※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode297 基本世界のアズリエル

ーホットライン アルフィーの研究所ー

 

 

エデンside

 

 

取り敢えず到着して中に入ったものの、暗いな……。

 

 

こいし「ここにアルフィーが居るはずだけど………。」

 

エデン「まだ、”アレ”の世話をしてるのかな?」

 

リリカ「あれって何ですか?」

 

こいし「それは、まだ言えない。」

 

エデン「うん。アルフィーの秘密でもあるし、名誉の為でもあるんだ………。ちゃんと覚悟を持ってもらうまでは、言わないでおく。」

 

アズリエル「何でそこまで?」

 

エデン「………アズリエルにとっても、リリカにとってもキッツイものだから………。」

 

リリカ「アルフィーさん何をしたんですか!?」

 

 

ある意味、あれ見た時失神してしまったよ。僕にとっちゃ、あそこはPルートの難関の一つだったし……。

それに───────

 

 

『カシュン……パチッ!』

 

 

あ、アルフィーが出てきたと同時に明るくなった。

 

 

アルフィー「あ。」

 

エデン「?」

 

アルフィー「え?嘘!?も、もう来ちゃったの!?お風呂入ってないし、服も適当だし、お掃除してないし───────」

 

エデン「いや、待ってあげるから………。掃除はやっておくし、うん。」

 

アルフィー「って、アズリエル王子!?え?なん、え⁉どういう?ってその隣って……あ、あわ、あわわわわ………。」

 

リリカ「えっと……?」

 

アルフィー「」キュー……

 

 

『バタン』

 

 

あ、倒れた。

 

 

全員『( ゚д゚)ポカーン』

 

 

えーっと、どうしようこの空気。そこまで動揺するほどのものだったのか?いや、まぁ確かにこれだけの数を連れて、尚且つ死んだはずの王子と婚約者も連れてきたら、気絶するのも無理はないかな………?

 

 

アズリエル「えーっと、どうする?」

 

エデン「………取り敢えず、アルフィーをベットに置いて、掃除でもしてあげよっか。」

 

リリカ「え、勝手なことしていいのですか?」

 

こいし「いいんじゃない?あーでも、アルフィーが出てきた場所は入らないようにして?特にラクトはダメ。

 

というか今入っちゃダメ。」

 

ラクト「(´・ω・`)」

 

エデン「と言うか設定上、入れないと思うけど………。」

 

リリカ「メタイですね………。」

 

 

っとまぁそんなこんなで、アルフィーが気絶してる間、こっちはこっちで掃除をしていた。

 

とはいえ、次はメタトン戦になるのかな?確か、視聴率をガンガン上げなきゃならないんだっけ………?

 

 

って、ん?

 

 

『ビートセイバー』

 

『太鼓の達人』

 

 

あれ?いつの間にこんなガシャット持ってたんだ?ビートセイバーと太鼓の達人って………。念のため起動してみるか。

 

 

【Beat Saber!!】

 

 

【太鼓の達人!!】

 

 

エデン「リズム戦術、変身!」

 

 

【【ガッシャット!】】

 

 

【ガッチャーン!!レベルアップ!】

 

 

【ア ガッチャ!乱れ撃ち!ドンドドーン!フルコンボ!ドドンドカッ!太鼓の達人だ!ドーン!!】

 

 

エデン「………あれ?」

 

 

見た目そんなに変わってない。というか、ビートセイバーのガシャット………ならなかった気が………。

 

 

フラン「何してるの?」

 

エデン「あ、フラン。」

 

 

【【ガッシューン……】】

 

 

エデン「なんか知らないけど、何時の間にかこの二つのガシャットを持ってたらしくてね………。ここに来る前までは持ってなかったはずだが……。」

 

フラン「………誰が作ったのか分かんない?」

 

エデン「製作者の名前も載ってないしな………。最も、いつこれがあったのかも謎なんだけど………。」

 

フラン「一度黎斗に聞いてみたら?」

 

エデン「それがいいかもしれないけど、今は掃除だな。こっちは終わったし、次は───────」

 

アルフィー「え?掃除、してくれたの………?」

 

エデン「あ。起きたか。今イリヤが風呂掃除してると思うから、もうちょい待ってて。」

 

アルフィー「え、ええ……。」

 

 

めっちゃ戸惑ってる……。戸惑ってますよ、このモンスター。因みに、リリカとセリカは服選び中で、アズリエルは布団を整えている。

んでラクトは………?

 

 

エデン「あれ?ラクトは?」

 

フラン「外にいると思うよ。」

 

エデン「ちょっと様子見てくる。」

 

 

ーホットライン アルフィーの研究所前 西ー

 

 

取り敢えず僕は一度外に出ると、上を向いて黄昏てるラクトが居た。………やっぱり、子ガルが心配でたまらないのかな?

 

 

エデン「ラクト、何黄昏てんだ?」

 

ラクト「あ………、エデン………。」

 

エデン「子ガルの事が心配なのは分かっているが、ちゃんと探そうとしてるだろ?何で急にいなくなって、殺してくれなんて言い出したのかやら………。見つけ次第、問いださないと…………。」

 

ラクト「……………。」

 

エデン「……………如何した?なんか、いつもより暗いぞ?」

 

ラクト「そう………かな………?…………そうかも。」

 

 

変だ。ラクトがこんなに暗いなんて、思わなかった。やっぱり、子ガルが心配───────

 

 

ラクト「ねぇ、エデン。」

 

エデン「?」

 

ラクト「もし………、子ガルの正体を知っても………、貴方はあの子を、それでも家族だって、言える?」

 

エデン「え?」

 

ラクト「…………お願い。正直に言って。」

 

 

…………そんなこと言われても………。

 

 

普通なら、家族だって言いたい。でも、心の何処かで、受け入れがたい気持ちもある………。100%じゃなくてもいいと言われても、それでも、答えは言えない。

 

 

ラクト「何も、言わないんだね。」

 

エデン「だって、知ったら知ったで、後悔すると思う。知らない方が、幸せだっていうのも………あるんだし。」

 

ラクト「………じゃあ、子ガルを見捨てるつもり?」

 

エデン「そんなことは………!!」

 

ラクト「…………分かってる。子ガルの事、何とも思ってないなんて、思わないから。気にしてるんでしょ?本当なら、子ガルが『ガルッチ』になるべきなんだって………。」

 

 

そうだ。本当なら、彼が『ガルッチ』になるべきなんだ。それを、僕が横取りしてしまったんだ。

彼だって、歩みたい人生とかもあったはず。彼なりの日常を、歩みたいと思ってるはず。

 

でも、聞かなきゃならない。ラクトは、何か知ってるような口ぶりだった……。

 

 

エデン「………ラクト、聞きたいことがある。」

 

ラクト「なぁに?」

 

エデン「君は、子ガルの正体を………知ってるのか?」

 

 

こんなに暗く、子ガルの話をするなら………恐らくラクトは、何か知ってるはず……。それも、子ガルの前世に関わる事………。

 

 

ラクト「…………ええ。子ガルの正体を、知ってるわ。」

 

エデン「…………………そう、なのか。」

 

ラクト「知りたい?」

 

エデン「………………………。」

 

ラクト「………エデンらしくないね。貴方なら、是が非でも知りたいと思ったんだけど。」

 

エデン「そうだけど…………、でも、知ったら僕、拒絶するんじゃないかって………。」

 

ラクト「………なら言っちゃおう。」

 

エデン「ハァ!?おい、本人知りたくないってのに、何でそんなことを!?」

 

ラクト「決めたの。エデンは知らなきゃならないの。それに、このままだと子ガル、大変なことになるかもしれないから!!だから、私は言うよ。」

 

エデン「でもそれが原因で、僕は子ガルを拒絶したら───────」

 

ラクト「子ガルの正体はね───────」

 

エデン「やめろ!!」

 

ラクト「『アズリエル・ドリーマー』よ。」

 

 

……………………は?

 

 

一瞬、僕の思考回路が停止した。

 

 

 

エデン「ラクト?アズリエルはリリカと一緒に居るだろ?何で子ガルがアズリエルになるんだ?」

 

ラクト「違うの!!リリカと一緒に居るアズリエルじゃなくて、子ガルの前世であり、正体が『アズリエル・ドリーマー』なのよ!!」

 

エデン「( ゚д゚)ハイ?」

 

 

いやいや、だとしたらこの場にアズリエルが2人………………2人?

 

 

ストリングス『エデンさん、もしそうなら合点がいきます。』

 

エデン「(え!?)」

 

ストリングス『彼はアズリエルらしき技を使ってましたし、触れて分かったのですが、子ガルとアズリエルのDNAがほぼ一致してます。』

 

エデン「(いやいや、だとしてもたまたまだと思うぞ!?)」

 

ストリングス『ですが、彼の前世が『Undertale』の住民であり、アズリエルの技を使ってる、しかもアズリエルと子ガルとのDNAが一致、そしてラクトさんの話が本当であるなら、子ガルの前世は、『アズリエル・ドリーマー』になります。

 

 

しかも、偶然にも、『基本世界のアズリエル・ドリーマー』と一致します。』

 

エデン「(基本世界?それって、基本世界から来た『ガルッチ』みたいな?)」

 

ストリングス『そう捉えて間違いないかと。』

 

 

……………………もしそうなら、子ガルは…………子ガルは本当に…………。

 

 

エデン「何時、知ったんだ?子ガルが、アズリエルだって。」

 

ラクト「まだエデン達が『Fate/Zero』の世界にいた頃、私の世界を壊したのは、自分だって、子ガルが言い出したの。」

 

エデン「へ?それだと、ラクトが居た世界は『Undertale』の世界と繋がっていることになるんじゃ………。」

 

ラクト「そう、なっちゃうわね………。」

 

エデン「…………もうちょっと地理を見直すべきだったのか?もしかして、こっちにもつながって………?」

 

 

あれ?まさか江ノ島が居る場所って、『End of The World』だっけ!?って事は、今絶賛ウチの故郷がヤバイ!?

 

 

エデン「……………………やっぱり知らない方が、よかったかも…………。」

 

ラクト「…………いや、もしかしたら、繋がってないかもしれないよ!!多分。」

 

エデン「不安だ………。」

 

 

しかし、基本世界の『Undertale』がラクトの世界と繋がっていたとは……………。

 

 

エデン「…………ともかくだ。今は子ガルを探そう。それ以外方法がない。」

 

ラクト「そう、ね。」

 

 

もうこっからは自分の目で確かめるしかない。本当に子ガルは、アズリエルなのか………。それを確かめるためにも、絶対に見つけないと………。

 

 

フラン「あ、2人共、ここにいたの?」

 

エデン「フラン、そっち終わったの?」

 

フラン「うん。あと、メタトン戦前まできたよ。」

 

 

…………………………………………え?

 

 

ラクト&エデン「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」

 

 

いやいくら何でも早すぎない!?時間飛ばし過ぎやろが!?ってか、何時の間に話進んだの!?

 

 

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