※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode266 友の心を治療

ーセントラルエリア 会議室ー

 

 

ゴジラside

 

 

ウボ=サスラ『全テ、喰ラウ………。ヒトモ、動物モ、生キテル物モ、死ンデイル物モ、全テ…………食ラオウ………。』

 

ニャルさん「うーん、確かに彼奴の言うとおり壊しまくったっぽいけど、これぐらいなら治せるわね。」

 

 

ニャルはそう言うが………しかし、ウボ=サスラ様を治療すると言ったって、どう治せと言うのだ?奴の身体は、肉の塊と言っていいほどの身体に変わり果ててる。

 

ニャルに作戦があるとでも言うのか?

 

 

ゴジラ「どうやってなんだ?」

 

ニャルさん「『ドクターマインドXXXX』はね、よっぽど心が壊れていない限り、元の性格に戻せるし、私達の攻撃は、相手が持つ猛毒、病原体などを浄化させることが出来るの。」

 

ストリングス「ということは………。」

 

ニャルさん「そう、兎に角攻撃し続ければ、いずれ元の姿に戻るはず。その後『キメワザ』を使えば、壊れた精神を治すことが出来るはずよ。」

 

黎斗『私としては気に食わんのだがなぁ?しかも『ドクターマイティXX』よりも上とか、どういう了見だ?』

 

貴利矢『おい神、そこまで言うなら作ればいいじゃねえか。』

 

黎斗『( ゚д゚)!』

 

 

おい、その手があったかみたいな顔をするな。最も、医療系のゲームを作ってくれるかどうか───────

 

 

黎斗『ならばぁ、すぐさま作ってやろう!!!あ、その前に医療関係の本を借りなくては………。』

 

貴利矢『いやお前の中の人は薬剤師だろ───────』

 

黎斗『中の人言うなぁァァァァァァ!!!!!!』

 

 

メタイぞ、貴利矢。とはいえ、攻撃力の代わりに、回復力で倒すとは斬新だな。まぁ、相手が相手だから仕方あるまいか。

 

 

ゴジラ「兎に角、奴の治療を始めるとするか。」

 

ストリングス「そうですね。ウボ=サスラも、こんな姿でいたくないって思っていますし。」

 

ニャルさん「それでは今から、ウボ=サスラ様の治療を開始する。」

 

 

というか、攻撃するだけで治せるって、最早医療学全てに喧嘩を売ってるようなものではないか?

 

いや、ゲームで治療すると言うのもどうかとは思うが、もうスケール大きくなってないか?その内ゲームだけで、手術するような病院出来たら末期だぞ?

 

 

エデン『ゴジラ。それ言っちゃ『仮面ライダーエグゼイド』が成り立たんだろ。ゲーム病治せるの、彼らだけだろ。』

 

 

って聞こえたのか。離れているというのに、考えることが分かるというのか………。

 

 

エデン『かもな。取り敢えず、僕はリリカを救うから、ゴジラ達はウボ=サスラ様をお願い。』

 

 

了解。さて、流石に彼も待ちきれなさそうだな…………。

 

 

ゴジラ「歯ァ食いしばりやがりな、ウボ=サスラ様。結構な荒療治になっちまうから、死ぬほどの痛みがこようが我慢してくれよ…………!!」

 

ウボ=サスラ『ウガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!』

 

 

奴が吠えると同時に無数に近い程の肉片を飛ばし、そこから落とし子達を生み出し襲いかかってきた。

 

俺達はすぐに行動を起こし、襲いかかってくる落とし子共を攻撃する。途端に奴の身体に異変が起こり、全身から煙が出た後、そのまま溶けていき、跡形もなくなくなっちまった。

 

 

ゴジラ「………此奴はすげぇな。」

 

ニャルさん「ゴジラ、前!!」

 

ゴジラ「オラァ!!」

 

『■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!』

 

 

ちっ、3人だけじゃきりがねえか。どうにかしねぇと───────

 

 

魔神セイバー「『絶剱・無穹三段』!!」

 

 

うわ、無数にいたはずの落とし子を、あんな速さで片付いたとか………。

 

 

魔神セイバー「此奴らの相手は私がやる!先を急げ!!」

 

ストリングス「すみません、沖田さん!!」

 

ニャルさん「急ごう、ゴジラ!!」

 

ゴジラ「無茶は許さんぞ………!」

 

王元姫「魔神さん、私も手伝います!!」

 

魔神セイバー「かたじけない。」

 

 

落とし子共は彼女達に任せ、俺達はウボ=サスラ様の本格治療を開始する。あらゆる部分に攻撃すると同時に煙が吹き出し、徐々に肉体が萎縮しようとしている。

 

しかし、どういう訳か萎縮したはずの部分からまた膨張し始めてきた。

 

 

何度も何度も攻撃したり、切断などしても、元の大きさに戻っていく。

 

 

ゴジラ「チッ、めんどくせぇことを………!」

 

ストリングス「どこか、増幅装置のような器官があるはずです!!それを引っこ抜けば!!!」

 

ゴジラ「それらしき奴なんざ、ぜってぇ内部に隠されて───────」

 

子ガル「壊れろ。『ギャラクティック・ブレイジング』!!」

 

 

ッ!?あの技、一体どこから…………!?しかも当たった先って、機械みたいなもの?いつの間に、見破ったんだ?

 

 

ストリングス「こ、子ガルさん!?そ、その技ってアズリエルの………!何故貴方が!?」

 

子ガル「…………その前に、今なら治せるはずだよ。こっちはこっちで、何とかするから。」

 

ゴジラ「……………なんか隠してるような気がするが、今はウボ=サスラ様の治療が先だ!!」

 

 

sidechange

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ガルside

 

 

………不味い。いよいよって言っていいほど、魔力が昂り始めてる。ちょくちょく魔力を消費させたりしているけど、それも追いつかなくなり始めてる………。

 

 

きっと、元の姿に戻り始めようとしてるのかもしれない。僕の、前世の姿に………。『■■■■■・■■■■■■』という、元の姿に………。

 

 

 

戻りたくない…………!!あの姿に成ったら、きっと僕は、僕を見失ってしまう………!思い出も、家族も、何もかも消えてなくなっちゃう………!

 

そんなの、僕は嫌だよ……!あの頃に戻りたくない……!戻りたくなんかない!!!あんな力、あんな力なんて、なければいいのに!!!

 

 

僕は、僕は………、『■■■■■(僕)』じゃない………!お願いだから………、戻らないで………。

 

 

これ以上僕を、苦しめないで……………。

 

 

 

 

…………助けて(殺して)、誰か…………『ガルッチ(僕)』のままでいられるうちに、助けて(殺して)よ……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰か……………、この苦しみに……………気づいてよ……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sidechange

 

 

ゴジラside

 

 

ゴジラ「もう少しで、元の姿に戻れそうだな。」

 

 

攻撃しているうちに、ウボ=サスラ様の姿が戻ってきている。肉の塊だった部分も、すっかり消えてなくなり、代わりに妖艶な体つきをした男の身体になっていく。

 

記憶が確かならば、そこまで妖艶ではなかった気がするが…………。

 

 

ウボ=サスラ『アぁぁぁ………。うぁぁァァァ……………。』

 

ゴジラ「最後の1発、受け取りなっ!!!」

 

 

ともかくこれでしまいだと言わんばかりに、ウボ=サスラ様の腹部と思わしきところに殴りつけ、壁にまでめり込む。

 

煙の代わりに、股から白濁液が出たが…………気のせいだと思っておこう。

 

 

ストリングス「仕上げです!!ニャルさん!!」

 

ニャルさん「はいよ!!」

 

 

【ガシャコンキースラッシャー!!】

 

 

ニャルさん「フィニッシュは必殺技で決まりよ!!」

 

 

【【【【ガッシューン…………。】】】】

 

 

【【【【ガッシャット!!キメワザ!】】】】

 

 

【【【【ドクターマインドクリティカルフィニッシュ!!】】】】

 

 

ニャルがトリガーを引くと同時に虹色の閃光が放たれ、ウボ=サスラ様に直撃。そのまま倒れ込み、寝息を立てていた。

 

 

ゴジラ【治療終了、お疲れ様だな。】

 

ニャルさん【イェーイ!!】

 

ストリングス【良くなることを、祈ります。】

 

エデン【取り敢えず、お大事に。】

 

 

ゴジラ「なんだその音声。」

 

ストリングス「いつの間にそのような機能を?」

 

ニャルさん「テヘペロ。」

 

 

……………ともかくこれで、ウボ=サスラ様も無事戻ったと思いたいものですな。

 

 

魔神セイバー「みんな、こっちも終わったぞ。」

 

ゴジラ「お疲れ様だな。セイバー。」

 

王元姫「ねぇ、少しいいかしら?」

 

ゴジラ「なんだ?」

 

王元姫「私達を、ガルッチさんの元にワープさせてくれないかしら?」

 

 

……………は?

 

 

ストリングス「なんて言った?」

 

マシュ「ですから、私達をガルッチさんの元にワープさせてほしいのです。」

 

ゴジラ「いやいや、ワープって貴様ら……………。」

 

カービィ「いつもガルッチさんに迷惑をかけてばかりなので、僕達にも手伝わせてほしいんです!彼の大切なものを取り戻してあげたいがために!!」

 

清姫「私は旦那様の為に、手伝わせてもらいます。」

 

エリザベート「あ、あたしもよ!!それに、何故か知らないけど、ほっとけない気がするのよ!!」

 

 

………そういえば、フランのモデルはエリザベートからだったな。もしや、彼女の霊基にも刻まれているのか?

 

 

ゴジラ「とは言うが、奴は如何いうのか───────」

 

ゼロノス『奴の元へワープさせたい。そう言うのか?』

 

ゴジラ「ゼロノス!?」

 

ゼロノス『不可能ではないが、我々の世界に居られる時間は10分間だぞ?』

 

 

出来るのかよ………。

 

 

王元姫「構わないわ。それで、ガルッチさんの恩返しが出来るのなら。」

 

 

……………だとよ、エデン。お前当ての援軍が来るらしいぜ。俺達は、ウボ=サスラ様が目覚めるまで待つとするか。

 

 

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