは〖〗で、悪魔の喋るときは≪≫になります。)
≪おい、エグイ殺され方してるぞ!?≫
〖ファンタジア軍にしては、過激すぎますね。ここまで無残に殺すなんて………。〗
≪っとなると侵入者か。やっぱり天使は信用ならねえな。≫
〖なっ!?そういうあなたは、前に犬に追い回されていたではありませんか!!〗
≪おまっ!?≫
≪隊長ぉ、犬に追いかけまわされるとか恥ずかしくないんですかぁ?≫
〖ぷぷぷっwwww、悪魔としては、みっともないですね。wwww〗
≪き、貴様は如何なんだ!?俺知ってるぞ、ピーマンやパプリカ、しかもニンジンを残してるって聞いたぞ!!≫
〖ちょ!?〗
〖隊長……、貴方は子供ですか?好き嫌い残さず食べなさいって言ってるでしょ?〗
〖悪魔の隊長さん、その話kwsk。〗
≪全く、肉だの魚だの野菜だの、ちゃんと栄養バランスよく食えって。宗教の教えなんざ囚われてたら、不健康な体になっても知らんぞ。≫
≪オカンだ。≫
≪誰がオカンだ!?≫
〖不健康とは何ですか!?不健康って!!〗
『ワーギャー!!ワーギャー!!』
エデン「………何だこの会話。というかあの天使、残さず食べろよ………。」
イリヤ「突っ込むとこそこ?って言いたいけど、その通りよね……。」
ルビー『念のために万能翻訳魔法を使って、どんな内容なのか聞いてみましたが………何ですかこの会話。』
フラン「どうする?襲う?」
こいし「無視していきたいけど、この先が人里っぽいしね。人質が居ないかどうかが気になるところだけど………。」
エデン「………偏見ではあるが、流石に人質を取ることはないんじゃないかな?殺しはするだろうが、人質を取ってまですることはないと思いたいが………。」
ルビー『殺しは良いんですか………。人質はダメで、殺しがいいって、ガルッチさんの常識狂っていますね。』
エデン「狂って悪かったな。」
≪ともかく、侵入者を探すぞ!!≫
〖同感ですね、ですがどこにいるのでしょうか?〗
〖侵入者の目的さえ分かればいいのですが、ファンタジア軍の関係者であるならば、狙いはサージ様かと。〗
≪ばっ!?おい、もし聞かれたらどうするんだ!?≫
〖あ、口が滑っちゃった。〗
〖そういえば、スベスベになるような食べ物食べてばっかだからな此奴。口も滑るようになったんじゃないかな?〗
〖何だそれ!?私はそんなに口滑らないぞ!!このエリアを解放するには、サージ様を追い出さない限り出ていかないなんて、絶対に言わないぞ!!!〗
エデン「………馬鹿だ。」
フラン「情報漏らしちゃったね。」
こいし「わざとかな?」
イリヤ「もう、殺しちゃう?」
ルビー『………やっちゃいましょうか。』
4人『賛成。』
天使たちと悪魔たちの会話を聞いたエデン達は、早速行動を移し始める。まずイリヤは『ジャック・ザ・リッパー』を呼び出し、『
〖? 霧?〗
≪警戒しろ!!侵入者の特技───────≫
〖ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!〗
〖か、身体が………、溶け始めてる!?〗
≪チッ、何処だ!?侵入者はどこから───────≫
「此よりは地獄。」
〖!?〗
「私達は………、炎!雨!力!殺戮をここに………!!」
≪おのれ………、侵入者はどこから───────≫
「『
最大限まで警戒していたものの、ジャックの宝具が発動し、1名の天使は餌食となり無残な死体になってしまう。
それに続くかのように、エデン達も奇襲し、誰一人残さず天使と悪魔を虐殺していった。
ジャック「お母さん、褒めて褒めて!!」
イリヤ「よくやったね、ジャックちゃん。」
ゴジラ『………改めて思うが、ジャック・ザ・リッパーの姿がこの子だと思いたくないな。何処からどう見ても、幼い女の子だし………。』
ストリングス『まぁ、そもそも『ジャック・ザ・リッパー』は本名って訳じゃないし、どっちかと言えば偽名だもんね……。
正体を知ろうとしてたけど、よりによってこれだけはって阿頼耶識に妨害されて記憶も曖昧だし………。』
エデン「お二人さん。会話中で悪いが、先進むぞ。集中出来なくなるから。」
ゴジラ『了解。』
ストリングス『分かりました。』
ルビー『この先に、恐らく天使が言っていたサージも人里にいるのかもしれません。気を引き締めて行きましょう。』
エデン「分かってる。慢心なんてしてる時間もないしな。」
ー幻想郷エリア 人里ー
人里に侵入すると同時に、大量の天使と悪魔が待ち構えていて、4人に襲い掛かる。が、それでも返り討ちにあってしまい、中には上級天使や悪魔もいたにもかかわらず、エデン達はその者らも瞬殺していった。
そして………。
「ほう?まさか4人だけで彼奴らを殺しちまうとは、随分な実力者が居たもんだなぁ。」
橋の上に、太刀のようなものを持った白いコートの人物が待ち構えていた。
エデン「お前が新生XIII機関のメンバーか?」
「もちろんだ。ファンタジア軍の誰かが来ると思っていたが、まさかの本命とはな。安心しな、人質なんざ何処にもいねえ。」
エデン「そいつはありがたい、おかげで好きなだけ暴れられるからな。貴様を殺せるっていうおまけ付きでな。」
「ハハハハ!!此奴は面白れぇ、他の奴らより楽しめそうだ!!正直俺も退屈で死にそうだったところだ。こんなチンケな村で釣りしても、つまらねえからよ。
エドロポリスエリアを陥落させたら、思いっきり釣りたかったってのに。」
エデン「釣リ好きだったのか。こんな状況じゃなければよかったが………、悪く思うな?他人の世界と言えど、『幻想郷』は俺達の故郷でもあるからな。
殺してでも、取り返すから。」
「いいねいいね、その目ェェ!!気に入った……!っと。まずは名乗らせてやるぜ、俺は『新生XIII機関』のメンバーの一人!!
No.Ⅵの『サージ』だ!!とことん殺り合おうじゃねえか!!!」
ここで、幻想郷エリア奪還の為、エデン達はNo.Ⅵのサージと戦うことになった。
エデン「フラン、こいし、イリヤ。気を引き締めろよ!!!」
フラン「言われなくても!!」
こいし「そのつもりよ!!」
イリヤ「この幻想郷、返してもらうよ!!」
next episode