Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ーパピルス&サンズの家ー
結論から言おう。エデンは怒っていた。これほどにない程の怒りが、家中に支配していた。そこで正座させられていたのは、パピルスとアンダインだった。
エデン「パピルス、アンダイン………俺が言いたいことは分かるか?」ゴゴゴゴゴゴ
パピルス「は、はい………。」
アンダイン「あー………、その………。」
サンズ「おい、何もそこまで怒ることはねえだろ………。」
エデン「それでも、怒らずにはいられんのだよ…………、サンズ。料理が下手な分、まだかの『
けどな?それでもな?」
『最早使い物にならなくなったキッチン(主に火事で)』
エデン「キッチンを駄目にする馬鹿がどこにいるってんだ!!!」
リリカ「そこですか………。( ゚д゚)」
事の発端は、エデンが目覚めた頃、アンダインとパピルスが作ったスパゲティが発端だった。サンズ曰く、取り敢えず食べれるようになるほど上手くなったと言ったが、食べた瞬間普通に不味いと思ってしまった。
勿論食べていたのはエデンだけでなく、家に戻ってきたフラン達も食べていたが、どうやら不味く感じていたためか、パピルスとアンダインを呼び、一度お手本を見せるためにキッチンに向かうと、大惨事なキッチンを目の当たりにしてしまった為、エデンはブチ切れ。
現在に至る。
エデン「そもそも、キッチンを使い物にならなくなるって、何を如何したらこうなる!?何をやったらここまでの惨事になるっていうんだ!?」
アンダイン「か、返す言葉も、ございません………。はい。」
アズリエル「アンダインが、怯えてる!?」
こいし「エミヤにも見せたら、絶対にキレると思うなぁ………。」
イリヤ「確かに………。」
ルビー『まぁ、一応私でも料理中は邪魔しないようにはしてますし、極力キッチンを荒らさないようにはしてますしね………。』
イリヤ「そこだけは律儀なんだよね、ルビーって………。」
エデン「とにかく、今から直すから、僕の動きにちゃんと合わせてよ?」
パピルス「はい。」
アンダイン「分かりました………。」
サンズ「…………実際料理上手いのか?」
フラン「味は保証するわよ。いつも料理とかしているし。」
サンズ「そうか。」
エデン「錬成陣はこれでいいかな?そんじゃ。」
エデンはすぐさま手を合わせ、使い物にならないキッチンに触れると、一瞬で元のキッチンに戻った。
エデン「さて、んじゃあ始めるか。アンダイン、パピルスの『料理下手の改善』の為にも。」
そう言って、すぐさま講座が始まった。作る料理は『ナポリタン』らしく、材料は既にエデンが調達済み。
とは言ったものの、エデンは誰かに教えるのが苦手だったらしく、フォローはフランとこいし、イリヤがしてくれた。
エデン「ちょちょ、アンダインいきなり強火はダメだろ!?中火にしなきゃ!」
アンダイン「そうなのか!?」
フラン「パピルス、猫の手の形で切るのよ。」
パピルス「猫の手?」
こいし「お兄ちゃん。パスタ茹でておいたよ。」
エデン「塩も入れたか?」
イリヤ「うん。」
アンダイン「塩も入れるのか?」
エデン「パスタを茹でるには、大さじ1ほどの塩を入れる必要があるんだ。」
アンダイン「なるほど………。」
リリカ「………あの、ルビーさん?」
ルビー『何でしょうか?』
リリカ「ガルッチさんって、教えるのが苦手って本当なのでしょうか?」
ルビー『ええ。ああ見えて、説明とかするのが苦手なようで。学生時代でも、どう説明すればいいのかすら分からなかったようです………。』
アズリエル「意外……。」
ラクト「今は何とかなったらしいけど、今でもフラン達のフォローは必須なのよね……。」
リリカ「…………。」
ルビー『理解力は高いんですがねぇ………。』
サンズ「ところで、出来上がったらケチャップたっぷりかけていいか?」
エデン「出来たらたっぷりかけてもいいから、待っててくれ。」
そんなこんなで、パピルスとアンダインに料理を教えてから数時間後、何とかパピルスとアンダインの料理下手が改善された………かな?
エデン「疲れたぁ~………。」
フラン「まぁガルッチの場合教えていた方だもんね。」
アンダイン「これなら自信を持てるな。」
パピルス「ニャハハハハハ!!!俺様もまた賢くなったぜ!!!」
サンズ「何で料理人にならなかったんだ………。」
エデン「柄じゃねえんだよ。そういうのはエミヤとか似合ってるだろ?」
ーFate/Grand Restaurantー
エミヤ「ヘックション!!」
鳳凰「エミヤさん、また誰かに噂されてます?」
エミヤ「どうもそのようだな………。」
クロエ「まぁ、料理人よりは、お母さんの方がお似合いかもね。」
エミヤ「バトラーだ!!なんべん言わせるんだ!?」
クーフーリン「いやいや、過保護なほど世話焼きなんて、最早オカンじゃねえか。まぁ、物理的にオカンになった人もいるがな。」
エミヤ「なんでさ……。というか後者の方、絶対ガルッチの事だろ。」
ーパピルス&サンズの家ー
エデンside
エデン「さてと………。皆、取り敢えずこれでウォーターフォールを突破した。ことになるかな?」
アズリエル「そうだね。アンダインから聞いたけど、別次元のアンダインが襲ってきたんだよね?」
エデン「ああ。如何にか元の世界に帰してあげれたが………。」
あの様子から察するに、あれみたいな妨害が来てもおかしくないな。
ラクト「ってそうだ!!アンダインさん!!」
アンダイン「?」
ラクト「ウォーターフォールで、子ガルとか見なかった!?」
アンダイン「子ガル?…………どんな奴なんだ?」
ラクト「これなんだけど………。」
アンダイン「…………こういうのは、アルフィーに聞いた方が早いかもしれん。」
エデン「アルフィーなら知ってるのか!?」
アンダイン「ああ。もしかしたら、王のところにいる可能性もあるだろう。」
全員『!?』
何だろう。すっごく嫌な予感がしてきた気がする………。
サンズ「…………そろそろ準備しておくか。」
パピルス「兄ちゃん?どっか行くの?」
サンズ「ああ。………エデン。」
エデン「………あの場、だろ?」
サンズ「話が分かるようで助かる。…………待ってるぜ。」
サンズは先に家から出る。
エデン「僕達もそろそろ行こう。」
アンダイン「ホットラインに行きたいなら、ボートで行け。丁度停泊してると思う。」
ラクト「ありがと。」
そう言って、再びパピルスとサンズの家を後にし、ボートがあるところに向かい、そこから全員ホットラインまで向かった。
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sidechange
ー???ー
エデンオルタ「………ゼロモニターが動き出したか。だが、奴も愚かだな。俺達の捨て駒だと知らず行動してるからな。」
さて………、今俺は『R-type』の世界にいる。目的はただ一つ、この世界が創り出した史上最悪な生物兵器『バイド』を入手だ。
これを他の世界に解き放てばどうなる事やら………。
あの怪獣娘どもや、星空英竜でさえ手出しは出来んだろう。
エデンオルタ「こんな時の為に、自作のカプセルを作っておいて正解だった……。」
っと、あれだな?早速使うとしよう………。
エデンオルタ「バイド、回収。」
?案外あっけなく回収できたな?まぁいい、これさえあれば………、これさえあれば…………!!
エデンオルタ「滅ぼすならば、徹底的に。無論、俺も取り込まれようと関係ない。目的が達成できるなら、これぐらいの事はしなくてはな。」
む?まだバイドが居たか。丁度いい、エボルボトルに入ってるウルトラマンモンスターを投げ込んで、バイド化させてみるか。
エデンオルタ「モンスター………。いや、今日から貴様は、『ウルトラマンバイド』と名付けよう。精々、元宿主のところで殺し合うがいい。」
そう言って、残ったバイド共にモンスターエボルボトルを投げ込み、そのまま立ち去った。
滅びの時が、近い………。全てが憎い、目障りだ、耳障りだ。視界に入るだけでも、聞くだけでも、何もかもが憎い!!
だから滅ぼす。永遠の無に還すために………。
エデンオルタ「…………『悪いのは、俺じゃない。貴様らだ………。だからこそ、復讐してやる………。』」
全員、何もかも俺の憎悪で苦しめ。
ー始原の城ー
………アラン、新しい宇宙源は作れたか?
アラン「うん。まだ何もありませんが、少なくともこれで………。」
よくやった。
メアリー「風龍さん、本気なの?彼らが住む世界が、もうじき持たないって。」
事実だ。延命は出来るけど、どのみち崩壊は免れない。ならばせめて、新たな世界を創らなければ………。
メアリー「でも、彼らは?結局みんな死んじゃうんでしょ?」
確かにな。でも、新世界の入口に導くことが出来る者が居れば、全員生きてその世界に生活が出来る。
後は、彼ら次第になるけど………。
ライフ「エデンは如何なさるつもりですか?」
………勿論、何とかする。絶対に。だって、彼奴は………。
メアリー「彼奴は?」
………今は言わない。いずれ、エデンも知ると思う……。僕が『作者』になる前の、黒い部分を………。