Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
episode287 故郷へ
ーザギの家ー
エデンside
ゼロノスが作ってくれたゲートを使い、僕達はザギ達の家に到着する。しかし、上空を見上げると、巨大な星みたいなものが浮かんでいた。
イリヤ「何、あれ?」
こいし「分かんない………。」
ルビー『ですが、良からぬものであるのは確かですね………。』
っとそんな時だった。
セリカ「『『エデン!戻ってきたのか。』』」
エデン「セリカ!!あれは一体……。」
セリカ「『『ゼロモニターだ。詳しいことは、中で。』』」
エデン「あ、ああ。」
取り敢えず、僕達はザギの家に入る。
ーセイクリッドフォース・ザギ・マィティベースー
あの後、ザギはメンバー全員をマィティベースに集合することになり、そこで作戦会議が始まった。
最も、僕達も参加することに。
ザギ「さて、と。まず、ガルッチ殿。君たちが帰ってきたということは……。」
エデン「ああ。『ワールド・フロンティア』をクリアし、『Undertale』の世界に繋がるガシャットを持ってきた。」
そう言って、ガシャットを見せる。
エデン「後は、あの世界にいる江ノ島盾子を倒し、エデンオルタがどこにいるのかを突き止め、滅ぼすだけだ。」
ザギ「ふむ。出来ることなら、皆で行くべきなんだろうが………、ゼロモニターの件がある。放っておける状況じゃない。」
はやて「あと、今英竜さんがゼロモニターの動きを監視してるらしいで。」
フラン「英竜お姉ちゃんが?」
エデン「…………ゼロモニター、か。」
そんな名前を言うと、ストリングスが語り掛けてきた。
ストリングス『エデンさん、そのゼロモニターって奴なんですが……。』
エデン「(如何した?)」
ストリングス『……………恐らくですが、僕が居た世界の兵器だと思うんです。』
エデン「(何で、そう思ったんだ?)」
ストリングス『分かりません………。ただ、何故かゼロモニターを見ると、僕が居た世界を思い出すんです………。』
エデン「(………思ったんだが、ビーストバグスターなんだよな?生前の記憶があるのか?)」
ストリングス『記憶、というより記録ですが………。そんな気がします………。』
エデン「(そうか……。)」
ストリングスが、ねぇ。彼が居た世界って、何なんだろうな。
リリカ「……ッチさん!」
エデン「?」
リリカ「話聞いてました?」
エデン「ごめん、いきなりストリングスが話しかけてきたから。」
セリカ「そいつが何だって?」
エデン「ストリングスが言うに、奴がいた世界を思い出すとかなんとか。」
ザギ「その、ストリングスから何か聞き出せないのか?」
エデン「聞いてみる。」
ストリングス『聞かなくてもいいよ。ゼロモニターって奴の記録がない。初めて知った。けど、何処か似てる………。対極だけど、本質が一緒……。』
今度は皆にも聞こえるように、この場にいる全員に念話したようだ。
ザギ「本質は一緒なのに、対極してる?」
エデン「多分、僕やリリカみたいな感じかな?」
リリカ「なぜそうなるんですか?」
エデン「だってさ、リリカが光なら、僕は闇。互いに守りたいもの、救いたいものが違えど、本質だけは一緒だろ?」
フラン「今は、世界を救うって決めてるけどね。」
リリカ「………。」
エデン「………ゼロモニターとストリングスの関係性は分からない。でも、何かが似てて、本質が一緒って事は、何かしらの関りがあったはず。」
ザギ「ふうむ……。」
でも、ストリングスが居た世界って、どんな世界なんだ?そう思っていたが、取り敢えず頭の隅に置くことにした。
エデン「取り敢えずこの話は終わろう。それでザギ、僕がストリングスと話をしてた時、なんて言ってたんだ?」
ザギ「ああ、『Undertale』に行く者と、ここに残ってゼロモニターと戦う者に分けようかって話をしていたところだ。
現状、ガルッチ殿、リリカ、アズリエル、セリカの4人が『Undertale』の世界に行くことになったが………。
他はいるか?」
フラン「私も行く。」
こいし「待って、私も連れてって。」
イリヤ「勿論私もよ。」
ザギ「っとなると、7人で『Undertale』の世界に───────」
「8人よ。」
全員『?』
声がする方をみんな振り向くと、ラクトが会議室に入ってきた。
ラクト「私も連れてって。」
エデン「ラクト。何でここに?」
ザギ「ラクト?誰なんだ?」
エデン「平行世界の僕。でも、フラウィーの手によってその世界が滅んだらしく、この世界に来たんだって。」
ラクト「そういう事。どうやって来たかなんて、今はどうでもいいよ。それより、私も連れてって。」
エデン「でも、何で───────」
ラクト「子ガルが、いなくなったのよ。」
フラン「子ガルが!?」
ザギ「え?え?こ、子ガル?」
エデン「本来
アズリエル「待って!何で、子ガルの名前に、僕の名前が?」
そういえば、子ガルのミドルネームがアズリエルだな。何でそんな名前を?
こいし「でも、『Undertale』の世界に行くのと子ガルが消えたのとどう関係があるの?」
ラクト「子ガルが居なくなる際に、描き置きがあったのよ。『Undertaleの世界で待ってる。そこにいるから、僕をコロシテ。』って。」
殺して!?何で?何で子ガルがそんなことを!?
エデン「…………分からないことばかりだが、子ガルがそんなこと言うには、何か理由があるのかもな………。
よし、ならこの8人で、『Undertale』の世界に行く。残ったもの達は、ゼロモニターを頼む。」
ザギ「分かった。武運を祈る。」
選ばれた7人は僕に集まる。それを確認した後、僕はUndertaleのガシャットを取り出し、トリガーを引く。
【Undertale!】
エデン「…………これが、LASTGAMEだ。気を引き締めて行くぞ!!『LAST GAME START』!!」
もう一度トリガーを引くと、7つのソウルがガシャットから飛び出し、ゲートが開く。僕達はそのゲートの中に入ると、一瞬にしてザギ達がいた会議室が見えなくなり、代わりに黄色いお花畑の場所に到着した。
ここで、僕達の最後のゲームが、始まろうとしていた。
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13期ed曲 『one vow』