Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー忘れ去られた城 展望台ー
先制攻撃を仕掛けてきたのは、ギャラクシーの方だった。彼が持つ『アンチ・インフィニティ・ソード』を使い、エデンに攻撃を仕掛ける。
それを防ごうとするリリカは、魔法を使ってギャラクシーを吹き飛ばし、エデンはすかさず反撃を開始する。
エデン「『『怒りの焔よ、かの者を焼き尽くせ!!『Dies irae Flamme』!!』』」
ギャラクシー「剣よ、かの炎を弱めよ!!」
エデンはラインハルト卿の力を使って攻撃するも、ギャラクシーが持つ剣によって弱まり、最終的には火の粉になって直撃した。
無論、ダメージはなかった。
エデン「『『抑止か?』』」
ギャラクシー「ほう、今ので分かったか。」
リリカ「『『威力を弱めたというわけですか………。』』」
ギャラクシー「と言ったものの、未完成だがな。まっ、力に頼る相手には効果的な奴だがなッ!!」
今度はギャラクシーが無数の雷球を放ち、エデンとリリカを取り囲む。が、2人は素早く動き、ギャラクシーとの距離を縮める。
そこからは、エデンとギャラクシーの打ち合いが始まる。リリカはそれを援護するかのように、魔法などを使用して攻撃していた。
エデン「『『未完成とほざいているが、何故未完成なんだ?』』」
ギャラクシー「決まっているだろう?本来ならば、この剣は6つの『アナザー・インフィニティ・ストーン』が必要だったんだ。
『衰弱』、『封印』、『崩壊』、『混沌』、『重力』、『否定』。その6つを剣にはめ込むだけで、『インフィニティ・ガントレット』も『インフィニティ・ストーン』も砕けるほどの力を手にすることが出来る。」
エデン「『『抑止は如何した?』』」
ギャラクシー「本来抑止は、『衰弱』になるはずだった。だが上手く行かず───────」
エデン「『『死に至らしめる程の能力までにはいかなかったという訳か………。』』」
ギャラクシー「そうだ。しかし、両方弱めるのは、ちときついな!!」
リリカ「『『ッ!ガルッチさん!!』』」
『ガシッ!』
エデン「『『ッ!?何を───────』』」
ギャラクシー「宙に浮きやがれ!!」
エデンを宙に浮かせた後、ギャラクシーの猛攻が始まる。それをエデンが避け続け、隙を見ては攻撃を仕掛ける。
リリカも後を追うかのように、エデンの援護に回る。今度は杖の先端を刃に変え、近距離攻撃を仕掛けた。
リリカ「『『セイッ!!』』」
ギャラクシー「甘い!!」
エデン「『『お前の相手は、俺だろ?』』」
ギャラクシー「ッ!!」
リリカの攻撃とエデンの奇襲攻撃の両方を防ぎ切ったギャラクシーは、そのまま2人を吹き飛ばし、雷の棘を両手から放つ。
それを回避し、もう一度ギャラクシーに接近した。しかし、既に彼は瞬間移動して距離を取っていた。
ギャラクシー「さぁ、これらに耐えられるかな?」
彼の後ろには、極大の業火、業水、竜巻、大地、氷河、雷球、光球、闇球が出現し、2人に襲い掛かった。
エデン「『『リリカ、こんな状況だが、『セッション』を始めるか。』』」
リリカ「『『え、『セッション』ですか!?私達に出来るのですか!?』』」
エデン「『『やってみる価値はある。まずはヒットアンドアウェイで、いいな?』』」
リリカ「『『は、はい!!』』」
リリカが返事すると同時に、8つ全ての攻撃が襲い掛かった。爆発はするも、2人の瞬間移動でギャラクシーに近づき、エデンとリリカの『セッション』が始まる。
エデンが攻撃した後は、リリカの攻撃が始まり、それが終われば、再びエデンの攻撃が始まるの十数回繰り返し、ギャラクシーの守りを削ぐ。
ギャラクシー「鬱陶しい!!業火よ!!焼き尽くせ!!」
エデン「『『今度はリリカが離れて遠距離から攻撃!!』』」
リリカ「『『はい!』』」
ギャラクシーの攻撃を避けた後、リリカは距離を取ってもう一度魔法を放ち、エデンは距離を詰めて素早く攻撃を仕掛ける。
ギャラクシー「くぅ……!!」
エデン「『『まだまだぁ!!』』」
リリカ「『『『アルカナショット』!!』』」
ギャラクシー「ッ!!」
徐々に追い込まれるギャラクシー。しかし、エデンの僅かな隙を見つけ、そのままリリカの場所まで吹き飛ばす。
エデン「『『ぐっ!?』』」
リリカ「『『キャッ!!』』」
ギャラクシー「やるな。だがそれもここまでだ!!虚無の力を見せてやる!!!」
すると、彼の後ろからビルなどの建造物や、星のような物が出現し、エデン達に向けて放った。
エデン「『『おい馬鹿!!城に当たるぞ!?』』」
ギャラクシー「あ、其処考えてなかった。」
リリカ「『『イリスさん………。』』」
2人共ドン引きしていたが、言語とは裏腹に、ビルや星を斬って行きながら、ギャラクシーに近づいてきた。
エデン「『『ったく。面倒な攻撃仕掛けやがって………!リリカ!!次は同時攻撃だ!!』』」
リリカ「『『はい!!』』」
ギャラクシー「やらせるか!!『ナッシング・オブ・ザ・アンノウン』!!!」
エデンとリリカの周りに、目に見えない攻撃が襲い掛かってくる。しかし、ここぞと言わんばかりに、大技を仕掛けてくる。
エデン「『『リリカ、僕と同じ事言え!!』』」
リリカ「『『え?あ、はい!!』』」
エデン&リリカ「「『『『『『ファントムブレード』!!』』』』」」
14本ぐらいの透明な武器が出現し、見えない攻撃を防ぎながらギャラクシーに攻撃を当てる。そして距離が近づいてきたら、次の技を繰り出す。
エデン&リリカ「「『『『『『ツインマキシマムスラッシュ』!!』』』』」」
リリカの左手には光の剣を、エデンの右手には闇の剣が握られ、何度も振り回す。流石のギャラクシーにも堪え始め、守りが打ち破られそうになる。
その後は『ファントムブレード』、『ツインマキシマムスラッシュ』を交差しながら使い、徐々にギャラクシーを追い詰めていった。
ギャラクシー「ッ~~~~~~~~!!!!!!」
エデン「『『仕上げだ!!大技行くぞ!!!』』」
リリカ「『『はい!!』』」
『解放せよ!!幻想と希望に満ち溢れる大いなる力!!!』
ギャラクシー「不味い!?『虚空なる心の盾』!!」
リリカ「『『守り!?』』」
エデン「『『関係ない!!リリカも放て!!』』」
リリカ「『『は、はい!!』』」
2人は大技を仕掛ける為、一度ギャラクシーと距離を置いた。
エデン「『『此奴を食らいな、ギャラクシー!!『
リリカ「『『この想い、この光、届け!!『ファンタジア・オースキーパー』!!』』」
思い出と約束の力が合わさり、極大の閃光がギャラクシーの張った守りに直撃する。
ギャラクシー「クッ!!こんな……………、こんな……………ところで……………!
負けてたまるかァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
何と2人が放った大技が、受け流されてしまう。その光景を見たエデンは驚愕した。
エデン「『『おいおい、あの一撃を受け流すか!?』』」
ギャラクシー「まだだ………、俺は………まだあきらめんぞ!!諦めて、なるものか!!」
リリカ「『『…………受け流されるなんて、思ってもみませんでした…………。』』」
エデン「『『流石に、そう簡単に終わらせてくれないか。』』」
ギャラクシー「ああ、諦める気なんてない………!!この俺を、なめるな!!」
ギャラクシーが指を鳴らすと、何処からともなく巨大な魔法陣が現れる。そこから機械のようなドラゴンが現れると、ギャラクシーがすぐさまドラゴンの頭部に乗る。すると、そのドラゴンは変形し、ロボットに変わった。
ギャラクシー『さぁ、第2ラウンドと行こうか!!エデン!!リリカ!!』
リリカ「『『ガルッチさん、まだ戦えますか?』』」
エデン「『『まだいける。サイズがデカくなったとはいえ、油断は出来ないが………。あれ受け流されたのは地味にきついなぁ………。』』」
リリカ「『『………思ったのですが、私達どこで戦ってるんでしょ?』』」
ギャラクシー『……………あ。』
エデン「『『やべぇ………、何時の間にかワールドフロンティアと城から離れてる。』』」
リリカ「『『下手したら私達、宇宙の迷子になってましたね…………。』』」
ギャラクシー『………いったん戻って、第2ラウンド始めようか。』
エデン「『『そうだな。』』」
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