※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode270 呪いの終焉

ー牢獄 ???ー

 

 

闇創造王神side

 

 

「ちょ、ちょっと闇創造王神様!?なんで現界しちゃうのですか!?」

 

闇創造王神「まぁまぁ、兎に角黙って見てて。」

 

 

さてと、2度目の現界は、この子と一緒に連れて来たけど、今回の目的が彼らが居る牢獄のどこかに、ある設計図を手にすることだ。

 

正しくは、焼却かな?

 

 

情報では、惑星ニベダリアに住んでいたドワーフたちは、サノスから「ガントレットを作れば殺さず助けてやる」と言われ、作成したのが『インフィニティ・ガントレット』。

 

それをサノスに献上した後は、ある職人以外のドワーフたちを滅ぼし、更にその職人が脅威になり得そうな道具を二度と作れないように、両腕を潰したらしい。

 

けど、部下からこんな事を言ってた。

 

 

『サノスが来る前、ドワーフたちは『インフィニティ・アーマー』を作成しようとした設計図があるらしい。』

 

 

流石にそれは耳を疑ったが、一度その惑星の歴史だけでなく、裏歴史にもそれらしきものがないかどうか探ってみたところ、其れらしき設計図の情報があった。

 

しかし、サノスが来て以降、アーマー計画は諦め、代わりにガントレットだけ作成することとなったらしい。

けれどアーマーの設計図は、サノスに滅ぼされる前に、既にカプセルの中に入れて、宇宙空間に放りだしたらしい。

 

 

もしもアーマーさえ完成すれば、ガントレット以上の力を発揮できることになり、あれ以上にヤバい出来事が起こり得る可能性がある。

 

 

闇創造王神「あった……。」

 

 

これが、ガントレットを作り出す前に作成しようとした、『インフィニティ・アーマー』の設計図。見たところ、はめ込む箇所は、頭部、胸部、両腕、両脚の6ヶ所。

 

これは確かに、ヤバそうだな………。さっさと処分して、記憶も───────

 

 

「闇創造王神様!!」

 

闇創造王神「ッ!!」

 

「…………またここで会うとは思いませんでした、闇の神皇帝。」

 

闇創造王神「零、か……。」

 

零「今度は何が目的だ?今回は部下を引き連れているようだけど。」

 

闇創造王神「決まってるでしょ?『インフィニティ・アーマー』の設計図を焼却しにきたんだ。」

 

零「『インフィニティ・アーマー』?」

 

闇創造王神「知らないって顔だね。無理もない。僕だって初めて知ったし、何より僕にとっても、エデン達によっても脅威になりかねない危険なものなんだ。

 

最も、『インフィニティ・ガントレット』も言えないものだが。」

 

零「…………。」

 

闇創造王神「ともかく、これは世の中に出てはならない。これは、どんな奴らでも手に余る程のものだ。無論、君も、其処に隠れてる人も、かの第六天波旬も含めてね。

勿論、サノスだって例外じゃない。こんなものは、消えてなくなるべきだ。」

 

 

それだけ言って、設計図を燃やす。その書類も含めて、何もかも燃やした。

 

 

闇創造王神「さて、ここにいる用事はなくなったかな?君は何のためにここに来たかは聞かない。

興味がないからね。」

 

零「……………なんで今すぐにエデン様の妨害をしないんですか?」

 

闇創造王神「………………『彼奴』を倒すことが出来、この因縁を打ち破れる人を、わざわざ妨害するとでも?

 

悪いけど、これが出来るのはエデンだけ。君みたいなメアリー・スーでも、君の継承者でも、止めることなんて無理なんだ。」

 

零「どうしてそう言える?」

 

闇創造王神「………君には一生理解できやしない。」

 

 

その後、闇の空間を使って、部下と共にこの世界を後にする。…………エデン、君の事期待してるよ。

 

この計画は、君なしでは出来ないものなんだ。いい意味でも、悪い意味でもね。でも、『悪い意味』にはさせない。絶対にね。

 

 

sidechange

 

 

ー牢獄 最深部ー

 

 

エデンside

 

 

取り敢えず、改造されかかってた部分、並びに殴られた部分、そして処女膜も治すことが出来たな。というか、ホントにチートだな。

それに加えて、『ファウスト』や『ブラック・ジャック』のフュージョンライズも使えば一瞬で治療が終わったな。

 

 

エデン「『『さて、後はこの薬だな。』』」

 

アズリエル「それは?」

 

エデン「『『前に零から買った薬『ラストハイパーエリクサー』だ。この薬はある意味万能薬と言っても過言じゃないし、作成するなんて気が遠くなりそうなものだ。

 

注射器で打つのもよし、飲み薬として使うのもよし。ただ、他の薬と同じように、適量じゃないと駄目だからね。』』」

 

アズリエル「………。」

 

エデン「『『………前も言ったけど、アズリエル。君が憎らしいよ………。リリカと一緒に居るだけで、心が騒ぐんだ………。憎悪と嫉妬が、僕を膨れ上がらせてしまう。』』」

 

アズリエル「…………どうして、彼女が好きになったの?君には、フラン達が居るのに。」

 

エデン「『『…………過去を遡るが、『Undertailの世界』に来た時、皆………僕を怖がってた。勿論、僕が『ニャルラトホテプ』だから、恐れられて当然。それを疑うことはなかった。

 

 

でも、彼女は怖がらず、見てくれたんだ。話もしてくれた。………嬉しかったんだ。あんな姿でも、話しかけてくれる者がいるって………。』』」

 

アズリエル「………。」

 

エデン「『『でも、同時に恋心も浮かび上がった。恐怖も湧き上がってきた。こんな僕と話していたら、皆は彼女を恐れて離れるんじゃないか………。そう思ってしまった。』』」

 

 

思えば、其れが間違いだった。この思いを打ち明けていれば、変わっていたのかもしれない………。

 

 

アズリエル「………そうだったのか。」

 

エデン「『『………後悔したって仕方ない。君はそう思うだろうけど、今でも僕は思うんだ。『この気持ち、ちゃんと向き合って話してくれれば……。』って。』』」

 

アズリエル「…………リリカ、言ってたんだ。」

 

エデン「『『え?』』」

 

アズリエル「見ず知らずの、それも見たことのない魔物にも、結婚した姿を、見せてあげたかったって。幸せなところも全部、見せたかったって。」

 

エデン「『『…………リリカ。』』」

 

アヌビス『………旦那、俺の知らねえ内に、いつの間にか辛いことを抱えちまってたんだな…………。』

 

エデン「『『……………ホントに僕は、最低最悪な奴だな。そんなことも知らず、俺はアズリエルなんかに呪いを掛けようとし、間違っていたとはいえ、リリカに呪いを掛けちまうなんて……………!』』」

 

アズリエル「…………。」

 

エデン「『『リリカ、お前はきっと、心のどこかで憎んでいたんだよな?幸せを奪った俺を、何処かで…………。

 

 

でも、もう終わりにしよっか……。こんな思いがあったら、お互い前に進めないかもしれない………。前に進むために、お互いの幸せのために………、汝の呪い……盲目……猛毒……苦しみを解放しよう。』』」

 

 

ラストハイパーエリクサーを投影した小さいコップに注ぎ、リリカの上半身を起こして飲ませてあげた。

 

再び寝かせた後、フュージョンを解除し、彼女の胸に手を添えた。

 

 

エデン「これで、最後の治療。」

 

アズリエル「何をするの?」

 

エデン「彼女に掛ってる狂暴な呪いを、完膚なきまでに追い出すつもりだ。薬だけでも効果があるけど、念には念を入れて、解呪させてあげないと………。」

 

 

そういった後、覚悟を決めて、強く念を込める。リリカの全身に水色のオーラが纏っていき、しばらくすると僕の手に添えた部分から、黒い何かが噴き出してきた。

 

それが徐々に勢いを増していき、形になっていく。

 

 

その姿は、ドラゴンのようで、尻尾には蛇のようなもの。キメラと言っていいほどの姿をしていた。

 

黒い何かが出なくなると、突如僕を睨みつける。

 

 

エデン「………ああ、分かってるよ。でも、これで終わりにしよう。アヌビス……力を貸して。」

 

アヌビス『いいぜ。』

 

 

すぐさま僕は、スタンドであるアヌビス神に手を取り、鞘を抜く。同時に『終焉の魔眼』を開いて、キメラらしき存在に睨みつける。

 

 

エデン「来いよ。お前が持つ呪いも、猛毒も全部、抹消させてやるからよ。」

 

『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!』

 

 

キメラは吠え、僕に向かって突撃する。一方でこっちは、『ギリギリチャンバラ』のガシャットを取り出し、スロットに差し込む。

 

 

【ガッシャット!キメワザ!!】

 

 

エデン「『終焉』……!」

 

 

【ギリギリクリティカルフィニッシュ!!】

 

 

直ぐに飛び上がり、相手が引っ掻くと同時に避けて、相手の全ての線を斬る。そして、僕が着地すると、キメラは真っ二つに分かたれ、跡形もなく消滅した。

 

 

エデン「治療、終了だ。」

 

アヌビス『………旦那。』

 

エデン「?」

 

アヌビス『あんたが何者だろうが、過去に何があろうが、俺はお前についてくぜ。あんたのような剣士、どんなに探しても、絶対に居ねぇしよ。

 

それにだ、やっぱあんたには、『神様』なんかより、『剣士』の方が似合ってるぜ。』

 

エデン「…………ホント、僕は恵まれてるな。こんな、仲間に恵まれて………。」

 

 

何時の間にか僕は涙を流し、リリカのところに戻る。眠っているだろうけど、もう盲目も呪いも、猛毒も心配ない。

 

 

アズリエル「もう、大丈夫なんだよね?」

 

エデン「ああ………。」

 

 

余り悟られないように涙を拭き、時間を稼いでるセリカたちの方に向く。

 

 

エデン「みんな!!もう時間稼がなくていい!!あとは、俺がやっておく。」

 

 

皆は攻撃をやめ、直ぐにセリカの隣に立つ。

 

 

セリカ「『『終わったのか……。』』」

 

エデン「勿論だ。後は、僕がやる。さがってな。」

 

 

セリカの前に立った後、アヌビス神を振るう。

 

 

アヌビス『旦那、相手のスピード、攻撃手段、攻撃の威力全部、見切ったぜ。』

 

エデン「(ありがと、アヌビス。)さぁ、ダークアリス。今度は僕の番だ。もう二度と、攻撃をする猶予なんざ与えない。

感情のないお前に、感情を知ろうとしてる僕に勝てないことを、証明してやる!!」

 

 

【【【【ガッシューン………。】】】】

 

 

【ゴッドマキシマムマッチレスZ!】

 

 

エデン「戦術Lvℵ0!!」

 

 

【マキシマムガッシャット!】

 

 

【ガッチョーン……、】

 

 

【ガッチャーン!フゥゥメェェェツゥゥゥ!!!!!!】

 

 

【最上級の神の裁き!クロトダーン!クロトダーン!最上級の神の裁き!クロトダーン!クロトダーン!】

 

 

【ゴッドマキシマームZ!!】

 

 

ダークアリス『ッ!?戦闘データ、解析不能!?』

 

 

【ガシャコンキースラッシャー!】

 

 

エデン「ついてこいよ、アヌビス。」

 

アヌビス『久々に大暴れしてやるぜ!!』

 

 

next episode




スタンド名

『アヌビス神』

【破壊力:EX/スピード:EX/射程距離:B/持続力:A/精密動作性:E/成長性:EX】


かつて天国に到達したDIOを倒して消滅したかと思われたスタンド。その後は更識リサことリサ・トレヴァーのスタンドとなっていたが、此方は消滅して以降の記憶がなく、エデンの状況を把握していない。

能力である『物体(生物)を透過して斬りつける事』、『一度受けた攻撃の性質を憶える』から『相手の動きを『視て』、性質を憶える』に強化されてる。ただし、前にあった『刀身を自由に変えることが出来る』能力は無く、代わりに『別の武器に憑依出来る』ようになってる。


因みにどうやって現れたのかは、未だに謎。
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