※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode267 研究員(狂信者)の来訪者

ー牢獄 最深部ー

 

 

エデンside

 

 

ダークザギ、ダークルシフェル。かつて彼女達は、普通の人だった……。どこにでもいる、普通の、人だった。

 

だが、彼らは進歩の為と言わんばかりに、平然と彼女達の家族を人質にし、2人を改造した。スペースビーストにも原因があるだろうが、2人を改造させたのは、紛れもなく奴らの身勝手すぎる行動だ。

 

 

無関係すぎる来訪者には悪いが、いや、それならザギとルシフェルにも悪いけど、大人しく『滅んで』くれればよかったんだ。

 

 

そうすれば、こんなことにはならなかった……。自分たちの首を、締めることなんてなかったのに………。

 

 

エデン「来訪者については、ザギからも、ルシフェルからも聞いた。そうまでしてスペースビースト………いや違う。旧支配者の死骸から生まれた獣を滅ぼしたかったのか?」

 

「ええ、勿論です。奴らには失望しましたが、それでも楽しめましたよ?」

 

エデン「『楽しめた』?」

 

「そも、スペースビースト。いえ、貴方が言う旧支配者の死骸から生まれた獣を生み出したのは、『私です』。」

 

 

……………何?

 

 

「知っての通り、貴方のような邪神、または旧支配者たちはおぞましい存在で、私達の願いなんて一切聞いてもらえませんでした。

 

 

特に、ニャルラトホテプを召喚された時には、ホントに死ぬかと思いましたよ?」

 

 

召喚された時?そういえば、此奴に見覚えがあるような………。此奴、邪教信者だったのか?

 

 

「ええ、本当に死ぬかと思いましたが、奇跡的に生きていました。ですが、ほかの同士たちも、司教も、無残な姿で横たわってました。

 

ですが、その死骸を見た途端………、下品ですが、興奮して『勃起』しちゃいましてね。」

 

セリカ「うわぁ……。」

 

アズリエル「………頭がおかしい人だ。」

 

エデン「邪教信者にネクロフィリア………、とんでもねぇ性癖を持っていやがるな…………。脳みそ腐ってるんじゃないの?」

 

アズリエル「ガルッチさん、その台詞やめて。黒歴史だから。」

 

エデン「そう言われても───────」

 

「脳みそが腐る!?それもまたいいですねぇ!!興奮しますよ!!」

 

 

うわぁ、リリカがこんな奴に実験されているのが気の毒になってきた。

 

 

しかし、来訪者にも邪教なんてあったんだな……。もう少し『来訪者』の事知るべきだったのかもしれない。

 

って、ちょっと待て。そういえば、何で此奴はスペースビーストを生み出したとか言ったんだ?

 

 

いや、そういえば噂で聞いたことあったな。召喚された邪神や旧支配者の奴らが、いつまで経っても戻ってこないとかなんとか言ってたっけ?

 

死骸になれば、臓器の中から新たな生命が生まれて、産みの親の死骸を食べ、成長した後に召喚されるのを待つことになる。

 

 

けど、成長期になった邪神や旧支配者たちが帰ってこないのは、クトゥルフ神話の生物達も、アザトース様も不思議がっていた。

 

 

エデン「一つ聞きたい。次世代で活躍する予定だった同胞たちは如何したんだ?」

 

アズリエル「同胞?」

 

エデン「ニャルラトホテプの頃の話。」

 

「ああ、やっと本題に入ってくださりましたか………。いいでしょう、教えてあげましょう………。

 

 

あの日から、如何にして彼らを従順に従わせ、尚且つ私の欲望を満たせることが出来るのか、研究を研究に重ねました。

しかし、どれもこれも失敗ばかりで、何度も捨てました。ある時は無機質を、またある時は生き物を使って…………。

 

 

満たされるのはいつも欲望、何度も何度も興奮して───────」

 

エデン「貴様の性癖なぞどうでもいい。同胞はどうしたと言ってる!!」

 

「そんなに荒げなくても。そんなんじゃ、嫌われてしまいますよ?早漏───────」

 

エデン「なんでそんな単語が出てくる。死姦の童貞如きが。」

 

「どっ!?貴様!!私が唯一気にしていることを、よくも平然と───────」

 

 

そりゃいうだろ。こっちはちゃんと、女性とシテるんだから。最も、童貞に加えて処女も奪われたけどな………。

 

ついでに男(男の娘のみ)と経験済み。もう最近じゃ、ボテ腹にならないと満足できない体になっちゃったけどなぁ……。いやそれはいいか。

 

 

エデン「単刀直入に言え。同胞は如何した?」

 

「………いいでしょう。よく聞きなさい。全て、私の実験台になってもらいました。崇高な、進歩ある研究の為にね。

 

あのウボ=サスラもその一人です………。」

 

エデン「ッ!」

 

「様々な実験をしているうちに、遂に私はある兵器を完成させたのです!!それが後の、『スペースビースト』と呼ばれる物でした!!

 

 

素材は勿論、貴方のような邪神などの子供です。彼らを召喚させた後に殺し、彼らの一部を動物たちに移植させました。」

 

エデン「ッ!!」

 

「それからは兵器として扱おうとしました。ですが、ある日を境に、奴らは脱走し、後は貴方方が知っての通り、来訪者共を襲いかかり、ノアにやられていきました。」

 

 

…………全ての元凶は、此奴かよ。此奴が、スペースビーストを作り出した張本人。狂信者にして、マッドサイエンティスト………。

 

こんな奴がいたから、ザギとルシフェルが…………。

 

 

「あの後、彼らは私を呼び出し、『ウルティノイド計画』を持ちかけてきました。無論、私は加担し、ザギとルシフェルを改造していきました。

 

ですが、彼らの悲痛な声を聴いた途端、もう計画などどうでもよくなりました。本来適合出来たはずの家族を、不適合と処分された後に、私のおもちゃになってもらいました!

 

良い悲鳴でしたよ!!良く鳴いてくれましたよ!!何もかも壊れ果ててしまうまで、ものすごく楽しめましたよ!!!

 

ザギ達の苦しみも、極上の蜜を味わっているかのような陶酔感が、今でも………今でもッ!!!!」

 

エデン「……………貴様、人の命を何だと思っているんだ!?どれだけ我が同胞を、貴様の同胞を犠牲になったと思ってる!?答えろ!!」

 

「犠牲?たかが少数の命が消えただけでしょ?寧ろ我々の研究に活用されたことに感謝しているではないか。

 

減ったところで関係ない。他のものが産んで増やせばいい話ではないか?」

 

セリカ「此奴───────」

 

エデン「セリカ、アズリエル。お前らは早く、リリカを助けてやれ。俺は、あの腐れ外道の死姦好きの童貞野郎をぶっ殺す。

 

 

よくよく考えたら、あの時確認しておくべきだった。こんなことになるならば、真っ先に貴様を滅ぼすべきだった。」

 

「……………なるほど、何か私の事知っているような気がしたが、そういう事か………。君は、あの時召喚させた『ニャルラトホテプ』だったわけか………。

 

随分可愛らしい姿になって、この私に会いまみれるとは……な。っと、その前に……。」

 

 

『ポチっ』

 

 

?何を押して───────

 

 

セリカ「なっ!?」

 

アズリエル「何!?」

 

『とおさない…………。』

 

「その貴重な実験台、いや………我が崇高な研究の生贄を取らないでくれないかね?ダークアリス、その者たちの相手をしてやれ。」

 

ダークアリス『りょうかい………、クルーアル様。』

 

エデン「クルーアル………。それが貴様の名か?」

 

「その通りだ。さて、そろそろ目的を話すとするか………。」

 

 

今更目的?欲の為とは言ったものの、目的とかあるのか?

 

 

クルーアル「我が目的、それは『エデンオルタ』の為に捧げる『絶望のソウル』を開発すること。

 

もう一つは、『7つのインフィニティ・ストーン』を生み出すことだ!!!」

 

エデン「……………は?」

 

 

此奴、今なんて言った?7つのインフィニティ・ストーンを生み出す?何訳の分からんことを言ってんだ?

 

 

それに、インフィニティ・ストーンは勿論、インフィニティ・ガントレットも、サノスが持ってるはずだ。

それを創るって事自体が、最早意味不明すぎる。

 

 

それよりも、何故7つ?6つじゃないのか?

 

 

クルーアル「理解できないようだな。無論だ。本来インフィニティ・ストーンは6つしかない。その6つ全ては、サノスという人物が持ってる。

 

それは事実だ。」

 

エデン「ならば何故、インフィニティ・ストーンを生み出すと言った?そもそも、7つとはどういう事だ?」

 

クルーアル「決まってる。インフィニティ・ガントレットの更に上、『アルティメット・インフィニティ・ガントレット』を作成するためだ!!

 

魂、力、時間、空間、現実、精神に加え、7つ目のインフィニティ・ストーン『幻想』を取り付ければ、全てを支配することが出来るぅ!!!!

 

 

例え『俺TUEEEEE!!!』奴であろうが、『メアリー・スー』であろうが、『デウス・エクス・マキナ』相手だろうが、全てガントレットとその持ち主にひれ伏すことが出来る!!!」

 

エデン「…………それならば、何故リリカを!?」

 

クルーアル「決まってるではないか。さっきも言ったが、彼女は生贄。この二つの目的を達成するための、生贄として選ばれたのだ。

 

 

ああ、私はなんて最高の研究者だろうか!!私の研究が、目的が達成することで、世界が大きく変わることが出来る!!!

 

なんてすばらしいんだ!!!私は!!!!」

 

 

……………………………クソッタレが。こんな野郎が生きているとか、反吐が出る。

 

 

クルーアル「だが、邪魔をするのであらば、始末せねばな。まずは、君を倒し、その後に彼女達を倒してから、目的を果たすとしよう…………。」

 

 

ん?奴が持ってるのって、エボルドライバー!?2個目あったの!?

 

 

エボルト『なるほど、奴もまた仮面ライダーになる男か。だが、今君が差し込んでるガシャット?と、相性がいいのかもしれん。』

 

エデン「どういう事?」

 

エボルト『まぁ見てな。』

 

 

『エボルドライバー!』

 

 

クルーアル「さぁ、実験を始めようか………!」

 

 

ドライバーを身に着けると同時に、2本のフルボトルを取り出し、シャカシャカと振る。その後キャップを回し、ドライバーに差し込む。

 

 

『コウモリ!発動機!エボルマッチ!!』

 

 

レバーを回すと、チューブのような物が天狗巣状に広がっていく。

 

 

クルーアル「アハ、アハハ………!

 

 

アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

『Are you ready?』

 

 

クルーアル「『変身』!!!!」

 

 

『BATENGINE!!ヌハハハハ!!!』

 

 

クルーアル「あー、いいぞ………!この力、この高揚感!!漲ってくるぞ!!!!!!!!!!」

 

エデン「…………破綻させてやるよ。クルーアル。次世代の同僚たちの仇、亡くなっていった来訪者の弔いの為、ザギとルシフェルに成り代わり、貴様を滅す!!

 

 

我が名は『アルカディア・エタンセル・エデン』!!5代目創造王神になりて、幻想の担い手なり!!汝が世界を仇と成すのであらば、我が大切なものを奪うのであらば、貴様の存在を滅ぼしてくれる!!!」

 

クルーアル「ハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!果たして、滅することが出来るかな?『仮面ライダーマッドローグ』の、来訪者『クルーアル』に!!」

 

 

*仮面ライダーマッドローグことクルーアルを倒し、リリカを救うと、貴方はキボウで満たされた。

 

 

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