※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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BGM Underfell アンダイン戦『battle against a true villain』&Undertale Gルート 不死身のアンダイン戦『battle against a true Hero』


episode295 龍戦士&勇者VS悪の勇者

ー海の上ー

 

 

エデンside

 

 

先に動いたのは、Underfellのアンダインからだった。彼方は容赦なく、全方位の、それも巨大な槍を召喚させてから襲いに来た。

 

 

アンダイン「いきなりかッ!!」

 

エデン「『『力を貸して!!『親切』!!』』」

 

 

『覚醒せよ!!リリカオリジン!!』

 

 

僕はすぐさまソウルリングとリリカのカードをスキャンさせ、全方位にいる巨大な槍を弾き、Underfellのアンダイン………もうこの際だからフェルダインって名付けよう。彼女の方に戻っていった。

 

 

フェルダイン『チッ!!』

 

アンダイン「攻めるぞ!!」

 

エデン「『『いいぜ!!』』」

 

 

自分の槍を防いだフェルダインだが、猛スピードで攻めてきた僕達に向けて、槍の弾幕を放ち始めた。

しかし、今はリリカのカードを使っている為、一時的に弾き返していた。ようやく近距離まで詰めると同時に、反撃を開始する。

 

 

エデン「『『激怒竜牙!!』』」

 

フェルダイン『させん───────』

 

アンダイン「私が居ることを忘れるな!!」

 

フェルダイン『ッ!!』

 

 

息の合った攻撃で、フェルダインを後ずさりさせる。やり返しと言わんばかりに、双槍に切り替えて攻撃してくる。

ファングだけでは打ち返しにくいと思い、ビートクローザーに持ち替えて戦う。

 

 

フェルダイン『殺す!!殺す!!この私に、殺されろ!!!』

 

エデン「『『誰も犠牲にはさせない!!いや、殺させやしない!!貴様は、ここにいていい存在じゃねえんだよ!!!』』」

 

フェルダイン『ハッ!!この私が、ここにいていい存在じゃないだと?ならばそれを証明してみろ!!人間!!!!』

 

エデン「『『僕は、人間じゃない………!!有翼人だ!!!』』」

 

 

フェルダインをよろけさせた後、ビートクローザーにグレートドラゴンエボルボトルを挿入させる。

 

 

『SPECIAL TUNE!!』

 

『ヒッパレー!!ヒッパレー!!ヒッパレー!!』

 

 

エデン「『『龍神斬!!』』」

 

 

『メガスラッシュ!!』

 

 

赤黒い竜のような斬撃を放ち、フェルダインに直撃するが、何ともないかのように弾く。それに不意を衝くかのように、アンダインが攻撃を仕掛ける。

 

ってか、あれで弾くか。

 

 

フェルダイン『なかなかいい槍捌きだ。だがな?』

 

アンダイン「?」

 

 

突然フェルダインが見えなくなったかと思えば、見えない突き捌きでアンダインをボロボロにさせ、吹き飛ばした。

 

 

フェルダイン『貴様の攻撃は、甘っちょろい。守りたいものの為に、戦うだと?罪を償うために、戦うだと?下らん。

 

そのような甘っちょろい決意で、この私に倒せると思ったか!?否ッ!!強いものが生き残り、弱いものが滅びる。それが全ての理!!『殺るか、殺られるか』こそが───────』

 

エデン「『『だからどうした?』』」

 

フェルダイン『?』

 

エデン「『『そんなもんこそ、下らねえんだよ。百歩譲って弱肉強食は認めてやる。だが、その先は何なのか知らねえだろ?』』」

 

フェルダイン『何が言いたい?』

 

エデン「『『弱肉強食の果てはな、『孤独』と『滅亡』。結局は、誰が強いか弱いか関係なくなっちまうんだよ。

最後には生き残った絶対的強者も死に、誰も居なくなっちまう。

 

 

そんなもん、つまらねえだろ?』』」

 

フェルダイン『つまらん、だと?』

 

エデン「『『ああ、つまらんさ。『殺るか、殺られるか』はまだいい。俺もそうだった。生きるためには、誰かを殺さなきゃならない。何かを奪わなきゃならない。

 

 

………でもよ、誰かと一緒に居るとさ、安らぐんだよ。あんたもそうだろ?』』」

 

フェルダイン『………。』

 

エデン「『『あんたが居るべき場所は、ここじゃねえ。別次元のあんただって、友人や誰かを愛してるだろ?』』」

 

フェルダイン『…………れ。』

 

エデン「『『そいつと一緒に居なきゃ、お前だってここまで来れなかったんじゃないのか?』』」

 

フェルダイン『……黙れ。』

 

エデン「『『誰だって最初から強くなんてない。赤ん坊の頃から弱者なんだよ。』』」

 

フェルダイン『黙れ!』

 

エデン「『『弱き者を助け、強き者を挫く。誰かを守るために、誰かを殺す。貴様の心の何処かで、もう殺したくないって思ってんじゃねえのか?』』」

 

フェルダイン『黙れぇぇぇぇぇ!!!!』

 

 

フェルダインの後ろに、無数の槍が降り注ぎ始めるが、アンダインはその隙を付き、二本の青白い槍で刺す。

 

 

フェルダイン『ガッ!?』

 

アンダイン「今だ!!」

 

エデン「『『貴様を殺しはしない。だが、痛い目に遭ってもらうぞ!!』』」

 

 

僕は無数の槍に向けて振り払うと、一瞬にして消滅し、そのままレバーを回す。

 

 

『Ready GO!』

 

『ヒッパレー!!ヒッパレー!!ヒッパレー!!』

 

 

エデン「『『見せてやるよ、此奴の一番やべえ技を!!』』」

 

 

そう言って、右手にグラファイトファング、左手にビートクローザーを手にし、フェルダインに向けて技を繰り出した。

 

 

『ボルケニックアタック!!』

 

『メガスラッシュ!!』

 

 

エデン「『『『獄炎双龍神斬』!!!』』」

 

 

『アチャァァァァァァァァァ!!!』

 

 

僕が放つ斬撃から業火を纏った九つの龍が出現し、アンダインが回避した後に直撃。その後は僕は走ってライダーキックを放った。

 

 

フェルダイン『馬鹿なァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!』

 

 

爆風と共にフェルダインは転がり込み、起き上がろうとするが、先の一撃で跪く。

 

 

『フュージョンオーバー!!』

 

 

エデン「仕上げだ。『投影、開始』!!」

 

 

僕はすぐさま『空間(スペース)』のインフィニティ・ストーンを投影するが、ついでに『時間(タイム)』のインフィニティ・ストーンも投影する。

 

 

アンダイン「それが?」

 

エデン「まぁ見てな。『空間(スペース)』、『時間(タイム)』、起動!彼の者を元いた世界に戻せ!!」

 

 

すると、フェルダインの周りに青い結界のような物に取り囲まれ、その上に緑色の渦が出現。そのまま覆い被さるように、フェルダインは消えていった。

 

それが終わったのか、2つのインフィニティ・ストーンは砕け散った。

 

 

【GAME CLEAR!!】

 

 

BGM終了

 

 

ーウォーターフォールー

 

 

如何にかフェルダインを元の世界に戻すと、元のウォーターフォールに戻っていた。

 

 

エデン「はぁ、何とかなった…………。」

 

アンダイン「………あれで、終わったのか?」

 

エデン「ああ。彼女には、元の世界に戻してあげた。少なくとも、歪みが生じない限りは来ないだろうな。」

 

アンダイン「そうか………ぐっ!?」

 

エデン「アンダイン?」

 

 

緊張が解けたのか、アンダインが跪く。そういえば、フェルダインの突きを食らってたな……。

 

 

アンダイン「フッ、これしきで膝を付くとは………情けないものだな………。」

 

エデン「治そうか?」

 

アンダイン「いや、いい……。」

 

エデン「何故?今治せば……………!?」

 

 

生命反応が、ない!?

 

 

アンダイン「そうだ、あの時、貴様が言うフェルダインに奇襲をかけられ、一撃を貰ってしまった………。

本当なら、あの場で死んでもおかしくなかった………。」

 

エデン「ッ!?」

 

アンダイン「………複雑な気持ちだな。本当は、貴様を殺したい程憎いのに、アズリエルを殺そうとした貴様が、憎いと言うのに………、仇を討ちたいと言うのに………。

 

貴様の目の中に、私よりも強い決意が見える………。貴様なら、彼女達を守れるだろうと言う安堵感が、湧き上がってくる………。」

 

エデン「待ってろ、直ぐに生き返らせて───────」

 

アンダイン「いい………。どのみち私は助からん。」

 

エデン「弱気になるな!!絶対に助けるから!!パピルスを救ったように、絶対に生き返らせ───────」

 

アンダイン「私のソウルは、既に奪われたんだ………。」

 

 

奪われた!?アンダインのソウルが!?

 

 

エデン「どういう事だ!?何故ソウルが!?」

 

アンダイン「決まってる………。貴様の顔とよく似た人物に、ソウルを………。」

 

 

それって………、僕のオルタ!?既にアンダインのソウルを奪ったって言うのか!?

 

 

アンダイン「もう私は助からん………。だから、代わりに───────」

 

エデン「いや、まだ一つ助かる方法があった!!」

 

アンダイン「何?」

 

エデン「『投影、開始』!!」

 

 

そうだ。確かインフィニティ・ストーンの中に、『魂(ソウル)』があったはず!!それに加えて『力(パワー)』も使えば!!!

 

 

エデン「ッ!!」

 

アンダイン「やめろ………、そんなことすれば貴様───────」

 

エデン「お前を、死なせたら………、パピルスが悲しむだろ!!死なせはしない!!絶対に生き返らせる!!『魂』、『力』、起動!!アンダインを蘇らせろ!!!」

 

 

投影したばかりの2つのインフィニティ・ストーンが光り出し、アンダインに当てる。すると、溶けかけた体は元に戻り、決意モードは解かれ、私服の姿になった。

ちゃんと、生き返ったようだな………。

 

 

アンダイン「…………ソウルが………!?」

 

エデン「新たに、作り直した………。ただ、勢い余って、人間のソウルを、5つ入れたけどな………。」

 

アンダイン「!?」

 

エデン「言ったろ?お前が死んだら、パピルスが悲しむって。パピルスは、あんたが必要なんだよ。」

 

アンダイン「…………。」

 

エデン「まぁ、救えてよかった…………。本当に……、よかった………。」

 

 

もうだめ、どうも、4つ投影で意識が朦朧としてきた…………。6つ全ては…………、下手すれば…………死んでいたかもな………。

 

 

アンダイン「しっかりしろ。私がパピルスの家まで運んでやる。後で、コロリス達に伝えて連れてくる。」

 

エデン「面目ない………。」

 

アンダイン「私を助けてくれた礼だ。しかし、人間のソウルを5つか…………。いくら何でも張り切り過ぎだ、馬鹿者。」

 

 

それが最後に聞いた言葉で、パピルスの家につくまで眠りについた………。

 

 

 

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