Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー遺跡ー
盾子の話を終えたエデンは、フラン達の後を追っていた。途中でパズルとかがあったものの、難なくクリアし、ようやく追いついた。
フラン「ガルッチ、遅かったわね。」
エデン「ごめん。あの中に、もう一体の気配がしたから、ちょっとね。」
トリエル「もう一人、ですか?」
エデン「一番危険な奴で、僕達にとっても倒さねばならない人なんです。」
アズリエル「それって、もしかして……。」
トリエル「……詳しい話は、私の家で聞きましょう。さぁ、こっちよ。」
ートリエルの家ー
エデンside
取り敢えず、アズリエルの母親であるトリエルさんの家に入り、シナモンパイや紅茶をいただきながら事情を話した。
今起ころうとしていること、外の世界はどうなってるのか、全部。
トリエル「………そうなの、アズリエル?」
アズリエル「うん……。僕にも、それを止める責任があるんだ。フラウィーとしてやった事を、償うために。」
セリカ「しかし、エデンが盾子に出会うとはな。何の為に接触したんだ?」
エデン「恐らく、殺させざるを得ない相手を作るためかと。彼女が言うに、アンダイン、サンズが、僕に立ちはだかる可能性がある。」
トリエル「サンズが?」
こいし「待って、なんでアンダインも?」
エデン「そこが分からない。僕だけGルートを進まされているのか、それとも………。」
僕がリリカを殺した犯人だと、気付いていたとか?サンズならあり得る。いや、そこにいたのかは謎だが、彼奴なら難なく気づくことぐらい出来るはず。
だが問題はアンダイン。僕の記憶してる限り、アンダインの気配はなかったはず。それとも、何処かで見張ってたとか?
もしそうなら、まだわかるが……。
エデン「……分からないことばかりだな。」
リリカ「ですが、ガルッチさん。立ちふさがったとしても、絶対に殺しては───────」
エデン「分かってる。和解は出来なくても、殺さないようにはする。」
ラクト「………そう言えば、トリエルさん。子ガルを見なかった?」
トリエル「子ガル?」
そう言えば、僕達は子ガルを探しに来てたな。なんで殺してほしいと頼んだのか?寧ろ、なぜミドルネームに『アズリエル』の名前を付けたのか………?
今ラクトが子ガルについて教えているようだが、結果見てないし知らないようだ。
ルビー『困りましたね。そうなると、この先に行かなくてはならないですね………。』
トリエル「それは………、駄目よ……。」
イリヤ「トリエルさん、そちらの世界の事情は知ってます。アスゴアさん、ですよね?その人が今、人間たちのソウルを狙っていると。」
トリエル「ッ!なんでそれを!?」
こいし「実は、この世界をモデルとして出てきてるゲーム『Undertale』と呼ばれてるものが、私達の世界にあるんです。
本来でしたら、私達も、リリカさん達もいません。来るのは、『フリクス』と呼ばれる子供です。
本当なら、ここにフリクスが来るはずだったけど……………。」
エデン「少なくともフリクスはいないし、フラウィーの性格も違う、江ノ島盾子がこの世界にいるなど、色々と変化があるのは確実。
それに、彼女だけでなく、もう一人の自分を止めないと、僕達の世界を含め、この世界も…………、いや全ての世界が滅びることに。」
トリエル「………それだけ、外の世界は危険な状態という訳ね………。………でも、今は休んでいきなさい。コロリスとアズリエルには、積もる話があると思うから。」
だが、あまり時間が───────
ゴジラ『いや、少し休め。確かに速攻で行けば、早めに終わるしゼロモニターを倒す算段も出来るだろうが、お前の場合メンタルが問題だ。
思い返してみろ。どれだけ貴様のメンタルが脆いか───────』
『バキンッ』
全員『!?』
ゴジラ………、それ…………言わないでほし…………かっ……………た………………。
『バタンッ』
リリカ「ガルッチさん!?何があったのですか!?」
アズリエル「お願いです、しっかりしてください!!」
こいし「お兄ちゃん!?お兄ちゃぁぁぁぁあああああああああああああん!!!!!」
ルビー『駄目ですガルッチさん!!未来が変わってしまった!!タイムパラドックスです!!』
ゴジラ「いや貴様ら大げさすぎるだろ。まさかここまでメンタルが脆かったとは……。」
だから言わないでぇぇぇぇぇ…………。
っとまぁ、結果的にトリエルさんの家で一時期休むことになった。少なくとも世界の時の流れが違うと思うし、もしかしたらこっちの1日は元の世界だと1分ぐらいになるのか………?
まぁ分からない以上、のんびりできるわけじゃなさそうだしなぁ………。時間さえ分かれば、何とかなるんだが………。
気になるのは、ラクトだな。なんかやらかさなければいいんだが………。いやむしろ、性欲大丈夫なのか!?
僕一番気になるところそこなんだけど!?なんか、連れてきたことに後悔しているんだけど………。
ストリングス『まず落ち着いて、エデン。とにかく今は、先に進むことだけ考えて。』
ニャルさん『それにしても、子ガルちゃん………どこに行っちゃったんだろ…………。』
確かに、そこが気がかりだ。子ガルが黙っていくなんて、あり得ないし……。そういえば、子ガルに何か変わったことしなかったか?
ストリングス『変わったこと?そう言えば、ウボ=サスラの肉片がなかなか収縮しきれなかった時、ギャラクティック・ブレイジングを使ってたような。』
ふぁ!?あれ、アズリエルの技だよね!?なんで子ガルが!?
ストリングス『分かりません。ですが、私の推測だと、子ガルはアズリエルと何かしらの関係があるのかと………。』
……………どっちにしろ、子ガルを探し出さないと駄目そうだな。本当に、何処にいるんだろうか………。
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