Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ーセントラルエリア 会議室ー
ゴジラside
ウボ=サスラ『全テ、喰ラウ………。ヒトモ、動物モ、生キテル物モ、死ンデイル物モ、全テ…………食ラオウ………。』
ニャルさん「うーん、確かに彼奴の言うとおり壊しまくったっぽいけど、これぐらいなら治せるわね。」
ニャルはそう言うが………しかし、ウボ=サスラ様を治療すると言ったって、どう治せと言うのだ?奴の身体は、肉の塊と言っていいほどの身体に変わり果ててる。
ニャルに作戦があるとでも言うのか?
ゴジラ「どうやってなんだ?」
ニャルさん「『ドクターマインドXXXX』はね、よっぽど心が壊れていない限り、元の性格に戻せるし、私達の攻撃は、相手が持つ猛毒、病原体などを浄化させることが出来るの。」
ストリングス「ということは………。」
ニャルさん「そう、兎に角攻撃し続ければ、いずれ元の姿に戻るはず。その後『キメワザ』を使えば、壊れた精神を治すことが出来るはずよ。」
黎斗『私としては気に食わんのだがなぁ?しかも『ドクターマイティXX』よりも上とか、どういう了見だ?』
貴利矢『おい神、そこまで言うなら作ればいいじゃねえか。』
黎斗『( ゚д゚)!』
おい、その手があったかみたいな顔をするな。最も、医療系のゲームを作ってくれるかどうか───────
黎斗『ならばぁ、すぐさま作ってやろう!!!あ、その前に医療関係の本を借りなくては………。』
貴利矢『いやお前の中の人は薬剤師だろ───────』
黎斗『中の人言うなぁァァァァァァ!!!!!!』
メタイぞ、貴利矢。とはいえ、攻撃力の代わりに、回復力で倒すとは斬新だな。まぁ、相手が相手だから仕方あるまいか。
ゴジラ「兎に角、奴の治療を始めるとするか。」
ストリングス「そうですね。ウボ=サスラも、こんな姿でいたくないって思っていますし。」
ニャルさん「それでは今から、ウボ=サスラ様の治療を開始する。」
というか、攻撃するだけで治せるって、最早医療学全てに喧嘩を売ってるようなものではないか?
いや、ゲームで治療すると言うのもどうかとは思うが、もうスケール大きくなってないか?その内ゲームだけで、手術するような病院出来たら末期だぞ?
エデン『ゴジラ。それ言っちゃ『仮面ライダーエグゼイド』が成り立たんだろ。ゲーム病治せるの、彼らだけだろ。』
って聞こえたのか。離れているというのに、考えることが分かるというのか………。
エデン『かもな。取り敢えず、僕はリリカを救うから、ゴジラ達はウボ=サスラ様をお願い。』
了解。さて、流石に彼も待ちきれなさそうだな…………。
ゴジラ「歯ァ食いしばりやがりな、ウボ=サスラ様。結構な荒療治になっちまうから、死ぬほどの痛みがこようが我慢してくれよ…………!!」
ウボ=サスラ『ウガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!』
奴が吠えると同時に無数に近い程の肉片を飛ばし、そこから落とし子達を生み出し襲いかかってきた。
俺達はすぐに行動を起こし、襲いかかってくる落とし子共を攻撃する。途端に奴の身体に異変が起こり、全身から煙が出た後、そのまま溶けていき、跡形もなくなくなっちまった。
ゴジラ「………此奴はすげぇな。」
ニャルさん「ゴジラ、前!!」
ゴジラ「オラァ!!」
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!』
ちっ、3人だけじゃきりがねえか。どうにかしねぇと───────
魔神セイバー「『絶剱・無穹三段』!!」
うわ、無数にいたはずの落とし子を、あんな速さで片付いたとか………。
魔神セイバー「此奴らの相手は私がやる!先を急げ!!」
ストリングス「すみません、沖田さん!!」
ニャルさん「急ごう、ゴジラ!!」
ゴジラ「無茶は許さんぞ………!」
王元姫「魔神さん、私も手伝います!!」
魔神セイバー「かたじけない。」
落とし子共は彼女達に任せ、俺達はウボ=サスラ様の本格治療を開始する。あらゆる部分に攻撃すると同時に煙が吹き出し、徐々に肉体が萎縮しようとしている。
しかし、どういう訳か萎縮したはずの部分からまた膨張し始めてきた。
何度も何度も攻撃したり、切断などしても、元の大きさに戻っていく。
ゴジラ「チッ、めんどくせぇことを………!」
ストリングス「どこか、増幅装置のような器官があるはずです!!それを引っこ抜けば!!!」
ゴジラ「それらしき奴なんざ、ぜってぇ内部に隠されて───────」
子ガル「壊れろ。『ギャラクティック・ブレイジング』!!」
ッ!?あの技、一体どこから…………!?しかも当たった先って、機械みたいなもの?いつの間に、見破ったんだ?
ストリングス「こ、子ガルさん!?そ、その技ってアズリエルの………!何故貴方が!?」
子ガル「…………その前に、今なら治せるはずだよ。こっちはこっちで、何とかするから。」
ゴジラ「……………なんか隠してるような気がするが、今はウボ=サスラ様の治療が先だ!!」
sidechange
子ガルside
………不味い。いよいよって言っていいほど、魔力が昂り始めてる。ちょくちょく魔力を消費させたりしているけど、それも追いつかなくなり始めてる………。
きっと、元の姿に戻り始めようとしてるのかもしれない。僕の、前世の姿に………。『■■■■■・■■■■■■』という、元の姿に………。
戻りたくない…………!!あの姿に成ったら、きっと僕は、僕を見失ってしまう………!思い出も、家族も、何もかも消えてなくなっちゃう………!
そんなの、僕は嫌だよ……!あの頃に戻りたくない……!戻りたくなんかない!!!あんな力、あんな力なんて、なければいいのに!!!
僕は、僕は………、『
これ以上僕を、苦しめないで……………。
…………
誰か……………、この苦しみに……………気づいてよ……………。
sidechange
ゴジラside
ゴジラ「もう少しで、元の姿に戻れそうだな。」
攻撃しているうちに、ウボ=サスラ様の姿が戻ってきている。肉の塊だった部分も、すっかり消えてなくなり、代わりに妖艶な体つきをした男の身体になっていく。
記憶が確かならば、そこまで妖艶ではなかった気がするが…………。
ウボ=サスラ『アぁぁぁ………。うぁぁァァァ……………。』
ゴジラ「最後の1発、受け取りなっ!!!」
ともかくこれでしまいだと言わんばかりに、ウボ=サスラ様の腹部と思わしきところに殴りつけ、壁にまでめり込む。
煙の代わりに、股から白濁液が出たが…………気のせいだと思っておこう。
ストリングス「仕上げです!!ニャルさん!!」
ニャルさん「はいよ!!」
【ガシャコンキースラッシャー!!】
ニャルさん「フィニッシュは必殺技で決まりよ!!」
【【【【ガッシューン…………。】】】】
【【【【ガッシャット!!キメワザ!】】】】
【【【【ドクターマインドクリティカルフィニッシュ!!】】】】
ニャルがトリガーを引くと同時に虹色の閃光が放たれ、ウボ=サスラ様に直撃。そのまま倒れ込み、寝息を立てていた。
ゴジラ【治療終了、お疲れ様だな。】
ニャルさん【イェーイ!!】
ストリングス【良くなることを、祈ります。】
エデン【取り敢えず、お大事に。】
ゴジラ「なんだその音声。」
ストリングス「いつの間にそのような機能を?」
ニャルさん「テヘペロ。」
……………ともかくこれで、ウボ=サスラ様も無事戻ったと思いたいものですな。
魔神セイバー「みんな、こっちも終わったぞ。」
ゴジラ「お疲れ様だな。セイバー。」
王元姫「ねぇ、少しいいかしら?」
ゴジラ「なんだ?」
王元姫「私達を、ガルッチさんの元にワープさせてくれないかしら?」
……………は?
ストリングス「なんて言った?」
マシュ「ですから、私達をガルッチさんの元にワープさせてほしいのです。」
ゴジラ「いやいや、ワープって貴様ら……………。」
カービィ「いつもガルッチさんに迷惑をかけてばかりなので、僕達にも手伝わせてほしいんです!彼の大切なものを取り戻してあげたいがために!!」
清姫「私は旦那様の為に、手伝わせてもらいます。」
エリザベート「あ、あたしもよ!!それに、何故か知らないけど、ほっとけない気がするのよ!!」
………そういえば、フランのモデルはエリザベートからだったな。もしや、彼女の霊基にも刻まれているのか?
ゴジラ「とは言うが、奴は如何いうのか───────」
ゼロノス『奴の元へワープさせたい。そう言うのか?』
ゴジラ「ゼロノス!?」
ゼロノス『不可能ではないが、我々の世界に居られる時間は10分間だぞ?』
出来るのかよ………。
王元姫「構わないわ。それで、ガルッチさんの恩返しが出来るのなら。」
……………だとよ、エデン。お前当ての援軍が来るらしいぜ。俺達は、ウボ=サスラ様が目覚めるまで待つとするか。
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