※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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BGM KINGDOM HEARTS II 『Sacred Moon』


episode281 No.Ⅰ 虚無王神 ギャラクシー/イリス

ー忘れ去られた城 展望台ー

 

 

エデンside

 

 

リリカ「イリス………さん………。」

 

ギャラクシー「ッ!リリカ…………!?いや、あり得ん。彼女は、死んだはず………。貴様、よもや俺を惑わそうとは………。」

 

エデン「僕は惑わしてないが?」

 

 

如何もリリカの事は認識はしているけど、幻だと決めつけてるっぽいな。あながち間違いではないけど、それでもリリカは、ちゃんとここにいる。サーヴァントとして、現界してる。

それを、受け入れようとしなかった………。

 

 

ギャラクシー「まぁいい………。正直驚いた、まさか居所を見つけ、更に迎撃システムを作動せずに侵入できたとは………。」

 

エデン「『飛んで』きたとはいえ、最終的にここまで来れたのは、リリカのおかげだ。」

 

ギャラクシー「待て。飛んで?リリカのおかげ?いや後者はともかく、なぜ飛んで?ここ俺達の本拠地とはいえ、宇宙だぞ?空気ないだろ!?」

 

リリカ「私も戸惑いましたけど、あれ如何いう仕組みなんですか?」

 

エデン「いや、そう言われても。あのサイドカーが付いたバイクの機能は───────」

 

ギャラクシー「は?バイク?え?いやいやちょっと待て?何故バイク?17名全員がバイクに!?」

 

エデン「んなわけないだろ。9名は即席の宇宙船で来たし、あとの6名は飛んで来たけどね。」

 

ギャラクシー「貴様らに常識って言うものがないのか!?」

 

エデン「規格外な者なので。」

 

ギャラクシー「………そういう事にしておこう。」

 

エデン「それでいいのかよ。」

 

ギャラクシー「いや、思えば此奴。規格外なことしてるって、リリカに聞かされたからな………。」

 

エデン「…………そうなの?」

 

リリカ「勿論。」

 

エデン「なんか、ごめん………。」

 

 

なんだこの空気。敵対してる相手に、こんな微妙な空気になっていいのか?

 

 

ギャラクシー「………リテイクでいいか?もう一度入り直すところから。」

 

エデン「いや、もうこのままで。どうせ自然と空気が戻ると思うし。」

 

リリカ「それでいいのですか………。」

 

ギャラクシー「んじゃあこのままで。ったく、こんな微妙な空気になったの、デューストが空気を読まず、ギネスブックに乗せて見せるって宣言した以降だ………。」

 

 

そういえば、デューストの奴どうしてるんだろ?そこが気になるところだけど………。いや、それはいっか。

 

 

エデン「じゃあ改めて、だ。ギャラクシー、リリカから全て聞いた。あんたの目的は、『復讐と征服』とか言ってたな?」

 

ギャラクシー「ああ。だが俺からも聞きたい。さっきから何故リリカの名を出す?『リリカ・アルテラス』は死んだんだ!!貴様の手によって!!」

 

エデン「確かに死んだ。それは紛れもなく事実。だが、英霊として現界しても、おかしくないだろ?」

 

ギャラクシー「ッ!!じゃあ、まさか………。ホントに、お前は………。」

 

リリカ「イリスさん………。正真正銘、『融合王神 リリカ・アルテラス』本人です………。」

 

ギャラクシー「嘘だろ………。なんでそいつと………!?」

 

エデン「召喚されたのは、僕じゃない。他の奴だ。そいつは道具のように扱い、負ければ令呪で自害もしようとしてた。」

 

ギャラクシー「……………その後は、別の奴に再契約か。そして、俺の目の前で立ちふさがったわけか………。

って事はアレか?貴様がリリカを救ったわけか。」

 

エデン「そういう事だ。」

 

ギャラクシー「皮肉なものだな………。俺の大切なものを奪った貴様が、リリカとそのクソ野郎と契約を断ち切り、救ってやるとはな…………。

 

 

良いだろう、英霊となったリリカを救ったことを免じ、可能な限り答えてやろう。精々互いに悔いが残らぬように、話し合おうじゃないか。」

 

 

これは予想外だ。もしリリカを救ってなかったら、彼奴はそんなこと言わなかっただろう……。

いい機会だ。可能な限り教えてもらうことにしよう。

 

 

ギャラクシー「まず『復讐と征服』だな?ああ、そうだ。俺を追放した十三王神共に復讐するために、貴様を利用させてもらった。」

 

エデン「ならば征服は?何のために征服することになった?」

 

ギャラクシー「そこは、黙秘させておこう。俺が死ぬ、その時までな。」

 

リリカ「…………一体、彼らは何をしたっていうのですか?何故復讐しなくてはならなかったのですか!?」

 

ギャラクシー「………奴らは、俺に無実の罪を着せさせたんだ。首謀者は、恐らく『死王神 アルカナ・ペスト』だと思う。」

 

エデン「死王神!?」

 

リリカ「そんなっ!?ですが、『死王神 堅上龍我』さんはその人のこと一切言ってませんでしたよ!?」

 

ギャラクシー「………恐らく、前代がそいつに黙らせたんだと思う。分かってたさ、今代の十三王神共に八つ当たりしていたのは…………。」

 

エデン「なら、何故!?」

 

ギャラクシー「やるしかなかったんだ。今更、引き返すつもりはなかった。『十三王神』が滅びれば、それでいいと思った。

 

 

俺は、俺を追い出した『十三王神』共が憎かった!俺は何もしてなかったにも関わらず!!」

 

リリカ「…………イリスさん………。」

 

エデン「…………。」

 

 

先代の死王神、そいつが始まりだったのか。気に食わなかったのか、そいつから何かを奪われたのか………。

 

何方にせよ、此奴はその先代にはめられてしまったわけか。そこから何故、『征服』も含まれるのか………。

 

 

リリカ「………イリスさん、もうこんな事やめましょ?これ以上はもう───────」

 

ギャラクシー「リリカ、それは無理だ。『あのお方』の命令を、背くわけにはいかない。」

 

エデン「あのお方?」

 

ギャラクシー「『征服』を頼まれた、追い出された私を導いてくれた者だ。」

 

リリカ「…………。」

 

ギャラクシー「もう、聞くことはないか?」

 

エデン「なら、これだけは言わせて。……………お前は、その存在になってもなお、『融合王神 リリカ・アルテラス』を愛していたか?」

 

ギャラクシー「何を、当たり前なことを!!俺は、リリカの事が好きだった!!心の支えになってくれた、リリカを!!」

 

 

…………そうか。

 

 

エデン「…………済まなかったな。」

 

ギャラクシー「ッ!?」

 

エデン「お前の怒りは、正当だろう。憎んで当然だ。でも俺は、お前を止めなくちゃならない。

 

 

約束してんだ。『世界を守る』って。

 

 

今生きる者共に、『また当たり前のような生活』を、送らせるために。」

 

リリカ「私は、貴方の行動に気づけませんでした。もっと早い段階で気づいて、止めるべきでした…………。

 

 

貴方が止めないと言うのでしたら、私とガルッチさんの手で、止めてみせます。」

 

ギャラクシー「…………もう、聞くことはないんだな?」

 

エデン「ああ。」

 

ギャラクシー「そうか。ならば、遠慮はいらん。未完成ではあるが、『インフィニティ・ガントレット』と『インフィニティ・ストーン』に対抗する武器、『アンチ・インフィニティ・ソード』の力を、見せてやる!!」

 

リリカ「行きましょう、ガルッチさん!!」

 

エデン「ああ!」

 

 

BGM終了

 

 

『アルティメットフォースティフュージョンアップ!』

 

『ギルガメッシュ!ラインハルト・ハイドリヒ!

我、黄金なる英雄の名の下に!!』

 

 

エデン「もういっちょ!!」

 

 

『ヴァルハラ!TOAA!我、全てを司る王の名の下に!!』

 

 

エデン「融合の終着、しかと見よ!!融合!アイゴー!ヒア、ウィー、ゴー!」

 

 

『トゥルーファイナルフュージョンライズ!』

 

 

『エターナル・オブ・ザ・オールゴッド!ディエスイレ・エリシュ!我、全ての頂点に立ち、あらゆる全てを司る王の神なり!!』

 

 

それらと融合すると、僕の目の前に見たことない剣が現れた。オーブカリバーとキングソードを合体して2で割ったかのような見た目をしていて、持ち手にカプセル挿入する場所が2か所あり、自分のとウィラのカプセルを入れる。

 

 

『ラーク・エタンセル・キュアノス・パンセリノス・アルカディア・エデン!』

 

 

『ウィラトリア・エル・ドラド・ゴルドーン・クレーリア!』

 

 

エデン「………語り継げ!!伝説!!」

 

 

リング部分を回した後に掲げ、トリガーを引いた。

 

 

『トゥルーファイナルボーイズライズ!!幻想王神 アルカディア・エタンセル・エデン!!』

 

 

その音声と共に、僕が着込んでる和服をそのままに、幻想的な夜をイメージするかのような絵柄が付けくわえられる。

その後、僕の髪はアクアマリンから黄昏色のグラデーションのロングヘアに変わった。

 

 

エデン「『『…………始めようか、この世界の存亡を掛けた戦いを!!』』」

 

 

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