※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode268 ニャルラトホテプの制裁

ー牢獄 最深部ー

 

 

エデンside

 

 

最初とはいえ、結末を言っておこう。圧倒して勝ちました。あれだけ大物ぶっていた仮面ライダーマッドローグことクルーアルだけど、エボルトの言うとおり、今ゲーマドライバーに差し込んでるガシャット『ドクターマインドXXXX』と相性が良かったらしいです。

 

 

てっきりニャルさんの冗談だと思ったけど、此奴を攻撃するたびに煙が出たかと思えば、一撃一撃が弱弱しくなっていったらしい。

んで、デコピンしたら、変身解かれた。

 

 

クルーアル「な、何故だぁぁ!?私は、私は確かにぃぃぃ…………、力を………手にしたはずぅぅぅ………!!」

 

エデン「………………おいエボルト、これどういうことだ?」

 

エボルト『恐らく、今まで動いていた理由は、『負』の力だったからじゃないのか?要は、猛毒とか麻薬などのものを毎日摂取したり、ダメージを受ければ受ける程、悦びや快楽を感じていたようだし。』

 

エデン「ドがつくってレベルじゃねえほどのマゾだったのか………。」

 

エボルト『対してお前が差し込んでるガシャットだが、ダメージを与えれば与える程、相手の病原体などのものを浄化させる力を持ってるそうだ。

 

彼奴にとっちゃ、治療そのものが『猛毒』だったって訳だな。』

 

 

えぇぇぇ………。おい熱いバトル展開どこ行った。普通圧勝するかおい。原作のマッドローグより弱いマッドローグなんて聞いたこともないぞ。

 

 

クルーアル「あ、りえない…………。そ、そうだ………、あの薬だ………。司教様にもらった、あの薬…………使って…………いなかったんだ………。」

 

エボルト『皮肉なものだな。人間にも、来訪者にとっても毒物のような物が、あの狂信者にとっての『薬』だとはな………。』

 

クルーアル「あ───────」

 

 

注射器を取り出したと思ったら、手が震えていたせいで取りこぼし、僕の足元に来た。というか、此奴が注入しようとした奴、めっちゃ禍々しい紫の液体じゃねえか。

 

 

クルーアル「か、返して………。それは………私の…………。」

 

エデン「こんなのが、奴の薬か。」

 

 

しかもこれ、致死率100%の猛毒かよ。複数の毒が混ざってるし、薬物なども全部、この薬に入ってる。

 

病原菌も、これに入ってるし…………。こんなもの、慎重に取り扱わないとバイオハザード以上にヤバいことになる。踏みつけて壊すなんて、以ての外だ。

 

 

クルーアル「返して………ください…………。」

 

エデン「…………。」

 

エボルト『どうする?此奴に毒を渡すか?それとも、その毒を浄化させるか?』

 

クルーアル「お願いです…………、ニャルラトホテプ様………………。私に、慈悲を…………。その毒を……………返してください……………。」

 

エデン「……………返してほしいか?」

 

クルーアル「はい…………。」

 

エデン「何でも言うこと聞くと、誓うか?」

 

クルーアル「は……………はいぃぃ…………。」

 

エデン「……………返す気になれんな。」

 

 

こんな方法、リリカ達が怒るかもしれないな。僕も、こんな方法なんて取りたくない。…………けど、此奴には俺ほどではないとはいえ、大いなる重罪を犯した。我が同胞を殺し、同じ来訪者を間接的に滅ぼし、人の命を貶し……………。

 

俺個人として此奴の最も重い罪は、『リリカを生贄に捧げようとしたこと』。これだけは、絶対に許すことなんて出来ない。

滅してやろうと思っていたが、気が変わった。死なんて生温い。消滅もまた然り。

 

 

ならば…………。

 

 

クルーアル「お願いです……………、それを…………私に…………。叛逆なぞしません…………、何でもいう事聞きます…………。

 

どうか…………、どうか…………。ニャルラトホテプ様………………、私に……………慈悲をください……………。」

 

エデン「どうしても、か?」

 

クルーアル「はい…………。」

 

エデン「…………叛逆しないと?」

 

クルーアル「勿論です…………。」

 

エデン「………………………亡くなったもの達に供養すると、誓うか?」

 

クルーアル「誓う………!!誓います…………!!!」

 

エデン「そうか……………。ならば、これも誓え。『俺の奴隷になる』と。」

 

クルーアル「!?」

 

 

『奴隷』。本来僕にとって忌み嫌うもの。そいつの人権そのものを奪い、叛逆できないように調教させ、無理矢理働かせる。

 

勿論、こんな事はしたくなかった。だが、これは罰だ。最早人権なんて返す気などない。此奴には、永遠に供養してもらう。

 

 

『我が同胞たちの死』を、『滅びた来訪者』のことも、『ザギとルシフェルの嘆き』も、『リリカを身も心も壊そうとした』ことも含めてな。

 

 

エデン「本当に誓うなら、俺の奴隷になれ。人権なんてこれっぽっちもない。多くの罪を抱えながら、俺にずっと従え。

 

誓うなら、此奴を返す。」

 

クルーアル「ぁ…………ぁぁぁ…………。」

 

エデン「さぁ、どうする?このまま野垂死ぬか?それとも、俺の奴隷になるか?ハッキリと言ってもらおうか?」

 

クルーアル「……………従います。」

 

エデン「聞こえんな?」

 

クルーアル「従います!!何でもします!!貴方の奴隷でいいです!!!だから、どうか………!!どうかぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

よし、録音データ取ったぞ。ついでに密かに『絶対服従の猛毒』も入れてやったことだし、此奴に注入すれば、もう二度と逆らうことも出来ないだろうな。

 

やられた分、しっかりとしてやらねば。

 

 

エデン「よかろう。」

 

 

僕はすぐさま注射器を、クルーアルの首元にぶっさし、猛毒を注入する。途端に此奴は悦楽を感じる。一方で首元に刺さってる注射器にも変化が起こり、形状が徐々に首輪になっていく。

 

そうして此奴は、僕の奴隷となった。

 

 

エデン「さて、早速命令だ。『アルティメット・インフィニティ・ガントレット』の設計図はどこ───────」

 

 

『バンッ!!』

 

 

王元姫「ガルッチ!!助けに………え?」

 

カービィ「あれ?」

 

エデン「ふぁ!?」

 

 

あれ!?なんでカービィと王元姫がここに!?ってかマシュもエリザベート、清姫もいる!?どうやってここに!?

 

 

清姫「ガルッチさん?これは一体………。」

 

エデン「………多分怒るだろうけど、敢えて言っておく。此奴には奴隷になってもらった。」

 

エリザベート「!?」

 

王元姫「な!?」

 

エデン「説明は後。それより、やらなきゃいけないこともある。」

 

カービィ「た、例えば?」

 

エデン「今アズリエルとセリカが、ダークアリスって奴と戦ってる。此奴との戦闘も終わったから援護しないと。最優先なのは、リリカを助けないといけないし。」

 

マシュ「でしたら、私がやります!!恐らく、電子ロックされていると思われますので、私が解除します!」

 

エデン「なら任せる!他は2人の援護!!そして貴様はさっさと、『アルティメット・インフィニティ・ガントレット』の設計図を持ってこい!!ついでに、7つ目のインフィニティ・ストーンに関連する書類も含めてな!!!」

 

クルーアル「は、はい!!」

 

 

…………さてと。今度はダークアリスだな。ってそうだ。

 

 

エデン「………マシュ。」

 

マシュ「はい?」

 

エデン「ロックし終わったら、直ぐに呼べ。治療してやらないといけないからな。」

 

マシュ「分かりました!」

 

 

ついでに、彼女に掛ってる呪いも解かせてあげないと。まさか、あの呪いが今でもリリカを蝕んでいたとは思わなかったけど、其れも今日で終わらせよう。

 

『ラストハイパーエリクサー』も持ってきてるし、あの頃掛けた呪いも解けるかも。勿論、盲目も…………。

 

 

エデン「んじゃ、行こうか!!」

 

 

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